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【2026最新】デロイト トーマツ コンサルティングの就活企業分析|事業・強み・選考対策

デロイト トーマツ コンサルティングの企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

編集部

この3つ、実は提言する側から技術を持つ側への越境という一本の線でつながっています。本文で順に見ていきましょう。

就活生

デロイト トーマツ コンサルティングで検索すると、もう存在しない会社って出てきて混乱しています…。

編集部

その情報、実は正確です。2025年12月に姉妹2法人と合併し、「合同会社デロイト トーマツ」という新しい法人に生まれ変わったんです。3分で「なぜ合併したのか」まで分かりますよ。

結論から言うと、この会社の正体は戦略から実装まで一気通貫で背負う"統合コンサル"である。

基本情報

上場区分非上場(合同会社)
グループ合同会社デロイト トーマツ(2025年12月1日、旧コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー・リスクアドバイザリーの3法人合併で発足)。デロイト トーマツ グループの一員(監査は有限責任監査法人トーマツ、税務はデロイト トーマツ税理士法人など別法人が担当)
創業・設立1993年4月にトーマツ コンサルティング株式会社として創業/2025年12月1日、3法人合併により「合同会社デロイト トーマツ」として再発足
本社東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 丸の内二重橋ビルディング
代表者代表執行役 長川知太郎・鹿山真吾(2026年6月時点)
資本金300百万円(旧デロイト トーマツ コンサルティング単体・要確認)
従業員数合同会社デロイト トーマツ全体で約11,000〜12,000名。デロイト トーマツ グループ全体では約22,000名(2025年12月時点)
売上高個社非公開。デロイト トーマツ グループの業務収入3,907億91百万円(FY2025・2024年6月〜2025年5月)、うちコンサルティング・FA等セグメントは2,325億円(前年比+20.3%)
事業領域戦略・M&Aアドバイザリー・リスクアドバイザリーを一気通貫で提供する「複数専門分野統合モデル(MDM)」

業界の基礎

就活生

コンサル業界、マッキンゼーやBCGは聞いたことあるけど、デロイトが何をしている会社かちゃんと説明できません…。

編集部

カギは「戦略だけを提言するか、実行まで背負うか」という軸。ここでデロイト トーマツは他とはっきり違う立ち位置にいますよ。

総合コンサルティング業界は、大きく4つのタイプに分かれる。

  • 戦略ファーム(MBB): マッキンゼー、BCG、ベイン。少数精鋭でトップ経営層への意思決定支援に特化する。
  • BIG4系総合コンサル: デロイト トーマツ コンサルティング、PwCコンサルティング、KPMGコンサルティング等。監査・税務・法務・FAとの総合力を背景に戦略〜実行を一気通貫で支援する。
  • 日系ファーム: 野村総合研究所、アビームコンサルティング。シンクタンク機能やSAP/ERP実装に強みを持つ。
  • IT/SIer系コンサル: アクセンチュア。グローバル約75万人規模でテクノロジー実装・運用まで含む。

その中でデロイト トーマツ コンサルティングは、2025年12月にファイナンシャルアドバイザリー・リスクアドバイザリーと合併し、戦略・M&A・リスク管理までを1つの法人で提供する体制に再編した。

事業内容

デロイト トーマツ コンサルティングの事業内容: 戦略・M&A、テクノロジー・AI、人材・財務変革、顧客・サプライチェーン、リスクアドバイザリー、量子・先端技術研究

ビジネスモデル

戦略策定からテクノロジー実装・運用まで、コンサルティング×M&Aアドバイザリー×リスクアドバイザリーを掛け合わせて提供する「複数専門分野統合モデル(MDM)」のプロフェッショナルファーム。2025年12月に旧コンサル・FA・リスクアドバイザリーの3法人が合併し、1つの法人で一体運営する体制に再編した。

  • 戦略・M&A

    経営戦略・事業戦略の立案から、M&Aアドバイザリー、イノベーション支援までを担う中核機能。

    StrategyM&AアドバイザリーFinancial Advisory
  • テクノロジー・AI

    DX戦略立案からAI・テクノロジー実装まで一気通貫で支援する。自社AI「AI Garden lab™」(旧称=AI haconiwa)の開発やFDE(Forward Deployed Engineer)人材の活用を進める。

    AI Garden labTechnology StrategyFDE
  • 人材・財務変革

    人事・組織改革(Human Capital)と、財務・経理・CFO機能改革(Finance Transformation)を担う。

    Human CapitalFinance Transformation
  • 顧客・サプライチェーン

    マーケティング・営業・顧客戦略の変革と、サプライチェーン最適化を担う。

    Customer Strategy OperationSupply Chain Operations
  • リスクアドバイザリー

    ガバナンス・内部監査・サイバーセキュリティ・第三者リスク管理(TPRM)など、企業のリスクマネジメントを支援する。

    TPRMCISRisk Advisory
  • 量子・先端技術研究

    量子コンピュータの社会実装に向け、製薬・化学業界等と実証実験を進める研究機能。コンサルティングの枠を超えた技術投資領域。

    量子アルゴリズム実証Quantum Computing Study Group

デロイト トーマツ コンサルティングの稼ぎ方は、単一のコンサルティング機能ではなく、戦略・M&A・リスク管理という3つの機能を1つの法人に統合した「複数専門分野統合モデル(MDM)」に集約される(詳細は上のカードを参照)。

この統合の背景には、クライアント課題が「戦略」「ディール」「リスク」のいずれか単独では解決しなくなっているという業界共通の変化がある。デロイト トーマツは2025年12月の3法人合併でこれを組織構造レベルで先取りし、1つの契約・1つのチームで戦略立案からM&A実行、リスク管理までを提供できる体制を作った。

この会社の強み

デロイト トーマツ コンサルティングの強み: 自社AI技術の開発・特許化、量子コンピュータの社会実装に本気投資、専門ブティックの継続的なグループイン戦略、AI活用度を人事評価に組み込む成果報酬シフト、実装専門別法人D.Nodeによる二正面体制
  1. 自社AI技術の開発・特許化

    2025年9月、人の深層心理を再現するAIエージェント群「AI haconiwa」ベータ版を提供開始し、同年10月に「AI Garden lab™」へ改称。市場反応をAIでシミュレーションする独自サービスを事業化した。2026年3月には「データの関係構造の変化を高精度に自動判定するAIモデル」で特許(第7771461号)を取得するなど、コンサル会社には珍しく自社研究・特許化まで踏み込む。

  2. 量子コンピュータの社会実装に本気投資

    中外製薬と創薬領域での量子コンピュータ実用化時期の見極め実証を2024年8月〜2025年6月の日程で実施(2024年11月発表)、Classiq・三菱ケミカルとは材料開発用途で量子アルゴリズムを最大97%圧縮する成果を実証。「技術研究・エコシステム形成・産業支援」の3本柱を掲げ、コンサルティングの枠を超えて技術研究者を抱える。

  3. 専門ブティックの継続的なグループイン戦略

    ブランディング(シー・アイ・エー)、市場調査(デロイト トーマツ ミック経済研究所)、知財(デロイト トーマツ弁理士法人)、データ分析(ゴーガ解析コンサルティング、2024年12月)など10社超の専門特化企業をグループインし、M&Aでケイパビリティを継続的に積み増す体制を持つ。

  4. AI活用度を人事評価に組み込む成果報酬シフト

    業務変革案件でのAI活用比率を現状約3割から2030年めどに7割以上へ、成果報酬型契約の割合を1割未満から3割以上へ引き上げる方針を公表(日経報道)。AI活用を人事評価に反映する方針も語られ、人月モデル脱却を人事制度にまで落とし込む。

  5. 実装専門別法人D.Nodeによる二正面体制

    デロイト トーマツ アクトを吸収分割・合併し、クラウド・生成AI・ブロックチェーン・IoTを融合した実装専門集団「デロイト トーマツ ノード(D.Node)」へ再編する計画を2026年1月に発表(実施予定は2026年12月)。FDE(2026年6月マネジメントオフィス設置)と合わせ、戦略コンサルとは別法人で実装機能を厚くする体制づくりを進めている。

就活生

デロイトの強みって、正直「大きくて何でもできる」くらいのイメージしかありません…。

編集部

そこが誤解です。実はコンサルなのに自社で技術そのものを作り、特許まで取りに行くという、他の総合系ファームにはあまり無い動きをしているんです。5つの強みはすべてこの一貫した姿勢の表れです。

5つの強みは個別の投資に見えて、実は「提言する立場から、技術そのものを持つ立場へ越境する」という一つの動き方でつながっている。

自社AI「AI Garden lab™」(旧称=AI haconiwa)の開発・特許化(①)や量子コンピュータの社会実装研究(②)は、コンサルタントが顧客企業に技術導入を助言するだけでなく、自ら技術を作り検証する側に回っていることを示す。ゴーガ解析コンサルティング等の専門ブティックの継続的なグループイン(③)は、この技術力を自社育成だけでなくM&Aでも積み増す姿勢の表れだ。

さらに、AI活用比率を人事評価に組み込む方針(④)と、実装専門法人D.Nodeによる二正面体制づくり(⑤・2026年12月実施予定)は、この技術投資を一部の先進チームの取り組みで終わらせず、評価制度と組織構造の両方に落とし込もうとしている点で徹底している。

業績の推移(コンサル等業務収入)

1,455億FY20221,656億(推定)FY20231,932億FY20242,325億FY2025
非上場のため合同会社デロイト トーマツ(旧デロイト トーマツ コンサルティング)単体の売上は非公開。デロイト トーマツ グループの「コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー等」セグメント業務収入で成長トレンドを示す。FY2023(2022年6月〜2023年5月)は一次資料未確認のため推定値。FY2025は前年比+20.3%。

決算期は6月〜翌5月(デロイト トーマツ グループ・非上場のため個社の数値は非公開)。

会計年度グループ全体業務収入コンサル・FA等セグメント
FY2022(2021.6-2022.5)3,130億円1,455億円
FY2024(2023.6-2024.5)3,627億円1,932億円
FY2025(2024.6-2025.5)3,908億円2,325億円(+20.3%)

コンサル・FA等セグメントはFY2025で前年比+20.3%と、グループ全体の伸び(+8%程度)を大きく上回るペースで成長している。この成長を牽引しているのが、2025年12月の3法人合併とAI関連投資だ。

FY2023のセグメント値(1,656億円)は一次資料未確認の推定値。最新・詳細は公式Impact Reportで要確認。

競合の中での立ち位置

デロイト トーマツ コンサルティング のポジショニングマップ
総合系コンサルティングファーム業界マップ(2軸で見る)

同じ総合系コンサルでも、各社の戦い方は大きく異なる。

会社タイプデロイト トーマツとの違い
デロイト トーマツ コンサルティング戦略〜実行・総合大規模型2025年12月の合併で戦略・M&A・リスクを1法人に統合
PwCコンサルティング戦略〜実行・総合大規模型「Strategy to Execution」を標榜。規模・立ち位置が最も近い直接競合
KPMGコンサルティング実行寄り・中規模急成長型2014年設立と若く、規模はまだデロイト トーマツより小さいが急拡大中
アビームコンサルティング実行特化・SAP/ERP軸SAP実装で国内最大級。実行力に寄った専門性がデロイト トーマツより強い
アクセンチュアテクノロジー実装・世界最大規模グローバル約75万人と規模で圧倒。テック実装色がより強い
マッキンゼー戦略特化・少数精鋭実行を持たず経営層への意思決定支援に集中。日本の年間採用規模も桁違いに小さい

考え方として、規模・立ち位置ではPwCコンサルティングが最も近いが、デロイト トーマツは2025年12月の合併で戦略・M&A・リスクを1法人に統合した点が独自の強みになっている。

今後の展望

デロイト トーマツ コンサルティングの数値目標(2030年目標)

ビジョン

複数専門分野統合モデル(MDM)× AI実装型コンサルティングへの転換

2025年12月、コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー・リスクアドバイザリーの3法人が合併し「合同会社デロイト トーマツ」(プロフェッショナル約11,000名)が発足。業務変革案件でのAI活用比率を2030年めどに7割以上、成果報酬型契約の割合を3割以上に引き上げる方針を掲げ、人月商売からの脱却を進める(日経報道ベース)。

数値目標

AI活用比率(2030年目標)7割以上
成果報酬型契約比率(2030年目標)3割以上
グループ業務収入(FY2025実績)2,325億円(+20.3%)

注力施策

  • MDM(複数専門分野統合モデル)の確立

    2025年12月、コンサルティング・FA・リスクアドバイザリーの3法人合併により、機能・業界を横断する統合モデルへ転換した。

  • FDE(Forward Deployed Engineer)の本格活用

    2026年6月にFDEマネジメントオフィスを設置予定。経営コンサルタントと連携し戦略と実装を接続する体制を構築する。

  • 自社AI技術の開発・特許化

    2025年9月「AI haconiwa」ベータ版提供開始、同年10月「AI Garden lab™」へ改称。2026年3月にはデータ関係構造の変化検知AIモデルで特許を取得した。

  • 量子コンピュータの社会実装研究

    中外製薬・Classiq・三菱ケミカル等と量子アルゴリズムの実証を進め、技術研究・エコシステム形成・産業支援の3本柱を掲げる。

  • 専門ブティックの継続的なグループイン

    ゴーガ解析コンサルティング(データ分析、2024年12月)等、専門特化企業を継続的にグループ化しケイパビリティを拡張する。

ロードマップ

  1. 1993/4

    トーマツ コンサルティング株式会社として創業(デロイト トーマツ コンサルティングの起源)

  2. 2024/4

    事業区分を「監査・保証」「コンサルテイティブ」「税務・法務」の3体制へ再編

  3. 2024/12

    ゴーガ解析コンサルティングからデータ分析事業を譲受

  4. 2025/5

    コンサル・FA・リスクアドバイザリー3法人の合併基本合意を発表

  5. 2025/9

    自社AI「AI haconiwa」ベータ版提供開始(同年10月「AI Garden lab™」へ改称)

  6. 2025/12

    3法人合併により「合同会社デロイト トーマツ」発足(プロフェッショナル約11,000名)

  7. 2026/4

    FDE人材の本格活用を発表、2026年6月にマネジメントオフィス設置予定

将来性を読む軸は、日経報道で語られる「人月商売からの脱却」という一点に集約される。

業務変革案件でのAI活用比率を現状約3割から2030年めどに7割以上へ、成果報酬型契約の割合を1割未満から3割以上へ引き上げる方針が示されており、これが実現すれば、コンサルタントの働き方・評価のされ方そのものが変わることになる。2025年12月の3法人合併、2026年のFDEマネジメントオフィス設置は、いずれもこの転換を組織構造の面で支える布石だ。

短期では合併直後の組織再編が続くタイミングであり、配属・評価制度がどう定まっていくかを注視する必要がある会社でもある。

こんな人にピッタリ

デロイト トーマツ コンサルティングが合う人・合わない可能性がある人の早見表

戦略の提言だけで終わらせず実装・運用まで一気通貫で関わりながら、AI活用度が評価に直結するような変化の速い環境で技術と経営の両方を学びたい人。

  • 戦略提言だけでなく実装・運用まで一気通貫で関わりたい

    MDMで戦略〜実行〜テクノロジーまで統合するデロイト トーマツが合う

  • AI活用など変化の速い環境で自分の評価が数字に直結する挑戦を求めたい

    AI活用比率を人事評価に組み込む方針を掲げるデロイト トーマツの姿勢が活きる

  • 監査・税務・法務など他分野の専門家と連携しながら大企業の課題に取り組みたい

    デロイト トーマツ グループ全体(税理士法人・弁護士法人等)と連携できる総合力が向く

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 純粋な経営戦略の意思決定支援に特化したい

    マッキンゼーやBCGなど戦略ファームの方が合う場合があります。

  • 特定システム(SAP等)の実装専門性を極めたい

    アビームコンサルティングなど実装特化のファームの方が合う場合があります。

  • 少数精鋭でゆったりした環境を求める

    合併で規模が拡大し組織再編が続く環境のため、変化の少なさを求めるなら物足りなさを感じる可能性があります。

求める人物像

  • 誠実さを基盤とした協創力

    一人で突出するのではなく、批判的思考・デザイン・IT実装など多様な強みを持つ仲間と信頼関係を築きながらチームで価値を生み出す姿勢を重視する。多様なバックグラウンドを持つ同僚を理解・尊重し、互いの力を最大化できる人材を求める。

  • 経営者マインドとチャレンジ精神

    将来的に経営や起業に関心を持ち、「経営者だったらどう考えるか」という視点でコンサルティング業務に取り組める人材を歓迎する。前例にとらわれず、新しい取り組みを主体的・責任感を持って推進する姿勢を重視する。

  • 社会・産業への大きな志

    Purpose「Together Makes Progress」のもと、クライアントの持続的成長支援にとどまらず社会課題の解決や新産業創造を志向する。世界に誇れる企業・産業を日本から生み出したいという大きな志を持つ人材を求める。

  • 構想から実装までやり切る当事者意識

    戦略提言で終わらせず、構想から実装まで一気通貫でクライアントに伴走する実行力を重視する。論理的思考力・問題解決力に加え、業界未経験者やキャリア入社者にも門戸を開き、入社後の自己研鑽・学習意欲を評価する。

入社後のキャリアパス

  1. ビジネスアナリスト(1〜2年目)

    幅広いコンサルティング経験を積み、専門性確立の土台を作ります。「アワーグラス・モデル」に基づき、キャリア初期は幅広い業界・領域を経験する段階です。

  2. コンサルタント〜シニアコンサルタント(2〜9年目目安)

    担当領域で解決策を自ら提言し、やがてチームリーダーとしてチームの提言をリードする段階です。コンサルタント→シニアコンサルタントは3年程度が目安とされます(体験談)。

  3. マネージャー以降(8年目以降)

    クライアントとの信頼関係構築とプロジェクト遂行のリードが主務になります。シニアマネージャー・ディレクター/パートナーへとキャリアが伸び、CXOへの提言を担います。

入社後は「アワーグラス・モデル(砂時計モデル)」と呼ばれる育成設計が基本で、キャリア初期(ビジネスアナリスト)は幅広い業界・領域を経験し、中盤で特定領域を深掘りする段階へ移る。

コンサルタント→シニアコンサルタントは3年程度、シニアコンサルタント→マネージャーも3年程度が目安とされる(体験談ベース)。マネージャー以降はクライアントとの信頼関係構築とプロジェクト遂行のリードが主務になる。

年収・待遇

非上場のため有価証券報告書は無い。初任給は公式募集要項の値、平均・役職別年収はOpenWork社員クチコミ(体験談)ベース(2026年7月時点)。

初任給

学士卒(公式)年5,802,000円
修士卒(公式)年6,000,800円
博士卒(公式)年6,201,200円

平均年収(出典別)

OpenWorkクチコミ(体験談・全職位平均)約944万円(回答者1,573名・平均年齢32歳)

年次・役職別の目安

ビジネスアナリスト(1〜2年目)650万〜700万円程度(体験談推計)
コンサルタント〜シニアコンサルタント700万〜1,200万円程度(体験談推計)
マネージャー以降1,200万円以上(体験談推計)

待遇の特徴

  • 賞与は年2回、評価反映度は上位職位ほど大きい傾向(体験談)
  • 固定残業代(33時間分目安)が給与に含まれるとの体験談がある
  • クチコミの年収レンジは約400万〜4,500万円と幅が大きく、職位による差が非常に大きい(OpenWork・体験談)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork(社員クチコミ)) OpenWork上の総合評価は4.21(5点満点)で「成長環境」への評価が高い一方、案件配属や評価制度の厳しさを指摘する声もあります(体験談)。

総合評価(OpenWork・クチコミ)4.21 / 5.0
月平均残業(クチコミ)約49.4時間
有給消化率(クチコミ)約63.9%

評価する声

  • 幅広い業界・官公庁案件を含む多様なプロジェクトに携われ、成長機会が豊富という声
  • マネジャーやパートナーから定期的にフィードバックを受けられ、育成する文化が根付いているという傾向
  • 戦略からIT実装までEnd to Endでソリューション提供できる総合ファームとしての強みを評価する声

気になる声

  • 人事評価制度について「頑張った人が報われにくい」といった不公平感を指摘する声がある傾向
  • アサインされるプロジェクトによって業務内容・負荷に差が出やすいという傾向
  • 案件時期によっては残業が多くなる傾向があり、月間残業時間の分布では80時間以上と回答する社員も一定数いる

就活生

正直、コンサルって激務だし「アップオアアウト」で厳しいイメージがあります…実際どうですか?

編集部

数字で見ると、月平均残業はクチコミで約49.4時間、有給消化率は約63.9%です。大手コンサルの中で突出して軽いわけではありませんが、OpenWorkの総合評価は4.21/5.0と高水準。「Up or Outではなく育成して待つ文化がある」という声も複数あります。

一方で、案件によってアサインの負荷差が大きいことや、人事評価の納得感に課題を感じる声も一定数ある。多様な業界案件を通じて幅広く成長したい人には好相性だが、安定した働き方を最優先したい人は要確認だ。

沿革

デロイト トーマツ コンサルティングの起源は、1993年4月に設立された「トーマツ コンサルティング株式会社」に遡る。

その後、デロイト トーマツ グループ内でコンサルティング機能を担う法人として発展してきたが、2025年12月1日、大きな転機を迎える。ファイナンシャルアドバイザリー(M&A支援)・リスクアドバイザリー(ガバナンス・内部監査支援)を担っていた姉妹法人2社と合併し、「合同会社デロイト トーマツ」という新法人が発足した。

採用・選考

デロイト トーマツ コンサルティングの選考フロー
締切要確認(Summer Job・Winter Jobは受付終了。本選考スケジュールは公式採用ページで確認)
募集職種・コースコンサルタント職(総合コンサルタント、業界横断)が中心。他にサイバーコンサルタント・システム監査/システムリスクコンサルタント・イノベーションコンサルタント・移転価格コンサルタント・AI/アナリティクスコンサルタント等の専門職区分がある。学士以上の学位を持つ新卒、または職歴3年未満(コンサルタント経験は2年未満)が対象。
勤務地東京本社(丸の内)。プロジェクトにより北米・欧州・アジア各国での勤務の可能性がある。
選考難易度・特徴総合系コンサルとして就活人気が高く、就活メディア推計の就職難易度スコアはコンサル業界で上位(マッキンゼーに次ぐ水準とされる、非公式)。採用倍率は数十倍規模との推計もある(非公式)。明確な学歴フィルターがあるという公式見解は無いが、採用大学は難関大学に偏る傾向があるとされる(非公式)。

採用人数の推移

2022年約106名(非公式・就活メディア集計)
2023年約270名(非公式・就活メディア集計)
2024年約392名(非公式・就活メディア集計)

選考フロー

  1. エントリー
  2. WEBテスト・エントリーシート提出
  3. 複数回面接(ディスカッション形式のケース面接を含む)
  4. 合格発表・内々定

選考で聞かれること

  • なぜコンサル業界なのか

    面接官が見ているポイント

    事業会社や独立ではなく、コンサルという働き方を選ぶ必然性まで語れるか

  • 数あるファームの中でなぜDTCか

    面接官が見ているポイント

    総合系ファームの中でDTCでなければならない理由まで踏み込めているか

  • コンサルタントになって何をしたいか

    面接官が見ているポイント

    入社後にどんな課題解決をしたいか、具体的なキャリア像を描けているか

  • 併願ファームとの違いは

    面接官が見ているポイント

    他ファームとの比較軸を持ち、DTCへの志望度の高さを裏付けられるか

  • 人生で最も大切にしていることは

    面接官が見ているポイント

    字数制約の中で、自身の価値観を一貫した論理で言語化できるか

  • 学業以外で力を入れたことは

    面接官が見ているポイント

    主体的に動き成果にこだわった経験を、具体的なエピソードで示せるか

  • 人生最大のチャレンジと学びは

    面接官が見ているポイント

    困難への向き合い方と、そこからの学習・成長力を語れるか

  • あるお題のメリット・デメリットは

    面接官が見ているポイント

    資料読解後に面接官とディスカッションを重ねる独自形式のケース面接。短時間の読解から論点を構造化できるか

  • その施策に賛成か反対か、理由は

    面接官が見ているポイント

    結論から端的に述べ、対話の中で自分の論を深められる柔軟性があるか

  • この市場規模はどのくらいか

    面接官が見ているポイント

    突飛な仮定ではなく、実際の購買行動や社会構造に基づき論理的に数値を分解できるか

  • 研究テーマの魅力を後輩に伝えるなら

    面接官が見ているポイント

    専門外の相手にも伝わるよう、要点を絞って構造化して話せるか

  • コンサルを選んだ理由を学業経験から

    面接官が見ているポイント

    3次面接前に提出する小論文の設問。表面的でない一貫した動機を論理立てて書けるか

  • 専攻とコンサルは無関係だが大丈夫か

    面接官が見ているポイント

    専攻不問の総合コンサルタント職として、専門知識でなく地頭・論理的思考力で勝負できる自覚があるか

  • あなたの強みと弱みは

    面接官が見ているポイント

    自己認識の正確さと、弱みを補う行動が伴っているか

  • 周りからどんな人だと言われるか

    面接官が見ているポイント

    客観的な自己認識と、他者評価との一貫性があるか

  • リーダーとしての経験を教えて

    面接官が見ているポイント

    組織やチームを動かした経験から、プロジェクト推進力があるか

  • 過去の失敗・挫折経験は

    面接官が見ているポイント

    困難に直面した際のストレス耐性と、そこからの改善行動を示せるか

  • コンサルに必要な能力と自分にできることは

    面接官が見ているポイント

    アップオアアウトで成果を厳しく問われる職務要件を理解した上で、自身の強みを論理的に接続できているか

  • 5年後10年後どうなっていたいか

    面接官が見ているポイント

    デロイトのグローバルネットワークも視野に、DTCで実現できる根拠のあるキャリアパスを描けているか

  • 最後に何か質問はありますか

    面接官が見ているポイント

    逆質問の質から、入社意欲の高さと情報収集・自走力を確認できるか

インターンシップ

選考直結型の「Summer Job」(3日間・5ターム制、各ターム定員150名程度、最終日は役員へのプレゼンテーション)と「Winter Job」(4日間・3ターム制、各回定員150名程度)がある。Winter Job・本選考・海外採用ルートの併願は不可、入社年換算2年以内の再応募も不可とされる。選考直結・優遇の詳細は媒体で記載が割れており要確認。最新の時期・形式は公式マイページで確認。

公式採用ページを見る →

選考は「エントリー→WEBテスト・ES→複数回面接(ケース面接含む)→内定」という流れが基本で、Summer Job・Winter Jobという選考直結型インターンも用意されている。

  • ケース面接は資料読解後に面接官とディスカッションを重ねる独自形式。短時間で論点を構造化する練習をしておく
  • 「専攻とコンサルは無関係だが大丈夫か」という質問がある通り、専攻不問の総合コンサルタント職では地頭・論理的思考力が問われる
  • 3次面接前に小論文提出フローがある年度もある。表面的でない一貫した志望動機を文章で組み立てる練習をしておく

よくある質問

デロイト トーマツ コンサルティングの年収はどのくらいですか?

初任給は学士卒579万2,000円・修士了600万800円・博士了620万1,200円(公式募集要項)です。社員クチコミベースの平均年収は約944万円(OpenWork・回答者1,573名・平均年齢32歳・体験談)で、役職ごとの差が大きく、レンジは約400万〜4,500万円とされています。

デロイト トーマツ コンサルティングの採用倍率・選考難易度は?

就活メディアの推計では就職難易度スコアがコンサル業界で上位(マッキンゼーに次ぐ水準)とされ、採用倍率は数十倍規模との推計もあります(いずれも非公式)。選考はWEBテスト・ES、複数回の面接(ディスカッション形式のケース面接を含む)を経て内定に至ります。

デロイト トーマツ コンサルティングの採用大学・学歴フィルターは?

明確な学歴フィルターがあるという公式見解は確認できませんが、就活メディアの非公式集計では慶應義塾大学・早稲田大学・東京大学など難関大学出身者が上位を占める傾向があるとされます。

デロイト トーマツ コンサルティングは激務ですか?評判はどうですか?

月平均残業はクチコミで約49.4時間、有給消化率は約63.9%とされます(OpenWork・体験談)。総合評価は4.21/5.0と高水準で、「幅広い案件で成長できる」という声が多い一方、案件によるアサインの負荷差や評価制度への課題感を挙げる声もあります。

デロイト トーマツ コンサルティングのインターンは選考に有利ですか?

選考直結型の「Summer Job」(3日間・5ターム制)と「Winter Job」(4日間・3ターム制)があり、いずれも最終日に役員(パートナー)へのプレゼンテーションを行う構成です。優遇の詳細は非公式情報が中心のため、最新の情報は公式マイページで確認してください。

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-07-12