アバントグループの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策
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結論から言うと、アバントグループの正体は「決算処理から株主対応までを一気通貫で握ろうとしているソフトウエア×コンサル企業」である。
業界の基礎
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上場企業やIPOを目指す企業には、グループ会社の決算を一つにまとめる「連結決算」という重い業務がある。
さらに決算後は、経営陣が数字を読んで意思決定する「経営管理」、投資家に説明する「IR」まで、会計データを何度も形を変えて使い回す必要がある。
この一連の業務を支えるソフトウエア・コンサルティング市場には、大きく2つのタイプのプレイヤーがいる。
- 総合ERP型: SAP、Oracle NetSuiteなど。会計だけでなく人事・在庫・生産管理まで含む巨大なパッケージを提供し、導入・実装は主にパートナー企業が担う
- 特定機能特化型: アバントグループ、電通総研(STRAVIS)、ログラスなど。連結会計・経営管理・BIといった特定領域に絞り、自社で開発から導入・運用まで深く関わる
アバントグループは後者の代表格で、なかでも祖業の連結会計システム「DivaSystem」で圧倒的なシェアを握っている。
事業内容

ビジネスモデル
上場企業・IPO準備企業向けに、決算開示(連結会計システム)・BI/データ活用・経営管理コンサルティングをソフトウエアとコンサル・BPOの両輪で提供する持株会社モデル。事業会社それぞれが特定機能に強いソフトウエアを持ちながら、グループとして決算処理から経営管理・株主対応までを一気通貫でカバーする。
連結決算開示事業(DIVA)
子会社ディーバが担う祖業。連結会計システム「DivaSystem LCA」は国内シェア14年連続1位(2024年度実績・パッケージ49%/SaaS65.3%)、累計導入社数約1,200社。営業利益率32.3%と3事業の中で最も高収益(2026年6月期3Q累計)。
DivaSystem LCA連結・単体決算アウトソーシングDX推進事業(ZEAL)
子会社ジールが担うBI/DWHコンサルティング・インテグレーション。データプラットフォーム「ZEUSCloud」等を展開し、近年はAzure Databricks/OpenAI Serviceを使ったAI内製化支援にも踏み込む。
ZEUSCloudZEAL DX-Learning Room経営管理ソリューション事業(AVANT)
子会社アバントが担うグループ経営管理・連結会計領域のコンサルティングとシステム構築。取締役会DX「TRINITY BOARD」や野村証券と共同開発した「AVANT Compass」など、決算の先の経営管理・株主対応まで領域を広げる。
AVANT CruiseTRINITY BOARDAVANT Compassその他(IRコンサル・開示情報検索)
株式会社VISTAが個社の市場ポジショニングに応じたIRコンサルティング・株主エンゲージメント支援「VISTA Square」を、株式会社インターネットディスクロージャーが上場企業の適時開示検索サービス「開示Net」を監査法人等に提供する。
VISTA Square開示Net
アバントグループは、事業を直接手がけない純粋持株会社である。実務を担うのは、連結会計システムの株式会社ディーバ、BI/DWHの株式会社ジール、経営管理コンサルの株式会社アバントなど5つの事業会社だ。
多くのITベンダーは「ソフトウエアを売り切る」か「コンサルティングで人月商売をする」かのどちらかに寄る。
アバントグループはこの二つを分けない。ソフトウエア開発部隊とアウトソーシング(BPO)部隊が同じグループの中にあり、ソフトウエアの力で決算業務の標準化・効率化を進めながら、その運用まで自社で引き受ける。
この「ソフトウエア×コンサル×BPOの一気通貫モデル」が、単品パッケージの販売や単発のコンサル案件とは違う、同社の稼ぎ方の核である。
この会社の強み

連結会計シェア14年連続1位
連結会計システム「DivaSystem LCA」は2024年度実績でパッケージ市場シェア49%・SaaS市場シェア65.3%と、富士キメラ総研調査で14年連続シェア首位。累計導入社数は約1,200社に上る。
決算の先を狙う「企業価値経営」構想
決算開示のDivaSystemを起点に、管理会計・ROIC可視化の「AVANT Cruise」、取締役会DXの「TRINITY BOARD」、野村証券と共同開発した株式市場対応の「AVANT Compass」まで、決算処理から株主対応までを垂直統合する製品群を展開する。
資本提携で取り込む海外BI技術
2021年に英国Metapraxis Limitedへ出資し同社の第2位株主となり、社外取締役2名を派遣。欧米向けBIツール「Metapraxis Empower」の日本語化・独占販売権を獲得し、自社開発に頼らない拡張戦略をとる。
顧客のAI内製化を支援する伴走力
子会社ジールはAzure Databricks・Azure OpenAI Serviceを活用したデータ・AI基盤構築で、コンサルから導入、社内へのスキルトランスファーまで一貫支援。ニコン数理技術研究所向けの事例では事業部門の79%が業務改善を実感したという。
脱炭素を数字で可視化する新規事業
NTTデータと共同開発した「C-Turtle ForeSus」は、CO2排出量(カーボンフットプリント)と製品別収益性を同一システムで可視化するサービスで、2023年9月に提供を開始した。財務情報にとどまらない非財務経営管理領域への布石である。
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5つの強みは個別の製品や提携に見えるが、実は一つの野心でつながっている。
DivaSystem LCA(①)で決算処理という入口を押さえたうえで、AVANT CruiseやTRINITY BOARD、AVANT Compass・VISTA Squareといった製品群で、経営管理から株式市場との対話まで領域を垂直に広げているのが②の「企業価値経営SaaS Suite」構想だ。
これを実現するために、自社開発だけに頼らず英国Metapraxis社への出資(③)でBIツールを外部から取り込み、ジールはAzure Databricks・OpenAI Serviceを使った顧客のAI内製化支援(④)にまで踏み込む。さらにNTTデータと共同開発した脱炭素の可視化サービス(⑤)のように、財務情報にとどまらない非財務領域にも布石を打っている。
業績の推移(売上高)
決算期は6月期(7月〜翌6月)。
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|
| 2023年6月期 | 214億円 | 32億円 | 20億円 |
| 2024年6月期 | 244億円 | 40億円 | 28億円 |
| 2025年6月期 | 282億円 | 46億円 | 34億円 |
| 2026年6月期(予想) | 333億円 | 51億円 | 35億円 |
2025年6月期時点で15期連続増収・10期連続増益という珍しい実績を積み上げている。ROEは20%台、自己資本比率は60%台前半と財務健全性も高い。
2022年6月期以前の数値は本記事の確認範囲外。最新・詳細はIRページで要確認。
競合の中での立ち位置

同じ「経営管理・決算まわりのソフトウエア」でも、各社の戦い方は大きく違う。
| 会社 | タイプ | アバントグループとの違い |
|---|---|---|
| アバントグループ | 特化型×ソフトウエア+コンサル・BPO一体 | 連結会計シェア首位を軸に、経営管理・IRまで一気通貫でカバー |
| 電通総研(STRAVIS) | 連結会計特化型 | 直接競合。大手SIerグループ傘下でシステム受託の色合いがやや強い(傾向) |
| ログラス | 経営管理SaaS特化型 | プロダクト主導のセルフサーブ型拡販。スタートアップらしいスピード感が特徴 |
| ウイングアーク1st | BIツール特化型 | パッケージ販売中心で、導入はパートナー企業経由が多い(傾向) |
| SAP | 総合ERPスイート型 | 会計だけでなく人事・生産管理まで含む巨大パッケージ。実装は主に外部パートナーが担う |
規模や知名度でSAP等の総合ERPベンダーに劣るが、「連結決算」という一点で圧倒的なシェアを握り、そこを起点に周辺領域へ染み出しているのがアバントグループの立ち位置だ。
今後の展望

ビジョン
「BE GLOBAL 2028」(BG28)
ビジョン「BE GLOBAL〜世界に通用するソフトウエア会社になる〜」を掲げる、2024年6月期〜2028年6月期の中期経営計画。2023年6月期実績比で売上高2倍・純利益3倍(CAGR25%以上)を掲げ、DivaSystem LCA以外の自社ソフトウエア製品の拡大とM&Aを成長ドライバーに据える「ソフトウエアドリブン戦略」を推進する。
数値目標
| 売上高(2028/6期(BG28目標)) | 425億円 |
|---|---|
| 営業利益(2028/6期(BG28目標)) | 100億円 |
| 純利益(2028/6期(BG28目標)) | 65億円 |
注力施策
ソフトウエアドリブン戦略
DivaSystem LCA以外の自社開発ソフトウエア売上高は2024年6月期7億円→2025年6月期9億円(+30%)→2026年6月期計画14億円(+49.7%)と急拡大。祖業の会計ソフトに続く収益の柱を育てる。
M&A・スタートアップ投資
2024〜2028年6月期累計で成長投資枠約150億円を確保。年間2〜3件・総額15億円規模のスタートアップ投資に加え、ソフトウエア粗利益25億円規模のM&Aの実現を目指す。
企業価値経営SaaS Suiteの構築
決算開示(DivaSystem)、管理会計・ROIC可視化(AVANT Cruise)、取締役会DX(TRINITY BOARD)、株式市場対応(AVANT Compass・VISTA Square)までを垂直統合し、会計ソフト会社から企業価値経営プラットフォーマーへの転換を進める。
グローバル展開
2021年に英国Metapraxis Limitedへ出資し日本語版BIツールの独占販売権を獲得。2024年8月にはインド・ムンバイにCygnet Infotech社との合弁DivaCygnetを設立し、開発体制のグローバル化を進める。
ロードマップ
1997
東京都大田区大森に株式会社ディーバを設立、連結会計パッケージ「DivaSystem」の販売開始
2007
大阪証券取引所ヘラクレス市場(現JASDAQ)に上場
2012
情報システム事業を分社化し株式会社ジールが発足
2013
株式会社ディーバが株式会社アバントに商号変更し持株会社体制へ移行、事業は新設子会社(新・株式会社ディーバ)に承継
2022
株式会社アバントグループへ商号変更。旧ディーバのコンサル部門と旧ジールの経営管理事業を統合し新・株式会社アバントを新設
2024
インド・ムンバイに合弁会社DivaCygnetを設立
2025
株式会社VISTAを新規連結、売上高282億円
将来性を読む軸は、中期経営計画「BE GLOBAL 2028」が掲げる2023年6月期比で売上高2倍・純利益3倍という強気な目標だ。
達成の鍵は、祖業のDivaSystem LCA一本足から、DivaSystem LCA以外の自社ソフトウエア(前期比+30%と急拡大中)やM&A、企業価値経営SaaS Suiteへと収益源を増やせるかにかかっている。
海外は英国Metapraxis社への出資やインド・ムンバイの合弁会社DivaCygnetなど、まだ緒についたばかりの段階だ。国内の連結会計で稼ぎながら、経営管理SaaSと海外へ軸足を広げようとしている、伸びしろの多いフェーズにいまのアバントグループはいる。
こんな人にピッタリ

会計・IT・データを横断して学び、決算処理から経営管理・株主対応までをソフトウエアとコンサルの両輪で支えることにやりがいを感じられる人。
会計・IT・データを横断して専門性を築きたい
公認会計士・ITコンサルタント・データサイエンティストが同居するアバントグループが合う
ソフトウエア導入だけでなく、運用・BPOまで顧客に伴走したい
「ソフトウエア×コンサル×BPOの一気通貫モデル」を持つ同社の強みが活きる
会計・経営管理領域で急成長中のニッチトップ企業に関わりたい
連結会計シェア14年連続首位・15期連続増収の同社の伸びしろに乗れる
逆に合わない可能性がある人
志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。
大企業ブランド・知名度の高い安定感を最優先したい
連結従業員1,700名規模の中堅グループのため、超大手志向の場合は物足りなさを感じる可能性があります。
単一製品の開発だけに集中し、コンサル業務を避けたい
ソフトウエアとコンサルティングを一体で担う文化のため、開発だけに専念したいエンジニアには合わない場合があります。
グローバルな異動・海外駐在を数多く経験したい
海外展開はインド合弁・英国資本提携など緒に就いたばかりで国内が主戦場のため、海外機会を強く求める場合は物足りなさを感じる可能性があります。
求める人物像
会計・IT・データを横断する専門性への探究心
公認会計士、ITコンサルタント、データサイエンティストが同じグループ内に併存する会社のため、単一の専門性に閉じず会計・IT・データを横断して学び続けられる人が力を発揮しやすい。
大手より成長中の専業企業で腹をくくる覚悟
選考では「大手じゃなく当社でいいのか」が繰り返し問われる。知名度より事業の伸びしろを取りにいく決断力・当事者意識が求められる。
数字(決算書)から企業の実態を読み解く関心
二次〜最終面接前に決算書の読み込みを課される選考が過去にあり、数字から経営の実態を捉えるロジカルな関心・学習意欲が土台になる。
「全員経営」を体現する当事者意識
「経営情報の大衆化を通して『全員経営』を実現する」というミッションを掲げる。指示を待つのではなく、自らの持ち場で経営目線を持って動ける人物を求める。
入社後のキャリアパス
入社〜6ヶ月
入社後は約6ヶ月間の集合研修を実施。会計・IT・コンサルティングの基礎を身につけたうえで、東京または大阪の配属先に着任する。
配属後(コンサルタント職/エンジニア職)
コンサルタント職は製品企画・提案・導入支援を、エンジニア職は製品企画・開発・保守を担当。公認会計士・ITコンサルタント・データサイエンティストが同じグループ内に併存し、案件を通じて専門性を掛け合わせていく。
中長期
年次別の呼称や昇格基準は公式に明記がなく要確認。OpenWorkクチコミでは「20代成長環境」への評価が高い一方、「人材の長期育成」制度にはばらつきの指摘もある(体験談)。
入社後は約6ヶ月間の集合研修を経て、東京または大阪の配属先に着任する。
コンサルタント職は製品企画・提案・導入支援を、エンジニア職は製品企画・開発・保守を担い、公認会計士・ITコンサルタント・データサイエンティストが同じグループ内に併存する環境で、案件を通じて専門性を掛け合わせていく働き方になる。
年次別の昇格基準やキャリアパスの詳細は公式に明記がなく、最新は面接・OB訪問で確認したい。
年収・待遇
アバントグループは持株会社のため、有価証券報告書の平均給与は経営管理を担う持株会社単体(56名)の数値であり、新卒が配属される事業会社(株式会社アバント等)の実態とは水準が異なる点に注意(2026年8月時点)。
初任給
| 総合職(公式・株式会社アバント募集要項) | 初年度理論年俸500万円(月給35万円) |
|---|
平均年収(出典別)
| 公式(有価証券報告書・持株会社単体56名・2025年6月期) | 約973万円(平均年齢45.6歳・平均勤続5.4年)。経営管理中心の少人数のため新卒配属先の実態とは乖離がある |
|---|---|
| OpenWorkクチコミ(体験談・株式会社アバント) | 約636万円(回答者89名・平均年齢32歳) |
年次・役職別の目安
| 転職会議クチコミ(体験談・旧ディーバ) | 約602万円 |
|---|---|
| 就活媒体掲載(出所詳細不明・参考値) | 約802万円 |
待遇の特徴
- 入社後は約6ヶ月間の集合研修を実施(マイナビ・キャリタス就活掲載)
- 有報の平均年収は持株会社単体(経営管理を担う56名)が対象で、新卒が配属される事業会社の実態とは異なる点に留意
- クチコミの年収は602万〜802万円と幅があり、出所・回答者の年齢構成による差が大きい(体験談)
社員のリアルな評判
公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・転職会議・就活会議等の社員クチコミ)。 幅広い顧客に基幹システムを提供するやりがいや、未経験でも早期にキャッチアップできる環境、産休・育休制度の手厚さを評価する声がある一方、評価制度への課題感や、若手への大型案件配置による負荷を指摘する声もあります(いずれも体験談)。
| 月平均残業(クチコミ・株式会社アバント) | 約23.3時間 |
|---|---|
| 有給消化率(クチコミ・株式会社アバント) | 約61.4% |
| OpenWork総合スコア(回答134人) | 3.55(上位3%) |
評価する声
- 幅広い顧客企業の基幹システムに関わり、やりがいを感じられるという声
- 自社パッケージ型のため顧客ニーズへの迅速対応が可能という評価
- 産休・育休制度が充実し、復帰後の時短勤務・フレックス対応もあるという声
気になる声
- 評価制度の納得感に課題を挙げる声がある
- 若手が大型案件に配置され負担が生じることがあるという指摘
- 人材の長期育成の仕組みにばらつきがあるという評価(OpenWork「人材の長期育成」2.5/5.0)
アバントグループって実際、働きやすいの?
クチコミでは「幅広い顧客の基幹システムに関われるやりがい」「自社パッケージゆえの顧客対応の速さ」「産休・育休の手厚さ」を評価する声が多いです(体験談)。
一方で「評価制度への納得感」「若手への大型案件配置による負荷」を課題に挙げる声もあります。月平均残業は約23.3時間、有給消化率は約61.4%(いずれも事業会社アバントの社員クチコミ)。会計・IT・データを横断して学びたい人には好相性、大手ブランドの安定感を最優先する人は要確認です。
沿革
アバントグループの始まりは、1997年に東京都大田区大森で設立された株式会社ディーバである。設立と同じ年に連結会計パッケージ「DivaSystem」の販売を開始し、これが今も稼ぎ頭であり続ける祖業になった。
2012年に情報システム事業を分社化して株式会社ジールが発足し、2013年にはディーバ自身が「株式会社アバント」に商号変更して持株会社体制へ移行、事業は新設した子会社(新・株式会社ディーバ)に引き継がれた。
2022年10月には、旧ディーバのコンサル部門と旧ジールの経営管理事業を統合した新しい「株式会社アバント」を新設すると同時に、持株会社自体は「株式会社アバントグループ」へ商号変更している。
採用・選考

| 締切 | 要確認(最新は公式採用ページで確認。2026年8月時点、事業会社アバントの採用サイトは準備中) |
|---|---|
| 募集職種・コース | コンサルタント職(製品企画・提案・コンサルティング・導入・保守)とエンジニア職(製品企画・開発・保守)の2区分。主な採用主体は事業会社の株式会社アバント。 |
| 勤務地 | 東京本社(港区港南・品川インターシティ)、大阪オフィス(大阪市北区)。新卒配属は東京・大阪中心で基本的に転勤なし。 |
| 選考難易度・特徴 | 新卒採用は2023年度の約20名から2026年度は約46名規模へ急拡大しており、公式な倍率データは非公開。選考の核は「大手ではなく成長中の専業企業でも腹をくくれるか」というキャリア観の一致と、決算書の読み込みを課す等、会計・数字への関心と学習意欲。 |
採用人数の推移
選考フロー
- エントリーシート提出
- Webテスト(SPI3等)
- 1次面接(グループディスカッションを含む場合あり)
- 2次面接(決算書の読み込みを課される場合あり)
- 最終面接(合格で内々定)
選考で聞かれること
なぜアバントか(他社と比較して)
面接官が見ているポイント
連結会計システムのDIVAやBI・データ活用のZEALを持つニッチトップという立ち位置を理解し、会計コンサルやITベンダーとの違いを自分の言葉で語れているか
大手じゃなく当社でいいのか
面接官が見ているポイント
大手に逃げるのではという警戒を払拭できるか。少数精鋭のベンチャー環境で腹をくくって働く覚悟があるか
キャリアビジョンは当社で実現できるか
面接官が見ているポイント
副社長面接の定番。個人が描くキャリア像と会社の事業成長フェーズが本当に噛み合っているかの適合度
連結会計・管理会計に関心を持った理由
面接官が見ているポイント
会計×ITという専門性の高い事業ドメインへの理解度。表面的な「成長業界だから」で終わっていないか
履歴書にない強み・スキルは
面接官が見ているポイント
ESの実物設問。経歴書に書ききれない実務に直結する知識・経験を具体的なエピソードで語れる自己PR力
自分の性格を一字で表すと
面接官が見ているポイント
ESの実物設問。抽象的な自己認識を一語に凝縮し、根拠となる具体エピソードとセットで説明できる言語化力
人生で一番困難だった出来事は
面接官が見ているポイント
ES・面接双方で頻出。逆境への向き合い方と、そこから得た教訓を今後にどう再現するかという学習力
コンサル職・営業職どちらを志望するか
面接官が見ているポイント
ESの実物設問。クライアントの経営課題に伴走するコンサル職と価値を届ける営業職の違いを理解した上での適性
決算書を読んでどう感じたか
面接官が見ているポイント
二次・最終面接前に決算書の読み込みを課される独自選考。数字から企業実態を読み解く会計リテラシーと事前準備力
学生時代の研究テーマを深掘りされたら
面接官が見ているポイント
面接で仮説から検証のプロセスをロジックツリー的に問われる。筋道立てて説明できる論理的思考力
ロジカルシンキング研修で意識したこと
面接官が見ているポイント
インターンの中核であるグループワーク型研修。曖昧な問いを構造化しチームで結論を出す地頭とリーダーシップ
会計の基礎知識はあるか
面接官が見ているポイント
一次・二次面接では簿記レベルの会計知識を前提にした会話が挟まれる。未経験でも学習意欲と基礎理解を示せるか
競合の会計・BIベンダーと比べた強みは
面接官が見ているポイント
連結会計システム市場で他社との違いを整理できるか。競合分析を通じた自社理解の深さ
なぜその大学を選んだか
面接官が見ているポイント
最終面接での定番。進路選択の一貫性から意思決定の軸を見極める
周りからどんな人だと言われるか
面接官が見ているポイント
自己認識と他者評価にズレがないか。社会人として信頼関係を築く上での自己理解の解像度
大切にしている価値観・座右の銘は
面接官が見ているポイント
意思決定の軸が明確で、少数精鋭のカルチャーに馴染めるか
就活で大事にしていることは
面接官が見ているポイント
業界・企業選びの一貫性。将来設計と結びついた軸を持って動けているか
将来どんな人材になりたいか
面接官が見ているポイント
二次面接の定番。会社の事業拡大フェーズに自分の成長イメージを重ねられているか
内定後、入社の決め手は何か
面接官が見ているポイント
一次面接での定番。他社との比較軸を先回りして言語化できる意思決定の明確さ
最後に何か質問はありますか
面接官が見ているポイント
逆質問の中身から企業理解の深さと入社意欲を見る。表面的な福利厚生ではなく事業内容に踏み込めるか
インターンシップ
ロジカルシンキング研修中心のグループワーク型プログラムを実施。選考直結の有無は公式に明記がなく要確認。IT業界研究セミナー・会社説明会(採用責任者登壇)も開催される。最新の時期・形式は公式マイページで確認。
新卒採用は「コンサルタント職」と「エンジニア職」の2区分で、主な採用主体は事業会社の株式会社アバントである。採用人数は2023年度の約20名から2026年度は約46名へと急拡大している。
- 「大手ではなく当社でいいのか」という質問が繰り返し問われやすい。知名度より事業の伸びしろを選ぶ理由を自分の言葉で用意する
- 二次〜最終面接前に決算書を読み込む課題が出ることがある。会計の基礎知識・数字への抵抗のなさを示せるようにしておく
- 副社長面接では「キャリアビジョンは当社で実現できるか」が定番。会社の成長フェーズと自分の将来像を重ねて語れるようにする
編集部
アバントグループだけに絞って対策するのは危険!選考と並行して、持ち駒を増やす仕込みもやっておこう。就活サービス17個をカテゴリ別に比較したまとめを置いておくね。
よくある質問
アバントグループの年収・初任給はどのくらいですか?
- 新卒の初年度理論年俸は500万円(月給35万円・事業会社アバントの募集要項)です。有価証券報告書の公式値は持株会社単体(56名)で約973万円(平均年齢45.6歳)ですが、経営管理中心の少人数のため新卒配属先の実態とは差があります。社員クチコミでは事業会社アバントの平均年収は約636万円(回答89名・体験談)とされています。
アバントグループの就職難易度・採用倍率は?
- 新卒採用は2023年度の約20名から2026年度は約46名規模へ急拡大しており、公式な倍率データは非公開です。選考では「大手ではなく成長中の専業企業でも腹をくくれるか」というキャリア観の一致や、決算書の読み込みを課すなど会計・数字への関心と学習意欲が重視される傾向です。
アバントグループは「やばい」と言われますか?働きやすさは?
- 月平均残業は社員クチコミで約23.3時間、有給消化率は約61.4%(いずれも事業会社アバント・体験談)です。OpenWorkの総合スコアは3.55(回答134人・上位3%)で、「未経験でも早期にキャッチアップできる環境」を評価する声がある一方、「評価制度への課題」「若手への大型案件配置による負荷」を指摘する声もあります(体験談)。
アバントグループの競合はどこですか?
- 連結会計システムでは電通総研の「STRAVIS」、経営管理SaaSではログラスやDIGGLE、BIツールではウイングアーク1st等が近い領域で事業を展開しています。アバントグループは「ソフトウエア×コンサル×BPOの一気通貫モデル」で、製品売り切り型やコンサル単体型の競合と差別化する立ち位置にあります(傾向)。
アバントグループと株式会社アバントの違いは何ですか?
- 「アバントグループ」は2022年10月に商号変更した持株会社で、上場企業(証券コード3836)そのものです。一方「株式会社アバント」は傘下の事業会社の一つで、旧ディーバのコンサル部門と旧ジールの経営管理事業を統合して新設された、新卒採用の主な受け皿となる会社です。社名が似ているため、エントリー時は指す対象を意識しておきたいところです。
基本情報
| 上場区分 | 上場(東京証券取引所プライム市場・証券コード3836) |
|---|---|
| グループ | 純粋持株会社。株式会社アバント(経営管理・連結会計コンサル)、株式会社ディーバ(DIVA・連結会計システム)、株式会社ジール(ZEAL・BI/DWH)、株式会社VISTA(IRコンサル)、株式会社インターネットディスクロージャー(開示情報検索)の5社体制 |
| 創業・設立 | 1997年5月26日に株式会社ディーバとして設立(連結会計パッケージ「DivaSystem」の販売で創業) |
| 本社 | 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟13階 |
| 代表者 | 森川徹治(代表取締役社長 グループCEO) |
| 資本金 | 3億4,511万3,000円(2025年6月期時点) |
| 従業員数 | 連結1,707名(2025年6月現在) |
| 売上高 | 連結282億27百万円(2025年6月期) |
| 事業領域 | 経営情報システムの開発・販売・保守、ソフトウエアベースのコンサルティング・BPOサービス(決算開示・BI/データ活用・経営管理領域) |
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同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。
最終更新: 2026-08-15