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芙蓉総合リースの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

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企業分析・就活ガイド

読了目安 約22

編集部

この3つ、実は「金融を軸に実物資産へ染み出す」という一本の線でつながっています。本文で順に見ていきましょう。

就活生

「リース会社」って、正直パンフレットを見ても仕事のイメージが湧きません…。

編集部

実はそこが面白いところなんです。芙蓉総合リースは「モノを貸す」を入口に、不動産・航空機・ヘルスケアまで手を広げる会社。3分読めば、リースの先にある本当の仕事が見えてきますよ。

結論から言うと、この会社の正体は「みずほ系の看板を掲げながら、実はみずほの子会社ではない独立した総合リース会社」だ。

業界の基礎

就活生

リース業界って銀行や商社の子会社ばかりで、違いがよく分かりません…。

編集部

ポイントは「どの資本系列に属し、どこまで事業を広げているか」。ここを軸に見ると各社の個性が一気に整理できますよ。

リース業界は、企業が設備投資する際に必要な機械・車両・不動産・航空機などを、購入する代わりに借りられる仕組みを提供する業界だ。資金効率の向上と与信リスクの分散を担う「モノとカネの仲介役」として、法人向けビジネスの裏側を支えている。

プレイヤーは資本系列で色分けできる。三菱HCキャピタルはメガバンク・商社系のハイブリッド、オリックスは特定資本に属さない独立系、東京センチュリーは伊藤忠商事グループの商社系、NECキャピタルソリューションはメーカー系だ。

その中で芙蓉総合リースは、みずほ系でありながらみずほの子会社ではないという独特の立ち位置にある。旧富士銀行系「芙蓉グループ」の中核企業として生まれ、いまも大株主にみずほ銀行の名はあるが、筆頭株主は不動産会社ヒューリック。系列色を持ちながら経営の独立性を保っている点が、就活で語る際の押さえどころになる。

事業内容

芙蓉総合リースの事業内容: リース・割賦(基盤事業)、不動産・航空機、エネルギー環境・ヘルスケア・BPO/ICT、モビリティ/ロジ・サーキュラーエコノミー

ビジネスモデル

情報通信機器・OA機器・産業機械等のリース・割賦販売を核としながら、「脱ファイナンスリース」を掲げて不動産・航空機・エネルギー環境・ヘルスケア・BPO/ICT・モビリティ/ロジスティクス・サーキュラーエコノミーへ事業領域を広げる総合リース会社。IR上は「Growing Performance(不動産・航空機)」「Rising Transformation(モビリティ/ロジ・サーキュラーエコノミー)」「Accelerating Transformation(エネルギー環境・BPO/ICT・ヘルスケア)」の3カテゴリーで成長領域を整理している。

  • リース・割賦(基盤事業)

    情報通信機器・OA機器・産業機械等の各種リース・割賦・ファイナンス。会計上の報告セグメントで売上の約9割を占める中核事業で、他事業の与信基盤にもなっている。

    情報通信機器リースOA機器リース産業機械リース動産ファイナンス
  • 不動産・航空機

    IR上の成長区分「Growing Performance」に該当。不動産は営業資産残高の約6割を占める最大セグメント。航空機は1978年参入以来の専門領域で、いずれも安定収益の柱として位置づけられる。

    不動産ファイナンス航空機リース日本型オペレーティング・リース
  • エネルギー環境・ヘルスケア・BPO/ICT

    IR上の成長区分「Accelerating Transformation」に該当。太陽光発電等の再エネ、CBヘルスケア(旧CBホールディングス)による医療・介護支援、インボイス等のBPO専門子会社群など、市場トレンドを追い風に伸ばす成長領域。

    太陽光発電・PPAヘルスケアソリューションBPOサービスデータセンター
  • モビリティ/ロジ・サーキュラーエコノミー

    IR上の成長区分「Rising Transformation」に該当。オートリースやパレットレンタルに加え、専門部署「サーキュラーエコノミー推進部」を軸にリース満了資産の再流通・再生事業を展開する新領域。

    オートリースパレットレンタル芙蓉サーキュラーエコノミーリース®FGLサーキュラー・ネットワーク

芙蓉総合リースの核はあくまでリース・割賦という金融機能にある。

ただし同社は「リースだけでは飽和する」という危機感から、脱ファイナンスリースを掲げ実物資産・サービスへ染み出す戦略を長年続けてきた。

その象徴が不動産事業だ。差引利益の57.3%・営業資産残高の61.1%(2025年3月期)を不動産一本で稼ぎ出しており、名実ともに同社最大の収益源になっている。

この会社の強み

芙蓉総合リースの強み: 不動産×ヒューリックの相互資本という専用資金インフラ、サーキュラーエコノミー推進部という専門部署の本気度、ヘルスケアはM&Aで「金融+経営支援」の一気通貫体制へ、半世紀近い蓄積を持つ航空機リースの国際専門性、BPO/ICT領域に厚みを持つ専用子会社群
  1. 不動産×ヒューリックの相互資本という専用資金インフラ

    不動産セグメントは差引利益の57.3%・営業資産残高の61.1%(2025年3月期・FISCOリサーチメモ)を占める最大の柱。筆頭株主ヒューリックとは株式を相互に持ち合う関係にあり、サンケイビルと共同SPCを組成した福岡市博多区のオフィス開発など実務でも協働する。

  2. サーキュラーエコノミー推進部という専門部署の本気度

    組織図に独立部署「サーキュラーエコノミー推進部」を持ち、専用オファリング「芙蓉サーキュラーエコノミーリース®」(登録商標)と専用子会社「FGLサーキュラー・ネットワーク」を保有。2025年4月には子会社・芙蓉オートリースが鉛蓄電池再生事業「MOTTA」を買収し事業を積み増した。

  3. ヘルスケアはM&Aで「金融+経営支援」の一気通貫体制へ

    2025年1月、医療・介護・福祉特化のM&A仲介・開業支援会社CBホールディングス(売上21.4億円)を完全子会社化。2026年4月にCBヘルスケアへ社名変更予定で、地域金融機関と連携したヘルスケアファンド組成など経営支援機能まで持つ。

  4. 半世紀近い蓄積を持つ航空機リースの国際専門性

    1978年に国内初の英国航空向け「サムライ・リース」に参加して以降、累計300機以上を組成。ダブリン拠点進出(1999年)・英ALM社のグループ会社化(2014年)を経て、FGL Aircraft Ireland/USA等の専門拠点を持つ。

  5. BPO/ICT領域に厚みを持つ専用子会社群

    インボイス(集合請求)・WorkVision(ITソリューション)・メリービズ(バーチャル経理)・ヒューマンセントリックス(動画制作)・FGLテクノソリューションズなど専用子会社5社超を擁し、2023年には燈株式会社ともBPO分野で業務提携した。

就活生

芙蓉総合リースの強みって、結局「色々な事業をやっている」ということですよね?

編集部

そこが半分正解で半分誤解です。本当の強みは、それぞれの事業に専用の組織・専用会社を作り、本気で投資しているという中身。ここを語れる就活生は少ないので差がつきますよ。

5つの強みは、一見バラバラな多角化に見えて、実は「金融で得た顧客基盤と与信ノウハウを、実物資産・サービスへ横展開する」という一つの型でつながっている。

不動産(①)は筆頭株主ヒューリックとの相互出資という資本の裏付けを持ち、サーキュラーエコノミー(②)とヘルスケア(③)はいずれも専用部署・専用子会社によるM&Aで実体化している。航空機(④)に至っては半世紀近い歴史を持つ本業に近い専門領域で、BPO/ICT(⑤)も5社超の専用子会社群という組織の厚みに裏付けられる。つまり「なんでも屋」ではなく、狙った領域に組織ごと張っていくのが芙蓉総合リースの流儀だ。

業績の推移(売上高(営業収益))

6,887億2023/3期7,085億2024/3期6,784億2025/3期7,887億2026/3期
決算期は3月。2026年3月期は増収の一方、欧州の再生可能エネルギー事業向け債権329億円の損失計上で経常利益・純利益が前期比4割超の減益となった。ただし損失の大半は貸倒引当金繰入・減損損失という会計上の非資金支出で、格付け(R&I A+・JCR AA-)は据え置かれ、配当は21期連続増配を維持している。

決算期は3月。連結ベースで見ると、売上高は増減を繰り返しながらも7,000億円規模で推移している。

決算期売上高経常利益当期純利益
2023年3月期6,887億円597億円389億円
2024年3月期7,085億円684億円472億円
2025年3月期6,784億円690億円453億円
2026年3月期7,887億円382億円216億円

2026年3月期は増収の一方、欧州の再生可能エネルギー事業向け債権329億円の損失計上で経常利益・純利益が前期比4割超の減益となった。

ただし損失の大半は貸倒引当金繰入・減損損失という会計上の非資金支出で、格付け(R&I A+・JCR AA-)は据え置かれ、配当は21期連続増配を維持している。

競合の中での立ち位置

芙蓉総合リース のポジショニングマップ
総合リース業界マップ(2軸で見る)

同じ総合リース業界でも、各社の系列・事業幅は大きく異なる。

会社タイプ芙蓉総合リースとの違い
芙蓉総合リースメガバンク系(みずほ)・総合型・非子会社みずほが大株主だが子会社ではなく、筆頭株主は事業会社ヒューリック
三菱HCキャピタルメガバンク・商社系・総合型三菱UFJリースと日立キャピタルの経営統合で誕生。航空機・コンテナで世界規模、海外比率6割超
オリックス独立系・最大級総合型特定資本系列に属さず、金融・不動産・空港コンセッションまで業界最広レンジ
東京センチュリー商社系(伊藤忠)自動車・航空機に強みを持つ商社系総合リース
三井住友ファイナンス&リースメガバンク×商社ハイブリッドSMFG55%・住友商事45%出資の共同事業体、非上場
NECキャピタルソリューションメーカー系・特化型NEC出資でIT機器リースに特化

同じ銀行系でも、三菱HCキャピタルが業界最大手級の規模と海外比率で勝負するのに対し、芙蓉総合リースはみずほの看板を持ちながら独立した経営判断で不動産・ヘルスケアへ染み出すという違いがある。

今後の展望

芙蓉総合リースの数値目標(2026年度)

ビジョン

中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」(2022〜2026年度)/CSV(企業価値と社会価値の同時実現)

パーパスに近い経営方針として、企業利益の追求と社会課題の解決を同時に実現する「CSV」を掲げる。最終年度(2026年度)の財務目標は経常利益750億円・ROA(営業資産経常利益率)2.5%・自己資本比率13〜15%・ROE10%以上。2025年3月の計画見直しでも財務目標自体は据え置かれ、非財務目標のみ環境変化に応じて修正された。

数値目標

経常利益(2026年度)750億円
ROA(2026年度)2.5%
自己資本比率(2026年度)13〜15%
ROE(2026年度)10%以上

注力施策

  • 脱ファイナンスリースへの事業ポートフォリオシフト

    リース単体の収益依存から脱却し、不動産・航空機を安定収益の柱としながら、エネルギー環境・ヘルスケア・BPO/ICTなど市場トレンドを追い風にする成長領域へ経営資源をシフトする。

  • ヘルスケア領域の一気通貫化

    CBホールディングス完全子会社化(2025年1月)〜CBヘルスケアへの社名変更(2026年4月予定)で、リースにとどまらない医療・介護の経営支援機能を強化する。

  • サーキュラーエコノミー・モビリティ/ロジスティクスの拡大

    サーキュラーエコノミー推進部とFGLサーキュラー・ネットワークを軸に、鉛蓄電池再生事業「MOTTA」の買収(2025年4月)などで新領域の事業を積み増す。

  • 欧州再エネ損失からの立て直し

    2026年3月期に計上した欧州再エネ関連329億円の損失を教訓に、2027年3月期は経常利益750億円・純利益480億円への回復を会社は見込んでいる。

ロードマップ

  1. 1969

    丸紅・富士銀行中心の芙蓉グループ6社の出資で設立

  2. 2001

    安信リースと合併

  3. 2002

    安田リースと合併

  4. 2004

    東京証券取引所市場第一部(現プライム)に上場

  5. 2014

    英ALM社をグループ会社化し航空機専門体制を強化

  6. 2020

    ヤマトリースを子会社化

  7. 2025/1

    CBホールディングス(ヘルスケア)を子会社化

  8. 2025/10

    欧州再エネ関連債権の損失計上・通期業績を下方修正

中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」が掲げるのは、企業価値と社会価値を同時に実現する(CSV)という考え方だ。

最終年度(2026年度)の財務目標は経常利益750億円・ROE10%以上。2025年3月の計画見直しでも財務目標自体は据え置かれ、非財務目標のみ環境変化に応じて修正された。

2026年3月期に欧州再エネ関連で一過性の大幅減益を経験したが、2027年3月期は経常利益750億円・純利益480億円への回復を会社は見込む。リースを核にしながら実物資産・サービスへ染み出す拡大路線と、その裏返しである集中リスクの管理を両立できるかが、今後の経営の見どころになる。

こんな人にピッタリ

芙蓉総合リースが合う人・合わない可能性がある人の早見表

金融知識を軸にしながら、不動産・航空機・ヘルスケアなど複数の実物資産・事業領域を横断してキャリアを広げたい人。

  • 金融知識を軸にしながら不動産・航空機・ヘルスケアなど複数の実物資産領域を横断したい

    12以上の事業領域を持つ芙蓉総合リースが合う

  • 銀行ほど堅すぎず、かといって独立系のスピード感までは求めない、安定と挑戦のバランスを求めたい

    みずほ系の基盤を持ちつつ子会社ではない芙蓉総合リースの立ち位置が向く

  • 与信・審査など地道な実務を通じて企業の経営課題に伴走したい

    リース与信を核に据える芙蓉総合リースの仕事が活きる

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 若手のうちから極めて速いスピードで大きな裁量を得たい

    銀行出身者が経営層に多く伝統的な社風の傾向があり、部署やフェーズによっては裁量のスピード感に物足りなさを感じる可能性があります。

  • 海外を舞台に大きな裁量で働くことを最優先したい

    国際事業(航空機・欧州拠点等)はあるものの、オリックスや三菱HCキャピタルほど海外比率が高いわけではないため、グローバル色をより重視する会社の方が合う場合があります。

  • 特定の資産クラス(例:航空機や不動産)だけに深く専門特化したい

    12以上の事業領域を横断するポートフォリオ型のため、特化色の強い同業他社の方が合う場合があります。

求める人物像

  • 誠実さと向上心

    公式メッセージ「明るく誠実で、向上心を持ち、自ら課題解決に努力できる人」を体現し、地道な実務を積み重ねられる人。

  • 主体的な成長意欲

    「企業とともに成長していく意欲があり、主体的に行動できる人」を重視する。自己申告制度・グループジョブ公募制度など、自ら手を挙げてキャリアを切り拓く仕組みが整っている。

  • 複数事業を横断する好奇心

    リースを核に不動産・航空機・ヘルスケア・BPOなど多様な事業領域を持つため、特定分野に固執せず幅広く学ぶ姿勢が活きる。

  • 与信・審査に向き合う堅実さ

    リース料回収を支える与信・審査機能の重みを理解し、顧客の経営課題に誠実に向き合える人。

入社後のキャリアパス

  1. 入社〜配属

    集合研修を経て配属先が決まる。指導員・指導課長のもとOJTで実務を学び、「育ち・育てる」職場風土の中で与信・審査の基礎を身につける。

  2. 専門性の形成

    自己申告制度やグループジョブ公募制度・ジョブFA制度を通じて、営業・審査・企画等の中から自らキャリアを選び取っていく。カフェテリアプラン(自己啓発ポイント年間最大30万円相当)や資格取得奨励制度(約200資格対象)で専門性を伸ばせる。

  3. 海外・専門領域への展開

    海外トレーニー制度を通じた海外経験や、不動産・航空機・ヘルスケア等の専門領域への異動機会がある。

ジョブローテーションは「必須ではなく本人の希望・適性を考慮する」運用で、自己申告制度・グループジョブ公募制度・ジョブFA制度など、自ら手を挙げてキャリアを選び取る仕組みが複数用意されている。

カフェテリアプラン(自己啓発ポイント年間最大30万円相当)や約200資格を対象とする資格取得奨励制度もあり、与信・審査に必要な専門知識を計画的に積み上げやすい環境だ。

年収・待遇

公式(有価証券報告書)の平均年収と、社員クチコミ(体験談)ベースの数値は水準に差があるため、出典を分けて整理する(2026年7月時点)。

初任給

総合職A(全国型・大卒・公式)月額300,000円
総合職A(全国型・院卒・公式)月額315,000円
総合職B(首都圏限定型・大卒・公式)月額270,000円

平均年収(出典別)

公式(有価証券報告書・2025年3月期)約936.5万円(平均年齢41.2歳・平均勤続13.9年)
OpenWorkクチコミ(体験談)約701万円(回答者平均年齢31歳)。公式値との差は回答者の年齢構成が若いことが主因

年次・役職別の目安

20代500〜700万円が目安(クチコミ・非公式)
30代700〜900万円が目安(クチコミ・非公式)
課長クラス以上900万円台以上の水準とされる(クチコミ・非公式)

待遇の特徴

  • 賞与は年2回。カフェテリアプラン(自己啓発ポイント年間最大30万円相当)や資格取得奨励制度(約200資格対象)など研鑽支援が手厚い(公式)
  • 時差勤務制度(始業7:00〜11:00で選択可)・時間単位年休・リフレッシュデー(毎週水曜ノー残業デー)など柔軟な働き方の制度が整う(公式)
  • クチコミの年収レンジは350万〜1,500万円と幅があり、職種・年齢による差が大きい(OpenWork・体験談)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・エン カイシャの評判・就活会議等の社員クチコミ(公式ESG開示を併記)) 医療・福祉/不動産/航空機リースなど大型・多様な案件に携われるスケール感と、有給消化率の高さ・福利厚生を評価する声が多い一方、みずほ銀行出身者が経営層に多く意思決定に時間がかかる伝統的な社風、若手の成長スピードを課題に挙げる声も共存します。

月平均残業(クチコミ)約22〜24時間(出所により差あり)
有給消化率81.6%(OpenWorkクチコミ)/92.8%(公式・2024年度)
男性育休取得率(公式・2024年度)100%

評価する声

  • 医療・福祉、不動産、航空機リースなど大型・多様な案件に携われ社会的インパクトを実感できる
  • 有給が取りやすく、住宅補助・財形貯蓄・持株会など福利厚生が充実しているという声
  • グループ企業が多くソリューション営業として幅広い提案ができる

気になる声

  • 経営陣の多くがみずほ銀行出身で、稟議や意思決定に時間がかかる伝統的な社風の傾向がある
  • 若手のうちの裁量や成長スピードに物足りなさを感じる声がある
  • 女性総合職比率が低く、女性管理職比率も25%程度(2021年時点)にとどまる傾向がある

芙蓉総合リースって実際、働きやすいの?

評判では「医療・福祉/不動産/航空機リースなど大型・多様な案件に携われるスケール感」「有給の取りやすさ」を評価する声が多いです(社員クチコミ・傾向)。

一方で「みずほ銀行出身者が経営層に多く、意思決定に時間がかかる伝統的な社風」「若手の成長スピード」を課題に挙げる声もあります。腰を据えて多様な事業に関わりたい人には好相性、若いうちから大きな裁量を求める人は要確認です。

沿革

芙蓉総合リースは1969年、丸紅・富士銀行(現みずほ銀行)を中心とする芙蓉グループ6社の出資で設立された。

2001年に安信リース、2002年に安田リースと合併し規模を拡大。2004年に東証一部(現プライム)へ上場した後は、シャープファイナンス(2008年)・ヤマトリース(2020年)・CBホールディングス(2025年、現CBヘルスケア)など事業会社の子会社化を重ねて非金融領域を積み増してきた

採用・選考

芙蓉総合リースの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース総合職A(全国型・海外含む転勤あり)と総合職B(首都圏限定型・転居を伴う異動なし)の2区分。入社後「金融業務3級 リース取引コース」の資格取得が必須。
勤務地本社(東京都千代田区麹町)のほか、札幌・仙台・高崎・上野・横浜・金沢・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・福岡等の国内支店。海外は米国・カナダ・イギリス・中国・台湾・シンガポール・タイ等に拠点
選考難易度・特徴採用は年40名前後の少数採用で、就活メディアの集計では就職難易度3.9/5.0、倍率は登録会員ベースで約18.6倍(就活会議)〜約30倍(プレエントリー数からの推計)とされる(いずれも非公式)。明確な学歴フィルターは無いとの媒体評価で、中堅大学からの内定例もあるとされる。

採用人数の推移

2024年度約38名
2025年度約44〜45名

選考フロー

  1. エントリー・会社説明会(WEB)
  2. エントリーシート(ES)提出
  3. 適性検査(テストセンター)
  4. 一次面接
  5. 二次面接
  6. 最終面接(合格で内々定)

選考で聞かれること

  • なぜリース業界を志望するか

    面接官が見ているポイント

    金融知識をベースに「モノ」と「カネ」を組み合わせ企業の経営課題を解決するリースならではの魅力を、銀行や商社ではなくこの業界で語れているか

  • 銀行系や独立系でなく芙蓉総合リースの理由

    面接官が見ているポイント

    みずほ系という表面的な括りだけでなく、多様な業界と結ぶ強固な取引基盤という芙蓉総合リースならではの独自性まで比較できているか

  • みずほとの資本関係をどう理解しているか

    面接官が見ているポイント

    同社はみずほFGの子会社ではなく旧富士銀行系「芙蓉グループ」の一員でみずほは大株主にとどまるという実態を正しく調べた上で語れているか

  • 学生時代に力を入れたこと(300字)

    面接官が見ているポイント

    字数制限の中で成果よりプロセスを構造立てて要約できる文章力・要点整理力があるか

  • あなたの性格と特徴(100字)

    面接官が見ているポイント

    短い字数でも自分の強みを一言で言い切れる自己理解の解像度があるか

  • 最近関心を持ったニュース

    面接官が見ているポイント

    経済・金融ニュースへの日常的な感度と、それを自社の事業に結びつけて考えられる視野の広さがあるか

  • リース業界のビジネスモデルを説明できるか

    面接官が見ているポイント

    「モノ」の調達・保有・保守を代行し資金効率を高めるリースの仕組みを、単純な金融取引と区別して正確に理解しているか

  • リースと融資(貸付)の違いは何か

    面接官が見ているポイント

    資金使途や資産所有権の違いなど、金融機関志望者でも混同しやすい論点を整理して説明できる理解力があるか

  • リース業界でなぜ与信審査が重要か

    面接官が見ているポイント

    リース料回収という収益構造を支える与信・審査機能の重みを理解し、堅実さや誠実さを求められる仕事への適性があるか

  • 不動産や再エネ、BPOに広げる理由は

    面接官が見ているポイント

    リース単体の収益に依存せず不動産・再生可能エネルギー・BPOへ事業領域を広げてきた同社の戦略変化を自分の言葉で咀嚼できているか

  • 総合職Aと総合職B、どちらを希望か

    面接官が見ているポイント

    全国転勤ありの総合職Aと首都圏限定の総合職Bという2コースの違いを理解した上で、自分のキャリア観に合う選択を筋道立てて説明できるか

  • ESの内容を一次・二次面接で深掘り

    面接官が見ているポイント

    ゼミ・研究内容やアルバイト経験などES記載事項を掘り下げられても、一貫性を崩さず具体的に語れる地力があるか

  • あなたの短所・弱みは何か

    面接官が見ているポイント

    弱みを自覚した上で改善に向けて具体的に行動しているか、自己客観視の力があるか

  • 挫折経験とどう乗り越えたか

    面接官が見ているポイント

    困難な状況でも投げ出さず立て直した経験から、粘り強さと問題解決力を確認できるか

  • アルバイトで学んだことは

    面接官が見ているポイント

    日常的な役割の中で工夫し周囲と協働した経験から、地道な業務にも誠実に向き合える人物かを見ているか

  • ゼミ・研究テーマを選んだ理由

    面接官が見ているポイント

    テーマ選定の背景にある問題意識や興味の持ち方から、論理的思考力と探究心を確認しているか

  • 将来どんな仕事・キャリアを描くか

    面接官が見ているポイント

    国内営業・国際営業・審査・企画など幅広い職域を持つ同社で、どの分野で価値を発揮したいか具体像を持っているか

  • 全国転勤の可能性をどう考えるか

    面接官が見ているポイント

    総合職Aで想定される海外を含む全国転勤に対し、前向きに適応できる柔軟性と覚悟があるか

  • 併願している業界・企業は何か

    面接官が見ているポイント

    金融・商社・リースなど併願先の傾向から、本気度と業界理解の一貫性に矛盾がないかを見ているか

  • 最後に何か質問はありますか

    面接官が見ているポイント

    受け身で終わらず、事業内容や配属など踏み込んだ逆質問を通じて志望度と企業研究の深さを示せているか

インターンシップ

夏季・冬季に「仕事体験」を実施。会社説明、ワークショップ(ソリューション提案・事業立案)、若手・中堅社員座談会などのプログラムがある。選考直結・優遇の有無は公式に明記が無く、開催日程含め最新は公式採用ページで確認。

公式採用ページを見る →

総合職A(全国型・海外含む転勤あり)と総合職B(首都圏限定型)の2区分で募集し、入社後は「金融業務3級 リース取引コース」の資格取得が必須になる。

  • 「なぜ銀行や商社ではなくリース業界か」を、モノとカネを組み合わせる仕事の面白さで語れるようにしておく
  • みずほとの資本関係(子会社ではない)を正確に理解し、独自の経営判断ができる立ち位置として説明できるようにする
  • 総合職A/Bの違い(転勤の有無)を理解し、自分のキャリア観に合う方を選べるようにしておく

よくある質問

芙蓉総合リースの年収はどのくらいですか?

有価証券報告書による平均年収は約936.5万円(2025年3月期・平均年齢41.2歳)、社員クチコミベースでは約701万円(回答者平均年齢31歳・体験談)です。初任給は総合職A(全国型)で大卒30.0万円・院卒31.5万円とされています。

芙蓉総合リースの採用倍率・選考難易度は?

採用は年40名前後の少数採用で、就活メディアの集計では就職難易度3.9/5.0、倍率は約18.6倍〜30倍程度(いずれも非公式の推計)とされます。選考はES・適性検査・複数回の面接で構成されます。

芙蓉総合リースに学歴フィルターはありますか?

明確な学歴フィルターは無いとの就活メディアの評価で、中堅大学からの内定例もあるとされます。総合職A(全国型)・総合職B(首都圏限定型)の2区分で、全学部全学科が応募対象です。

芙蓉総合リースは激務ですか?

月平均残業はクチコミで約22〜24時間、有給消化率は公式で92.8%(2024年度)と、全体としてはワークライフバランスを保ちやすいという声が多めです。一方で伝統的な社風や意思決定の速度を課題に挙げる声もあります。

芙蓉総合リースのインターンは選考に有利ですか?

夏季・冬季に「仕事体験」を実施しており、会社説明やワークショップ、若手・中堅社員座談会などのプログラムがあります。選考直結・優遇の有無は公式に明記が無く、最新の日程・形式は公式採用ページで確認してください。

基本情報

上場区分上場(東京証券取引所プライム市場・証券コード8424)
グループ親会社なし。旧富士銀行系「芙蓉グループ」の中核企業。みずほ銀行は大株主の一角(3.1%)だがみずほフィナンシャルグループの子会社ではない。筆頭株主は不動産会社ヒューリック(13.9%・2025年9月末時点)
創業・設立1969年5月1日、丸紅・富士銀行(現みずほ銀行)を中心とする芙蓉グループ6社の出資で設立
本社東京都千代田区麹町五丁目1番地1(住友不動産麹町ガーデンタワー)
代表者織田寛明(代表取締役社長)
資本金105億3,216万円
従業員数単体876名/連結4,410名(2026年3月末時点)
売上高連結7,887億円(2026年3月期・営業収益)
事業領域リース・割賦販売等の各種ファイナンス、不動産、航空機、エネルギー環境、ヘルスケア、BPO/ICT、モビリティ/ロジスティクス、サーキュラーエコノミー等12以上の事業領域

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-07-23