日鉄ソリューションズの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策
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結論から言うと、日鉄ソリューションズは「日本製鉄の情報システム部門」を祖業としながらも、外販比率が連結売上の約8割に達する独立採算のSIerへと育った会社だ。
業界の基礎
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SIer(システムインテグレーター)は、企業の情報システムの企画・設計・開発から運用・保守までを請け負う業界である。
大きく「メーカー系(富士通・NEC・日立等)」「ユーザー系(NTTデータ・野村総合研究所・SCSK・日鉄ソリューションズ等、事業会社発)」「独立系(大塚商会・TIS等)」の3タイプに分かれる。
その中で日鉄ソリューションズは、日本製鉄の情報システム部門を祖業とする「ユーザー系」の準大手にあたる。
- 最大手・ITゼネコン: NTTデータ、富士通、NEC、日立(規模で頭一つ抜ける)
- 準大手(大手に次ぐ規模): SCSK、TIS、日鉄ソリューションズ
- 金融特化の高収益企業: 野村総合研究所(証券・投信システムでシェアが大きい)
2025〜2026年にかけて、NTTデータやSCSKが親会社による完全子会社化で相次いで上場廃止となる中、日鉄ソリューションズは東証プライム上場を維持している点が業界内で目立つ立ち位置になっている。
事業内容

ビジネスモデル
経営・ITコンサルティングから情報システムの企画・設計・開発・構築・運用・保守までを一気通貫で提供するSIer。祖業の鉄鋼基幹システムを核にしつつ、受託型の「パートナー」から自ら価値を提案する「プロデューサー」への事業モデル転換(TAM型ビジネスモデル)を進めている。
鉄鋼・製造ソリューション
日本製鉄グループの製鉄所で培った大規模基幹システムの構想・構築から24時間365日のノンストップ運用まで一貫提供。ERPパッケージの自社テンプレート化で他業種製造業にも展開する。
鉄鋼ソリューションデジタル製造業センター(MDXC)出鋼スケジューリングシステム金融ソリューション
デリバティブ・ディーリング支援等の市場系システムやリスク管理に加え、地域金融機関向け専門子会社を擁し、暗号資産・トークン化などデジタルアセット領域にも投資する。
金融エンジニアリング・グループNADA(暗号資産インデックス)ISO20022外国送金公共・社会インフラソリューション
中央省庁・教育機関・電力・鉄道等の社会インフラ向けITソリューションを提供。九州電力の発電所構内でローカル5G活用を電力業界で初めて実現するなど、非鉄鋼領域への横展開が進む。
安全見守りくんローカル5G活用DX・AIエージェント
全社標準ITサービス基盤「Nestorium」やAI活用推進センターを軸に、開発AIエージェント「NSDevia」・企業変革ブランド「Corepeak」を自社プロダクトとして展開する。
NestoriumNSDeviaCorepeak
日鉄ソリューションズは、鉄鋼・金融・公共・製造業向けにITコンサルティングからシステムの開発・運用までを一気通貫で手がけるSIerだが、稼ぎ方の中身は近年大きく変わりつつある。
長らく「要件通りにシステムを作って納める」受託型(社内で言う「パートナー」モデル)が中心だったが、2025年度からの中期経営計画では、自ら価値を提案し複数の顧客に展開する「プロデューサー」型への転換を掲げる。業界知見をアセット化し使い回す「TAM型ビジネスモデル」がその柱で、1顧客ごとに一から作るより粗利率が高い(目標25〜26%)収益構造への転換を狙う。
この会社の強み

鉄のDNA―止められない基幹システムの信頼性
1980年設立以来、製鉄所の24時間365日ノンストップ基幹システムを支えてきた実績を持つ。数理最適化を用いた出鋼スケジューリングシステムでは、熟練者が週次でかけていた計画立案を数秒〜数分に短縮した(2023年10月)。
鉄鋼で磨いた現場DXを電力・製造業へ横展開
「デジタル製造業センター(MDXC)」やIoT×IoHの現場安全ソリューション部隊を組織化し、2025年3月には九州電力の発電所構内でローカル5GとiPhoneの直接接続を電力業界で初めて実現した(2025年4月発表)。
SIに留まらない生成AIエージェントの自社プロダクト化
開発AIエージェント「NSDevia」(2025年7月提供開始)、企業変革ブランド「Corepeak」(2026年4月)を自社ブランドとして展開し、JALとは生成AIで空港業務の安全管理を高度化する提携も結んだ(2026年6月)。
証券系の超低遅延処理技術を核にした次世代金融インフラ投資
国内大手証券向けに20年以上磨いたマイクロ秒単位の超高速処理技術を土台に、円建て暗号資産インデックス「NADA」のテスト算出(2026年7月)や金融商品トークン化の執行基盤の5社共同検証を進める。
金融専門子会社による地域金融機関特化コンサル
1989年設立の金融エンジニアリング・グループ等の専門子会社を擁し、千葉銀行向け分析・マーケティング基盤構築(2025年5月)など地銀・信金という細分市場に張り付く。
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5つの強みに共通するのは、「ミスが許されない現場」を任され続けてきた蓄積だ。
製鉄所の24時間365日ノンストップ稼働という原点(①)が、電力会社の発電所構内という同じく止められない現場のDX(②)につながり、さらに証券会社向けに磨いたマイクロ秒単位の処理技術(④)という、業界を超えて「止まると社会が困るシステム」を任されるポジションを築いてきた。
その信頼の蓄積を土台に、いまは自らAIエージェントを製品化する側(③)へ回ろうとしている。地味な「縁の下の力持ち」に見えて、実は最先端領域への投資を横に広げ続けている——これが日鉄ソリューションズの強みの本質だ。
業績の推移(売上収益)
決算期は3月(IFRS・連結)。
| 決算期 | 売上収益 | 営業利益 | 営業利益率 | 親会社帰属当期利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 2,917億円 | 317億円 | 10.9% | 220億円 |
| 2024年3月期 | 3,106億円 | 350億円 | 11.3% | 242億円 |
| 2025年3月期 | 3,383億円 | 385億円 | 11.4% | 270億円 |
| 2026年3月期 | 3,813億円 | 442億円 | 11.6% | 308億円 |
2026年3月期は6期連続で過去最高益を更新した。前期比で売上収益+13%・営業利益+14.9%と、利益の伸びが売上の伸びを上回っている点が特徴で、価格改定や高付加価値領域へのシフトが効いている。
競合の中での立ち位置

同じSIerでも、各社の立ち位置は大きく異なる。
| 会社 | タイプ | 日鉄ソリューションズとの違い |
|---|---|---|
| 日鉄ソリューションズ | ユーザー系・準大手/東証プライム上場 | 鉄鋼由来の現場知見を核に、外販比率約8割まで独立採算化 |
| NTTデータグループ | ユーザー系・最大手 | 官公庁・金融含む業界横断の最大級ITゼネコン。2025年9月に完全子会社化・上場廃止 |
| SCSK | ユーザー系・準大手 | 伊藤忠グループから2026年に住友商事へ。同年3月に完全子会社化・上場廃止 |
| 伊藤忠テクノソリューションズ | ユーザー系・準大手 | 伊藤忠商事グループで非上場。IT基盤・セキュリティに強み |
| TIS | 独立系 | クレジットカード等の金融系に強く、業界横断で展開 |
| 野村総合研究所 | ユーザー系・金融特化 | 野村グループ出資は50%未満で独立性が高く、証券・投信システムでシェアが大きい |
NTTデータ・SCSKが相次いで完全子会社化された2025〜2026年の業界再編の中、日鉄ソリューションズが東証プライム上場を維持する準大手という立ち位置は、相対的に目立つようになっている。
今後の展望

ビジョン
「2025-2027中期経営計画」/長期ビジョン「NSSOL2030ビジョン」
2025年度を「第2の創業期」と位置づけ、人月モデルの受託型SI(「パートナー」)から自ら価値を創造・提案する「プロデューサー」への転換を掲げる。柱は独自の「TAM型ビジネスモデル」(T=SI Transformation・A=Asset Driven・M=Multi Company Platform)で、TAM型売上比率を2024年度の約5%から2027年度に75%程度へ拡大する計画。2030年度のNSSOL2030ビジョンでは営業利益率20%に加えROE15%も目標に掲げる。
数値目標
| 売上収益(2027年度) | 4,500億円 |
|---|---|
| 営業利益率(2027年度) | 13% |
| 売上収益(2030年度) | 5,000億円 |
| 営業利益率(2030年度) | 20% |
注力施策
TAM型ビジネスモデルへの転換
生成AI活用の次世代SI「T」、業界知見をアセット化し複数顧客へ展開する「A」、複数企業共同利用型プラットフォームの「M」の3領域で、いずれも粗利率25〜26%を目標に据える。
全社標準基盤「Nestorium」の構築
クラウドネイティブで生成AI・自動化ツールを搭載した基盤を整備し、開発生産性を最大2倍に高める計画。管理部門も含めた業務効率化20%以上を目指す。
生成AIの自社プロダクト化
2025年度に「AI活用推進センター」を設置し、開発AIエージェント「NSDevia」や企業変革ブランド「Corepeak」を立ち上げた。テスト自動化・ドキュメント自動レビュー等のAIツールも順次導入する。
M&Aによる事業創出投資
中計期間中にM&Aへ1,500億円を投じる計画。2024年10月にOSPソリューションズ(沖縄)、2025年度にインフォコムを完全子会社化するなど、TAM型モデルの事業基盤を積み増している。
ロードマップ
1980
「日鐵コンピュータシステム株式会社」として設立
1988
「新日鉄情報通信システム株式会社」に改称
2001
新日本製鐵のエレクトロニクス・情報通信事業を統合し「新日鉄ソリューションズ株式会社」としてスタート
2012
親会社の社名変更に伴い「新日鉄住金ソリューションズ株式会社」に改称
2019/4
「日鉄ソリューションズ株式会社」に改称
2022/4
東京証券取引所プライム市場へ移行
2024/10
OSPソリューションズ(沖縄)を完全子会社化
2025/2
「2025-2027中期経営計画」を策定
2025年度
インフォコムを完全子会社化/「NSDevia」提供開始/「AI活用推進センター」設置
2026/4
企業変革ブランド「Corepeak」を立ち上げ
将来性を読む軸は、受託型から提案型への転換を測る「TAM型売上比率」という独自指標だ。
2024年度時点でTAM型売上はまだ全体の約5%にすぎないが、これを2025年度に35%、2027年度に75%へ引き上げる計画を掲げる。単なる数値目標ではなく、稼ぎ方そのものを作り変える宣言である点が読み取りポイントだ。
この転換を支えるのが、生成AIを組み込んだ全社基盤「Nestorium」と、自社ブランド化した開発AIエージェント「NSDevia」「Corepeak」である。2025年度を「第2の創業期」と位置づけていることからも、経営の本気度がうかがえる。中計期間中にM&Aへ1,500億円を投じる計画も、この転換を加速させる布石だ。
こんな人にピッタリ

製鉄所の止められない基幹システムで培った「現場を深く理解してつくる」力を武器に、SI受託から自ら価値を生み出すプロデューサー型の仕事へ踏み出したい人。
工場・プラントなど「ものづくりの現場」のDXに関心がある
鉄鋼の基幹システムで培った現場理解を核にする日鉄ソリューションズが合う
特定の親会社に完全子会社化されず、東証プライム上場を維持する環境で長く働きたい
NTTデータ・SCSKが相次いで非上場化する中、独立性を保つ日鉄ソリューションズの立ち位置が向く
規模より専門性・エンジニアリング文化を重視したい
準大手ながら技術志向の強い日鉄ソリューションズの社風が活きる
逆に合わない可能性がある人
志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。
日本最大級・圧倒的知名度のプロジェクト規模を求める
NTTデータなど最大手ITゼネコンの方が合う場合があります。
証券・金融システムで国内トップシェアを極めたい
野村総合研究所など金融特化度の高い会社の方が合う場合があります。
中堅・中小企業向けの幅広い商材・営業力を伸ばしたい
大塚商会など独立系の総合IT商社の方が合う場合があります。
求める人物像
事業ミッションへの共感と人間力
「製造業を中心とした日本企業の国際競争力強化」「ITで豊かで安全で幸せな社会をつくる」という事業ミッションに共感し、前向きで活力にあふれ、自分で仕事を背負って進める責任感のある人。
幅広い好奇心
IT技術だけでなく人間・社会・ビジネス・文化芸術にも関心を持ち、視野を広げながら学び続けられる人。
仲間と力をあわせて成し遂げる姿勢
コアバリュー「Move! with Everyone」を体現し、多様な協力会社メンバーとも力を合わせて大きな仕事をやり遂げる喜びを見いだせる人。
主体的に変化を起こす姿勢
「Move! to Change」「Move! As a Professional」を掲げ、指示待ちでなく自ら考え、当事者意識を持って自己をアップデートし続けられる人。
入社後のキャリアパス
入社〜3年目(若手育成期間)
「人材育成を経営の最重要課題」と位置づけ、本人と上司の対話による個別育成計画のもとOJT・Off-JT・自己啓発で技術力とコンピタンシーを育てる期間と公式に明記されている。
専門性の確立期
階層別研修・職種別研修(技術系・営業系・管理系)を経て、システムエンジニア・営業・研究開発・ITコンサルタント等それぞれの専門性を深める。
プロフェッショナルとしての活躍
社内認定制度「リーディングプロフェッショナル(LP・6類型)」の認定者が「NSSOLアカデミー」で知見を共有する仕組みがある(2023年度実績:26ワーキンググループ・延べ2,851名参加)。
入社〜3年目を「若手育成期間」と公式に位置づけ、本人と上司の対話による個別育成計画のもとでOJT・Off-JT・自己啓発を組み合わせる。ジョブローテーションの詳細な年次モデルは公式に明記されていないが、階層別・職種別の研修体系が整っている。
社内認定制度「リーディングプロフェッショナル(LP)」は6類型あり、認定者が「NSSOLアカデミー」で知見を共有する仕組みがある(2023年度実績:26ワーキンググループ・延べ2,851名参加)。専門性を軸にキャリアを積み上げたい人には、この認定制度が一つの目標になる。
年収・待遇
公式(有価証券報告書ベース・日経経由)の平均年収と、社員クチコミ(体験談)ベースの数値は算出母集団が異なるため、出典を分けて整理する(2026年7月時点)。
初任給
| 修士了(公式・2027年4月入社予定) | 月額320,000円 |
|---|---|
| 大学卒(公式・2027年4月入社予定) | 月額300,000円 |
平均年収(出典別)
| 公式(有価証券報告書ベース・日経経由) | 約906万円(平均年齢39.9歳・平均勤続12.6年) |
|---|---|
| OpenWorkクチコミ(体験談) | 約728万円(回答者412名)。SIer業界平均(約579万円)より149万円高いとの回答者集計 |
年次・役職別の目安
| コンサルタント職(クチコミ) | 約943万円が目安(体験談) |
|---|---|
| プロジェクトマネージャー職(クチコミ) | 約875万円が目安(体験談) |
| エンジニア・SE職(クチコミ) | 約708万円が目安(体験談) |
待遇の特徴
- 住宅手当は東京地区45,000円・名阪地区25,000円・その他19,000円(公式募集要項)
- 年間休日126日(2026年度)、初年度有休20日、9日間連続休暇取得奨励制度がある(公式募集要項)
- 月平均残業は企業自己申告(マイナビ・2024年度)で9.2時間だが、OpenWorkクチコミでは約28.6〜30.8時間と大きな差があり、算出方法・配属による違いに留意が必要
社員のリアルな評判
公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork等の社員クチコミ(体験談)/マイナビ企業ページの自己申告データ)。 日本製鉄グループの安定した経営基盤・堅実な社風、待遇面の満足度を評価する声が多い一方、年功序列の給与体系や部門による業務負荷の差、人事評価の公平感に課題を挙げる声もあります(いずれもクチコミベースの傾向)。
| 月平均残業(マイナビ企業自己申告・2024年度) | 9.2時間 |
|---|---|
| 月平均残業(OpenWorkクチコミ) | 約28.6〜30.8時間(部署差が大きい傾向) |
| 平均有給取得日数(マイナビ企業自己申告・2024年度) | 15.1日 |
| 有給消化率(OpenWorkクチコミ) | 約69% |
評価する声
- 日本製鉄グループの安定した経営基盤と、法令順守意識の高さを評価する声(OpenWork集計で5点満点中4.8点)
- 待遇面の満足度が高く(同4.2点)、SIer業界平均より年収水準が高いという体験談
- 若手のうちから顧客対応やリーダー機会があり、裁量を持って働けるという声
気になる声
- 30代くらいまで年功序列が続き、職種に関わらず給与が横並びになりやすいという声
- 配属・部門による残業時間の差が大きい傾向(体験談では月80時間超という声がある一方、企業自己申告は月10時間未満)
- 人事評価の適正感がクチコミで相対的に低め(OpenWork集計で5点満点中3.3点)という声
日鉄ソリューションズって実際、激務なの?
ここは出所によって数字の開きが大きい。企業自己申告(マイナビ・2024年度)では月平均残業9.2時間だが、OpenWorkの社員クチコミでは約28.6〜30.8時間とされ、同じ会社とは思えないほどの差がある。
体験談の中には「月80時間超が最低ライン」という声もある一方、企業自己申告は一桁台という水準もあり、配属・案件による負荷差が非常に大きいとみるのが実態に近い。日本製鉄グループの安定性や待遇面の満足度を評価する声は多いが、配属による当たり外れは覚悟しておいた方がいいだろう。
沿革
日鉄ソリューションズの起源は、1980年10月に設立された「日鐵コンピュータシステム株式会社」に遡る。新日本製鐵(現・日本製鉄)の情報システム部門が独立した形だった。
1988年に「新日鉄情報通信システム株式会社」へ改称し、2001年には新日本製鐵のエレクトロニクス・情報通信事業を譲り受けて事業統合、「新日鉄ソリューションズ株式会社」としてスタートした。
親会社の社名変更に合わせ、2012年に「新日鉄住金ソリューションズ株式会社」、2019年4月に現在の「日鉄ソリューションズ株式会社」へと名前を変えている。社名は親会社の変遷をそのまま映してきたが、事業の実態は祖業の鉄鋼システムから金融・公共・製造業へと着実に裾野を広げてきた歴史でもある。
採用・選考

| 締切 | 要確認(最新は公式採用ページで確認) |
|---|---|
| 募集職種・コース | 総合職一括採用(一般事務職の募集なし)。内定時に「システムエンジニア/営業/研究開発/ITコンサルタント/経営管理(財務・総務・人事)」の5部門から配属先を選ぶ「初任配属選択コース」を採用。全学部全学科対象。 |
| 勤務地 | 東京(虎ノ門本社)ほか。住宅手当区分から東京地区・名阪地区・その他地区に拠点があるとみられる(詳細は要確認)。 |
| 選考難易度・特徴 | 就活メディアの推計では選考難易度・採用倍率とも業界平均より高いとされる(非公式)。選考では複数回の「ジョブマッチング」面接が特徴という体験談が多く、正式な倍率は非公開。最新の選考フローは公式サイト・マイページで要確認。 |
採用人数の推移
選考フロー
- エントリーシート(ES)提出
- Webテスト(適性検査)
- ジョブマッチング面接(複数回)
- 役員面接(最終選考)
選考で聞かれること
なぜIT業界の中でもSIerを選ぶのか
面接官が見ているポイント
システムを自社で作らずSIerに委託する企業に伴走する仕事の意味を理解し、志望動機の解像度を語れるか
数あるSIerの中でなぜ日鉄ソリューションズか
面接官が見ているポイント
1980年設立以来、製鉄所の止められない基幹システムを支えてきた歴史と、外販比率約8割まで育った独立性を踏まえ、他の大手SIerとの違いを語れるか
入社後に挑戦したいこと・貢献したいこと
面接官が見ているポイント
鉄鋼・金融・公共・製造業など幅広い事業領域を理解した上で、志望動機と入社後のキャリアが一貫しているか
他社の選考状況・志望順位は
面接官が見ているポイント
SIer業界内での比較軸を持ち、数ある選択肢の中で同社を本命とする理由を筋道立てて説明できるか
志望動機(400字のES設問)
面接官が見ているポイント
限られた文字数で志望動機の核(何をしたいか・なぜ同社か)を過不足なく構造化できるか
学生時代に力を入れたこと(200字のES設問)
面接官が見ているポイント
短い字数制限の中で経験の要点と自分の役割・学びを簡潔に伝える要約力があるか
学部・研究室の研究テーマについて
面接官が見ているポイント
専攻分野を問わない採用方針のもと、研究テーマの専門性ではなく取り組み方・思考プロセスを論理的に説明できるか
研究内容を専門外の人にもわかるように説明して
面接官が見ているポイント
技術的な内容を非専門家にも伝わる言葉で構造化して話せる説明力があるか
研究で一番苦労した点と乗り越え方
面接官が見ているポイント
課題発見から仮説検証・改善までのプロセスを自分の言葉で語れる論理的思考力があるか
プログラミングやIT関連の経験はあるか
面接官が見ているポイント
文系・未経験者も多く採用する総合職の中で、経験の有無ではなく学ぶ意欲と適応力を自己申告できるか
ジョブマッチング面接であなたの強みは
面接官が見ているポイント
複数回にわたる同社独自の面接で、自分の志向とスキルを的確に言語化し、5部門の配属先とのマッチ度を示せるか
SE・営業・研究開発・コンサル・経営管理のどこで力を発揮したいか
面接官が見ているポイント
初任配属選択コースを理解した上で、自分の志向と各部門の役割との接点を具体的に語れるか
苦手なタイプの人とどう接するか
面接官が見ているポイント
年次や背景の異なる多様な協力会社メンバーと協働する現場で、価値観の違う相手ともプロジェクトを推進できる対人調整力があるか
困難や挫折をどう乗り越えたか
面接官が見ているポイント
問題発見から解決までのプロセスと、そこから得た学びを論理立てて説明できるか
周囲からどんな人だと言われるか
面接官が見ているポイント
客観的な自己認識ができているか、また同社が重視する協調性・主体性と重なる人物像かを確認する観点
経験豊富な協力会社社員に指示を否定されたらどうするか
面接官が見ているポイント
年次や経験が上のメンバーとも対等にプロジェクトを推進する調整力があるか、大規模開発現場を想定した質問
今後10年のキャリアイメージは
面接官が見ているポイント
下流工程から上流の提案・設計、将来的なPM・プロデューサーへと段階的に成長するキャリアパスを理解した上で描けているか
複数業界で迷っている場合、その理由は
面接官が見ているポイント
志望軸の一貫性と、最終的に同社を選ぶ意思決定の強さを確認する質問
最近気になっているITニュース・技術トレンドは
面接官が見ているポイント
生成AIやDX推進など変化の速い業界への日常的な関心の高さと、情報を自分の言葉で咀嚼して語れる思考力があるか
最後に何か質問はあるか(逆質問)
面接官が見ているポイント
逆質問に時間が割かれる選考であり、事前準備の質と入社意欲の高さが問われる
インターンシップ
IT業界理解セミナー、SEのタマゴ養成講座、研究開発職インターンシップ、0→1システム企画体験講座、課題解決型営業3days、NSSOL 1day等、複数コースを開催。選考優遇の有無は公式に明記が無く要確認(就活メディアには早期選考案内があるとの報告もあるが非公式)。
選考は「総合職一括採用」で、内定時にシステムエンジニア・営業・研究開発・ITコンサルタント・経営管理の5部門から配属先を選ぶ「初任配属選択コース」が特徴。定番とされるのが複数回にわたる「ジョブマッチング」面接で、自分の志向と各部門の役割をどう接続できるかが問われやすい。
- 「ジョブマッチング面接」を意識し、5部門のうちどこで力を発揮したいかを具体的に語れるようにしておく
- 鉄鋼由来の「止まると困るシステム」を任され続けてきた歴史を理解し、志望動機に反映する
- インターン(SEのタマゴ養成講座・研究開発職インターン等)は選考優遇の有無が公式に明記されていないため、参加目的を業務理解に置く
よくある質問
日鉄ソリューションズの年収・初任給はどのくらいですか?
- 有価証券報告書ベース(日経経由)の平均年収は約906万円(平均年齢39.9歳)、社員クチコミでは約728万円(回答者412名)とされ、算出母集団の違いで差があります。初任給は大学卒30万円・修士了32万円(2027年4月入社予定・公式)です。
日鉄ソリューションズの選考難易度・採用倍率は?
- 就活メディアの推計では選考難易度・採用倍率とも業界平均より高いとされます(非公式)。選考では複数回の「ジョブマッチング」面接が特徴という体験談が多く、公式な正確倍率は非公開です。
日鉄ソリューションズは激務ですか?「やばい」と言われるのはなぜ?
- 月平均残業は企業自己申告(マイナビ・2024年度)で9.2時間ですが、OpenWorkの社員クチコミでは約28.6〜30.8時間とされ、出所によって大きな差があります。配属・案件による業務負荷の差が大きい傾向とみられます。
日鉄ソリューションズのインターンは選考に有利ですか?
- IT業界理解セミナーやSEのタマゴ養成講座、研究開発職インターンなど複数コースがあります。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく、就活メディアの解説は体験談ベースのため要確認です。
日鉄ソリューションズと日鉄ソリューションズ東日本は同じ会社ですか?
- 別法人です。日鉄ソリューションズ東日本・中部はグループ会社ですが、採用サイトやクチコミサイトも別ページで運営されています。エントリーの際は対象法人を確認してください。
基本情報
| 上場区分 | 上場(東京証券取引所プライム市場・証券コード2327) |
|---|---|
| グループ | 日本製鉄株式会社が63.43%出資する上場子会社(2026年3月31日時点)。日鉄日立システムソリューションズ・NSSLCサービス・日鉄ソリューションズ東日本/中部等のグループ会社を擁する |
| 創業・設立 | 1980年10月1日に「日鐵コンピュータシステム株式会社」として設立/2001年に新日本製鐵のエレクトロニクス・情報通信事業を統合し「新日鉄ソリューションズ株式会社」に/2019年4月に現社名へ変更 |
| 本社 | 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー |
| 代表者 | 玉置和彦(代表取締役社長) |
| 資本金 | 129億5,276万円 |
| 従業員数 | 連結10,276名(2026年3月期)。前期(2025年3月期・8,647名)からの増加はインフォコム等の完全子会社化によるとみられる |
| 売上高 | 連結3,813億円(2026年3月期・IFRS) |
| 事業領域 | 鉄鋼・金融・公共・製造業向けの経営/ITコンサルティングから情報システムの企画・開発・運用まで一気通貫で提供するSIer |
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同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。
最終更新: 2026-07-19