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【2026最新】損害保険ジャパンの就活企業分析|事業・強み・選考対策

損害保険ジャパンの企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

まとめ

東京海上・MS&ADと並ぶ3メガ損保の一角で、SOMPOグループの中核を担う国内大手の損害保険会社。だが「損保会社」のイメージとは裏腹に、グループの利益の柱はすでに海外保険(SOMPO International)で、修正連結利益のおよそ半分を稼ぐ。さらに3メガで唯一、本格的な介護・シニア事業(SOMPOケアは居室数で業界トップ級)を持ち、Palantirと組んだデータ戦略も進める「保険+介護+データ」へ多角化した企業だ。持株会社のSOMPOホールディングス(東証プライム8630)はFY2025(2026年3月期)に修正連結利益5,352億円・純利益6,400億円と過去最高益を更新した。新卒の入社先は非上場の損害保険ジャパンで、コース別に採用される。

基本情報

上場区分損害保険ジャパンは非上場/持株会社のSOMPOホールディングスが東証プライム上場(8630)
グループ持株会社=SOMPOホールディングス。中核子会社に損害保険ジャパン・SOMPOひまわり生命・SOMPO International・SOMPOケア
創業・設立創業1888年/2002年に安田火災と日産火災の合併で損害保険ジャパン発足/2020年に現商号へ
本社東京都新宿区西新宿
代表者石川耕治(損害保険ジャパン社長)/SOMPOホールディングス グループCEOは奥村幹夫
資本金1,675億円(損害保険ジャパン)
従業員数損害保険ジャパン 約20,731名(2025年4月)/グループ連結 約4.8万名
修正連結利益5,352億円(2026年3月期・SOMPOHD連結・過去最高)
決算期3月期
事業領域国内損害保険/海外保険/国内生命保険/介護・シニア/デジタル

業界の基礎

損害保険ジャパン(損保ジャパン)は、東京海上・MS&ADと並ぶ3メガ損保の一角だ。

保険業界には、損害保険・生命保険・ネット系のダイレクト損保まで多様なプレイヤーが並ぶ。

  • 3メガ損保: 東京海上HD(東京海上日動)、MS&AD(三井住友海上・あいおいニッセイ同和)、SOMPO(損保ジャパン)
  • 生命保険: 日本生命、第一生命など(隣接する別業態)
  • ネット損保: ソニー損保、アクサダイレクト(自動車保険に特化)

その中で損保ジャパンが属するSOMPOグループの特徴は、**損害保険を核に、海外・介護・データへと多角化している**ことだ。

「損保会社」という言葉だけでは、その姿をとらえきれない。

事業内容

損害保険ジャパンの事業内容: 国内損害保険、海外保険、国内生命保険、介護・シニア/デジタル

ビジネスモデル

損害保険を核に、国内損保・海外保険・国内生保・介護の4事業へ多角化した総合保険・ケアグループ。パーパス「安心・安全・健康のテーマパーク」のもと、保険だけでなく介護やデータ事業で社会課題の解決をめざす。利益面では海外保険(SOMPO International)がグループ最大の柱に育っている。

  • 国内損害保険

    中核の損保ジャパンが担う自動車・火災・新種保険など。SOMPOグループの基盤事業。

    THE クルマの保険THE すまいの保険企業向け保険
  • 海外保険

    SOMPO International(旧Endurance)が商業向け・スペシャルティ・再保険を世界で展開。グループ最大の利益源。

    Commercial P&Cスペシャルティ保険再保険Aspen
  • 国内生命保険

    SOMPOひまわり生命が、保障と健康サポートを組み合わせた「Insurhealth®」を提供する。

    医療保険認知症保険Linkx
  • 介護・シニア/デジタル

    SOMPOケアがシニアリビングや在宅介護を展開し、居室数は業界トップ級。Palantirと組むデータ戦略も進める。

    SOMPOケア ラヴィーレそんぽの家リアルデータプラットフォーム

損保ジャパン(SOMPO)のビジネスを理解する鍵は、4つの事業多角化だ。

  1. 国内損害保険: 中核の損保ジャパンが担う、自動車・火災などの保険。グループの基盤。
  2. 海外保険: SOMPO Internationalが世界で展開するスペシャルティ保険。利益の柱
  3. 国内生命保険: SOMPOひまわり生命が、保障と健康サポートを組み合わせる。
  4. 介護・シニア: SOMPOケアが、シニアリビングや在宅介護を全国で展開する。

「損保会社」のイメージとのギャップ

意外に思われるが、SOMPOグループの**利益の柱はすでに海外保険**だ。

FY2025の事業別利益では、海外保険(2,653億円)が国内損保(2,194億円)を上回り、グループ全体のおよそ半分を稼いだ。

国内で自動車保険を売る会社、というイメージとは、実態がかなり違う。

グループと採用の構造

就活で押さえておきたいのが、会社の構造だ。

  • SOMPOホールディングス: 東証プライム上場の持株会社(証券コード8630)。
  • 損害保険ジャパン: 国内損保を担う中核子会社で、新卒の主な入社先。非上場。

新卒は損保ジャパンに、勤務地範囲や専門性に応じたコース別で採用される。

この会社の強み

損害保険ジャパンの強み: 海外保険がグループ最大の利益源、Aspen買収で海外スペシャルティを一段拡大、3メガで唯一の本格的な介護・シニア事業、Palantirと組むデータ・デジタル戦略、過去最高益と規律ある株主還元
  1. 海外保険がグループ最大の利益源

    FY2025の事業別修正利益は海外保険(SOMPO International)が2,653億円と国内損保の2,194億円を上回り、グループ修正連結利益5,352億円のおよそ半分を稼ぐ。「国内損保会社」のイメージとは裏腹に、稼ぎ頭は海外スペシャルティ保険

  2. Aspen買収で海外スペシャルティを一段拡大

    2026年2月、SOMPO Internationalがバミューダ拠点のAspenを約35億ドルで買収完了。年間総保険料約46億ドルを追加し、スペシャルティ保険・再保険と英国でのプレゼンスを強化した

  3. 3メガで唯一の本格的な介護・シニア事業

    SOMPOケアのシニアリビング居室数は業界トップ級(約2.9万名規模)で全国1,000拠点超を展開。保険の隣で「実物の介護インフラ」を持つのは3メガ損保で唯一で、介護事業のROEも高水準

  4. Palantirと組むデータ・デジタル戦略

    2019年にPalantirと折半出資の合弁を設立し、Palantir Foundryを基盤に「安心・安全・健康のリアルデータプラットフォーム(RDP)」を構築。Palantirへ約5億ドルを出資し戦略提携を強化している

  5. 過去最高益と規律ある株主還元

    FY2025は修正連結利益5,352億円・連結純利益約6,400億円で過去最高益を更新。13期連続の増配ペースで、約1.8兆円の政策保有株を2030年度末までにゼロ化する方針も掲げる

「3メガ損保の3番手」というイメージの一段下に、SOMPOの本当の差別化がある。

それは「保険会社の枠を出た多角化」だ。

① 海外保険がグループ最大の利益源

SOMPOの稼ぎ頭は、もはや国内損保ではない。

FY2025の事業別修正利益では、海外保険(SOMPO International)が**2,653億円**と国内損保(2,194億円)を上回り、グループ利益のおよそ半分を稼いだ。

海外のスペシャルティ保険(専門性の高い企業向け保険)が、グループの成長を牽引している。

② Aspen買収で海外スペシャルティを一段拡大

海外保険の強化に、さらにアクセルを踏んだ。

2026年2月、SOMPO Internationalはバミューダ拠点のAspenを**約35億ドル**で買収完了した。

これにより年間総保険料約46億ドルを追加し、スペシャルティ保険・再保険と英国でのプレゼンスを強化した。

③ 3メガで唯一の本格的な介護・シニア事業

SOMPOの最大の特徴は、介護事業を持つことだ。

SOMPOケアのシニアリビング居室数は業界トップ級(約2.9万名規模)で、全国1,000拠点超を展開する。

保険の隣で「実物の介護インフラ」を持つのは、3メガ損保でSOMPOだけだ。

高齢化が進む日本で、保険と介護を組み合わせた価値づくりに挑んでいる。

④ Palantirと組むデータ・デジタル戦略

SOMPOは、データ活用にも本気で投資している。

2019年に米Palantirと折半出資の合弁を設立し、Palantir Foundryを基盤に「リアルデータプラットフォーム(RDP)」を構築した。

Palantirへ約5億ドルを出資して戦略提携を強化し、保険・介護で得たデータを事業の競争力に変えようとしている。

⑤ 過去最高益と規律ある株主還元

多角化の成果は、業績にも表れている。

FY2025は修正連結利益**5,352億円**・連結純利益約6,400億円で、過去最高益を更新した。

13期連続の増配ペースで、約1.8兆円の政策保有株を2030年度末までにゼロ化する方針も掲げ、資本効率の改善を進めている。

業績の推移(修正連結利益)

1,522億2023/3期2,910億2024/3期3,234億2025/3期5,352億2026/3期
SOMPOホールディングス(8630)の修正連結利益(同社独自の経営管理指標・3月期)。FY2024(2025年3月期)からIFRSへ移行しており単純比較には注意が必要だが、FY2025(2026年3月期)に5,352億円と過去最高益を更新した。連結純利益も約6,400億円と過去最高。

SOMPOの業績は、近年の最高益更新が際立つ。

決算期修正連結利益会計基準
2023年3月期1,522億円日本基準
2024年3月期2,910億円日本基準
2025年3月期3,234億円IFRS
2026年3月期5,352億円IFRS

2026年3月期に修正連結利益は**5,352億円と過去最高**を更新し、連結純利益も約6,400億円に達した。

国内損保のベース収支の改善、自然災害の減少、そして海外保険の成長が、この最高益を支えている。

「修正連結利益」はSOMPO独自の経営指標だ。なお2025年3月期からIFRSへ移行しているため、過去との単純比較には注意したい。

競合の中での立ち位置

損害保険ジャパン のポジショニングマップ
損保業界マップ(国内⇔グローバル/保険専業⇔介護・ヘルスケア多角化)

同じ損保でも、各グループの戦い方は異なる。

会社タイプSOMPOとの違い
SOMPO(損保ジャパン)損保+介護+データへ多角化海外保険が利益の柱で、3メガで唯一の本格的な介護事業を持つ
東京海上HD規模最大・海外先行北米中心のM&Aで海外保険を先行拡大。業界トップの規模
MS&AD合併で国内最大級三井住友海上とあいおいニッセイ同和の合併で国内規模が大きい
日本生命など生命保険大手死亡・医療保障が軸で、損保とは扱うリスクが異なる
ソニー損保・アクサダイレクトネット損保自動車保険などに特化し、低コストで個人向けに直販

考え方として、規模・海外なら東京海上、国内規模ならMS&ADが近いが、SOMPOは保険+介護+データへの多角化の度合いで独自のポジションにある。

今後の展望

損害保険ジャパンの数値目標(2026年度(目標))

ビジョン

「安心・安全・健康であふれる未来へ」/中期経営計画2024-2026

パーパス「安心・安全・健康のテーマパーク」のもと、中期経営計画(2024〜2026年度)では利益の絶対額より資本効率(修正ROE)とEPS成長を主目標に据える。海外保険の成長、国内損保の収益性改善、介護を含むウェルビーイング事業の強化を3本柱に、保険専業から事業領域を広げる。

数値目標

修正連結ROE(2026年度(目標))13〜15%
修正EPS成長率(2026年度(目標))年率+12%超
1株配当(2026年度)200円(予想)
政策保有株(—)2030年度末までにゼロ化

注力施策

  • 海外保険の成長

    SOMPO Internationalを軸に、Aspen買収で拡大したスペシャルティ保険・再保険でグローバルに成長する。

  • 国内損保の収益性改善

    火災・自動車などのベース収支を改善し、国内損保事業の収益性を高める。

  • 政策保有株のゼロ化と還元強化

    約1.8兆円の政策保有株を2030年度末までにゼロ化し、売却益の半分を株主還元へ充てる。

  • ウェルビーイング(介護・健康)の強化

    SOMPOケアやひまわり生命を通じ、介護・健康データを活かしたウェルビーイング事業を伸ばす。

ロードマップ

  1. 2002

    安田火災と日産火災が合併し損害保険ジャパンが発足

  2. 2010

    損保ジャパンと日本興亜損保が経営統合しNKSJホールディングス設立

  3. 2016

    持株会社の商号をSOMPOホールディングスへ変更

  4. 2020

    中核子会社を「損害保険ジャパン」へ商号変更

  5. 2024/1

    ビッグモーター問題に関連し金融庁から業務改善命令(歴史的経緯として)

  6. 2026

    修正連結利益5,352億円・純利益6,400億円と過去最高益を更新

めざす方向「安心・安全・健康のテーマパーク」

SOMPOのパーパスは「安心・安全・健康のテーマパーク」だ。

保険にとどまらず、介護やデータ事業で「あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しめる社会」をめざす。

中期経営計画(2024〜2026年度)では、利益の絶対額より資本効率(修正ROE13〜15%)とEPS成長を主目標に据える。

海外保険の成長、国内損保の収益性改善、ウェルビーイング(介護・健康)の強化が3本柱だ。

最近の主要トピック(面接ネタ)

  • 2026年3月期: 修正連結利益5,352億円・純利益6,400億円と過去最高益。
  • 2026年2月: SOMPO InternationalがAspenの買収を完了し、海外スペシャルティを拡大。
  • 継続中: 約1.8兆円の政策保有株を2030年度末までにゼロ化し、株主還元を強化。

こんな人にピッタリ

損害保険ジャパンが合う人・合わない可能性がある人の早見表

保険にとどまらず、海外・介護・データへと広がる事業で、社会課題の解決に挑みたい人に向く。

  • 保険だけでなく海外・介護・データなど社会課題解決型の事業に関わりたい

    保険+介護+データへ多角化したSOMPOが活きる

  • 海外のスペシャルティ保険でグローバルに成長したい

    SOMPO Internationalを利益の柱に持つSOMPOが合う

  • DX・リアルデータ活用など新規領域に挑戦したい

    Palantirと組むデータ戦略を進めるSOMPOが向く

  • 保険にとどまらず、海外・介護・データへ広がる事業で社会課題の解決に挑みたい人
  • 海外のスペシャルティ保険でグローバルに成長したい人
  • DX・リアルデータ活用など新規領域に挑戦したい人

一方で、とにかく業界最大規模・最高の海外比率を求める人や、損害保険の業務だけを一筋で深めたい人は、別のタイプの会社の方が合う場合がある。

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • とにかく業界最大規模・最高の海外比率で働きたい

    規模では3番手のため、業界トップの損保グループの方が合う場合があります。

  • 損害保険の業務だけを一筋で深めたい

    介護・データなど多角化が進む会社のため、保険専業色の強い環境の方が合う場合があります。

  • 転居を伴う転勤を避けたい

    全国コースは転勤が前提のため、地域限定コースなどの選択が必要になる場合があります。

求める人物像

  • 志と情熱を持ち社会のために行動する人

    パーパス「安心・安全・健康のテーマパーク」に共感し、高い志と情熱でお客さま・社会のために行動できる人。自分の「MYパーパス」と会社の目的を重ねられる人。

  • 変化を恐れず一歩を踏み出す挑戦心

    コアバリュー「ミッション・ドリブン」に通じる、既存の枠を越えて価値づくりに挑む当事者意識を持つ人。

  • 多様性を力に変える人

    「ダイバーシティ&インクルージョン」を掲げる文化のもと、多様な視点を新たな価値創造につなげられる人。

  • 好奇心を起点に専門性を磨き続ける人

    「プロフェッショナリズム」を重んじ、好奇心旺盛に学び、高い専門性と倫理観で成果につなげられる人。

入社後のキャリアパス

  1. 初期配属

    営業部門、保険金サービス(損害サービス)部門、企業向けのアンダーライティングなど、さまざまな部門へ配属されます。

  2. 営業(代理店営業中心)

    損保の営業は自社で直接売るより、提携する代理店を支援・育成する「代理店営業」が中核です。研修や営業活動を担います。

  3. 保険金サービス・専門領域

    事故対応・保険金支払いの査定や、専門コース(アクチュアリー・データサイエンス・資産運用等)で専門性を深めます。

  4. キャリアの広がり

    部門間ローテーションやグループ会社への出向を通じ、異なる視点から保険・ケア事業を学びます。テレワークなど柔軟な働き方も整備されています。

キャリアは、営業部門・保険金サービス(損害サービス)部門・企業向けのアンダーライティングなど、さまざまな部門への配属からスタートする。

損保の営業の特徴は、自社で直接売るより、**提携する代理店を支援・育成する「代理店営業」**が中核という点だ。

その後は、保険金サービスでの事故対応や、専門コース(アクチュアリー・データサイエンス・資産運用等)での専門深化、グループ会社への出向など、多様なキャリアへ広がる。

テレワーク(約75%が利用)やジョブ型人事、自分の「志」を会社の目的と重ねる「MYパーパス」制度など、働き方・人事の改革も進んでいる。

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(公式平均年収は有価証券報告書(損害保険ジャパン単体)、クチコミはOpenWork(体験談)。集計対象が異なる点に注意) 福利厚生の手厚さ・ワークライフバランス・社会貢献性を評価する声が多い一方、企業文化の古さや全国転勤、代理店営業・事故対応部門の負荷を挙げる声もあります。近年はジョブ型人事や「MYパーパス」制度など人事改革を進めています(いずれも体験談・傾向)。

平均年収(損害保険ジャパン・有価証券報告書)約669万円(平均年齢45.4歳・平均勤続16.3年)。SOMPOHD持株会社単体は約1,218万円だが従業員約467名で集計対象が異なる
平均年収(OpenWorkクチコミ・体験談)約664万円(回答者平均年齢33歳・体験談)
総合評価(OpenWorkクチコミ・体験談)約3.55/5.0(回答者約2,498名)
月平均残業(クチコミ)約24時間(体験談)
有給消化率(クチコミ)約65%(体験談)

評価する声

  • 経営が安定し、福利厚生が手厚いという声(体験談)
  • 定時退社の推奨や有給の取りやすさなどワークライフバランスを評価する声(体験談)
  • 産休・育休など女性が働きやすい環境という声(体験談)
  • 事故解決で契約者から感謝されるなど社会貢献性を感じるという声(体験談)

気になる声

  • 企業文化が古く意思決定が遅いと感じる声がある(体験談)
  • 年功的な傾向や全国転勤の多さを挙げる声がある(体験談)
  • 代理店営業で気を遣う場面が多いという声がある(体験談)
  • 部門により業務負荷が高いという声がある(体験談)

評判では「経営の安定」「福利厚生の手厚さ」「ワークライフバランス」「社会貢献性」を評価する声が多い。

一方で、「企業文化の古さ」「全国転勤の多さ」「代理店営業・事故対応部門の負荷」を挙げる声もある(いずれも社員クチコミ・傾向)。

年収は、有価証券報告書ベースの損害保険ジャパン単体で約669万円(平均45.4歳)。

OpenWorkのクチコミ(体験談)では平均約664万円(回答者平均33歳)と近い水準で、持株会社のSOMPOHD単体(約1,218万円・社員約467名)とは集計対象が異なる点に注意したい。

沿革

損保ジャパンの源流は、1888年創業の東京火災保険などにさかのぼる。

2002年に安田火災日産火災が合併して「損害保険ジャパン」が発足し、2010年には日本興亜損保と経営統合してNKSJホールディングスを設立した。

2016年に持株会社の商号をSOMPOホールディングスへ、2020年には中核子会社を損害保険ジャパンへと改めた。

なお2024年1月、ビッグモーター社の保険金不正請求問題に関連して金融庁から業務改善命令を受けた(歴史的経緯として記す)。

その後はガバナンス強化を進めつつ、近年は過去最高益を更新している。

就活で押さえておきたいのは、上場しているのは持株会社のSOMPOホールディングスで、入社先は子会社の損害保険ジャパンだという点である。

採用・選考

損害保険ジャパンの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース総合コース(全国コース=オープン/スキルマッチSTEM/スキルマッチグローバル、ブロック勤務コース、本拠地勤務コースの勤務地別)と、専門キャリアコース(アクチュアリー/データサイエンス/IT・システム/資産運用/法務/経理・財務)。
勤務地全国コースは全国・海外。ブロック勤務コースはブロック内、本拠地勤務コースは原則転居を伴う転勤なし
選考難易度・特徴就活人気上位の大手。倍率は媒体推計(非公式)で、採用大学は早慶〜MARCHが中心とされる。初任給は全国コースで大卒31.4万〜35.4万円(通勤可否で変動)。選考は書類・適性検査ののち複数回の面接で、ガクチカや志望動機を深掘りされる傾向。

採用人数の推移

2023年約229名
2024年約175名
2025年約300名

選考フロー

  1. エントリー
  2. 書類選考・適性検査(Webテスト)
  3. 面接(複数回。最終面接は対面)
  4. 内々定

ES・自己分析でよく問われること

  • 学生時代に力を入れたこと(複数挙げて1つを詳述する形式が過去に出題)
  • 自己PR
  • 損保ジャパンに興味を持った理由・志望動機
  • 長所・短所

面接で聞かれた質問例

  • 学生時代に力を入れたことの深掘り(ESに書いた他の経験も)
  • 損保ジャパンに興味を持った理由・志望動機
  • 長所・短所、他社の選考状況
  • なぜ損保業界か、なぜSOMPOか

インターンシップ

総合コースはBasic(3日)・Innovative(2日)・Discovery(1日)・職場体験、専門キャリアはアクチュアリー・資産運用コースなどを実施。参加者向けに早期選考があるが、選考免除の有無は要確認。

公式採用ページを見る →

損保ジャパンは、勤務地範囲で選ぶ総合コース(全国/ブロック勤務/本拠地勤務)と、専門キャリアコース(アクチュアリー・データサイエンス・IT・資産運用・法務・経理財務)で採用する。

選考は書類・適性検査(Webテスト)ののち、複数回の面接へと進む。

損保ジャパンの選考で問われやすいのは、学生時代に力を入れたことの深掘りと、**「なぜ損保業界か、なぜSOMPOか」**だ。

  • 海外・介護・データへ広がるSOMPOの多角化を理解しておく
  • 勤務地範囲を選ぶコース選択の理由を、自分のキャリア観と結びつけて語れるようにする
  • パーパス「安心・安全・健康のテーマパーク」に、自分の関心を重ねて説明する

締切・選考フロー・インターンの最新情報は公式採用ページ(sompo-japan-saiyo.com)で要確認。インターン参加者向けの早期選考もあるとされる。

よくある質問

損保ジャパンの年収はどのくらいですか?総合職・地域限定で違う?

有価証券報告書による損害保険ジャパン単体の平均年収は約669万円(平均年齢45.4歳)です。社員クチコミ(OpenWork・体験談)では平均約664万円(回答者平均33歳)です。初任給は全国コースで大卒31.4万〜35.4万円(通勤可否で変動)で、地域限定(ブロック勤務・本拠地勤務)コースは勤務地範囲が狭い分、給与水準が異なります。

損保ジャパンの就活の難易度・倍率は?

就活人気上位の大手で、倍率は媒体推計とされ公式の倍率は非公開です。選考は書類・適性検査(Webテスト)ののち複数回の面接で、最終は対面が基本とされます。インターン参加者向けの早期選考もあるとされ、ガクチカや「なぜSOMPOか」が深掘りされる傾向です。

損保ジャパンに学歴フィルターはありますか?採用大学は?

採用大学は早慶〜MARCHが中心とされますが、コース別採用で全国から採用しています。学歴フィルターの有無は公表されていません。選考では志望度や、勤務地範囲を選ぶコース選択の理由、人物面が重視される傾向です。最新は公式採用ページで確認してください。

損保ジャパンは激務ですか?働き方は?

クチコミの月平均残業は約24時間と比較的抑えめで、定時退社の推奨や有給の取りやすさを評価する声が多くあります(体験談)。一方で代理店営業や事故対応部門では負荷が高いという声もあります。近年はテレワーク(約75%が利用)やジョブ型人事、MYパーパス制度など働き方・人事改革を進めています。

損保ジャパンは何の会社?損保以外もやっているの?

国内大手の損害保険会社ですが、SOMPOグループとして海外保険(SOMPO International)・国内生保(SOMPOひまわり生命)・介護(SOMPOケア)へ多角化しています。グループ利益の柱はすでに海外保険で、3メガ損保で唯一の本格的な介護事業や、Palantirと組むデータ戦略も特徴です。

最終更新: 2026-06-16