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【2026最新】JTBの就活企業分析|事業・強み・選考対策

JTBの企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

まとめ

取扱額No.1の旅行最大手。個人旅行にとどまらず、法人の出張管理(BTM)・MICE、自治体の観光DX・地方創生、訪日インバウンドDMC、海外発の周遊事業まで「人と人・人と地域の交流」を創造する交流創造事業へ広げる。非上場で連結売上高1兆733億円(2025年3月期)。コロナ禍の大赤字から4期ぶりに売上1兆円超へ回復し、グローバルとソリューションが新たな収益柱に育つ。

基本情報

上場区分非上場
グループ株式会社JTB(事業持株会社/JTBグループ。主要株主は公益財団法人日本交通公社・JR東日本・JR東海・JTB従業員持株会等)
創業・設立1912年創業(前身ジャパン・ツーリスト・ビューロー)/1963年に株式会社化
本社東京都港区東新橋(汐留シティセンター・2026年5月移転)
代表者山北栄二郎(代表取締役社長執行役員)※2026年6月30日付で青海友氏が社長に就任予定・山北氏は会長へ
資本金1億円
従業員数連結19,376名(2025年3月末・海外連結子会社72社)
売上高連結1兆733億円(2025年3月期)
事業領域ツーリズム/エリアソリューション/ビジネスソリューション+グローバル

業界の基礎

旅行会社のビジネスは、航空券・宿・体験などを仕入れ、組み合わせて顧客に届け、その手配・販売の手数料や付加価値で収益を上げる事業である。

ここ20年で業界は大きく二分された。

一方は、店舗やカウンターで相談に乗り、団体・法人・海外手配まで対応する総合・リアル型。もう一方は、宿泊や航空券をネットで予約させるOTA(オンライン専業)型だ。

  • 総合・リアル型: JTB、KNT-CT(近畿日本ツーリスト+クラブツーリズム)、日本旅行、HIS
  • OTA型: 楽天トラベル、じゃらん(リクルート)、Expedia・Booking.com(外資)

その中でJTBは、**取扱額No.1の業界最大手**でありながら、個人旅行だけに依存しない独特の立ち位置にある。

法人の出張・MICE、自治体の地方創生、訪日インバウンド、海外の周遊事業まで——「旅行」の枠を超えて「人と人・人と地域の交流」を作る企業へと事業を広げている。

事業内容

JTBの事業内容: ツーリズム(個人旅行)、ビジネスソリューション(法人)、エリアソリューション(地域交流)、グローバル(海外・インバウンド)

ビジネスモデル

個人旅行の斡旋にとどまらず、法人の出張・MICE、自治体の観光DX・地方創生、訪日インバウンド、海外周遊まで「人と人・人と地域・人とコトの交流」を生み出す交流創造事業。旅行という商品単体ではなく、課題解決のソリューションを売るモデルへ重心を移している。

  • ツーリズム(個人旅行)

    個人・グループ向けに国内外の旅行や交流体験を企画・販売。店舗・Web・電話を融合したリアル+デジタルの旅行相談を提供する交流創造事業の基盤。教育旅行(修学旅行)も担う。

    JTB店舗JTBダイナミックパッケージエースJTB旅物語教育旅行
  • ビジネスソリューション(法人)

    企業向けに出張管理(BTM)、MICE・イベント企画運営、HR・エンゲージメント支援などのソリューションを提供。店頭の個人旅行とは別の法人収益柱。

    法人出張管理(BTM)MICEJTBビジネストラベルソリューションズJTBコミュニケーションデザイン
  • エリアソリューション(地域交流)

    自治体・地域の観光事業者向けに、観光戦略策定・コンテンツ開発・観光DX・業務効率化を支援。DMC(地域経営)として地域の持続的発展を担う。

    Tourism Platform Gateway®JTB BÓKUNふるぽふるさとコネクト自治体DX
  • グローバル(海外・インバウンド)

    訪日インバウンド誘客と海外ネットワークを生かした地球規模の交流プラットフォーム。海外発・第三国間旅行や周遊バス事業が利益の成長エンジンに育つ。

    JTBグローバルマーケティング&トラベルサンライズツアーEuropamundo(シートインコーチ)

多くの旅行会社が「旅行を仕入れて売る」で完結するのに対し、JTBは旅行を入口にした課題解決のソリューション企業へ重心を移している。

コーポレートメッセージは「感動のそばに、いつも。」。

人と人・人と地域・人とコトの出会いを生み出す事業を「交流創造事業」と呼び、これを旅行斡旋(第1の創業)・株式会社化(第2の創業)に続く「第3の創業」と位置づけてきた。

事業は公式に4つの領域へ整理されている。

  1. ツーリズム(個人旅行): 店舗・Web・電話を融合した旅行相談。教育旅行(修学旅行)も担う交流創造事業の基盤。
  2. ビジネスソリューション(法人): 出張管理(BTM)・MICE・イベント。店頭の個人旅行とは別の法人収益柱。
  3. エリアソリューション(地域交流): 自治体・DMOと組む観光DX・地方創生・ふるさと納税支援。
  4. グローバル(海外・インバウンド): 訪日DMC、海外発・第三国間旅行、周遊バス事業。

「旅行会社」のイメージが隠す稼ぎ方

就活生がイメージする「店舗で旅行を売る会社」は、実はJTBの一面にすぎない。

2025年3月期では、**海外事業の営業利益が全体の約38%**を占め、法人向けのビジネスソリューションだけで売上約1,287億円に達する。

個人旅行の店頭販売は縮小傾向(コロナ後に国内店舗を約25%削減)にある一方、法人・地域・グローバルというBtoB・BtoGの3領域が新たな柱に育っている。

この会社の強み

JTBの強み: 法人出張・MICEを担う「もう一つの本業」、自治体DX・地域交流への20年投資、利益の38%を稼ぐグローバル事業、訪日インバウンドを専業会社で握る、「るるぶ」というギネス級メディア資産
  1. 法人出張・MICEを担う「もう一つの本業」

    出張管理のJTBビジネストラベルソリューションズは延べ3,000社以上と取引し、MICE/イベントのJTBコミュニケーションデザインは売上約339億円・約1,000名。法人向けビジネスソリューションだけで売上約1,287億円(2024年度)と、店頭の個人旅行とは別の収益柱を持つ

  2. 自治体DX・地域交流への20年投資

    2006年開始の地域交流事業を起点に、観光DX基盤「Tourism Platform Gateway®」や体験予約「JTB BÓKUN」、ふるさと納税「ふるぽ」「ふるさとコネクト」など固有サービスを多層展開。エリアソリューション事業は売上約988億円(2024年度)に育ち、自治体との包括連携協定も広げる

  3. 利益の38%を稼ぐグローバル事業

    2025年3月期の海外営業利益は過去最高の56億円で、全営業利益の約38%を占める。グローバル領域売上は2,591億円(前年比+33.5%)。スペインのEuropamundoを核とする周遊バス(シートインコーチ)など、国内店舗とは別の海外発・第三国間の収益源を持つ

  4. 訪日インバウンドを専業会社で握る

    訪日特化のDMC、JTBグローバルマーケティング&トラベルの取扱高は541億円。1964年開始の訪日パッケージ「サンライズツアー」は延べ800万人超を受け入れ、全国DMC網「47DMC」とデータ基盤「JTB Tourism HUB」でインバウンドを組織的に専業化している

  5. 「るるぶ」というギネス級メディア資産

    JTBパブリッシングの旅行ガイド「るるぶ」は「発行点数世界最多」としてギネス世界記録に認定され、累計約4.85億部・通巻6,000号。出版にとどまらず、るるぶの観光データは自治体向け観光DXのデータソースにも転用されている

「旅行最大手だから安定」という表向きの一段下に、JTBが他社に簡単には真似できない差別化の核がある。

それは、店頭の個人旅行とは別の場所で稼ぐ「もう一つの本業」群だ。

① 法人出張・MICEを担う「もう一つの本業」

JTBは企業向けの出張管理(BTM)とMICEで国内最大級の存在だ。

出張管理を担うJTBビジネストラベルソリューションズは**延べ3,000社以上**と取引する。

MICE・イベントのJTBコミュニケーションデザインは売上約339億円・従業員約1,000名で、脱炭素イベント「CO₂ゼロMICE®」を展開する。

法人向けのビジネスソリューション部門だけで売上約1,287億円(2024年度)——これは中堅の上場旅行会社1社に匹敵する規模であり、個人旅行に依存しない収益構造を作っている。

② 自治体DX・地域交流への20年投資

JTBは2006年から地域交流事業に投資し続けてきた。

観光DXプラットフォーム「Tourism Platform Gateway®」、体験予約基盤「JTB BÓKUN」、ふるさと納税の「ふるぽ」「ふるさとコネクト」など、自治体・地域向けの固有サービスを多層に展開する。

**エリアソリューション事業は売上約988億円(2024年度)**に育ち、岩手県との包括連携協定など自治体との連携も広げている。

「観光客を送る」だけでなく「地域の観光戦略そのものを設計・運営する」DMC(地域経営)の領域は、OTAが持たない縦の事業だ。

③ 利益の38%を稼ぐグローバル事業

意外に知られていないが、JTBの利益の成長エンジンは海外にある。

2025年3月期の**海外営業利益は過去最高の56億円**で、**全営業利益の約38%**を占めた。

グローバル領域の売上は2,591億円(前年比+33.5%)。

スペインのEuropamundoを核とする周遊バス(シートインコーチ)事業など、日本人の海外旅行に依存しない「海外発・第三国間」の収益源を持つことが、他の国内旅行会社との決定的な違いになっている。

④ 訪日インバウンドを専業会社で握る

訪日インバウンドは、専業のグループ会社が組織的に担う。

訪日特化のDMC「JTBグローバルマーケティング&トラベル」の取扱高は541億円。

1964年に始まった訪日パッケージ「サンライズツアー」は、延べ**800万人超**の訪日客を受け入れてきた。

さらに全国DMC網「47DMC」とデータ基盤「JTB Tourism HUB」を整備し、増え続けるインバウンド需要を取りこぼさない体制を組織として作っている。

⑤ 「るるぶ」というギネス級メディア資産

JTBパブリッシングの旅行ガイド「るるぶ」は、「**発行点数世界最多**の旅行ガイドシリーズ」としてギネス世界記録に認定されている。

累計約4.85億部・通巻6,000号。

単なる出版にとどまらず、るるぶが蓄積した観光データは、自治体向け観光DXプラットフォームのデータソースにも転用されている。

コンテンツとデータの両面で、旅マエ・旅ナカの顧客接点を押さえる資産だ。

業績の推移(売上高(営業収益))

9,780億2023/3期1兆863億2024/3期1兆733億2025/3期1兆2,980億(予想)2026/3期
連結売上高(営業収益)。コロナ禍の底(2021年3月期は最終赤字△1,051億円)から回復し、2024年3月期に4期ぶり売上高1兆円超。2025年3月期はDX・グローバル人材への先行投資で減益。取扱高(旅行代金総額)は売上高より桁違いに大きいが、JTBが主開示する売上高(営業収益)を用いた。

非上場だが、JTBは毎期「決算概要」を公開しており、連結業績を追える(日本基準・連結)。

決算期売上高(営業収益)営業利益当期純利益
2023年3月期9,780億円336億円300億円
2024年3月期1兆863億円303億円221億円
2025年3月期1兆733億円149億円86億円
2026年3月期(予想)1兆2,980億円120億円

コロナ禍では、**2021年3月期に過去最大の最終赤字△1,051億円**を計上した。

そこからの回復は速く、国内旅行需要とインバウンドの戻りを受けて2024年3月期に4期ぶりの売上高1兆円超に到達した。

一方、2025年3月期は減収減益となったが、これは構造的な悪化ではない。

減益の主因は、グローバル人材・基幹システム刷新・DXへの先行投資で営業経費が約108億円増えたためで、海外営業利益はむしろ過去最高を更新している。

2026年3月期は売上高1兆2,980億円(+20.9%)の大幅増収を見込むが、投資継続で営業利益は120億円と慎重な見通しを置く。

競合の中での立ち位置

JTB のポジショニングマップ
リアル店舗の総合力 × 法人・地域(BtoB)の強さで見る旅行業界マップ

同じ旅行業でも、各社で戦い方は大きく異なる。

会社タイプJTBとの違い
JTB総合・リアル型/業界最大手取扱額No.1。個人+法人BTM/MICE+地域交流+グローバルをフルラインで持つ
日本旅行総合・JR西日本系国内・鉄道プラン(赤い風船)に強いが、規模・総合力でJTBに次ぐ
KNT-CT店舗+ダイレクト型近畿日本ツーリスト(法人・店舗)+クラブツーリズム(シニア向け会員ツアー)
HIS海外・格安型海外旅行・格安に強み。個人レジャー色が強い
楽天トラベル/じゃらんOTA(国内)オンライン専業。宿泊予約のプラットフォーム型で個人レジャー中心
Expedia/Booking.com外資OTAグローバルプラットフォーム。インバウンド客の予約入口

JTBの取扱額は約1.3兆円(2024年度・グループ計)で、**2位グループを大きく引き離す圧倒的な首位**にある。

OTAが価格と利便性で個人の宿泊予約を取りに来る一方、JTBは団体・海外・法人・地域といった「OTAが取りにくい複雑で高単価な領域」に総合力で陣取る、という構図だ。

今後の展望

JTBの数値目標(2026/3期(予想))

ビジョン

長期ビジョン「OPEN FRONTIER 2035」/交流創造事業

2026年1月に長期ビジョン「OPEN FRONTIER 2035」を策定。「高い専門性と洞察力で世界をつなぎ、感動と幸せで人々を満たす『新』交流時代のフロンティア企業」を掲げ、グローバル事業の利益比率を大幅に高める方針を打ち出す。事業はツーリズム・エリアソリューション・ビジネスソリューション+グローバルの4領域で、旅行会社からソリューション企業への転換を進める。非上場のため詳細な数値KPIはフル開示していない。

数値目標

売上高(2026/3期(予想))1兆2,980億円
営業利益(2026/3期(予想・先行投資継続))120億円
グローバル事業(OPEN FRONTIER 2035)利益比率を大幅向上

注力施策

  • グローバル領域の拡大

    海外発・第三国間旅行、訪日DMC、周遊バス(シートインコーチ)を成長エンジン化。2025年3月期は海外営業利益が過去最高の56億円・全体の38%に達した。

  • ビジネスソリューション(法人・MICE/BTM)

    出張管理・国際会議・報奨旅行・展示会から従業員エンゲージメント支援まで、旅行に閉じない法人ソリューションを拡大する。

  • エリアソリューション(地域交流・地方創生)

    自治体・DMOと連携した観光DX、ふるさと納税支援、地域決済など、地域の課題解決を事業化。エリアソリューションは売上約988億円に育つ。

  • DX・基幹システム刷新

    基幹システムの刷新とデジタル人材投資を継続。これが足元の減益要因でもあるが、ソリューション企業への転換に不可欠な先行投資と位置づける。

ロードマップ

  1. 2021/1

    「新」交流創造ビジョン策定(コロナ禍での事業転換)

  2. 2021

    構造改革(グループ約7

  3. 2024

    4期ぶり売上高1兆円超に回復・35年ぶりの大規模リブランディング

  4. 2026/1

    長期ビジョン「OPEN FRONTIER 2035」発表

  5. 2026/5

    本社を汐留シティセンターへ移転

  6. 2026/6

    青海友氏が社長就任予定(山北栄二郎氏は会長へ)

経営理念とビジョン

  • パーパス: 「感動のそばに、いつも。」(Perfect moments, always)
  • 長期ビジョン: 「OPEN FRONTIER 2035」(2026年1月策定)
  • 事業ドメイン: 交流創造事業(旅行会社からソリューション企業への転換)

2026年1月に発表した「OPEN FRONTIER 2035」では、「高い専門性と洞察力で世界をつなぎ、感動と幸せで人々を満たす『新』交流時代のフロンティア企業」を掲げ、グローバル事業の利益比率を大幅に高める方針を打ち出した。

旅行という商品単体ではなく、洞察力と専門性(「交流創造Intelligence」)で顧客の課題を解く方向へ舵を切っている。

最近の主要トピック(面接ネタ)

  • 2026年6月: 青海友氏が社長に就任予定(山北栄二郎氏は会長へ)。長期ビジョン推進を担う体制に。
  • 2026年5月: 本社を品川区から港区・汐留シティセンターへ移転。社外との共創スペースを設置。
  • 2026年1月: 長期ビジョン「OPEN FRONTIER 2035」を発表。
  • 2024年: 4期ぶりの売上高1兆円超回復と、35年ぶりの大規模リブランディングを実施。

こんな人にピッタリ

JTBが合う人・合わない可能性がある人の早見表

旅行という商品を売るだけでなく、人と地域の「交流」を仕掛けることに面白さを感じられるかが、JTBで長く活躍できるかの分かれ目になる。

  • 旅行や人と地域の交流を通じて感動を届けたい

    パーパス「感動のそばに、いつも。」を掲げるJTBが合う

  • BtoCの旅行だけでなく法人ソリューションや地方創生など幅広い事業に関わりたい

    事業が4領域に広がるJTBの総合力が活きる

  • 業界最大手の規模とグローバル網を舞台に働きたい

    取扱額No.1・海外72社のJTBが向く

  • 旅行や人と地域の交流を通じて、「感動」を仕掛けたい
  • BtoCの旅行だけでなく、法人ソリューションや地方創生まで幅広く関わりたい人
  • 業界最大手の規模とグローバル網を舞台に働きたい人

一方で、若いうちから高い給与水準を最優先したい人や、オンライン完結のテック環境で働きたい人は、別の業界・OTA専業の方が合う場合がある。

総合職は全国・海外転勤を含むため、勤務地を固定したい人はエリア限定コースを検討したい。

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 若いうちから高い給与水準を最優先したい

    BtoC店頭販売を含むため給与水準は商社等より控えめな傾向で、職種により差が大きい点に留意が必要な場合があります。

  • オンラインで完結するテック企業で働きたい

    全国の店舗網・対面サービスを基盤とする総合旅行会社のため、OTA専業の方が合う場合があります。

  • 転勤なく一つの場所で働き続けたい

    総合職は全国・海外転勤を含むため、エリア限定コースや別業界の方が合う場合があります。

求める人物像

  • 変化をチャンスに変え挑戦し続ける人

    マーケットや外部環境の変化をチャンスと捉え、自ら課題を立てて迅速に行動し挑戦し続ける人。採用担当も「変化を楽しめるタイプか」を重視すると明言している。

  • 好奇心と未来志向で自己成長し続ける人

    自らの意志と努力で専門性を磨き、夢と好奇心で未来を描き、遠回りや寄り道をしながらも自分の軸に向き合い続けられる柔軟性のある人。

  • 多様なメンバーと価値を共創できる人

    国際的な視野を持ち、社内外の多様なメンバーと協働して新たな価値を創造し続ける人。立場の異なる関係者を巻き込む「共創力」が活きる。

  • お客様志向のホスピタリティを持つ人

    パーパス「感動のそばに、いつも。」と行動指針「信頼を創る/挑戦し続ける/笑顔をつなぐ」を体現し、課題解決力と実行力で顧客に感動を届けられる人。

入社後のキャリアパス

  1. 1〜数年目(現場)

    多くが店頭・カウンター(個人マーケット)や法人営業の現場に配属され、接客・旅行手配・提案の基礎を習得します。顧客と直接向き合い、旅行という商品の作られ方を体で覚える期間です。

  2. 中堅(専門・法人)

    法人営業・仕入造成(商品企画)・ソリューション提案へと幅を広げます。総合職はエリアや海外を含むジョブローテーションで、BtoB・地域交流・グローバルなど専門領域を深めていきます。

  3. 管理職・本社企画

    支店マネジメントや、本社の事業企画・地域交流(地方創生)・DXソリューション・経営企画などへ進みます。総合職は全国・海外を含む幅広いキャリアに展開します。

JTBのキャリアは、現場での顧客接点から始まる長期育成型が基本だ。

入社後はまず店頭・カウンター(個人マーケット)や法人営業の現場に配属され、接客・旅行手配・提案の基礎を体で覚える。

その後、法人営業・仕入造成(商品企画)・ソリューション提案へと幅を広げ、総合職はエリアや海外を含むジョブローテーションでBtoB・地域交流・グローバルなどの専門領域を深めていく。

管理職以降は支店マネジメントや、本社の事業企画・地方創生・DXソリューション・経営企画などへ進む。

評価制度は年功序列的な色が残るとの声もあるが、職種別採用とコース制によって、入口の段階から進む道がある程度設計されている点が特徴だ。

年収・待遇

JTBは非上場で平均年収の公式開示はない。ここでは公式募集要項の初任給と、社員クチコミ(体験談)ベースの数値を出所を分けて整理する(2026年6月時点)。

初任給

総合職(法人/デジタルコース・公式)月額252,000円+地域間調整給(首都圏+20,000円等)
エリア総合職(転居あり・公式)月額237,000円+地域間調整給
個人専門職(公式)月額237,000円+地域間調整給(転居なしは212,000円〜)

平均年収(出典別)

OpenWorkクチコミ(体験談)約462万円(回答者968名・平均年齢34歳前後)。職種差が大きく企画約559万円・販売約349万円

年次・役職別の目安

職種による差(クチコミ)販売・サービス系 約349万円 〜 企画・旅行業職 約559万円(体験談・非公式)

待遇の特徴

  • 昇給は年1回(6月)・賞与は年2回(6月・12月)。地域間調整給は首都圏+2万円・関西+1.5万円・中部+8千円(公式募集要項)
  • 諸手当は時間外・通勤・家族・介護支援など。年間休日約125日、所定労働は1日7時間30分(公式募集要項)
  • 旅行業はBtoC店頭販売を含むため給与水準は商社等より低めの傾向。総合職と個人専門職で初任給に約4万円の差がある(公式)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・就活会議・転職会議・エン カイシャの評判等の社員クチコミ) 旅行業界最大手としての社会貢献性・事業の独自性への評価が高く、「休暇が取りやすい」「人間関係が良好でいい人が多い」といった働きやすさ・人柄面の満足度が高い傾向。一方で、年功序列的な制度や給与水準(特に販売・サービス系)への納得度はやや低めで、コロナ禍を経た成長性・将来性への不安が課題に挙がる傾向もあります。

総合評価(クチコミ)約3.3/5.0(回答者600名規模)
月平均残業(クチコミ)約16〜24時間(部署差が大きい傾向)
休日休暇の納得度(クチコミ)82%(取りやすいとの声が多め)

評価する声

  • 休暇が取りやすく、旅好きが多い社風で「どこ行ってきたの」と会話が弾むという声
  • 職場の人間関係が良好で「根が明るくいい人が多い」「困っていると声を掛け合う」チームワーク文化
  • 業界最大手のブランド力・社会貢献性・事業の独自性への誇りを評価する声

気になる声

  • 年功序列的な制度傾向で、昇進スピードやキャリアパスの画一性に物足りなさを感じる声がある
  • 給与水準への納得度が相対的に低めの傾向(特に販売・サービス系職種で差を感じる声)
  • コロナ後の旅行業の構造的脆弱性や、OTAとのデジタル競争での将来性を懸念する声がある

評判では「休暇の取りやすさ」「人間関係の良さ」「業界最大手の社会貢献性」を評価する声が多い。

旅好きが集まる社風で、休日休暇の納得度は82%(クチコミ集計)と高めだ。

一方で、年功序列的な制度や、給与水準(特に販売・サービス系)への納得度はやや低めの傾向がある。

また、コロナ後の旅行業の構造的脆弱性や、OTAとのデジタル競争での将来性を懸念する声も見られる(いずれも社員クチコミ・体験談ベースの傾向)。

沿革

JTBの歴史は、**1912年(明治45年)**に外国人観光客誘致のため設立された「ジャパン・ツーリスト・ビューロー(Japan Tourist Bureau)」に始まる。

略称「JTB」はこの英語名に由来する。

戦後は財団法人「日本交通公社」となり、1963年に営業部門を分離して株式会社化したのが、現在の株式会社JTBである。

就活で押さえておきたいのが、**現在も主要株主の一角である「公益財団法人日本交通公社」との関係**だ。

1963年の株式会社化のあとも財団は存続し、現在は観光の調査研究に特化した公益法人として、事業会社のJTBとは役割を分けている。

2006年に持株会社体制へ移行し、2018年に地域会社等を本体へ再統合して現在の事業持株会社の形になった。

コロナ禍では、グループ約7,200人規模の人員削減や国内店舗の約25%削減という痛みを伴う構造改革を経て、旅行会社からソリューション企業への転換を加速させている。

採用・選考

JTBの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース職種別採用で併願不可。総合職(法人コース/デジタルコース)、エリア総合職(法人/個人・転居有無で区分)、個人専門職など。海外特化はグループのJTBグローバルマーケティング&トラベルが別法人で別募集。
勤務地全国8エリア(北海道・東北・関東・首都圏・中部・関西・中国四国・九州)+海外拠点。コースにより転勤範囲が異なる。
選考難易度・特徴旅行最大手で就活人気が極めて高く、媒体推計の倍率は約270倍超(プレエントリー数÷採用予定からの試算・非公式)。学歴フィルターは「重視されない」との分析が一般的で、採用大学は難関大から中堅大まで広い傾向。最大の関門は複数回の面接で、なぜ旅行業界・なぜJTBかを自分の言葉で語れるかが問われる。

採用人数の推移

2022年0名(コロナで採用見送り)
2023年約235名
2024年約315名

選考フロー

  1. エントリー・ES提出
  2. Webテスト(eF-1G等/年度で異なる)
  3. 一次面接(オンライン・個人)
  4. 二次面接(オンライン・個人)
  5. 三次面接(対面・社員2名)
  6. 内定

ES・自己分析でよく問われること

  • 自己PR(学生時代に力を入れたこと)
  • 志望動機(職種別に設問が異なる)

面接で聞かれた質問例

  • ガクチカの深掘り(何を考え、どう動いたか)
  • 興味のある事業・入社後にやりたいこと
  • 数ある旅行会社の中で、なぜJTBなのか
  • 海外勤務への興味
  • 顧客と意見が異なったときにどう対処するか

インターンシップ

1Day仕事体験(BSC=法人/RIC=地域/CXD=個人/GEC=グローバル)やAI・DX専門プログラムがある。3Days仕事体験は1Day参加者から案内される多段階制で、公式に本選考優遇の記載がある(優遇の具体内容は非公表のため要確認)。最新の時期・形式は公式マイページで確認。

公式採用ページを見る →

JTBは職種別採用で、総合職(法人/デジタルコース)・エリア総合職・個人専門職などを募集し、併願はできない

選考はES・Webテスト(eF-1G等)から、オンラインの一次・二次面接、対面の三次面接へと進む。

定番の問いが「数ある旅行会社の中で、なぜJTBなのか」だ。

  • 「旅行が好き」で止めず、法人・地域・グローバルといったJTBの事業の広がりに自分の言葉で触れられるようにしておく
  • 個人旅行が縮小する中で、JTBがソリューション企業へ転換している文脈を理解しておく
  • 海外勤務への興味や、顧客と意見が異なったときの対処など、ホスピタリティと当事者意識を問う質問に備える

締切・選考フロー・インターンの最新情報は公式採用ページ(jtbcorp.jp/jp/job_offer/recruit/)で要確認。

よくある質問

JTBの年収・初任給はどのくらいですか?

JTBは非上場で平均年収の公式開示はなく、社員クチコミでは約462万円(回答者平均年齢34歳前後・体験談)とされ、職種差が大きい傾向です。初任給は総合職(法人/デジタルコース)で月額252,000円+地域間調整給、エリア総合職・個人専門職で237,000円〜(公式募集要項)です。BtoC店頭販売を含むため給与水準は商社等より控えめな傾向があります。

JTBの採用倍率・選考難易度は?

旅行最大手で就活人気が極めて高く、媒体推計の倍率は約270倍超(プレエントリー数÷採用予定からの試算・非公式)とされます。選考はES・Webテスト(eF-1G等)から複数回の面接へ進み、最大の関門は面接で、なぜ旅行業界・なぜJTBかを自分の言葉で語れるかが問われる傾向です。

JTBに学歴フィルターはありますか?採用大学は?

学歴フィルターは「重視されない」との分析が一般的で、採用大学は難関大から中堅大まで広い傾向があるとされます。職種別採用で併願はできず、コースごとに求められる適性が異なる点に注意が必要です。

JTBの評判は悪い?激務って本当?

クチコミでは月平均残業は約16〜24時間(部署差が大きい傾向)で、休暇は取りやすいという声が多めです(休日休暇納得度82%・体験談)。一方で年功序列的な制度や給与水準への納得度はやや低め、コロナ後の将来性を懸念する声もあり、評価が分かれる傾向です。

JTBのインターンは早期選考・本選考で有利ですか?

1Day仕事体験(BSC/RIC/CXD/GEC)やAI・DX専門プログラムがあり、3Days仕事体験は1Day参加者から案内される多段階制です。公式に本選考優遇の記載がありますが、優遇の具体内容は非公表のため要確認です。最新の時期・形式は公式マイページで確認してください。

最終更新: 2026-06-14