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ベネッセコーポレーションの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

ベネッセコーポレーションの企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

読了目安 約29

業界の基礎

就活生

ベネッセって進研ゼミの会社ですよね。少子化で大丈夫なのか心配で…。

編集部

いい着眼点。実は縮むのは家庭向けの一部だけで、学校のデジタル化と社会人のリスキリングという伸びる軸を両方持っているのがベネッセなんです。ここを切り分けて見るのがコツですよ。

教育業界は、少子化で国内の子ども向け市場が構造的に縮む一方、GIGAスクール構想による学校のデジタル化と、社会人のリスキリングという2つの成長領域を抱える。

「縮むBtoC・伸びるBtoBと社会人」が業界全体の基本構図だ。

主要プレイヤーはビジネスモデルで分けると整理しやすい。

  • 通信教育・教材型: ベネッセ(進研ゼミ)、Z会(難関大向け添削の老舗)
  • 教室・FC型: 公文式、東進(ナガセ)、東京個別指導学院
  • 出版×多角型: 学研HD(出版+教室+医療福祉)
  • EdTech型: リクルート(スタディサプリ)、すららネット

その中でベネッセは、旧HD連結売上4,108億円(2024年3月期)と民間教育で最大級の規模を持ち、0歳のこどもちゃれんじから社会人のUdemyまでライフステージ全体を一社で網羅する唯一の存在である。

家庭向け(BtoC)と学校向け(BtoB)の両方に太い基盤を持つ「両利き」も、他社にない特徴だ。

事業内容

ベネッセコーポレーションの事業内容: 家庭学習(進研ゼミ・こどもちゃれんじ)、学校・自治体向け(アセスメント・ICT)、塾・教室・通信制、大学・社会人(リスキリング)

ビジネスモデル

進研ゼミ・こどもちゃれんじの月会費ストック型会員モデル(2023年4月時点で国内221万会員)を核に、進研模試・ミライシードの学校向けBtoB、塾・教室、Udemyの社会人リスキリングを重ねる教育複合体。2026年4月の再編で介護・保育は兄弟会社に分離し、教育専業グループの中核となった。

  • 家庭学習(進研ゼミ・こどもちゃれんじ)

    0〜18歳向け通信教育の国内最大手。2023年4月時点で国内221万会員(最後の公式開示)。生成AIの「チャレンジAI学習コーチ」や対話型AI教材「√Route」でデジタル転換を進める。

    進研ゼミこどもちゃれんじチャレンジAI学習コーチ進研ゼミ√Route
  • 学校・自治体向け(アセスメント・ICT)

    年間延べ約500万人が受ける進研模試、英語4技能のGTEC、小中学校12,000校以上で使われる授業支援「ミライシード」など、学校の指導・評価インフラを担うBtoB事業。

    進研模試GTECミライシードEDUCOM C4th
  • 塾・教室・通信制

    東京個別指導学院、東大受験で知られる鉄緑会などの塾に加え、2025年に通信制サポート校「ベネッセ高等学院」と中学生向けフリースクールを開設し、学校外の学び場へ拡大。

    東京個別指導学院鉄緑会ベネッセ高等学院
  • 大学・社会人(リスキリング)

    米Udemyの日本事業パートナーとして法人約2,000社・学習者200万人超に展開。デジタルハリウッドを子会社化し、ベネッセi-キャリアのdodaキャンパスで大学生のキャリア支援も手がける。

    Udemy Businessデジタルハリウッドdodaキャンパス

収益の核は、進研ゼミ・こどもちゃれんじの月会費ストック型の会員モデルである。国内会員数221万人(2023年4月時点・最後の公式開示)は通信教育で最大だが、ピークの1990年代後半(約420万人)から減り続けており、この会員モデルの縮小を何で埋めるかが経営の最大テーマになっている。

社内は「家庭学習」「学校」「塾」「大学・社会人」のカンパニー制で運営され、家庭向け(BtoC)から学校・社会人向け(BtoB)へ重心を移す途中にある。注目すべきは、顧客接点が妊娠期の「たまひよ」から始まる点だ。妊娠・出産→こどもちゃれんじ→進研ゼミ→Udemy・dodaキャンパスと、一人の人生に沿って商品を売り継げる縦の導線を持つのは他社にない強みであり、縮む通信教育を抱えながらも「0歳〜社会人」の母集団を握り続けられる構造的な理由になっている。

この会社の強み

ベネッセコーポレーションの強み: 高校生の学力データをほぼ独占する模試基盤、GIGA端末の上で公教育インフラを掌握、役員直轄「AI教育研究所」を置く生成AI投資、Udemy事業本部が担う社会人リスキリング、不登校34.6万人時代の「学校外」の学び場
  1. 高校生の学力データをほぼ独占する模試基盤

    「進研模試/ベネッセ総合学力テスト」は年間延べ約500万人が受験する国内最大規模の模試。英語4技能テストGTECや小中向け総合学力調査(2027年4月にCBT化予定)も持ち、学力・進路データを一社で握る構造は他社が後追いできない参入障壁

  2. GIGA端末の上で公教育インフラを掌握

    授業支援ソフト「ミライシード」は全国の小中学校12,000校以上で利用。2025年4月にはグループのEDUCOM「C4th」(約600自治体・約11,000校の校務支援)と成績データをAPI連携し、授業と校務の両側から公立校のデータ動線を押さえた

  3. 役員直轄「AI教育研究所」を置く生成AI投資

    執行役員兼AI教育研究所長というポストを常設し、対話型AI教材「進研ゼミ√Route大学受験」(7教科24科目)、サイバーエージェントと沖縄に設立した「AIクリエイティブセンター」、業界団体Generative AI Japanの共同設立まで研究・商品・業務・業界の4面で展開

  4. Udemy事業本部が担う社会人リスキリング

    米Udemyの日本事業パートナーとして学習者200万人超・法人導入約2,000社・自治体100以上(2025年7月時点)。トヨタ自動車への導入も発表し、デジタルハリウッド子会社化(2025年1月)と合わせ社会人教育が独立した柱に育つ

  5. 不登校34.6万人時代の「学校外」の学び場

    2025年4月に同社初の通信制サポート校「ベネッセ高等学院」を11キャンパスで開校し、同年10月には中学生向けフリースクール「中等部」を5都府県11か所に展開。進研ゼミの教材・データを学校外のセーフティネットに転用する

5つも強みがあると、面接でどれを語ればいいか迷うかもしれない。だが全部が一つの資産から派生している。「学力データと学校への動線」という幹を押さえれば、5つは枝として一本の線で語れる。

5つの強みは、別々の事業に見えて一つの資産から派生している。その資産とは、進研模試(年間延べ約500万人)とミライシード(12,000校以上)を通じて握る高校生の学力データと全国の学校への動線だ。共通テスト受験者(約50万人)に匹敵する母集団を高1から毎年押さえ、紙からデジタル(2027年4月の総合学力調査CBT化)へ移っても収集網を手放さない——この「誰が・どこでつまずくか」のデータこそが、他社が後追いできない参入障壁の正体である。

AI教育研究所・Udemy事業本部・塾通信制事業本部が役員直轄ポストとして常設されている点に注目したい。生成AI教材(√Route)、社会人リスキリング(Udemy)、不登校34.6万人時代の学校外セーフティネット(ベネッセ高等学院)——縮む通信教育の外に育てている新しい柱は、いずれもこの学力データと進研ゼミの教材資産を別のライフステージ・別の課題へ転用したものだ。バラバラの新規事業ではなく、既存の教育インフラを横展開する一本の戦略として読むのが、ベネッセの強みの本質である。

強み・弱み早見表

強み
  • 進研模試等が握る高校生学力データの独占的基盤
  • ミライシードで学校12,000校超に浸透する公教育インフラ
  • AI教育研究所・Udemyなど教育×AI新領域への役員直轄投資
機会
  • GIGAスクール構想による学校向けBtoB需要の拡大
  • Udemyの法人・自治体導入が拡大しリスキリング需要を取り込む
  • 不登校34.6万人時代の学校外の学び場という新市場
弱み
  • 進研ゼミ会員が全盛期の約半分の221万人まで減少
  • 非公開化後は業績非開示で経営の透明性が低下
  • 定性評価・年功的運用への社員の不満が根強い
脅威
  • スタディサプリ等EdTech勢による学校への浸透競合
  • 少子化による通信教育市場そのものの構造的縮小
  • 希望退職報道など構造改革に伴う組織内の不安定さ

業績の推移(売上高)

4,275億2021/3期4,319億2022/3期4,119億2023/3期4,108億(上場最終)2024/3期
旧ベネッセホールディングス連結(日本基準・第70期有価証券報告書)。2024年3月期は営業利益202億円。2024年5月の上場廃止により2025年3月期以降の業績は非開示。

旧ベネッセホールディングス連結(日本基準)の推移を示す。

決算期売上高営業利益親会社株主帰属純利益
2021年3月期4,275億円約131億円31億円
2022年3月期4,319億円約202億円10億円
2023年3月期4,119億円206億円113億円
2024年3月期4,108億円202億円64億円

2024年3月期のセグメント別では、国内教育2,081億円・介護保育1,393億円・大学社会人218億円

通信教育の在籍数減で国内教育が前年比96.7%と縮む一方、介護・保育はセグメント利益142.3%と伸び、介護が教育の縮小を下支えする構図だった(純利益の減少はMBO関連費用等が要因)。

なお2026年4月の組織再編で介護・保育(ベネッセスタイルケアグループ)は資本ごと分離されたため、現在のベネッセコーポレーションは上記連結とは範囲が異なる「教育専業」の会社になっている。

競合の中での立ち位置

ベネッセコーポレーション のポジショニングマップ
教育業界マップ(2軸で見る)

同じ教育業界でも、各社の戦い方は大きく異なる。

会社規模感タイプベネッセとの違い
ベネッセ旧HD連結4,108億円(2024/3期)通信教育×学校×社会人の複合型/非上場(PE傘下)0歳〜社会人のライフステージ網羅とBtoC・BtoB両利き
学研HD連結1,991億円(2025/9期)出版×教室×医療福祉売上の4割超が医療福祉。教育×福祉の多角型でベネッセに最も近い構図(介護分離前)
公文連結940億円(2025/3期)FC教室・自学自習世界50超の国・地域に357万人の学習者。教室網が核でデータ・学校事業は持たない
Z会(増進会HD)グループ667億円(2024年度)難関大向け通信教育「質のZ会」だが会員・生徒数は約27万人とベネッセの約8分の1の規模
ナガセ(東進)連結552億円(2025/3期)映像授業×FC大学受験特化。東進ハイスクール・四谷大塚で教室型に集中
リクルートスタディサプリ単体は非開示EdTechプラットフォーム高校の約4割に導入。学校経由の浸透ではベネッセの直接の競合
すららネット19億円(2024/12期)AI教材ベンチャー不登校・学び直し領域のBtoB特化。規模は小さいが領域が重なり始めている

規模で見ると、ベネッセは国内教育事業単体(約2,081億円・2024/3期)でも学研HD全体に匹敵し、民間教育で最大級である。

一方で「学校への浸透」ではリクルート(スタディサプリ)が、「不登校・学校外」ではすららネット等のEdTechが追い上げており、規模の優位だけでは安泰でない点も押さえておきたい。

今後の展望

ベネッセコーポレーションの数値目標(2025年度目標)

ビジョン

「Benesse=よく生きる」/変革事業計画

社名はラテン語 bene(よく)+esse(生きる)が語源で、2023年にパーパス「誰もが一生、成長できる。自分らしく生きられる世界へ。」を制定。2023年5月の「変革事業計画」でコア教育・コア介護・新領域の3本柱を掲げ、MBO後はEQTの資本のもとで教育×デジタルへの構造転換を進める。数値目標は上場時に公表したものが最後で、非公開化後の達成状況・更新は開示されていない。

数値目標

営業利益(2025年度目標)320億円以上
新領域の売上(2025年度目標)2022年度比2倍

注力施策

  • 教育×生成AIへの集中投資

    対話型AI教材「進研ゼミ√Route大学受験」(2025年3月・7教科24科目)、生成AI搭載の新「進研ゼミ高校講座」(2026年3月)、ソフトバンクロボティクスと共同開発の「AIしまじろう」を相次いで投入。役員直轄のAI教育研究所が研究を主導する。

  • 社会人リスキリングの第2の柱化

    Udemyは学習者200万人超・法人約2,000社・自治体100以上に拡大し、2025年7月にはトヨタ自動車への提供を発表。2025年9月に個人向けサブスクも開始し、デジタルハリウッドの買収でクリエイター育成も取り込む。

  • 学校外の学び場(通信制・フリースクール)

    不登校の小中学生が約34.6万人と過去最多になる中、2025年4月に通信制サポート校「ベネッセ高等学院」を開校し、同年10月に中学生向けフリースクール「中等部」を展開。進研ゼミの教材資産を学校外に転用する新規事業。

  • 公教育インフラの深掘り

    ミライシード(12,000校以上)とEDUCOMの校務支援「C4th」の成績データをAPI連携し、授業・評価・校務のデータを一気通貫で扱う基盤を構築。小中向け総合学力調査は2027年4月にCBT化を予定する。

ロードマップ

  1. 2023/5

    「変革事業計画」発表(コア教育・コア介護・新領域の3本柱)

  2. 2023/11

    創業家×EQTによるMBO発表(約2

  3. 2024/5

    東証プライム上場廃止(旧証券コード9783)

  4. 2025/1

    岩瀬大輔氏が教育事業トップに就任/デジタルハリウッド子会社化

  5. 2025/4

    通信制サポート校「ベネッセ高等学院」開校(11キャンパス)

  6. 2025/9

    Udemy個人向けサブスクリプション開始

  7. 2026/4

    ベネッセHDを吸収合併し持株会社体制を廃止。教育と介護・保育を分離

将来性を読む鍵は、なぜ上場を捨ててまでMBOを選んだかにある。

2024年のMBO(約2,700億円)の狙いは、四半期ごとの市場圧力を受けずに教育デジタル化への先行投資を断行することにあった。会員が減り続ける通信教育の数字を公開市場に晒したままでは、AIや学校外事業への大型投資は株価リスクと見なされる。PE(EQT)の資本に入ることで、痛みを伴う構造転換を「外から見えない場所で」一気に進められる——ここがベネッセの将来性の最大の論点だ。

その代償も大きい。上場時の数値目標(2025年度に営業利益320億円以上等)の達成状況は非公開化後は開示されず、2025年夏には35歳以上の一般社員を対象とする希望退職(約450人規模)の実施も報じられた(報道ベース・公式未確認)。社長にライフネット生命創業者の岩瀬大輔氏を据えた人事も含め、変革を急ぐ意思と、それに伴う痛みが同時に進行しているのが今のベネッセである。

こんな人にピッタリ

ベネッセコーポレーションが合う人・合わない可能性がある人の早見表

縮む市場を嘆くのではなく、日本最大級の教育基盤と学力データを使って「学びの形を作り替える」変革に、当事者として関わりたい人。

  • 教育とデジタルの掛け算を「全国規模のインフラ」でやりたい

    ミライシード約1.2万校・進研模試年間延べ約500万人の基盤を持つベネッセが合う

  • 0歳から社会人まで「人の学び」の全体に関わりたい

    こどもちゃれんじからUdemyまでライフステージを網羅するベネッセの幅が活きる

  • 変革期の大企業で事業の構造転換を内側から動かしたい

    PEファンド傘下で教育×AIへの転換を進めるベネッセは当事者になれる環境

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 拡大が続く市場で勢いに乗って働きたい

    主力の通信教育は会員数の減少局面にあり、構造改革と並走する場面が多くなる可能性があります。

  • 教室や対面指導の最前線で生徒と向き合い続けたい

    本体は教材・サービスの企画とBtoBソリューションが中心のため、講師職が主軸の塾・予備校の方が合う場合があります。

  • 上場企業ならではの開示と安定した制度の枠組みを重視したい

    非上場化後は業績開示が限られ、組織・処遇の変化も続いているため、変化の大きさを負担に感じる可能性があります。

求める人物像

  • 「よく生きる」を自ら体現する人

    採用責任者のメッセージは「事業者である前に、一個人として『よりよく生きる』をとことん追求し、挑戦と実行への歩みを止めない人」。社名の語源 bene(よく)+esse(生きる)への共感が出発点になる。

  • 顧客課題に本気で向き合うバイタリティ

    公式の求める人物像は「困難に立ち向かうバイタリティ」「お客様の課題解決への本気さ」「願いを実現するための挑戦」。教育は成果が出るまでの時間が長い事業のため、粘り強さが要る。

  • 気づく構想力とつくる実装力の両輪

    「お客さまが抱える課題に気づき理想の未来を想像する」構想力と、「新しい商品・サービスとして創造する」実装力の両方を公式に求める。DX組織DIPはエンジニア内製化率70%を目標に掲げる。

  • 学びの社会課題への当事者意識

    パーパスは「誰もが一生、成長できる。自分らしく生きられる世界へ。」。教育格差・不登校・リスキリングといった社会課題を、ビジネスとして解くことに使命感を持てる人が合う。

入社後のキャリアパス

  1. 入社〜3年目

    総合職一括採用後、ポジション単位で初期配属されます(一律のジョブローテーションは行わない方針)。モデル年収は1年目約473万円→3年目約632万円で、3年目に「キャリア節目研修」があります。

  2. 公募・異動

    年1回の社内公募では公募ポジションがすべてオープンになるほか、公募がない職務にも希望を意思表明できる独自の「青紙制度」があります。会社主導でなく手挙げでキャリアを動かせる仕組みです。

  3. 学びの支援

    Udemy Businessを全社員に導入し、能力開発ポイント年10万円分・リスキル休暇年3日など、自社が販売するリスキリングサービスを社員自身が使える環境です。

  4. 評価・登用

    中途入社比率は53%で、新卒・中途や社歴に関係なく成果で評価する制度を公式に掲げます。女性管理職比率は32%(2025年4月)と高水準です。

ベネッセのキャリアの背骨は、会社主導の異動が薄く「手挙げ」の仕組みが厚いことだ。一律のジョブローテーションを行わず、年1回の社内公募と独自の「青紙制度」で本人の意思を起点にキャリアを動かす。裏を返せば、待っていても配置転換は来ない——自分から機会を取りにいく姿勢がないとキャリアが固定化しやすい環境でもある。

中途比率53%・女性管理職32%という数字が示すのは、社歴や属性より成果と手挙げで評価する運用が実際に根付いていることだ。自社が売るUdemy Businessを社員自身が使えるなど学びの支援も厚く、「自律的にキャリアと専門性を育てる人」に報いる設計になっている。

年収・待遇

ベネッセHDは2024年5月の上場廃止で有価証券報告書の提出を終えており、平均年収の公式値は2024年3月期(旧HD単体)が最後。ここでは公式採用ページの初任給・モデル年収と、クチコミ(体験談)ベースの数値を出典を分けて整理する(2026年6月時点)。

初任給

総合職・一括採用(公式)基本給 月215,000円(学歴差なし・所定労働7時間)+諸手当
モデル年収(公式)1年目 約473万円/3年目 約632万円

平均年収(出典別)

公式(旧HD単体・有報2024年3月期)約934万円(平均年齢45.6歳・平均勤続15.0年)。持株会社の社員中心の数値で、事業会社の実態より高めに出る点に注意
OpenWorkクチコミ(体験談)約704万円(回答635名・年収範囲350万〜1,400万円)

年次・役職別の目安

30歳約640万円が目安(媒体推計・非公式)
40歳約768万円が目安(媒体推計・非公式)
管理職30代後半・課長クラスで1,000万円前後の事例(クチコミ・体験談)

待遇の特徴

  • 賃貸住宅手当は1〜2年目最大月28,000円・3年目18,000円(公式募集要項)
  • カフェテリアポイント年238,000円分・医療費補助年20,000円・能力開発ポイント年10万円分(公式)
  • 所定労働7時間(9:00〜17:00)で、残業代は在宅勤務分も申請どおり支給されるというクチコミ(体験談)

年収を読むときの注意は、出所で別物になることだ。有報の平均約934万円は持株会社(旧HD単体)の社員中心の数値で、事業会社の実態より高めに出る。実際に働く現場に近いのはクチコミ平均の約704万円(OpenWork・体験談)で、これでも教育業界平均は上回る水準とされる。

初任給の基本給月215,000円は所定労働7時間が前提のため、8時間換算では見かけより高い。会社自身が「1年目約473万円・3年目約632万円」とモデル年収を開示しているのは大手では珍しく、若手の手取りの透明性は高い。

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・就活会議等の社員クチコミ+公式サステナビリティ開示) 教育を通じた社会貢献の実感と、女性が長く働き続けられる風土を評価する声が多い一方、部署による残業の差や、進研ゼミ縮小に伴う構造改革への先行き不安を挙げる声も共存します。

月平均残業(公式・2025年度)39.5時間(クチコミ集計は37.7時間)
有給取得率(公式・2025年度)61%(2021年度の52%から改善傾向)
女性管理職比率(公式・2025年4月)32%

評価する声

  • 教育事業ならではの社会貢献の実感と、商品が子ども・保護者に届く手応え
  • 1980年代から男女均等処遇の歴史があり、産休育休後のキャリア継続が当たり前の風土(女性管理職32%)
  • OpenWorkの法令順守意識スコアが4.7と突出して高く、コンプライアンス徹底の社風という声

気になる声

  • 残業は部署・時期による差が大きく、繁忙期に偏りが出る傾向が指摘される
  • 定性評価・年功的な運用への不満の声があり、評価制度関連のスコアは低めの傾向
  • 主力の通信教育が縮小局面にあり、希望退職の実施(報道)など構造改革への不安を挙げる声がある

ベネッセって「評判悪い」と検索されがちだけど、実際どうなの?

評判を一言でいえば、「働き続けやすさへの高評価」と「変革期ゆえの先行き不安」が同居している。社会貢献の実感や女性が長く働ける風土(女性管理職32%)を評価する声が厚い一方、主力の通信教育縮小と構造改革(希望退職の報道)への不安が、ここ数年で評判の検索を増やす背景になっている。

特徴的なのは、OpenWorkの法令順守意識スコアが4.7と突出して高いことだ。これは2014年の顧客情報約2,900万件の漏えい事件後にセキュリティ・コンプライアンスを徹底してきた経緯の裏返しで、「事件をくぐった会社ほど統制が固い」という二面性を示している(いずれもクチコミ・体験談)。

沿革

ベネッセは、1955年に福武哲彦が岡山市で「福武書店」を創業したのが始まりである。

生徒手帳や図書の出版から、1962年に模擬試験(現・進研模試)、1969年に通信教育(現・進研ゼミ)へ広げ、岡山発のまま全国区の教育企業に育った。

1990年には瀬戸内海の直島で「直島文化村」構想を始動し、現在の「ベネッセアートサイト直島」につながるアート事業も創業家の代名詞となっている。

1995年、「よく生きる」を意味する造語 Benesse を社名に冠してベネッセコーポレーションへ商号変更。2000年に東証一部に上場し、2009年に持株会社制(ベネッセホールディングス)へ移行した。

2014年には顧客情報約2,900万件の個人情報漏えい事件が発覚。グループ会社の業務委託先社員による持ち出しで、以後、外部有識者の「情報セキュリティ監視委員会」設置やISMS認証取得など再発防止を続けている。

2024年3月、創業家(福武家)と欧州投資ファンドEQTによるMBO(約2,700億円・国内最大級)が成立し、同年5月17日に上場廃止。

2025年1月にライフネット生命創業者の岩瀬大輔氏が教育事業トップに就任し、2026年4月1日にはベネッセコーポレーションがベネッセHDを吸収合併して持株会社体制を廃止した。

介護・保育の「ベネッセスタイルケアグループ」は両株主直下の兄弟会社として分離され、現在のベネッセコーポレーションは教育専業グループの中核である。

採用・選考

ベネッセコーポレーションの選考フロー
締切要確認(公式採用サイトは28卒向けに切替済み。インターン・本選考の締切はマイページで確認)
募集職種・コース総合職(企画職)の一括採用。ポジション例は学校・自治体・企業向けコンサルティング営業/マーケティング/商品開発/エンジニアで、エンジニアは初期配属確約のコースがある。介護・保育職はベネッセスタイルケア(別会社)の別採用。
勤務地東京本部(多摩センター)中心に全国(2026年度実績は東京本部29名・その他拠点各1〜3名)・岡山本社ほか
選考難易度・特徴採用は近年100名前後。採用大学は早稲田が最多(2024年・11名)で旧帝大からMARCH・地方国公立まで幅広く、学歴フィルターの有無は媒体でも見解が分かれる。倍率は推計の幅が大きく非公式。インターン経由の早期選考が有力ルートとされる(体験談ベース)。

採用人数の推移

2022年度59名
2023年度92名
2024年度97名
2026年度約100名・媒体情報

選考フロー

  1. 一次選考(エントリーシート+適性テスト)
  2. 二次選考(個人面接+グループディスカッション)
  3. 三次選考(個人面接)
  4. 最終選考(個人面接・面接官2名)

ES・自己分析でよく問われること

  • 当社の志望動機(過去傾向)

    模範解答(例)

    私が貴社を志望する理由は、教育を「特定のライフステージだけの支援」ではなく「一人の人生に寄り添う仕組み」として作り替えようとしている点に強く共感したからです。学生時代、家庭教師のアルバイトで小学生の指導を担当した際、通っている塾や教材によって得られる情報や学習機会に大きな差があることに気づきました。特に地方や共働き家庭では、通える塾の選択肢自体が限られ、本人のやる気だけでは埋まらない差が生まれていると実感しました。この経験から、特定の教室に依存せず、家庭・学校・社会人まで学びを届けられる仕組みこそ格差の是正に効果があると考えるようになりました。貴社は進研ゼミ・こどもちゃれんじによる家庭学習、進研模試やミライシードによる学校向けインフラ、Udemyによる社会人のリスキリングまで、0歳から社会人まで学びを一気通貫で扱っており、私が実現したいと考える「機会の差を仕組みで縮める」教育のあり方に最も近い企業だと感じています。会員数が減少する通信教育を抱えながらも、生成AIや学校外の学び場といった新しい柱を育てている点に、変革の当事者として関わる面白さも感じます。入社後は企画職として学校や家庭の声を丁寧に拾い、既存の資産を新しい形の学びに転用する仕事に携わりたいです。

    ※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。

  • 「Benesseらしさ」はどこにあると思うか(過去傾向)
  • あなた自身の教育に関する原体験(インターンES・過去傾向)

選考で聞かれること

  • なぜ教育業界で、なぜベネッセか

    面接官が見ているポイント

    会員減少が続く通信教育を抱えつつ0歳〜社会人まで学びを網羅する教育複合体を、他の教育企業でなく選ぶ必然性を語れるか

  • 「Benesseらしさ」はどこにあると思うか

    面接官が見ているポイント

    実際にES で出題される定番設問。説明会・公式情報から企業の価値観を自分の言葉で抽出できているか、コピペでない理解の深さを見る

  • なぜ教員ではなく教育の事業会社を選んだか

    面接官が見ているポイント

    一次面接で実際に問われた質問。現場で教える立場でなくインフラ・企画側から教育を変える視座を持てているか

  • あなた自身の教育に関する原体験は

    面接官が見ているポイント

    社名の語源bene(よく)+esse(生きる)への共感を、自分の経験に根ざして言語化できるか。きれいな志望動機で終わっていないか

    模範解答(例)

    私の教育に関する原体験は、高校時代、周囲に頼れる大人が少ない環境で、通信教育の教材だけを頼りに大学受験の勉強を進めたことです。近くに大手の予備校がなく対面で質問できる相手もいなかったため、模試の結果や教材の解説を何度も読み返し、自分なりに「どこでつまずいているか」を分析しながら学習計画を立て直す日々でした。当時は孤独に感じることも多かったのですが、教材や模試という「一人でも学びを進められる仕組み」があったからこそ、環境に左右されずに目標に近づけたのだと今は思っています。この経験から、教育は先生や環境に恵まれた一部の人だけのものではなく、仕組みによって誰にでも開かれるべきだと考えるようになりました。貴社が掲げる「誰もが一生、成長できる」というパーパスや、進研模試・ミライシードのように学校を通じて広く学びの基盤を届ける事業のあり方は、私が原体験から抱いたこの考えと重なります。入社後は環境に関わらず学び続けられる仕組みづくりに、企画の立場から携わりたいです。

    ※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。

  • 「頭」を最大限使って解決した経験(400字)

    面接官が見ているポイント

    実際に出題されるES設問。力技でなく思考力で課題を突破した経験を、限られた字数で構造立てて書けているか

    模範解答(例)

    私が「頭」を最大限使って解決した経験は、所属サークルの新歓イベントで、参加者数が3年連続で伸び悩んでいた課題に取り組んだことです。力任せに広報を増やすのではなく、まず過去の参加者アンケートを読み込み、離脱の原因が「内容が伝わっていないこと」ではなく「日程が既存メンバーの都合に偏っていること」にあると突き止めました。そこで新入生の講義スケジュールを事前に調べて空き時間帯を洗い出し、開催時間を1週間で3パターン用意する形に変更しました。あわせて告知文も「参加してほしい理由」ではなく「参加者が得られる情報」を先に伝える構成に組み替えました。結果、参加者数は前年比で約1.5倍になり、入会率も上がりました。力や勢いではなく原因を分解し仮説を検証しながら手を打つ考え方は、学校や家庭の声から課題を見極め企画に落とし込む貴社の仕事にも通じると考えています。

    ※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。

  • 教育領域で最も共感する考え方は

    面接官が見ているポイント

    通信教育・学校向け・社会人教育という事業の幅を理解した上で、自分の関心軸を一つに絞り込めているか

  • ガクチカと、周りからの評価は

    面接官が見ているポイント

    目標達成に向けて課題を発見し粘り強く取り組んだかという自己評価と、他者評価の一致度から自己認識の解像度を見る

  • 人生で挫折した経験とどう乗り越えたか

    面接官が見ているポイント

    教育は成果が出るまで時間のかかる事業。困難に立ち向かうバイタリティが公式に求める人物像と一致しているか

  • どんなリーダーシップを発揮してきたか

    面接官が見ているポイント

    会社主導のジョブローテーションがなく年1回の公募や独自の「青紙制度」で手挙げが要る社風に合う、自ら動く力があるか

  • やる気が出ない生徒にどう声をかけるか(ケース)

    面接官が見ているポイント

    実際に出題されたケース質問。教育現場を知らなくても、顧客(子ども・保護者)の課題に本気で向き合う姿勢を具体行動に翻訳できるか

  • 想定顧客への課題解決策を企画書に(GD)

    面接官が見ているポイント

    1グループ6名でペルソナの課題解決を提案する企画型GD。答えの独創性より、チーム内での役割発揮と合意形成力を見る

  • 一番ためになった授業・研究を5分でプレゼン

    面接官が見ているポイント

    最終面接で実際に課される個人プレゼン。学びの経験を自社事業にどう転用できるか、5分で構造立てて語る力を見る

  • 学生時代の専門・研究テーマは(50字)

    面接官が見ているポイント

    ES設問で50字という短い字数指定。専門性の要点を凝縮して伝えられるか、技術理解の前提となる言語化力を見る

  • プログラミング開発で困難だったことは

    面接官が見ているポイント

    エンジニアは初期配属確約コースを持つ。技術力そのものより、その技術が学習者の成果にどうつながるかまで語れるか

  • SQL課題の内容をエンジニアに解説(当日課題)

    面接官が見ているポイント

    事前学習を踏まえ当日一人で取り組むSQL実技。コーディング力より、データを扱う土台と自分の言葉で説明する力を見る

  • エンジニアと企画職の両輪でどう貢献したいか

    面接官が見ているポイント

    DX組織DIPがエンジニア内製化率70%を目標に掲げる中、技術と事業企画をつなぐ視座を持っているか

  • これからの教育業界はどうなっていくと思うか

    面接官が見ているポイント

    少子化で縮む通信教育とGIGA・リスキリングで伸びるBtoB・社会人領域という業界構造を理解しているか

  • Benesseに投入すべき技術を企画提案せよ

    面接官が見ているポイント

    生成AI教材やミライシードなど既存資産を把握した上で、教育×デジタルの構造転換に自分ならどう関わるか具体化できるか

  • 他社の状況とベネッセの志望順位は

    面接官が見ているポイント

    併願先との比較から志望度の高さと軸のブレなさを見る。教育業界の中でベネッセを選ぶ理由が一貫しているか

  • 当社が自分に合うか確かめる逆質問をして

    面接官が見ているポイント

    一部の面接で最初に課される特徴的な逆質問。表面的な逆質問でなく自社理解に基づいた問いを立てられるか

逆質問の例

  • 対話型AI教材「進研ゼミ√Route」やAI教育研究所での取り組みは、現時点でどこまで生徒の学習成果につながる手応えを得られていますか

    面接官が見ているポイント

    生成AI投資を表面的な話題として消費せず、事業の実効性・検証プロセスまで理解しようとする姿勢を伝える

  • Udemyを社会人リスキリングの『第2の柱』に育てる中で、企画職の社員が事業拡大にどう関わる機会がありますか

    面接官が見ているポイント

    通信教育に閉じずBtoB・社会人領域まで含めた事業全体で貢献したい意欲を示す

  • 年1回の社内公募や『青紙制度』は、実際に若手が異動を勝ち取る手段としてどれくらい機能していますか

    面接官が見ているポイント

    会社主導の配置転換に頼らず自ら手を挙げてキャリアを作る覚悟があることを伝える

  • ベネッセ高等学院や中等部のような学校外の学び場は、進研ゼミの教材やデータをどのように転用して立ち上げているのですか

    面接官が見ているポイント

    新規事業を個別施策でなく既存資産の横展開として理解していることを示す

  • ミライシードとEDUCOMのC4thのデータ連携は、今後どの範囲まで学校向けサービスの拡張につながっていく想定ですか

    面接官が見ているポイント

    公教育インフラを掌握する戦略の解像度を持ち、BtoB領域への関心の高さを伝える

インターンシップ

28卒は「End-User・企画メソッド」「エンジニア1day選考会」「つくる、教育×DIGITAL」の3プログラム(選択制)。公式サイトに「全プログラムで本選考優遇のチャンスあり」と明記されている。実施時期・日程・締切はマイページで要確認。

公式採用ページを見る →

採用は総合職(企画職)の一括採用で、エンジニアのみ初期配属確約のコースがある。

選考はES+適性テスト→個人面接+グループディスカッション→個人面接→最終面接(面接官2名)の4段階が公式に示されている。

対策の軸は次の3点だ。

  • 教育の原体験を言語化する: ESでも面接でも「あなた自身の教育に関する原体験」「理念『よく生きる』への共感」が繰り返し問われる(過去傾向)。きれいな志望動機より、自分の経験に根ざした話が要る
  • 「Benesseらしさ」を自分の言葉で: 説明会・公式情報から共通する価値観を抽出させるES設問が出た例がある(過去傾向)。事業の幅(家庭・学校・社会人)と理念のつながりを整理しておく
  • インターンを起点にする: 公式サイトが「全プログラムで本選考優遇のチャンスあり」と明記する数少ない大手。28卒は3プログラムが用意され、早期選考につながる(優遇の中身は体験談ベース・日程はマイページで要確認)

変革期の会社である点も面接の文脈になる。

MBO・非公開化、HD吸収合併、生成AI教材、ベネッセ高等学院といった直近の動きを押さえ、「縮む通信教育をどう作り替えるか」に自分ならどう関わるかを語れると差がつく。

なお締切・選考フロー・インターン日程の最新情報は、公式採用ページ(benesse.co.jp/fr_s/)とマイページで必ず確認してほしい。

よくある質問

ベネッセの年収はどのくらいですか?

有価証券報告書ベースの平均年収は約934万円(旧ベネッセHD単体・2024年3月期・平均年齢45.6歳)ですが、持株会社の社員中心の数値のため高めに出ます。事業会社のクチコミ平均は約704万円(OpenWork・体験談)です。初任給は基本給月21.5万円(所定7時間)で、公式モデル年収は1年目約473万円・3年目約632万円とされています。

ベネッセの就活難易度・倍率は?

採用人数は近年100名前後(2024年度97名)で、倍率は公式非公開です。媒体推計は数倍〜200倍超と幅が大きく、いずれも非公式です。選考はES・適性テスト→個人面接+グループディスカッション→個人面接→最終面接の4段階で、インターン経由の早期選考が有力ルートとされる傾向です。

ベネッセに学歴フィルターはありますか?採用大学は?

採用大学は早稲田が最多(2024年・11名)で、旧帝大・早慶からMARCH・関関同立・地方国公立まで幅広い実績があります。明確な学歴フィルターがあるとする公式情報はなく、媒体の分析でも見解が分かれています。

ベネッセは激務ですか?評判が悪いと言われるのはなぜ?

月平均残業は公式開示で39.5時間(2025年度)、クチコミ集計で37.7時間と極端な長時間ではありませんが、部署・時期による差が大きい傾向が指摘されます。「評判」の検索が多い背景には、進研ゼミ会員の減少や2025年の希望退職実施(報道)など構造改革への関心があるとみられ、一方で有給取得率は61%へ改善傾向、女性管理職比率32%と働きやすさの指標は高水準です。

ベネッセのインターンは本選考に優遇がありますか?

公式採用サイトに「全プログラムで本選考優遇のチャンスあり」と明記されており、優遇の存在を公式に認めている数少ない大手です。28卒は「End-User・企画メソッド」「エンジニア1day選考会」「つくる、教育×DIGITAL」の3プログラムが用意されています。実施時期・最新日程はマイページで要確認です。

基本情報

上場区分非上場(2024年5月17日にMBOで東証プライム上場廃止・旧証券コード9783)
グループ創業家(福武家)と欧州投資ファンドEQTの直接子会社。2026年4月にベネッセHDを吸収合併(介護・保育のベネッセスタイルケアグループは兄弟会社として分離)
創業1955年に岡山で「福武書店」として創業/1995年にベネッセコーポレーションへ商号変更
本社岡山県岡山市北区南方(東京本部=東京都多摩市落合)
代表者岩瀬大輔(代表取締役社長)/福武英明(取締役会長)
従業員数約3,500名(2025年時点・報道ベース。非公開化後の公式開示なし)
売上高旧ベネッセHD連結4,108億円(2024年3月期=上場最終期。以降は非開示)
主要グループ会社東京個別指導学院・鉄緑会(東京教育研)・デジタルハリウッド・ベネッセi-キャリア・進研アド・EDUCOM など
事業領域通信教育/学校・自治体向け教育/塾・教室・通信制/大学・社会人教育/出版・育児情報

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-07-16