シンプレクスの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策
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業界の基礎
就活生
編集部
ITコンサルは、業務改善やDX推進、システム導入など幅広い領域に関わり、論理的思考力や提案力が求められます。シンプレクスはこの中で、金融フロント特化型のITコンサル・SIerとして国内では数少ない独立系の存在です。
代表的なプレイヤーを並べると、シンプレクスの立ち位置が見えてきます。
- システム開発に強みを持つコンサル: アクセンチュア、日本総合研究所
- IT業界(SIer): NTTデータ、NEC、富士通、日立製作所、野村総合研究所
事業内容

ビジネスモデル
戦略の立案から実装・運用までを同じチームで担う「作れるコンサル」。多重下請けに頼らないプライム受注で中間マージンを排し、高い利益率につなげている。

金融フロンティア領域
銀行・総合証券・インターネット証券などのフロント業務(トレーディング、FX、リスク管理など)をテクノロジーで支援。業務ノウハウと高度な技術の両方が要る、参入障壁の高い中核領域。
SimplexPRISMSimplexFXSimplexSTREAMクロスフロンティア領域
金融で培ったAI・UI/UX・クラウド・web3などの先端技術を、保険やエンタープライズDXなど金融以外の領域へ横展開する成長領域。
SBI証券PlusSimplex Fourth
多くの戦略コンサルが「何を作るべきか」まで描いて実装をベンダーに渡すのに対し、シンプレクスはコンサル→開発→運用保守を同じチームで担い、戦略と実装が分断されない。この一気通貫が「Simplex Way」として明文化され、Biz×Techのハイブリッド人材を育てる土壌になっている。
高収益の源泉は2つの仕掛けにある。ひとつはプライム受注で、多重下請けに頼らず顧客と直接取引して中間マージンを排すること。もうひとつがシステム著作権の自社留保で、受託開発でも著作権を顧客に渡さず再利用可能なコードを「Simplex Library」として蓄積し、開発工数を削りながら品質を高めている。収益構造でも、運用保守や共同利用型サービスなど安定的なストック型収益が売上の約6割を占め、フロー型のコンサル・新規開発と噛み合って伸びる形だ。
上場しているのは持株会社「シンプレクス・ホールディングス」で、中核の事業会社が「シンプレクス株式会社」。その周りに、全業種向け総合コンサルで「領域拡大」を担うXspear Consulting(クロスピア)、数理モデル・先端AIのDeep Percept、ニューヨーク・サンフランシスコ・香港の海外拠点が連なり、金融フロント特化の本体を成長領域とAIで補完するグループ構成になっている。
この会社の強み

金融フロント特化の高い技術力
デリバティブ・トレーディング・リスク管理など超高難度領域。世界の金融ITランキング「IDC FinTech Rankings」に13年連続でランクインし、参入障壁が高い
コンサル〜開発〜運用を一気通貫
戦略から実装・運用まで自社完結する「Simplex Way」。多重下請けに頼らないプライム受注で、Biz×Techのハイブリッド人材が育つ=「作れるコンサル」
高収益×高成長
2026年3月期は売上587億円・営業利益率24.6%・ROE21.0%といずれも過去最高。長期ビジョン「Vision1000」で売上1,000億円を目指す
若手にも裁量と高年収
完全実力主義の評価制度「札入れ」。年齢・年次に関係なくタイトルで処遇が決まり、新卒8年目で年収1,000万円が「標準成長」と公式に定義
再利用できる技術資産
受託でもシステム著作権を自社に留保し「Simplex Library」として再利用。これが業界屈指の高利益率を支える
強み・弱み早見表
- 金融フロント特化で参入障壁の高い技術力(IDC13年連続ランクイン)
- 戦略〜開発〜運用を自社完結する「作れるコンサル」体制
- 営業利益率24.6%・ROE21.0%の高収益構造
- クロスフロンティアで保険・エンタープライズDXなど金融外へ横展開
- Vision1000で2030年3月期に売上1,000億円を目指す成長余地
- 案件のリリース前後など、フェーズ次第で残業が集中しやすい
- Biz×Tech人材の採用・育成が難しく競争が激しい(IR開示)
- 財務基盤で勝る競合の新ソリューション投入で優位性が低下しうる(IR開示)
- アクセンチュア等総合コンサル大手との人材・案件獲得競争
業績の推移(売上収益)
業績は高成長と高収益を両立しています(IFRS連結)。
| 決算期 | 売上収益 | 営業利益 | 営業利益率 | ROE |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 349億円 | 74億円 | 21.3% | 13.7% |
| 2024年3月期 | 407億円 | 88億円 | 21.7% | 13.2% |
| 2025年3月期 | 474億円 | 108億円 | 22.8% | 16.2% |
| 2026年3月期 | 587億円 | 144億円 | 24.6% | 21.0% |
営業利益率はSIerとしては極めて高い水準で、2026年3月期はROE21.0%と上場来の目標だった20%を初めて突破しました。
長期ビジョン「Vision1000」は、売上収益1,000億円を目指す成長戦略です。
2026年4月には達成時期を2030年3月期と明確化し、新たな4カ年計画「中計2030 -Vision1000-」を策定。
2030年3月期に売上1,000億円・営業利益250〜300億円・営業利益率25〜30%・ROE25〜30%という目標を掲げています(M&Aの寄与は含まず)。
競合の中での立ち位置

同じ「ITコンサル/金融IT」でも、各社で得意領域とスタイルが異なります。シンプレクスは金融フロントに特化し、上流から実装・運用まで自社で完結する点が際立ちます。
| 会社 | タイプ | シンプレクスとの違い |
|---|---|---|
| シンプレクス | 金融フロント特化・独立系 | 戦略〜開発〜運用を自社完結(=作れるコンサル) |
| ベイカレント | 独立系の総合コンサル | 上流コンサル特化・業界横断(下流開発は持たない) |
| アクセンチュア | 外資系の総合 | 全産業・グローバル・超大規模 |
| 野村総合研究所(NRI) | 金融IT大手 | 共同利用型の基盤に強く、大規模・安定 |
| フューチャー | 独立系ITコンサル | 「作れるコンサル」の思想は近いが、業界横断 |
| TIS・SCSK | 大手SIer | 大規模な受託開発・運用に強み |
考え方の近さでいうと、「作れるコンサル」というスタイルはフューチャーが最も近く、違いは「金融特化か、業界横断か」。
一方、同じ独立系でもベイカレントは上流コンサルに振り切っていて、開発の下流を自社で持たない点が対照的です。
今後の展望

ビジョン
中計2030 -Vision1000-(売上1,000億円)
長期ビジョン「Vision1000」の達成時期を2030年3月期と明確化した4カ年計画。下記の数値目標にM&Aの寄与は含まない。

数値目標
| 売上収益(2030/3期) | 1,000億円 |
|---|---|
| 営業利益(2030/3期) | 250〜300億円 |
| 営業利益率(2030/3期) | 25〜30% |
| ROE(2030/3期) | 25〜30% |
注力施策
金融フロンティアの深耕
中核である金融フロント領域で、トレーディング・リスク管理などの高難度案件をさらに広げシェアを高める。
クロスフロンティアの拡大
金融で培ったAI・UI/UX・web3などの技術を、保険やエンタープライズDXなど金融以外へ横展開する。
先端AIの強化
生成AI専門組織やグループのDeep PerceptによるAIソリューションで提供価値を高める。
ロードマップ
2023/1
SBIホールディングスと資本業務提携・合弁会社を設立
2023/7
生成AI専門組織「Generative AIコンピテンシー」を設立
2024/5
web3統合プラットフォーム「Simplex Fourth」を発表
2026/3
SBI証券の資産管理アプリ「SBI証券Plus」を構築
2026/4
中計2030 -Vision1000- を策定/2026年3月期決算で過去最高を更新
将来性を読むうえでの背骨は、創業者・金子英樹氏の経歴そのものにある。法学部卒 → コンサル(アーサー・アンダーセン)→ 外資系投資銀行 → 金融ITで起業、という金融とITの両方を知る人物が立ち上げた会社だからこそ、「金融フロント特化」という尖った強みが生まれた——この一点を押さえると、Vision1000の数字も「土地勘のある領域を深掘りして積み上げる計画」として腹落ちする。
経営理念「日本発のイノベーションを世界へ」とスローガン「Hello world, Hello innovation.」、5つのDNA(No.1/Client first/Commitment/Professionalism/Global)も、この金融×IT×グローバルという出自の延長線上にあると読むとよい。
こんな人にピッタリ

金融×ITで、上流の戦略だけでなく自分の手で作り、完全実力主義の中で早く成長して市場価値を高めたい人。
上流コンサルだけでは物足りない・手も動かしたい
「作れるコンサル」のシンプレクスが合う
完全実力主義で若いうちから裁量と年収を伸ばしたい
年功色の薄いシンプレクスが向く
特定領域より幅広い業界を横断的に経験したい
業界横断の総合コンサルの方が合う場合も
逆に合わない可能性がある人
志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。
ワークライフバランスを最優先したい
リリース直前や移行期など、案件フェーズによって負荷が高まる可能性があります。
幅広い業界を横断して経験したい
金融フロント領域を深く掘る色が強いため、業界横断の総合コンサルの方が合う場合があります。
上流の企画・提案だけに集中したい
シンプレクスは実装・運用まで一気通貫するため、技術や開発プロセスへの関心も求められます。
求める人物像
Biz×Tech のハイブリッド志向
金融などの業務知識(Biz)と技術(Tech)の両方に踏み込みたい人。「上流の企画だけ」「実装だけ」に閉じず、両方をつなげて価値を出したいタイプ。
高い目標に妥協しないプロ意識
難しい課題にこそ燃えられ、品質や成果に対して手を抜かない人。完全実力主義の中で「Up or Stay(成長か現状維持か)」を前向きに捉えられる。
自ら成長機会を取りに行く主体性
指示待ちではなく、若手のうちから裁量を取りにいき、クライアントの前で自分の頭で考えて動ける人。
専門領域で替えの効かない力を付けたい
幅広く浅くより、金融フロントという参入障壁の高い領域で「他社が簡単に真似できない技術力」を磨き、市場価値を高めたい人。
入社後のキャリアパス
1年目
まず約4か月間の研修で、プログラミングや金融知識、プロジェクト管理などの基礎を学びます(文理・経験不問)。その後プロジェクトに配属され、先輩社員の指導のもと、テスト設計や仕様書作成、ドキュメント整理、コード修正などを担当します。
3年目
システム設計や要件定義といった上流工程も任されるようになります。クライアントと直接やり取りしながら課題をヒアリングし、それをシステムでどう解決するかを提案・設計します。
5年目
プロジェクトのサブリーダーやリードエンジニアとして、プロジェクト全体を見渡す立場になります。提案段階から参画し、ビジネス課題の抽出、システム構想の立案、スケジュール管理、人員配置など幅広い責任を担います。
キャリアの背骨は完全実力主義で、年功序列がない。象徴的なのが評価制度「札入れ(ふだいれ)」で、その年に関わった上位者が評価対象者の翌年度の年俸額を「入札」する形で決めるため、特定の上司の主観に偏りにくい。掲げる考え方は「Up or Stay(成長か現状維持か)」「Pay for Value(価値に見合った報酬)」だ。
裏を返せば、年次ではなくタイトル(職位)で処遇が決まるぶん、結果を出し続けられるかが常に問われる。新卒8年目で年収1,000万円が「標準成長」と公式に定義され、若くして高タイトルに就くメンバーもいる一方、これは年功的な安定昇給を期待する人には向かない環境でもある。
年収・待遇
シンプレクス・ホールディングス(東証プライム・4373)は有価証券報告書で平均年間給与を開示している。提出会社(持株会社)単体は本社機能146名のみの数値のため、グループの実態は連結ベースの開示値が近い。ここでは有報の公式値、公式採用ページの初任給・タイトル別レンジ、クチコミ(体験談)を出典を分けて整理する(2026年6月時点)。
初任給
| 初任給(公式) | 月給425,000円(2027年卒向け募集要項) |
|---|---|
| 初年度想定年収(公式) | 600万円〜(賞与含む) |
平均年収(出典別)
| 有価証券報告書(2026年3月期・連結) | 約993万円(平均年齢31.3歳・連結1,850名ベース) |
|---|---|
| 有価証券報告書(2026年3月期・提出会社) | 約938万円(平均年齢33.6歳。持株会社所属146名のみの母集団に注意) |
| OpenWorkクチコミ(体験談) | 約720万円(コンサル731万円/SE710万円/スタッフ571万円。若手・在職者中心の回答) |
年次・役職別の目安
| Staff(公式) | 600万円〜 |
|---|---|
| Lead(公式) | 800万円〜 |
| Associate Principal(公式) | 1,100万円〜 |
| Principal(公式) | 1,500万円〜 |
| Executive Principal(公式) | 2,000万円〜 |
待遇の特徴
- 処遇は年齢・年次ではなくタイトル(職位)で決まり、「新卒8年目で年収1,000万円」が標準成長と公式に定義されている(公式採用サイト)
- 賞与は年1回・昇給は年1回(公式募集要項)。初年度賞与は90万円で、1年目の評価により増額の可能性があるとされる(就活媒体掲載の募集要項)
- 月給425,000円には固定残業代148,125円(残業55時間・深夜40時間・休日20時間分の手当)が含まれる(就活媒体掲載の募集要項)
- 評価制度「札入れ」では、その年に関わった上位者が評価対象者の翌年度の年俸額を入札形式で決める(公式)
結局、シンプレクスの年収って実際いくらなの?
年収は出所によって見え方が大きく異なるため、数字を一つだけ見て判断しないことが大事だ。
有報の連結平均(約993万円)が公式値として最も実態に近い一方、提出会社単体(約938万円)は持株会社の本社機能146名のみの母集団なので別物として扱う必要がある。クチコミ平均が有報より低く出る(約720万円)のは、回答が若手・在職者中心に偏るためで、これは「実力主義で年次とともに上がる」会社の構造を逆側から映した数字だと読める。
社員のリアルな評判
公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork 等の社員クチコミ・就活体験記)。 成長機会・裁量の大きさを評価する声と、案件フェーズ次第のハードワークを指摘する声が共存します。
| 月平均残業 | 約37時間(公式)/40〜50時間(口コミ・案件のフェーズ次第) |
|---|---|
| 有給消化率 | 64.8% |
| 離職率 | 8.0%(2025年3月期/コンサル業界平均は約20%) |
評価する声
- 完全実力主義で、若手でも成果次第で高年収・高タイトルに届く
- 金融×IT の希少スキルが身につき、市場価値が大きく上がる
- 多重下請けに頼らないプライム案件で、若いうちから裁量が大きい
気になる声
- リリース直前や移行期など、案件のフェーズによっては残業が集中しハードワークになりやすい
- 成長志向・成果志向が強く、ワークライフバランス最優先の人にはミスマッチになりうる
沿革
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1997年 | 前身「シンプレクス・リスク・マネジメント」設立(金融フロント特化で創業) |
| 2002年 | JASDAQに初上場 |
| 2005年 | 東証一部に上場 |
| 2013年 | MBOにより上場廃止(非上場化) |
| 2016年 | 現「シンプレクス・ホールディングス」を設立 |
| 2021年 | 東証一部に再上場(MBOから約8年ぶり) |
| 2022年 | 東証プライム市場へ移行 |
一度上場をやめ、約8年後に戻ってきた珍しい経歴です。
面接では「なぜMBOで非上場化し、その間に何を仕込んだのか(既存事業の立て直しと新規事業の育成)」を語れると差がつきます。
採用・選考

| 締切 | 要確認(最新は公式採用ページで確認) |
|---|---|
| 募集職種・コース | Biz×Tech プロフェッショナル職(職種別採用をせず一括で採る「完全ポテンシャル採用」) |
| 勤務地 | 本社(東京都港区虎ノ門) |
| 選考難易度・特徴 | 本選考説明会には1万人規模が集まるところからの選抜。Java のプログラミング課題(BizTechマッチングα)がある一方、未経験者向けの事前講座が用意され、全学部・経験不問の「完全ポテンシャル採用」。学歴より、論理的思考力と「金融×IT に手を動かして取り組みたいか」を重視。 |
採用人数の推移
選考フロー
- 本選考説明会(選考要素なし)
- Webテスト(論理思考力を問う全30問)
- 一次面接
- BizTechマッチングα(Javaによるプログラミング課題/未経験者向けに事前講座あり)
- BizTechマッチングβ(グループディスカッション+現役コンサルのフィードバック)
- 二次面接
- カジュアル面談(専属リクルーター)
- 最終面接(合格で内定)
ES・自己分析でよく問われること
- 幼少期から現在までの「モチベーショングラフ」(深い自己分析が必要)
- 就活の軸(何を大事に企業を選んでいるか)
- 志望企業の順位とその理由(なぜシンプレクスがその位置なのか)
面接で聞かれた質問例
なぜシンプレクスなのか/なぜ「作れるコンサル」に惹かれるのか
模範解答(例)
私が志望するのは、シンプレクスが「上流の提案で終わり」にせず、自分の手で作り切れる一気通貫のポジションを持つ会社だからです。 大学のゼミで、地元商店街のDX化を提案するプロジェクトに携わりました。当初のゴールは現状分析とプレゼン資料の作成までで、実際に店舗へ導入する段階になると提案は「絵に描いた餅」になり、店主の方々からは「結局何も変わらない」という厳しい声をいただきました。 そこで私は提案だけで満足せず、簡単な予約管理の仕組みを自分で試作し、実際に1店舗で1か月間運用してみることにしました。不慣れなプログラミングを独学し、店主の声を聞きながら改修を重ねた結果、予約対応にかかる時間を週あたり3時間ほど削減でき、「初めて“使えるもの”をもらえた」と言っていただけました。 この経験から、提案と実装が分断されていると価値が中途半端になると痛感しました。シンプレクスが「Simplex Way」として戦略立案から実装・運用までを同じチームで担い、著作権を自社に留保して技術資産を再利用する仕組みを築いていることに強く惹かれています。私も金融フロントという難易度の高い領域で、提案だけでなく手を動かして価値を証明できるBiz×Techのプロフェッショナルになりたいです。
※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。
なぜ働くのか(仕事観の根っこ)
模範解答(例)
私にとって働くとは、「困っている人の判断のスピードと質を、自分の技術で底上げすること」だと考えています。 大学時代、地域のNPOでITボランティアとして、高齢の職員向けに業務システムの操作サポートを行っていました。最初は言われた通りに操作方法を教えるだけでしたが、現場では「システムが使いにくく、結局紙の管理に戻ってしまう」という根本的な課題があることに気づきました。 そこで単なる操作説明にとどまらず、実際の業務フローを改めてヒアリングし、入力項目を減らす簡易マニュアルとショートカット設定を自分で提案・実装しました。結果として月次報告にかかる時間が体感で半分近くまで減り、「これなら続けられる」という声をもらえました。 この経験から、私は「言われたことをこなす」働き方ではなく、「相手の意思決定や業務そのものをより速く・より良くする」ことに手応えを感じる人間だと分かりました。シンプレクスが掲げる「日本発のイノベーションを世界へ」という理念や、判断のスピードが収益に直結する金融フロントという領域で上流から実装まで一気通貫で価値を出す働き方は、私の仕事観と重なります。完全実力主義の環境で、自分の技術力で顧客の意思決定を支える存在になりたいです。
※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。
- (理系)研究とビジネスの違い/研究の居心地の良さに甘えていないか
併願している業界・企業とその理由
模範解答(例)
私は現在、シンプレクスを軸にしながら、総合系のITコンサルおよび大手SIerを併願しています。 就活の軸として「専門性の高い技術力を使って、顧客の意思決定に直接関わりたい」という軸を定めていますが、この軸で企業を見ていくと、上流の戦略立案に強い総合コンサルと、大規模開発力に強いSIerのどちらか一方に強みが偏っている企業が多いという壁にぶつかりました。 そこでOB訪問や説明会を通じて、各社が「戦略」と「実装」をどこまで自社で一貫して担っているかを軸に比較検討しました。その結果、業界を横断して上流コンサルに強い会社、大規模な受託開発に強いSIerという棲み分けが見え、その両方を金融フロントという一領域に絞って自社完結させているシンプレクスの独自性を、より強く実感しました。 併願先と比較することで、私が本当に求めているのは「業界の広さ」ではなく「提案から実装までを自分の手で担える一気通貫の環境」だと明確になりました。だからこそ第一志望はシンプレクスです。金融フロントという参入障壁の高い領域に特化し、プライム受注で戦略から運用までを自社完結する「作れるコンサル」というポジションに強く惹かれており、Biz×Techのハイブリッド人材として成長したいと考えています。
※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。
逆質問の例
中期経営計画「中計2030 -Vision1000-」では、金融フロンティアの深耕とクロスフロンティアの拡大を両輪で進められると理解しました。新卒1〜3年目の社員は、まずどちらの領域から経験を積むケースが多いのでしょうか。
面接官が見ているポイント
中計の内容まで理解した上で自分のキャリアと重ねて考えていることを伝える
受託開発でもシステムの著作権を自社に留保し「Simplex Library」として再利用されているとのことですが、若手エンジニアがこのライブラリの改善や新規開発にどのように関わっていく機会があるか教えてください。
面接官が見ているポイント
収益構造の理解の深さと、技術面での貢献意欲を伝える
評価制度「札入れ」は、その年に関わった上位者が翌年度の年俸を入札形式で決める仕組みと伺いました。入社1〜3年目の若手の場合、具体的に何人くらいの評価が年俸に反映されるのでしょうか。
面接官が見ているポイント
完全実力主義の制度を正確に理解し、自分の成長環境として吟味している姿勢を示す
クロスフロンティア領域として、保険やエンタープライズDXなど金融以外への横展開を進めているとのことですが、新卒がこうした新規領域の立ち上げに関わるチャンスはどの程度あるのでしょうか。
面接官が見ているポイント
新規事業への意欲と、金融以外の領域にも視野を広げている柔軟性を伝える
生成AI専門組織や、グループのDeep PerceptによるAIソリューションで提供価値を高めていく方針と伺いましたが、新卒研修の中で生成AIやAI活用について学ぶ機会はどの程度用意されているのでしょうか。
面接官が見ているポイント
先端AI戦略への関心と、入社後の学習意欲の高さを伝える
インターンシップ
コンサルティングとITの2領域で適性を見る形式。参加は必須ではないが、参加者は1次面接などが免除される「早期選考」に案内される(早期選考優遇あり)。最新の時期・形式は公式マイページで要確認。
全8ステップと多めで、Javaの課題(BizTechマッチングα)まである選考だが、見られているのは「金融(Biz)×技術(Tech)」のハイブリッド適性に尽きる。完全ポテンシャル採用ゆえに技術経験そのものより志向が問われるので、対策の軸は3つに絞れる。
- なぜ金融領域なのか・なぜ上流だけでなく自分の手で作るところまで関わりたいのかを、自分の経験と接続して語れること
- 完全実力主義・タフな環境に、自分のどんな志向が合うかを言語化しておくこと
- 「作れるコンサル」という独自ポジションを、競合(総合コンサル/SIer)との違いとして理解しておくこと
なお選考フロー・ES設問・締切は媒体で割れるので、最新情報は公式採用ページで要確認。
よくある質問
シンプレクスの初任給・年収はどのくらいですか?
- 新卒の初任給は月給425,000円・初年度想定年収600万円〜(賞与含む・公式)です。完全実力主義の評価制度のもと、新卒8年目で年収1,000万円が同社の定義する「標準成長」とされています。有価証券報告書(2026年3月期)の平均年間給与は連結ベースで約993万円(平均年齢31.3歳)、社員クチコミベースの平均は約720万円(職種により571〜731万円・体験談)です。
シンプレクスの選考難易度・倍率は?
- 公式の倍率は非公開ですが、選考要素のない本選考説明会に1万人規模が集まるところからの選抜とされ、難易度は高めと見られます。Javaのプログラミング課題(BizTechマッチングα)がある一方、未経験者向けの事前講座も用意され、Webテストや複数回の面接を経て内定に至ります。
シンプレクスに学歴フィルターはありますか?採用大学は?
- 同社は職種別採用をしない「全学部・経験不問の完全ポテンシャル採用」を掲げ、学歴より論理的思考力と「金融×ITに手を動かして取り組みたいか」を重視するとしています。特定大学からの採用に限る公表情報はなく、公式スタンス上は学歴フィルターを置かない方針です。
シンプレクスは激務ですか?「やばい」と言われるのはなぜ?
- 月平均残業は公式で約37時間ですが、リリース直前や移行期など案件のフェーズによっては40〜50時間程度に集中するという口コミもあり、成果志向の強い社風から「やばい」と語られることがあります。一方で離職率は8.0%(2025年3月期)と、約20%とされるコンサル業界平均より低い水準です。
シンプレクスのインターンは選考に有利ですか?
- コンサルティングとITの2領域で適性を見る形式で、参加は必須ではありません。ただし参加者は一次面接などが免除される「早期選考」に案内されるとされ、選考を有利に進めやすい面があります。最新の時期・形式は公式マイページで確認してください。
基本情報
| 上場区分 | 東証プライム(証券コード4373) |
|---|---|
| グループ | シンプレクス・ホールディングス(持株会社)/中核事業会社=シンプレクス株式会社 |
| 創業・設立 | 1997年9月創業/2016年12月に現持株会社を設立 |
| 本社 | 東京都港区虎ノ門(虎ノ門ヒルズ森タワー) |
| 代表者 | 金子英樹(創業者・代表取締役社長 CEO) |
| 資本金 | 15億1,800万円(2026年3月期) |
| 従業員数 | 連結2,121名(2026年4月時点) |
| 事業領域 | 金融フロント特化のITコンサル/システム開発・運用 |
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最終更新: 2026-07-16