サッポロビールの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策
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結論から言うと、サッポロビールの正体は「業界最大手ではないが、酒類一本に経営資源を賭ける覚悟を決めたメーカー」だ。3分でその転換の中身を見ていこう。
業界の基礎
国内ビール業界は、アサヒ・キリン・サントリー・サッポロの4社が主要プレイヤーだ。各社ともグループとして酒類以外にも事業を広げているが、規模と戦略の重心は大きく異なる。
- アサヒ: 海外M&Aで欧州・オセアニアの大手ブランドを買収し、海外売上比率は約50%
- キリン: 医薬事業(協和キリン)が事業利益の約4割を稼ぐ多角化型
- サントリー: 非上場のオーナー企業で、ウイスキー・清涼飲料まで含む圧倒的なポートフォリオを持つ
- サッポロ: 4社の中でグループ売上規模が最も小さく、酒類(黒ラベル・ヱビス)への集中度が高い
グループ売上高で見ると、サッポロはアサヒの約1/6、キリンの約1/5規模にとどまる。その中でサッポロは、規模の差を多角化ではなく「酒類一本への集中」で戦う道を選んでいる。
事業内容

ビジネスモデル
酒類(ビール・発泡酒・新ジャンル・ワイン・洋酒)を中核に、食品飲料・外食を国内で、酒類・飲料を海外で展開する酒類メーカー。2026年7月に純粋持株会社から事業持株会社体制へ移行し、長年の収益源だった不動産事業を切り離して酒類事業への経営資源集中を鮮明にしている。
国内酒類事業
ビール・発泡酒・新ジャンル・ワインなどの主力事業。黒ラベルとヱビスの2枚看板を軸に、創業150周年の2026年はマーケティング投資を倍増させている。
黒ラベルヱビスビール麦とホップSORACHI1984食品飲料事業
グループ会社ポッカサッポロフード&ビバレッジが展開。柑橘系飲料・スープ等の定番ブランドを持つ。
キレートレモンポッカレモン100外食事業
サッポロライオンが「銀座ライオン」「ヱビスバー」などを運営。2026年10月には銀座に黒ラベル体験施設「BEER AJITO」を開業予定で、酒類ブランドとの接点を強化する。
銀座ライオンヱビスバーBEER AJITO海外事業
カナダのSleeman Breweries、米国のSAPPORO USA、ベトナムの現地工場等を通じ北米・アジアで酒類・飲料を展開。1985年以来、米国で日系ビールブランドシェア首位を維持する。
SleemanSAPPORO USASapporo Vietnam
サッポロビールの事業は、国内酒類(黒ラベル・ヱビス)を主軸に、グループ会社が食品飲料(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)と外食(サッポロライオン)を担い、海外はカナダ・米国・ベトナムなどで酒類を展開する構成だ。
2026年7月、持株会社サッポロホールディングスが酒類事業子会社を吸収合併し、自らの商号を「サッポロビール株式会社」に変更した。「持株会社が事業を管理する」体制から「事業会社が自ら経営する」体制への転換であり、司令塔と現場を一つの法人に統合する組織再設計といえる。
この会社の強み

140年の育種技術で気候変動に先回り
中期経営計画「Beyond150」で成長投資480億円を投じ、穂発芽を抑える独自遺伝形質「N68-411」を持つ次世代大麦「Dual-S Barley」を開発中(2035年国内実用化目標)。1984年品種登録のホップ「ソラチエース」も35年越しに「SORACHI1984」として商品化した実績を持つ。
100年超の契約栽培網を競合にも外販
北海道上富良野での契約栽培は1918年開始。2025年12月から希少品種「リトルスター」と1910年開発の伝統品種「信州早生」を、自社独占にせず国内クラフトブルワリー向けに外販開始し、利益を生産奨励金として生産者に還元する仕組みを構築した。
静岡・焼津に研究開発と技術継承を一極集約
「価値創造フロンティア研究所」(化学解析/発酵科学・基盤分析/みらい価値研究の3グループ制)と人材育成施設「サッポロ技術アカデミー」を同一敷地に集約し、戦略・研究・育成を1カ所に固める組織設計を取る。
米国で35年連続、日系ビールブランドNo.1
1984年に米国現地法人を設立し、1985年から35年以上「米国における日本製ビールシェアNo.1」の地位を維持。2006年にカナダ第3位のSleeman Breweriesを買収、2011年には日本のビールメーカーとして初めてベトナムに新工場を竣工した。
不動産を手放してでも酒類に資源集中する経営判断
2025年12月、恵比寿ガーデンプレイス等を保有する子会社サッポロ不動産開発をKKR・PAG連合へ4,770億円で売却すると発表。売却益約3,300億円の一部を酒類事業へ再投資し、2026年7月には事業持株会社体制へ移行して商号を「サッポロビール株式会社」に一本化した。
5つの強みは個別の取り組みに見えて、実は「規模で勝てない分、独自性で勝負する」という一つの思想でつながっている。
育種(①)と契約栽培の外販(②)は、原料という川上から他社と差別化する動きだ。焼津への研究開発集約(③)はその技術を絶やさず継承する仕組みであり、米国での35年連続首位(④)は規模の小ささを補う海外での実績の証拠になっている。そして不動産事業の売却(⑤)は、これら酒類の強みに経営資源を再配分するための、痛みを伴う経営判断だ。
業績の推移(売上収益)
決算期は12月(IFRS)。現サッポロビール株式会社(旧サッポロホールディングス)の連結決算として開示されている。
| 決算期 | 売上収益 | 事業利益 | 営業利益 |
|---|---|---|---|
| 2024年12月期 | 5,308億円 | 220億円 | 104億円 |
| 2025年12月期 | 5,069億円 | 250億円 | 244億円 |
| 2026年12月期(予想) | 5,050億円 | 220億円 | 60億円 |
売上収益はほぼ横ばいだが、2025年12月期は事業利益・営業利益とも大幅増(前期のStone社株式取得に伴うのれん減損の反動剥落が主因)。2026年12月期は次期中計への移行年と位置づけられ、事業利益は前期比減益の計画になっている。
競合の中での立ち位置

同じ国内ビール大手でも、各社の戦い方は大きく異なる。
| 会社 | タイプ | サッポロとの違い |
|---|---|---|
| サッポロビール | 国内酒類集中型・4社中最小規模 | 不動産事業を売却し酒類へ資源集中する転換期 |
| アサヒビール | 海外M&A拡大型 | 海外売上比率約50%、欧州・オセアニアの大手ブランドを保有 |
| キリンビール | 多角化型 | 医薬事業(協和キリン)が事業利益の約4割を稼ぐ |
| サントリー | 非上場オーナー企業型 | ウイスキー・清涼飲料まで含む圧倒的なポートフォリオ |
規模では3社に大きく劣るが、「酒類に集中する」という選択の分だけ、意思決定のスピードと現場への裁量が期待できる立ち位置にある。
今後の展望

ビジョン
中期経営計画「Beyond150」(2023〜2026年度)/2026年7月の事業持株会社制移行
中計「Beyond150」はROE8%・EBITDA CAGR10%程度・海外売上高CAGR10%程度を掲げ、2025年12月期に1年前倒しでROE8%目標を達成見込み。同時に不動産事業(恵比寿ガーデンプレイス等)をKKR・PAG連合へ売却してオフバランス化し、得られる資金を酒類事業のM&A・成長投資へ再配分する方針。2026年7月に持株会社体制を解消し「サッポロビール株式会社」として事業持株会社に移行、2027〜2030年度の次期中計を2026年度中に策定予定。
数値目標
| ROE(2025年12月期(実績)) | 8% |
|---|---|
| 酒類事業利益率(2030年(目標)) | 10% |
| 国内ビールシェア(中長期(目標)) | 25% |
注力施策
不動産事業のオフバランス化と酒類集中
恵比寿ガーデンプレイス等を保有するサッポロ不動産開発の株式を、KKR・PAG連合出資のSPARK合同会社へ4,770億円で譲渡(2026年6月開始・2029年6月完了予定)。売却益約3,300億円の一部を酒類事業のM&A・成長投資に再配分する。
黒ラベル・ヱビスへの投資倍増
創業150周年の2026年、主力ブランドのマーケティング投資を倍増。10月には銀座に黒ラベル体験施設「BEER AJITO」とヱビス新業態を同時開業する。
次世代大麦・ホップの育種投資
投資キャッシュフロー枠800億円のうち成長投資480億円を投入し、気候変動に強い次世代大麦「Dual-S Barley」を開発中(2035年国内実用化目標)。
RTD・ノンアルコールと海外の重点強化
北米・APAC中心にノンアルコール領域を拡大。カナダSleeman、ベトナム工場などを軸に海外事業の販売数量を伸ばす。
ロードマップ
1876
開拓使麦酒醸造所開業(札幌)
1906
札幌麦酒・日本麦酒・大阪麦酒が合併し大日本麦酒株式会社設立
1949
過度経済力集中排除法により分割、新生「日本麦酒株式会社」誕生(現法人の起点)
1964
「サッポロビール株式会社」に社名変更
1989
「サッポロ〈生〉黒ラベル」正式ブランド化・復活発売
2003
持株会社体制へ移行し「サッポロホールディングス株式会社」に商号変更
2025/12
不動産子会社サッポロ不動産開発をKKR・PAG連合へ4
2026/7
酒類事業子会社を吸収合併し事業持株会社体制へ移行、商号を「サッポロビール株式会社」に変更
サッポロビールの将来性を読む軸は、「多角化からの撤退」と「酒類への再集中」が同時に進んでいるという点にある。
2025年末の不動産事業売却は、単なる資産整理ではなく、そこで得た約3,300億円の売却益を酒類事業のM&Aや育種投資に回すという、規模の小ささを補うための資源再配分だ。2026年7月の事業持株会社化も同じ文脈にあり、「司令塔と現場を分けない」経営体制で意思決定を速める狙いがある。
創業150周年にあたる2026年に黒ラベル・ヱビスへのマーケティング投資を倍増させたのは、この転換の第一弾に過ぎない。2027〜2030年度の次期中計がどう酒類集中を数値目標に落とし込むかが、この会社の今後を占う。
こんな人にピッタリ

業界最大手ではない少数精鋭の環境で、酒類一本に経営資源を集中させる転換期の当事者になることにやりがいを感じられる人。
少数精鋭で若手から裁量ある仕事を任されたい
新卒採用が年40〜50名規模と大手他社の数分の一のサッポロビールが合う
一つの酒類事業に一筋に深く関わりたい
医薬など多角化に分散しない酒類集中のサッポロビールが向く
経営の大転換期に当事者として関わりたい
不動産売却・事業持株会社化など構造転換の渦中にあるサッポロビールの環境が活きる
逆に合わない可能性がある人
志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。
医薬・ヘルスサイエンスなど酒類以外の事業領域にも関わりたい
サッポロビールは酒類・食品飲料が中核のため、協和キリンなど医薬事業を持つキリンの方が合う場合があります。
海外中心でグローバルM&Aブランドを育てたい
サッポロビールの海外展開はカナダ・北米中心と限定的なため、海外売上比率約50%のアサヒの方が合う場合があります。
大規模な同期集団や多様な配属先を求める
サッポロビールは採用人数・組織規模が4社中最小のため、大規模採用のアサヒ・キリン・サントリーの方が合う場合があります。
求める人物像
主体的に興味関心を広げる成長意欲
興味関心を広げ、自身の成長のために主体的に行動できる人。公式の採用メッセージでも最初に挙げられる資質。
周囲を巻き込む協働力
自ら協働を促し、チームの成果に貢献できる人。一人で完結せず周囲を巻き込める人物を重視する。
失敗を恐れない開拓者精神(カイタク)
変化や失敗を恐れずチャレンジできる「カイタク」精神。1876年の開拓使麦酒醸造所を起源とする社史とも重なるキーワード。
「サッポロビールがいい」と言える強い動機
「サッポロビールでいい」ではなく「サッポロビールがいい」という、同質性より企業選択の理由を明確に語れる人物を求める。
入社後のキャリアパス
配属〜数年目
新入社員研修と先輩社員による「チューター制度」の個別サポートを経て、営業・工場・研究所など現場に近い部署へ配属されます。入社1年後にはフォローアップ研修も実施されます。
中堅期
論理的思考・課題解決手法研修やリーダーシップ育成研修を経て専門性を深めます。技術系総合職は研究開発と生産技術・商品化の間でジョブローテーションする例もあります。
その後
国内外の事業所への転勤に対応しながら、営業・マーケティング・研究など各分野の中核を担っていきます。
新入社員研修とチューター制度で基礎を固めたのち、営業・工場・研究所など現場に近い部署へ配属される。技術系総合職は研究開発と生産技術・商品化の間でジョブローテーションする例もあり、専門性を一つの持ち場で深めるより、複数の現場を経験しながら育成される色が強い。
国内外への転勤に対応できることが前提とされており、キャリアの後半では海外事業所を含む拠点を経験する可能性もある。
年収・待遇
サッポロビール株式会社は2026年7月の吸収合併により、東証プライム上場の旧サッポロホールディングス株式会社そのものとなった。有価証券報告書の平均年収は合併前後で連続する法人(旧持株会社)の数値だが、平均年齢が高めで持株会社機能の人員構成を反映している可能性がある点に注意し、社員クチコミ(体験談)ベースの数値と分けて整理する(2026年8月時点)。
初任給
| 大学院卒(公式) | 月額247,000円(2025年4月入社時点) |
|---|---|
| 大学卒(公式) | 月額230,000円(2025年4月入社時点) |
平均年収(出典別)
| 公式(有価証券報告書ベース) | 約1,013.9万円(平均年齢44.8歳・平均勤続18.5年、2025年12月期) |
|---|---|
| OpenWork等クチコミ(体験談) | 約636〜669万円(メディアにより推計に幅あり) |
年次・役職別の目安
| 25〜29歳(クチコミ) | 449万円が目安(体験談集計) |
|---|---|
| 30〜34歳(クチコミ) | 578万円が目安(体験談集計) |
| 55〜59歳(クチコミ) | 1,062万円が目安(体験談集計) |
待遇の特徴
- 賞与は年2回(6月・12月)(公式)
- 新卒定着率は2023・2024年入社ともに100%、2022年入社は94.6%(公式開示)
- クチコミの月平均残業は約9〜26時間、有給消化率は約67%台とサイト・部署により幅が大きい(体験談)
社員のリアルな評判
公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・転職会議・就活会議等の社員クチコミ)。 福利厚生・休暇制度の手厚さ、年収テーブルの透明性、社内副業・社内インターンなどキャリア開発支援を評価する声が多い一方、業務用営業などルートセールス職では得意先対応で平日夜の時間が確保しづらいという声や、他大手と比べた給与水準・組織風土の保守性を課題に挙げる声も見られます(いずれも体験談・傾向)。
| 月平均残業(クチコミ) | 約9〜26時間(部署差が大きい) |
|---|---|
| 有給消化率(クチコミ) | 約67%台 |
| 男性育休取得率(クチコミ集計) | 約93.7% |
評価する声
- 福利厚生・休暇制度が手厚く、有給を取りやすいという声
- 年収テーブルが公開されており将来設計がしやすいという声
- 社内副業・社内インターンなどキャリア開発支援が充実しているという声
気になる声
- 業務用営業は得意先対応で平日夜のプライベート時間確保が難しいという声がある
- 他の大手3社と比べ給与水準に見劣りするという声がある
- 経営陣・組織風土が保守的という声がある
就活生
編集部
福利厚生・休暇制度の手厚さや年収テーブルの透明性を評価する声は多い一方、他の大手3社と比べた給与水準や、組織風土の保守性を課題に挙げる声もある。
沿革
サッポロビールの起源は1876年、開拓次官・黒田清隆の主導で開業した「開拓使麦酒醸造所」(札幌)にさかのぼる。1906年に札幌麦酒・日本麦酒・大阪麦酒が合併して「大日本麦酒株式会社」となり、1949年の過度経済力集中排除法による分割で「日本麦酒株式会社」として再出発した。
この1949年設立の法人こそが、いまの「サッポロビール株式会社」と同一法人である。1964年に「サッポロビール株式会社」へ、2003年に持株会社体制へ移行し「サッポロホールディングス株式会社」へ、そして2026年7月に酒類事業子会社を吸収合併して再び「サッポロビール株式会社」へ——社名を変えながらも一貫して存続してきた歴史がある。
採用・選考

| 締切 | 要確認(2026年8月時点でマイナビの会社ページは応募受付停止中の表示。最新は公式採用サイトで確認) |
|---|---|
| 募集職種・コース | 事務系総合職(営業・マーケティング・購買・SCM等)と技術系総合職(生物・化学系=研究開発・醸造・品質保証・原料調達、工学系=生産技術・エネルギー効率化) |
| 勤務地 | 本社(東京都渋谷区恵比寿)、工場(北海道・千葉・九州日田等)、全国支社(国内外への転勤の可能性あり) |
| 選考難易度・特徴 | 新卒採用は年40〜50名規模と業界他社より少数で、就活メディアの推計では倍率100〜200倍程度(非公式)。業界4位という立場を踏まえ「なぜサッポロビールか」を具体的に語れるかが最大の関門とされる。 |
採用人数の推移
選考フロー
- エントリーシート(ES)提出
- Webテスト(適性検査)
- 一次面接
- グループディスカッション(インターン選考の一部で実施)
- 最終面接(合格で内々定)
選考で聞かれること
なぜサッポロなのか、他社じゃダメか
面接官が見ているポイント
業界4位という立場を自覚した上で、アサヒ・キリン・サントリーとの違いを自分の言葉で語れているかを見ている
なぜ食品業界、ビール、サッポロなのか
面接官が見ているポイント
業界選択から企業選択までの志望動機が一貫した論理でつながっているかを見ている
サッポロに興味を持ったきっかけは
面接官が見ているポイント
原体験と現在の志望理由が矛盾なくつながっているかを見ている
入社後どんな部署で何がしたいか
面接官が見ているポイント
事業内容や商品戦略への理解を踏まえ、入社後のキャリアをどれだけ具体的に描けているかを見ている
人生で挑戦したことと学びを2つ
面接官が見ているポイント
複数の挑戦エピソードを貫く行動特性と学びに再現性があるかを見ている
開拓者精神を発揮した経験は
面接官が見ているポイント
サッポロの企業文化「カイタク精神」というキーワードに、実体験を重ねて語れるかを見ている
インターンで身につけたいことは
面接官が見ているポイント
参加・入社の目的が明確で、就業後の自分の姿までイメージできる主体性があるかを見ている
専攻の研究をわかりやすく説明して
面接官が見ているポイント
専門外の面接官にも伝わるよう、専門性を平易な言葉に翻訳できるコミュニケーション力があるかを見ている
その研究はサッポロでどう活きるか
面接官が見ているポイント
研究テーマと商品開発・醸造といった実務との接続を自分の言葉で語れるかを見ている
工場勤務でも大丈夫か
面接官が見ているポイント
製造現場からキャリアが始まるケースが多い同社で、現場配属への納得感と柔軟性があるかを見ている
好きな商品・作りたい商品は
面接官が見ているポイント
実際に商品を飲み比べるなど、一次情報に基づいた企業研究・愛用歴の深さがあるかを見ている
黒ラベルの売上を5倍にする施策は
面接官が見ているポイント
実際に出題されたGD課題。主力ブランドへの理解を踏まえた提案をしつつ、他者の意見を汲み取り議論をまとめる力があるかを見ている
GDでの自分の立ち回り方は
面接官が見ているポイント
集団の中で自然に役割を見つけ、周囲と協調しながら存在感を出せる組織適応力があるかを見ている
強み・弱みとその根拠は
面接官が見ているポイント
自己認識が思い込みでなく、行動と成果に裏付けられた再現性のある強みかを見ている
苦手な人とはどう向き合うか
面接官が見ているポイント
営業・工場・本社など多様な関係者と長く協働する必要がある職種で、対人耐性と柔軟性があるかを見ている
周囲からどんな人と言われるか
面接官が見ているポイント
自己評価と他者評価にズレがなく、客観的な自己分析ができているかを見ている
最近、主体的に挑戦したことは
面接官が見ているポイント
学生時代の実績だけでなく直近の行動からも、自ら動く姿勢が継続しているかを見ている
将来どんなキャリアを歩みたいか
面接官が見ているポイント
現場配属を経て専門性を積み上げる同社のキャリアパスと、本人の志向がずれていないかを見ている
なぜそのコース・職種を選んだか
面接官が見ているポイント
営業・マーケ・研究など複数コースがある中で、他ではなくその領域を選ぶ理由の解像度があるかを見ている
最後に何か質問はあるか
面接官が見ているポイント
逆質問の量と質から、事前の企業研究の深さと入社意欲の高さがうかがえるかを見ている
インターンシップ
「仕事体験&オープン・カンパニー」という名称で、マーケティング(2Days)・業務用営業(1Day)・家庭用営業(1Day)・エンジニアリング(1Day)等のコースがある。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく、最新の時期・形式は公式マイページで確認。
サッポロビールは事務系総合職(営業・マーケティング等)と技術系総合職(研究開発・生産技術等)で採用し、選考はES・Webテストから面接、インターン選考ではグループディスカッションも組み込まれる。定番の質問が「なぜサッポロなのか、他社じゃダメか」だ。
- 業界4位という立場を正面から受け止め、規模で勝る3社との違いを自分の言葉で説明できるようにしておく
- 「不動産事業の売却」「事業持株会社化」など2026年の構造転換を理解し、志望動機に紐づけられるようにする
- 好きな商品を実際に飲み比べるなど、一次情報に基づいた企業研究の解像度を上げておく
編集部
サッポロビールだけに絞って対策するのは危険!選考と並行して、持ち駒を増やす仕込みもやっておこう。就活サービス17個をカテゴリ別に比較したまとめを置いておくね。
よくある質問
サッポロビールの年収・初任給はどのくらいですか?
- 有価証券報告書ベースの平均年収は約1,013.9万円(2025年12月期・平均年齢44.8歳)ですが、これは合併前の旧持株会社側の数値で、社員クチコミベースでは約636〜669万円と開きがあります。初任給は大学院卒24.7万円・大学卒23.0万円(2025年4月時点・公式)です。
サッポロビールの採用倍率・選考難易度は?
- 新卒採用は年40〜50名規模と業界他社より少数のため、就活メディアの推計では倍率100〜200倍程度(非公式)とされます。採用規模が小さい分、「なぜサッポロビールか」を具体的に語れるかが最大の関門です。
サッポロビールに学歴フィルターはありますか?
- 公式に学歴フィルターの明言はありません。募集要項は全学部・全学科対象で、事務系・技術系とも専攻を問わず応募できます。ただし選考倍率が高いため、企業研究の解像度と志望動機の一貫性が重視される傾向です。
サッポロビールは激務ですか?「やばい」と言われるのはなぜ?
- 月平均残業はクチコミで約9〜26時間と部署差が大きく、有給消化率は約67%台とされます。業務用営業などルートセールス職では得意先対応で平日夜の時間が確保しづらいという声がある一方、本社機能や生産技術は残業少なめという声もあります(体験談)。
サッポロビールのインターンは選考に有利ですか?
- 「仕事体験&オープン・カンパニー」という名称で、マーケティング・業務用営業・家庭用営業・エンジニア等のコースがあります。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく、最新の情報は公式マイページで確認してください。
基本情報
| 上場区分 | 上場(東京証券取引所プライム市場/札幌証券取引所本則市場・証券コード2501) |
|---|---|
| グループ | 独立系(持株会社体制を解消し事業持株会社化)。ポッカサッポロフード&ビバレッジ、サッポロライオン等の国内子会社と、Sleeman Breweries(カナダ)等の海外子会社を擁する。不動産子会社サッポロ不動産開発は2026年6月よりKKR・PAG連合出資のSPARK合同会社へ順次株式譲渡し連結除外へ |
| 創業・設立 | 創業1876年(開拓使麦酒醸造所)/現法人は1949年設立の「日本麦酒株式会社」を起源とし、1964年サッポロビール(株)、2003年サッポロホールディングス(株)、2026年7月に再びサッポロビール(株)へと商号変更してきた同一法人 |
| 本社 | 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号(恵比寿ガーデンプレイス内) |
| 代表者 | 時松浩(代表取締役社長CEO。2025年3月の定時株主総会後にサッポロホールディングス社長〔旧サッポロビール社長を兼務〕に就任、2026年7月1日の事業持株会社体制移行でCEOの肩書が追加された) |
| 資本金 | 538億87百万円 |
| 従業員数 | 連結6,102名(2025年12月末・合併前時点。合併後の最新単体数値は要確認) |
| 売上高 | 連結5,068億61百万円(2025年12月期・IFRS) |
| 事業領域 | 酒類(ビール・発泡酒・新ジャンル・ワイン等)・食品飲料の製造販売、外食(サッポロライオン)、海外(カナダ・米国・ベトナム等) |
同じ「メーカー」業界の企業
同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。
最終更新: 2026-08-20