【2026最新】アビームコンサルティングの就活企業分析|事業・強み・選考対策
企業分析・就活ガイド
まとめ
1981年設立の総合コンサルティングファーム。「日本発・アジア発のグローバルコンサル」を掲げ、経営戦略からSAP/ERP導入・業務改革・アウトソーシングまで一気通貫で支援する。SAP認定コンサルタント数は国内最大級、製造業・公共セクターに強く、外資系より日本企業に寄り添う「リアルパートナー」が看板。連結売上1,598億円・連結8,816名(2025年)。2015年からNECの完全子会社。
基本情報
| 上場区分 | 非上場(NEC〈証券コード6701〉の完全子会社) |
|---|---|
| 資本構造 | NECが100%出資(2015年3月31日付の簡易株式交換で完全子会社化) |
| 設立 | 1981年4月1日(前身は等松・トウシュロス コンサルティング) |
| 本社 | 東京都中央区八重洲(東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー) |
| 代表者 | 代表取締役社長 山田貴博 |
| 資本金 | 62億円 |
| 従業員数 | 8,816名(2025年4月1日現在・連結) |
| 連結売上高 | 1,598億円(2025年3月期) |
| 拠点 | 自社32拠点+提携パートナー135拠点(グローバルネットワーク) |
| 事業領域 | マネジメント/ビジネスプロセス/ITコンサルティング・アウトソーシング |
業界の基礎
総合・ITコンサルティング業界は、大きく2つの系統に分かれる。一つはアクセンチュアやIBMに代表される外資系・IT実装系、もう一つはデロイト トーマツ・PwC・KPMG・EYといった会計事務所を母体とするBIG4系である。これに野村総合研究所(NRI)のような日系シンクタンク系が加わる。
その中でアビームコンサルティングは、日系・実装重視のグローバルファームという独特の立ち位置にある。1981年設立で、外資系のように世界本部の方針が降りてくるのではなく、日本にヘッドクオーターを置き「日本発・アジア発のグローバルコンサルティングファーム」を掲げる。戦略提言だけで終わらず、SAP/ERPの実装や業務のアウトソーシングまで握るのが特徴だ。
プレイヤーを並べると、アビームの輪郭が見えてくる。
- 外資系・実装系: アクセンチュア(世界最大級・デジタル実装)、IBM(大規模システム構築)
- BIG4系: デロイト トーマツ、PwC、KPMG、EY(監査法人母体・戦略〜実装の総合化)
- 日系: 野村総合研究所(シンクタンク+IT)、そしてアビーム(日系・実装重視・アジア展開)
事業内容

ビジネスモデル
経営戦略の構想立案から、SAP/ERPを中心としたITの実装、さらに業務のアウトソーシングまでを一気通貫で提供する総合コンサルティング。クライアントと同じ未来を見て成果実現まで伴走する「リアルパートナー(Real Partner®)」を掲げ、上流の提言だけで終わらず実装・定着まで握ることで稼ぐ。
経営戦略・経営改革
経営戦略策定・データドリブン経営・企業価値経営・オープンイノベーションなど、上流の変革構想を支援する。
経営戦略/経営改革データドリブン経営企業価値経営スタートアップ&オープンイノベーション業務改革・オペレーション
営業・SCM・人事・財務など機能別の業務改革とアウトソーシング(BPO)で実行を支える。
CX(マーケティング/セールス)サプライチェーンマネジメント人材/組織マネジメント財務会計/経営管理アウトソーシングテクノロジー/DX
AI・クラウド・セキュリティを軸にしたデジタル変革とテクノロジー戦略の立案・実装を担う。
ABeam AIクラウドセキュリティテクノロジー戦略&マネジメントDXSAPコンサルティング
SAP S/4HANA等の導入を業種知見と組み合わせて支援する中核領域。独自プラットフォーム ABeam Cloud® も提供。
SAPコンサルティングSAP S/4HANA導入ABeam Cloud®業種別ソリューション
製造・金融・商社・公共など多数の業界に特化したインダストリーソリューションを展開する。
自動車半導体・電子部品銀行・証券・保険商社・流通官公庁・社会公共ヘルスケア
多くの戦略ファームが「提言して去る」のに対し、アビームは実装・定着まで握ることを身上とする。コーポレートの中核概念「Real Partner®(リアルパートナー)」のとおり、クライアントと同じ未来を見て、改革が現場に根づくまで伴走する姿勢を打ち出している。
収益源は、上流の経営戦略から、SAP/ERPを中心としたITの実装、さらに業務のアウトソーシングまでの一気通貫だ。提言だけの単発支援に依存せず、実行フェーズまで担うことで継続的な関係と収益を築く。
事業は公式に多数の領域へ整理されているが、就活生の理解としては次の5つで十分だ。
- 経営戦略・経営改革: 戦略策定・データドリブン経営など上流の構想支援。
- 業務改革・オペレーション: SCM・人事・財務などの機能別改革とBPO。
- テクノロジー/DX: AI・クラウド・セキュリティを軸にしたデジタル変革。
- SAPコンサルティング: S/4HANA導入を業種知見と組み合わせる中核領域。
- 業種別ソリューション: 製造・金融・商社・公共など業界特化の支援。
NECグループの中での位置づけ
アビームはNEC(証券コード6701)の完全子会社である。2004年にNECと資本提携してグループ入りし、2015年の株式交換でNECが100%出資の完全子会社とした。NECの掲げるDX・コンサルティングの中核を担う一方、ブランドとサービスはアビーム独自に展開している。
この会社の強み

SAP認定数で国内最大級
SAP導入を中核の一つに据え、2015年に国内初のSAP認定コンサルタント2,000名突破を公表。現在も認定保有数は国内最大級で、SAP S/4HANA導入を業種知見と組み合わせて手がける。SAP AWARD OF EXCELLENCE 2024 優秀賞も受賞
全国の自治体をカバーする公共の強み
官公庁から全国約1,700の地方自治体・独法・文教・医療までを対象とする公共ビジネスユニットを保有。国と自治体の双方から改革を推進できる体制を持ち、参入障壁の高い公共領域に厚い実績を持つ
インドGCCで実装デリバリーを内製化
出資先オプティマムソリューションズ(約4,000名のテクノロジー人材)と協働し、チェンナイ・ハイデラバードにグローバルケイパビリティセンター(GCC)を設立。日系コンサルでは稀な自前の大規模実装デリバリー拠点をインドに確保した
合弁・アライアンスで事業を組成する
住友商事との住商アビーム自動車総合研究所、GX支援の合弁「GXコンシェルジュ」(2024年)、欧州ベリングポイントとの米州合弁設立(2025年)など、提携先と合弁会社を作って事業を外出しする型が顕著
ABeam AIなど生成AIへの組織的投資
AI専門チームを置き「ABeam AIアナリティクスサービス」「AIソーシング」を展開。新卒採用でAIコンサルタントコースを新設するなど、投資領域として組織的に張っている
「日系のグローバルコンサル」「リアルパートナー」という表看板の一段下に、アビームが実際に資源を張っている領域がある。ここが他社に簡単には真似できない差別化の核だ。
① SAP認定数で国内最大級
アビームはSAP/ERP導入を中核の一つに据える。2015年に国内で初めてSAP認定コンサルタント2,000名を突破したと公表し、以降も認定保有数は国内最大級を維持しているとされる。SAP S/4HANAの導入を業種知見と掛け合わせて手がけ、SAP AWARD OF EXCELLENCE 2024 優秀賞も受賞している。労働集約的だが参入障壁の高いERP実装で、量と質の両面で厚みを持つ。
② 全国の自治体をカバーする公共の強み
官公庁から全国約1,700の地方自治体、独立行政法人、文教・医療までを対象とする公共ビジネスユニットを保有する。国の政策と自治体の現場の双方から改革を推進できる体制は、継続性・参入障壁ともに高い公共領域での厚い実績につながっている。
③ インドGCCで実装デリバリーを内製化
出資先の**オプティマムソリューションズ(約4,000名のテクノロジー人材)と協働し、チェンナイ・ハイデラバードにグローバルケイパビリティセンター(GCC)**を設立した。日系コンサルでは珍しい「自前の大規模実装デリバリー拠点」をインドに確保しており、提言から実装までを低コストで握る体制を強めている。
④ 合弁・アライアンスで事業を組成する
アビームは事業を合弁会社として外出しする型が顕著だ。住友商事との住商アビーム自動車総合研究所、GX支援の合弁**「GXコンシェルジュ」(2024年・住友商事との共同出資)、欧州ベリングポイント**との米州合弁設立(2025年)など、提携先と新会社を作って事業領域を広げる動きが続く。
⑤ ABeam AIなど生成AIへの組織的投資
AI専門チームを置き、「ABeam AIアナリティクスサービス」「AIソーシング」を展開する。さらに新卒採用でAIコンサルタントコースを新設しており、生成AIを一過性の流行ではなく投資領域として組織的に張っていることがうかがえる。
業績の推移(連結売上高)
非上場だが、アビーム公式が連結売上高を公表しており、近年は増収が続いている。
| 決算期 | 連結売上高 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 991億円 |
| 2023年3月期 | 1,217億円 |
| 2024年3月期 | 1,408億円 |
| 2025年3月期 | 1,598億円 |
4期連続で増収し、2025年3月期は連結売上1,598億円・連結従業員8,816名に達した。DX・SAP導入需要の拡大や生成AI関連、グローバル展開支援が成長を牽引しているとされる。
親会社NEC連結の中ではアビーム単独のセグメント数値は個別開示されていない。ここで使うのはアビーム公式が出す「連結売上高」である。詳細・最新は公式の会社概要で要確認。
競合の中での立ち位置

同じコンサルでも、各社で戦い方は大きく異なる。
| 会社 | タイプ | アビームとの違い |
|---|---|---|
| アビーム | 日系・実装重視/グローバル | 上流からSAP実装・BPOまで一気通貫。製造業・公共・アジア展開に強い |
| アクセンチュア | 外資・世界最大級 | 戦略〜デジタル実装を巨大スケールで提供。規模とスピードで最大級 |
| デロイト トーマツ | BIG4・戦略寄り | 監査法人母体。戦略・上流の比重が高く、グローバルメンバーファーム型 |
| PwC | BIG4・上流/公共 | DX・公共・上流に強み。外資系メンバーファーム |
| 野村総合研究所 | 日系シンクタンク | 経営+システムの二本柱。金融(証券勘定系)に圧倒的シェア |
| IBM | 外資・実装 | 大規模システム構築・運用が中核。実装側に重心 |
考え方として、同じ日系なら野村総合研究所が近いが、NRIが金融の基幹システムに軸足を置くのに対し、アビームは「製造業・公共+SAP実装+アジア展開」という違いがある。外資系メガファームと比べると、規模やスピードより「日系企業への寄り添いとオーダーメード」を売りにするのがアビームの色だ。
今後の展望

ビジョン
Real Partner®/日本発・アジア発のグローバルコンサルティングファーム
ブランドステートメント「Real Partner®」を掲げ、現場に自ら入り改革が定着するまでやり遂げる"真のパートナー"を標榜する。日本にヘッドクオーターを置き、アジア発のグローバルコンサルティングファームとして日本企業の海外展開を支援する。非上場のため数値目標を伴う公開中計はなく、ここでの指標は直近の実績値。
数値目標
| 連結売上高(直近実績)(2025年3月期) | 1,598億円 |
|---|---|
| 従業員数(連結)(2025年4月) | 8,816名 |
| 自社拠点数(2026年2月) | 32拠点 |
| 提携パートナー拠点数(2025年7月) | 135拠点 |
注力施策
ABeam AI(生成AI/AI活用)
AI専門組織を軸に、生成AI導入・AIガバナンス・業務効率化・ユースケース創出までをワンストップで支援。手段先行ではなく業務課題起点でのAI活用を志向する。
インドGCCとグローバル拠点拡大
ロサンゼルス開設(2024年)に続き、チェンナイ・ハイデラバード(インド)にグローバルケイパビリティセンターを設立。実装デリバリー能力を内製化しつつネットワークを拡大する。
合弁・共同出資による事業拡大
住友商事とのGX支援会社「GXコンシェルジュ」(2024年)、欧州ベリングポイントとの米州合弁(2025年)など、提携を通じて事業領域を広げる。
サステナビリティ経営支援
サステナビリティ機能高度化サービス等、ESG/サステナビリティ領域の包括支援を拡充する。
ロードマップ
1981
等松・トウシュロス コンサルティングとして設立
1997
デロイト トーマツ コンサルティングに改称(デロイト系列に参加)
2003
デロイトのブランドから独立
2004
NECと戦略的資本提携(NEC連結子会社化)
2015
NECが簡易株式交換でアビームを完全子会社化(100%出資)
2023
本社を東京ミッドタウン八重洲へ移転
2025
欧州ベリングポイントと米州合弁を設立/インドGCC始動
経営理念とカルチャー
- ブランドステートメント: 「Real Partner®」(真のパートナーとして変革を実現する)
- ブランドスローガン: 「Build Beyond As One®」(2021年発表)
- 特徴: 現場に入り込み、改革が定着するまでやり遂げる伴走型。日本にヘッドクオーターを置く「日本発・アジア発のグローバルコンサル」を志向する
外資系のように世界本部の方針が降りてくる構造ではなく、日本企業の文化やアジア展開に寄り添う「オーダーメード」を強みとする点が、アビームのカルチャーの根にある。
最近の主要トピック(面接ネタ)
- 2025年: 欧州ベリングポイントと米州合弁を設立/インドGCC(チェンナイ・ハイデラバード)始動。
- 2024年: 住友商事とGX支援の合弁「GXコンシェルジュ」を設立/ロサンゼルスオフィス開設。
- 生成AI: AI専門組織を軸に「ABeam AIアナリティクスサービス」「AIソーシング」を展開。
- 2023年: 本社を東京ミッドタウン八重洲へ移転。
こんな人にピッタリ

派手な戦略提言の単発支援より、クライアントの現場に入り込み変革が定着するまで伴走しきることに価値を感じる人。
戦略提言だけでなく、実装・定着まで一気通貫で手がけたい
上流から SAP/IT 実装まで内製するアビームが合う
日本企業のアジア・グローバル展開を内側から支援したい
日本発・アジア発を掲げるアビームの強みが活きる
製造業や公共セクターで腰を据えて変革に向き合いたい
業種特化と公共に強いアビームが向く
- 戦略提言だけでなく、実装・定着まで一気通貫で手がけたい人
- 日本企業のアジア・グローバル展開を内側から支援したい人
- 製造業や公共セクターで、腰を据えて変革に向き合いたい人
一方で、純粋な経営戦略・上流構想の単発支援を突き詰めたい人や、世界最大規模のグローバル横断ナレッジと変革スピードを最優先したい人は、戦略特化ファームや外資系メガファームの方が合う場合がある。
逆に合わない可能性がある人
志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。
純粋な経営戦略・上流構想の単発支援だけを突き詰めたい
実装まで握る色が強いため、戦略特化ファームの方が合う場合があります。
世界最大規模のグローバル横断ナレッジと変革スピードを最優先したい
日系・実装重視の色が強いため、外資系メガファームの方が合う場合があります。
外資系トップファーム水準の高い報酬を最重視したい
報酬は外資系戦略ファームよりやや抑えめという声もあり、案件・役職によっては物足りなさを感じる可能性があります。
求める人物像
自ら考え行動できる人
指示を待つのではなく主体的に課題を発見し、解決に向けて自ら動ける人。アビームの求める人物像の筆頭に置かれる資質。
周りを巻き込んで前に進める人
チーム内外の関係者と協力関係を築き、立場の異なる人を束ねて目標達成へ推進できるリーダーシップと協調性を持つ人。
チャレンジを楽しめる人
未知の領域や困難な課題に前向きに取り組み、変化を楽しめる人。「Build Beyond As One®」を体現できるタフさ。
最後まで諦めない人
クライアントの成功のために最後までやり遂げる強い意志を持つ人。「リアルパートナー」として変革が定着するまで伴走できる粘り強さが活きる。
入社後のキャリアパス
1〜2年目(ビジネスアナリスト)
新卒入社の起点。プロジェクトで情報収集・分析・資料作成など実務の基礎を担い、コンサルタントとしての型を身につける。
2〜6年目(コンサルタント)
担当領域を任され、クライアントと直接やり取りしながら課題解決を回す。SAP・業務改革・戦略など配属領域の専門を深める。
6〜12年目(シニア/マネージャー)
プロジェクトの管理・推進を担い、マネージャーでチームと案件全体の責任を持つ。年収1,000万円超が一つの目安とされる。
12年目以降(シニアマネージャー以上)
複数案件の統括や事業開発、クライアント開拓を担う。職位は公式に7段階で整理され、ディレクター・プリンシパルへと続く。
昇進は職位で透明性高く整理されており、公式には7段階の職位が設けられている。新卒はビジネスアナリストから始まり、コンサルタント → シニアコンサルタント → マネージャー → シニアマネージャー → ディレクター → プリンシパルへと進むのが基本ルートだ。
成果主義で早期昇進も可能とされる一方、外資系の「Up or Out(昇進できなければ退社)」ほど厳しくなく、中長期で育てる「Up or Stay」型と評されることが多い(いずれも就活・転職メディアの解釈で、公式断定ではない)。年収はマネージャーで1,000万円超が一つの目安とされる(クチコミ・体験談ベース)。
社員のリアルな評判
公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です。 クチコミ評価は総じて高めの傾向で、「20代の成長環境」「社員の相互尊重」「外資系より残業が穏やか」といった声が目立つ。一方で、外資系戦略ファームと比べると報酬水準はやや見劣りするという声や、相対評価・案件ごとの業務量の差を課題に挙げる声も共存する(いずれも体験談・傾向)。
| 平均年収(クチコミ集計・体験談) | 約757〜834万円(媒体により幅・出所明示) |
|---|---|
| 役職別年収の目安(クチコミ・体験談) | コンサルタント約826〜831万円/マネージャー約1 |
| 月平均残業(クチコミ・体験談) | 約33〜34時間(媒体により39〜42時間との声も) |
| 有給消化率(クチコミ・体験談) | 約67% |
評価する声
- 外資系戦略ファームと比べ残業は控えめという声がある
- 20代の成長環境・裁量の大きさを評価する体験談が多い
- 面倒見がよく社員の相互尊重を評価する声がある
- 有給消化率が同業平均よりやや高めという傾向
気になる声
- 外資系戦略ファームと比べると報酬水準はやや低めという声がある傾向
- 相対評価で同ランク内の差が出にくい・評価が見えにくいという声がある傾向
- プロジェクトにより業務量・残業の差が大きいという声がある傾向
年収は出所により幅がある。==社員クチコミ集計では平均約757〜834万円(体験談)==と媒体によって差があり、役職別ではコンサルタントで約826〜831万円、マネージャーで約1,200〜1,400万円という目安が示されている(いずれもクチコミ由来・体験談)。数値を使う際は出所と回答者構成の偏りを意識したい。
評判では「20代の成長環境」「社員の相互尊重」「外資系より残業が穏やか」を評価する声が多い一方、「報酬は外資系戦略ファームよりやや低め」「相対評価で差が見えにくい」「案件による業務量の差」を課題に挙げる声もある(いずれも社員クチコミ・傾向)。
沿革
アビームの法人としての起点は、1981年に設立された等松・トウシュロス コンサルティングである。その後デロイト トーマツ コンサルティングへと改称し、長くデロイト系列のコンサルティング部門として活動した。
転機は2000年代だ。2003年にデロイトのブランドから独立し、社名を「アビームコンサルティング」とした。翌2004年にNECと戦略的資本提携を結んでNECグループ入りし、2015年の株式交換でNECが100%出資の完全子会社とした。「デロイト トーマツ コンサルティング」は現在も別法人として存在するため、両社の混同に注意したい。出自はデロイト系だが、現在は資本・経営ともにNECグループの一員である。
採用・選考

| 締切 | 要確認(最新は公式採用ページで確認。27卒は受付終了・28卒が募集中) |
|---|---|
| 募集職種・コース | 2027年卒は「Strategy Consultant職」(戦略/公共経営コース)と「Solution Consultant職」(ビジネス/テクノロジー/AIコース)の2系統に再編。文理不問。 |
| 勤務地 | 東京中心(公共経営は大阪、ビジネスは福岡も)。プロジェクトにより全国・海外の可能性あり。 |
| 選考難易度・特徴 | 就活人気上位の総合コンサル。学歴フィルターは「なし」とされ早慶・東大・旧帝・MARCH・地方国立まで幅広いが、上位は難関大に偏る傾向。倍率は就活メディアの推計でソースにより大きく割れる(約5倍〜約40倍・いずれも非公式)。最大の関門はケース面接と「なぜアビームか」の一貫性。初任給(公式・2027年卒月額)は戦略職 学部卒40.0万円/院卒43.3万円、ソリューション職 学部卒38.9万円/院卒42.1万円(いずれも固定残業代を含まず別途支給)。 |
採用人数の推移
選考フロー
- マイページ登録・エントリー
- ES提出
- 適性検査(SPI)
- 戦略系はWebテスト・グループワーク・3日間ワークショップ/その他は1次(ワークショップ)
- 個人面接(複数回)
- 最終面接(合格で内々定)
ES・自己分析でよく問われること
- 志望するコース/コンサルタントを志望する背景と、実現したいこと
- それを実現する場として当社(アビーム)を志望する理由
面接で聞かれた質問例
- ケース面接(ロジックツリーを用いた個人ワーク)
- 数あるコンサルの中で、なぜアビームなのか
- 学生時代に力を入れたことの背景・深掘り
- 苦労した経験とその乗り越え方
インターンシップ
Summer Internship(公共経営/ビジネス/デジタル対象、夏季にケーススタディ+社員フィードバック+座談会)を実施。公式に「内定直結型」と明記。長期インターンの受け入れはなし。最新の時期・形式は公式マイページで確認。
アビームの新卒採用は、2027年卒から「Strategy Consultant職」(戦略/公共経営コース)と「Solution Consultant職」(ビジネス/テクノロジー/AIコース)の2系統に再編された。文理は不問だ。選考はES・適性検査からワークショップ型の面接、複数回の個人面接まで進み、最大の関門はケース面接と「なぜアビームか」の一貫性である。
- 数あるコンサルの中で、なぜ「日系・実装重視」のアビームなのかを、競合(外資系・戦略特化)との違いとして語れるようにしておく
- ケース面接(ロジックツリーを用いた個人ワーク)に向けて、論点を構造化して話す練習をしておく
- サマーインターンは公式に「内定直結型」と明記されており、早期接点として重要度が高い
締切・選考フロー・インターンの最新情報は公式採用ページ(abeam.com)で要確認。27卒は受付終了済みで、現在は28卒が募集対象。
最終更新: 2026-06-11