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大塚商会の強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

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企業分析・就活ガイド

読了目安 約20

編集部

AI内製力・グループ垂直統合・直販網の3つ、実は1本の線でつながっています。本文で順に見ていきましょう。

就活生

大塚商会って、複合機とかパソコンを売ってる会社ですよね…? IT企業という感じがしなくて、志望動機が浮かびません。

編集部

実はそのイメージ、半分正解で半分誤解なんです。大塚商会は社内で使い倒したAIをそのまま商品にする「AI内製工場」を持っていて、3分読めば「複合機屋」のイメージが変わりますよ。

結論から言うと、大塚商会の正体は特定メーカーに縛られない独立系マルチベンダーのITベンダーであり、顧客の約8割が中小企業という異色の構造を武器にしている。

業界の基礎

IT・通信業界の中でも、大塚商会が属する「ITベンダー・SIer」領域は幅が広い。

大手には「特定メーカーの製品を軸に大企業・官公庁向けの大規模案件を手がける」タイプと、「複数メーカーの製品を自由に組み合わせて中小企業に提案する」タイプが併存する。

大塚商会は後者の代表格で、特定メーカーに属さない独立系マルチベンダーという立場を貫く。

主要プレイヤーを並べると、大塚商会の特異さが見えてくる。

プレイヤータイプ主な顧客層
大塚商会独立系マルチベンダー中小企業中心(年商10億円未満が約8割)
富士ソフト独立系・開発/SES寄り自動車・ロボット等の大手中心
SCSK住友商事グループ幅広い業種の大企業〜中堅
伊藤忠テクノソリューションズ商社系大企業向け大規模SI
NECネッツエスアイNECグループ通信キャリア・公共インフラ
キヤノンMJキヤノングループ自社製品基盤+中小企業展開

事業内容

大塚商会の事業内容: システムインテグレーション事業、サービス&サポート事業

ビジネスモデル

特定メーカーに縛られないマルチベンダー型の独立系ITベンダー(システムインテグレーター)。中小企業を中心とした顧客企業ごとに複数メーカーの製品・ソフトを組み合わせて最適構成を提案し、導入後の保守・運用支援、オフィス用品通販「たのめーる」までを自社グループでワンストップに提供する。

  • システムインテグレーション事業

    コンサルティングから設計・開発、搬入設置、ネットワーク構築までを一括提供する中核事業。売上高の約68%を占め、2025年12月期は9,029億円(前年比24.1%増)。基幹業務システム「SMILE」「eValue」はグループ会社の株式会社OSKが自社開発する。

    SMILEeValuePC・サーバー販売ネットワーク構築
  • サービス&サポート事業

    サプライ供給・保守・アウトソーシングなどストック収益中心の事業。オフィス用品通販「たのめーる」(登録口座数212万超)と、総務・人事・経理・情シス業務を支援する「たよれーる」を柱に、2025年12月期は4,199億円(前年比10.5%増)。

    たのめーるたよれーるサプライ供給ハード・ソフト保守

大塚商会は「システムインテグレーション事業」(売上比率約68%)と「サービス&サポート事業」(同約32%)の2本柱で成り立つ。

前者は導入時のコンサルから構築までを一括で提供し、後者は導入後の保守・サプライ供給・オフィス用品通販「たのめーる」などストック収益を担う。

特徴的なのは、独立系でありながら基幹システムの開発すら外部委託せず自社グループで内製している点だ。グループ会社の株式会社OSKが開発する業務システム「SMILE」は1979年の発売から45年以上の実績を持ち、「作る・売る・直す」を自己完結させる体制を築いている。

この会社の強み

大塚商会の強み: 社内実証をそのまま商品化する「AI内製工場」、グループ内に専門特化子会社を持つ自己完結体制、中小企業約8割を支える圧倒的な直販網、たよれーる・たのめーるによるストック収益基盤
  1. 社内実証をそのまま商品化する「AI内製工場」

    複数の専任AI組織を社内に持ち、マーケティングオートメーションセンターはdotDataのAIで商談提案を1年で7万4,300件まで押し上げた実績(2021年時点の事例)を持つ。2026年7月には業務プロセス自動化AIサービス(NVIDIA DGX Spark含む3形態)を開始し、12カ月で100社導入を目標に掲げる

  2. グループ内に専門特化子会社を持つ自己完結体制

    独立系でありながら基幹システム開発すら外部依存せず、連結子会社の株式会社OSKが自社ERP「SMILE」(1979年発売・45年以上の実績)を開発。ネットワーク専門の株式会社ネットワールド、24時間保守専門の株式会社アルファネットなど機能特化子会社が本体を支える

  3. 中小企業約8割を支える圧倒的な直販網

    単体の年間取引企業数29.5万社(うち年商10億円未満が77.6%)を、従業員10,079人中営業3,227人・技術者3,895人という厚い体制でカバー。2025年12月期はシステムインテグレーション事業が9,029億円(前年比24.1%増)と急拡大

  4. たよれーる・たのめーるによるストック収益基盤

    サービス&サポート事業(売上高4,199億円)はサプライ供給・保守・アウトソーシングが軸。オフィス用品通販「たのめーる」(登録口座数212万超)に加え、2025年7月には中小企業のkintone導入・活用定着を支援する自社オリジナルサービス「OTSUKA kintone STATION」を開始

就活生

大塚商会の強みって、結局「取扱商品が多い」ってことですよね?

編集部

そこが落とし穴。本当の強みは商品数の多さではなく、社内で使い倒したAIをそのまま商品化するループの速さと、それを支えるグループ内自己完結体制にあります。

4つの強みは個別の機能に見えて、実は「顧客に一番近い場所で試し、そのまま売る」という一つの思想でつながっている。

AIの内製と即商品化(①)は、専任のAI組織を複数並走させ、社内課題解決の成果をそのまま顧客向けサービスにする短いループが軸だ。それを支えるのが、基幹システムから保守・アウトソーシングまでを担う専門特化子会社群(②)で、独立系でありながら外部委託に頼らない自己完結性を実現している。

この体制と29.5万社という圧倒的な取引規模・直販網(③)が組み合わさることで、たよれーる・たのめーるのストック収益(④)が積み上がる好循環が生まれている。

業績の推移(売上高)

8,610億2022/12期9,774億2023/12期11,077億2024/12期13,228億2025/12期
売上高は4期連続で過去最高を更新。2025年12月期は営業利益899億円・経常利益915億円・純利益643億円もいずれも過去最高で、営業利益率は約6.8%まで改善した。中・長期経営方針が掲げる「営業利益率7%以上」の定着目標に接近している。

2025年12月期は売上高1兆3,228億円(前期比19.4%増)で、4期連続の増収・3年連続の最高益となった。

決算期営業利益経常利益純利益
2023年12月期630億円645億円474億円
2024年12月期744億円759億円535億円
2025年12月期899億円915億円643億円

セグメント別ではシステムインテグレーション事業が9,029億円(前年比24.1%増)、サービス&サポート事業が4,199億円(同10.5%増)と、両輪ともに二桁成長を続けている。

営業利益率は約6.8%まで改善し、中・長期経営方針が掲げる「7%以上定着」に接近している。

競合の中での立ち位置

大塚商会 のポジショニングマップ
独立系ITベンダー・SIer業界マップ(2軸で見る)

同じITベンダー・SIerでも、各社の主戦場は大きく異なる。

会社タイプ大塚商会との違い
大塚商会独立系マルチベンダー中小企業約8割・特定メーカーに縛られない
富士ソフト独立系・開発/SES寄り組込・制御系開発が中心、自動車等の大手が多い
SCSK住友商事グループ(2025年10月完全子会社化発表)製品販売よりシステム開発・運用サービス寄り
伊藤忠テクノソリューションズ商社系・大企業向け伊藤忠の海外ネットワークを活かした大規模SI
NECネッツエスアイNECグループ(2025年上場廃止)通信キャリア・公共インフラの大規模構築が主軸
キヤノンMJキヤノングループ自社製品基盤を持ちつつ中小企業展開も拡大中

規模や資本の後ろ盾では商社系・メーカー系列に及ばないが、「どのメーカーにも属さない」という独立性を中小企業向けの提案力に転換しているのが大塚商会の立ち位置だ。

今後の展望

大塚商会の数値目標(中長期定着目標)

ビジョン

中・長期経営方針「100年企業に向けて」(2023年7月発表)

「オフィスまるごと」戦略と「お客様との新たな関係創り」を軸に、環境変化に対応しながら安定的かつ持続的な成長を続けることを掲げる。KPIとして営業利益率・経常利益率ともに7%以上の定着、ROE13%以上、取引企業数の年平均+2%などを掲げ、人員を極力増やさず生産性を高める方針を明示する。

数値目標

営業利益率・経常利益率(中長期定着目標)7%以上
ROE(中長期KPI)13%以上
配当性向(中長期方針)安定的に50%以上
女性管理職比率(早期達成目標)10%

注力施策

  • 「オフィスまるごと」戦略

    事務機・回線・PC・ソフトウェア・サプライ・電力(LED/BEMS)まで、オフィスに必要な商材をワンストップで提案し顧客との関係を深耕する。

  • AI活用の推進(社内実証→即商品化)

    社内課題解決用に導入したAIをそのまま商品化するループを高速で回す。dotDataのAIで商談提案を1年で7万4,300件まで押し上げた実績(2021年時点の事例)を持つほか、2026年7月には業務プロセス自動化AIサービス(NVIDIA DGX Spark含む3形態)を開始し、12カ月で100社導入を目標に掲げる。

  • ストックビジネスの強化

    サプライ・保守・「たよれーる」などの継続収益を拡大。2025年7月には中小企業のkintone導入から活用定着までを支援する自社オリジナルサービス「OTSUKA kintone STATION」を開始した。

  • 生産性向上・人的資本強化

    センター化・Web活用・業務プロセス変革(DX推進)で人を極力増やさず生産性を高めつつ、マルチスキル人材の育成と従業員エンゲージメント向上に投資する。

ロードマップ

  1. 1961

    東京都で創業(複写機販売)、同年12月に株式会社として設立

  2. 1979

    基幹業務システム「SMILE」の販売開始(現・株式会社OSKが自社開発)

  3. 1984

    株式会社OSK設立(グループのソフトウェア開発機能)

  4. 1990

    株式会社ネットワールド設立(ネットワークソリューション)

  5. 1996

    株式会社アルファテクノ設立(PC修理保守)

  6. 1997

    株式会社アルファネット設立(24時間保守・SEアウトソーシング)

  7. 2000

    東京証券取引所に上場(証券コード4768)

  8. 2022

    東京証券取引所プライム市場へ移行

  9. 2023

    中・長期経営方針「100年企業に向けて」を発表

  10. 2025

    売上高が初の1兆3千億円台に到達、3年連続で売上・各利益が過去最高を更新

将来性を読む軸は、2023年発表の中・長期経営方針「100年企業に向けて」が掲げる「オフィスまるごと」戦略の深化だ。

事務機やPCの販売にとどまらず、電力(LED・BEMS)まで含めてオフィスに必要な商材をワンストップで提案し、顧客との関係を長期化させる方向に舵を切っている。

近年はここにAIが新しい柱として加わりつつあり、社内実証をそのまま商品化するAI組織が、次の成長ドライバーとして機能し始めている。「複合機屋」から「AIも扱う経営パートナー」への転換の途中にあるのが、いまの大塚商会だ。

こんな人にピッタリ

大塚商会が合う人・合わない可能性がある人の早見表

特定メーカーの製品を売り込むのではなく、顧客の課題に合わせて複数メーカーの製品を組み合わせて提案し、中小企業の経営課題そのものに向き合う仕事にやりがいを感じられる人。

  • 特定メーカーに縛られず顧客本位でIT提案がしたい

    マルチベンダーで約2,400社の製品を扱う大塚商会が合う

  • 大企業の一部署としてではなく中小企業経営者と直接向き合いたい

    取引先の8割が年商10億円未満の中小企業である大塚商会の環境が向く

  • 実力主義でインセンティブ重視、若手から裁量を持って成果を出したい

    完全実力主義を掲げる大塚商会の評価制度が活きる

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 官公庁・通信キャリアなど超大規模インフラ案件に携わりたい

    NECネッツエスアイなど通信インフラに強い企業の方が合う場合があります。

  • エンジニアとして技術力そのものを極めたい

    大塚商会は営業・提案が中心のため、富士ソフトやSCSKなど開発・SI専業の企業の方が合う場合があります。

  • 年功序列で安定した環境やノルマの少なさを重視したい

    完全実力主義でルート営業を軸とする傾向があるため、フェーズや部署によっては数字のプレッシャーを感じる可能性があります。

求める人物像

  • 適職主義への理解

    学歴や専攻そのものではなく人柄・考え方・行動特性を重視する「適職主義」を掲げ、社員一人ひとりを「人財」として捉え、その人に合った職務で力を発揮できることを重視する。

  • 自ら学び、自ら動く姿勢

    成長や自己実現は会社に依存するものではなく自分自身が主体となって行うものだという考え方を大切にし、主体的に行動できる人物を評価する。

  • 自分の意見を持ち、伝える力

    自分自身の意見をしっかり持ち、それを他者に的確に伝えられる力を重視している。

  • 周囲と協力しながら挑戦できる力

    周りの社員と協力しながら、様々な業務に積極的にチャレンジできる姿勢を求めている。

入社後のキャリアパス

  1. 入社〜3ヶ月(研修期間)

    全職種共通の導入研修でビジネスマナー等の基礎を学んだのち、営業・SE・CE・スタッフの各職種に必要な専門知識を学ぶ約3ヶ月間の職種別研修に進みます。

  2. 若手期(1〜3年目)

    業務基礎・会社理解・職種別専門知識を実務で適用する期間。資格取得支援制度(受験費用補助・資格手当)を活用し、ITセキュリティ・会計・法務などの資格取得が推奨されます。

  3. 中堅期(4年目以降)

    より高度な専門知識・ビジネススキルの実践応用フェーズへ移行します。新入社員から管理職・役員までを対象とする「大塚経営塾」など階層別研修が継続します。

入社後は全職種共通の導入研修を経て、営業・SE・CE・スタッフそれぞれの専門知識を学ぶ約3ヶ月間の職種別研修に進む。

若手期(1〜3年目)は業務基礎を実務で固める期間で、資格取得支援制度(受験費用補助・資格手当)を活用しながらITセキュリティや会計などの資格取得が推奨される。4年目以降は中堅期として、より高度な専門知識・ビジネススキルの実践応用フェーズへ移る。

年収・待遇

有価証券報告書ベースの公式平均給与と、社員クチコミ(体験談)ベースの数値は水準に差があるため、出典を分けて整理する(2026年時点)。

初任給

大学卒(公式・2026年度)月額274,000円(住宅手当等別途)
大学院卒(公式・2026年度)月額282,000円(住宅手当等別途)

平均年収(出典別)

公式(有価証券報告書・2025年12月期)約1,028万円(平均年齢42.0歳・平均勤続17.6年)
OpenWorkクチコミ(体験談)約675万円(回答者736名)。有報値との差は算定方法・回答者属性の違いが主因

年次・役職別の目安

営業職約691万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)
技術職約650万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)
スタッフ職約545万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)

待遇の特徴

  • 昇給は年1回(4月)・賞与は年2回(7月・12月)。超過勤務手当は全額支給(固定残業代なし)(公式募集要項)
  • 家賃補助10,000円、首都圏地域手当15,000円などの手当がある(公式募集要項)
  • クチコミの有給消化率(52.8%)は公式発表の水準と差があり、出所を区別して扱う必要がある(体験談)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・転職会議・就活会議等の社員クチコミ) OpenWork総合評点3.58/5.0(回答1,359件)で、人事評価の透明性や待遇面の満足度は高評価な一方、風通しの良さや長期的な人材育成体制には課題を指摘する声もあります。営業職は残業や数字へのプレッシャーが比較的重く、スタッフ・事務職は落ち着いているという職種差が目立ちます(すべて傾向・体験談)。

月平均残業(クチコミ)約30.0時間(職種差あり。事務職は月20時間、営業職は月50時間との個別体験談も)
有給消化率(クチコミ)52.8%
離職率(公式・2025年)3.0%(情報通信業全国平均5.7%)

評価する声

  • 人事評価制度の透明性・納得感が高いという声(完全実力主義で若手から裁量ある営業経験を積める傾向)
  • 取引企業数・取扱商材数の多さから幅広い提案力が身につくという声
  • 給与・待遇面の満足度が比較的高く、資格取得支援やUdemyなど学習環境を評価する声

気になる声

  • 風通しの良さや組織の長期的な人材育成には改善余地を指摘する声がある
  • 営業職は残業時間が比較的多く、数字への厳しさ・体育会系的な文化を指摘する声がある
  • マネジメントポジションが限られ、昇進・キャリア形成に不安を感じるとの声がある

大塚商会って実際、働きやすいの?

OpenWorkの評点では「人事評価の透明性」「待遇面の満足度」が高評価な一方、「風通しの良さ」「長期的な人材育成」には課題を指摘する声もあります(クチコミ・傾向)。

特に営業職は数字へのプレッシャーや残業(クチコミで月平均約30時間、部署差あり)を指摘する声が目立ちます。完全実力主義の環境で若手から裁量を持ちたい人には好相性、安定志向でノルマの少なさを求める人は要確認です。

沿革

大塚商会は、創業者・大塚実が1961年に東京都で興した複写機販売業を出発点とする。同年12月に株式会社として設立され、2000年に株式を東京証券取引所に上場、2022年にプライム市場へ移行した。

就活で混同されやすいのが「大塚製薬」「大塚ホールディングス」だが、両者は資本関係のない別会社である。社名が同じ「大塚」なのは偶然で、大塚商会の筆頭株主は創業家の資産管理会社とされる(要確認だが複数の情報源で一致)。

採用・選考

大塚商会の選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース営業職、技術職(SE/CE)、スタッフ職(経理・人事・総務・法務等)、専門職(AIエンジニア・データサイエンティスト・データエンジニア・データアナリスト)の4区分。適職主義に基づく職種別採用。ITパスポート・普通自動車免許(AT限定可、スタッフ職等一部は不問)が必須。
勤務地首都圏・関西圏を中心に札幌・仙台・名古屋・広島・福岡など全国
選考難易度・特徴2025年度はリクナビ経由のプレエントリー約8,037人に対し採用予定約340名で、単純計算では倍率20倍台と推定される(就活メディアの推計・非公式)。採用実績大学は50校以上と幅広く、明確な学歴フィルターは無いとされる(媒体評価・非公式)。選考には営業や上司への報告を演じるロールプレイングなど実践的な内容が含まれる(過去傾向)。なお採用人数は2022〜2024年度が転職メディアの推計(二次情報)、2027年度予定(340名)のみ公式発表値。

採用人数の推移

2022年度298名
2023年度399名
2024年度428名
2027年度予定340名

選考フロー

  1. 説明会
  2. 適性検査・提出物
  3. 複数回面接(回数は職種により異なる)
  4. 内々定

選考で聞かれること

  • なぜIT業界で大塚商会か

    面接官が見ているポイント

    メーカー系や外資ではなく、約2,400社の製品を扱うマルチベンダー体制で中立な提案ができる大塚商会ならではの魅力を理解しているかを見ている

  • 独立系SIerを選んだ理由は

    面接官が見ているポイント

    特定ベンダーに縛られず顧客本位で製品を選べる独立系という立ち位置の強みを、他社比較を踏まえて語れるかを見ている

  • なぜ大塚商会の営業職を志望するか

    面接官が見ているポイント

    約3,000人体制で顧客先へ直接足を運ぶ直販営業という働き方への適性と本気度を見ている

  • 会社説明会を受けた感想は

    面接官が見ているポイント

    説明会で得た情報をどれだけ自分の志望理由に落とし込めているか、企業理解の解像度を見ている

  • 志望動機は(400字以内)

    面接官が見ているポイント

    字数制限の中で「なぜ大塚商会か」を論理的かつ簡潔にまとめられる文章構成力を見ている

  • 自己PRは(200字以上)

    面接官が見ているポイント

    限られた字数で自分の強みと根拠となるエピソードを過不足なく伝えられる要約力を見ている

  • 学生時代頑張ったことは(400字以内)

    面接官が見ているポイント

    成果の大きさよりも、課題にどう向き合い工夫したかというプロセスを具体的に描写できているかを見ている

  • 営業のロールプレイングをして

    面接官が見ているポイント

    台本のない即興の商談シーンで、相手の立場に立った提案や受け答えができる現場対応力を見ている

  • 上司への報告を演じてみて

    面接官が見ているポイント

    結論から端的に伝える報告力と、社会人として最低限求められるコミュニケーション作法が身についているかを見ている

  • 完全実力主義をどう思うか

    面接官が見ているポイント

    年功序列ではなく成果で評価される大塚商会の人事制度を正しく理解し、前向きに受け止められているかを見ている

  • 厳しい環境でやっていけるか

    面接官が見ているポイント

    数字で成果を問われるルート営業の厳しさを自分事として理解した上で、なお働き続ける覚悟があるかを見ている

  • 自己PRを1分間でと言われたら

    面接官が見ているポイント

    時間制限のある口頭説明で要点を絞って話せるか、面接という即興の場での構成力・瞬発力を見ている

  • 先輩社員紹介動画を見た感想は

    面接官が見ているポイント

    紹介された社員の働き方を自分の将来像に重ねられているか、入社後をどれだけ具体的にイメージできているかを見ている

  • 学生時代の経験で工夫した点は

    面接官が見ているポイント

    頑張った事実の羅列ではなく、課題に対して自分で考えて行動を変えた思考プロセスを言語化できているかを見ている

  • アルバイトで工夫したことは

    面接官が見ているポイント

    身近な現場でも主体的に課題を見つけて改善行動を取れる人物かという、日常的な行動特性を見ている

  • ストレスの対処法は

    面接官が見ているポイント

    数字と対人関係の負荷が大きいルート営業でも、感情を自己管理しながら継続的に働ける耐性があるかを見ている

  • 他社の選考状況は

    面接官が見ているポイント

    大塚商会が志望順位のどこにあるかを探り、入社意欲の本気度と併願先との整合性を見ている

  • 入社後にやりたいことは

    面接官が見ているポイント

    顧客の8割を占める年商100億円未満の中堅・中小企業をITと対話の力で支えるという事業構造を踏まえ、貢献イメージを具体的に描けているかを見ている

  • 営業でうまくいかない時どうするか

    面接官が見ているポイント

    成果が出ない局面を想定した上で、粘り強く改善に取り組む姿勢と失敗から学ぶ力を見ている

  • 最後に確認したいことは

    面接官が見ているポイント

    逆質問の中身から、企業研究の深さと入社後を見据えた当事者意識の高さを見ている

インターンシップ

「プロ養成1day仕事体験」(営業・SEコース)、CAD 5days/1day、ソリューション開発SE 5days、カスタマーエンジニア1dayなど職種別コースがある。AIエージェント開発8days(AIエンジニア等の専門職限定)は早期選考へ案内される。他コースの選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく要確認。

公式採用ページを見る →

大塚商会は「営業職」「技術職(SE/CE)」「スタッフ職」「専門職(AIエンジニア等)」の4区分で採用し、選考は説明会・適性検査を経て複数回の面接に進む。選考では営業や上司への報告を演じるロールプレイングなど、実践的な選考が含まれる点が特徴的だ(過去傾向)。

  • 「なぜIT業界か」ではなく「なぜ大塚商会か」を、独立系マルチベンダーという立場に紐づけて語れるようにしておく
  • ガクチカは成果の大きさよりも、課題にどう向き合い工夫したかというプロセスを具体的に描写する
  • 「完全実力主義」という人事制度を正しく理解し、前向きに受け止められるかを自分の言葉で用意する

編集部

大塚商会だけに絞って対策するのは危険!選考と並行して、持ち駒を増やす仕込みもやっておこう。就活サービス17個をカテゴリ別に比較したまとめを置いておくね。

よくある質問

大塚商会の年収・初任給はどのくらいですか?

有価証券報告書による平均年間給与は約1,028万円(2025年12月期・平均年齢42.0歳)、社員クチコミベースでは約675万円(体験談)です。初任給は大学卒27.4万円・大学院卒28.2万円(2026年度・公式)とされています。

大塚商会の就職難易度・採用倍率は?

2025年度はプレエントリー約8,037人に対し採用予定約340名で、単純計算では倍率20倍台と推定されます(就活メディアの推計・非公式)。選考には営業や上司への報告を演じるロールプレイングなど実践的な内容が含まれる傾向があります。

大塚商会に学歴フィルターはありますか?採用大学は?

採用実績大学は50校以上と幅広く、明確な学歴フィルターは無いとされます(媒体評価・非公式)。学歴や専攻より人柄・考え方・行動特性を重視する「適職主義」を公式に掲げています。

大塚商会は激務ですか?「きつい」と言われるのはなぜですか?

月平均残業はクチコミで約30.0時間(職種差が大きい傾向で、営業職はより長いとの声も)、有給消化率は約52.8%(クチコミ)とされます。完全実力主義でルート営業中心のため、数字へのプレッシャーを指摘する声もあります(体験談)。

大塚商会のインターンは選考に有利ですか?

「プロ養成1day仕事体験」やCAD・SEコースなど職種別に複数用意されており、AIエージェント開発8daysコースは早期選考への案内があります(AIエンジニア等の専門職限定・公式)。他コースの選考直結有無は公式に明記がなく、最新情報は公式マイページで確認してください。

基本情報

上場区分上場(東京証券取引所プライム市場・証券コード4768、2000年7月上場、2022年プライム市場へ移行)
グループ独立系(親会社なし)。連結子会社に株式会社OSK(ERP「SMILE」開発)・株式会社ネットワールド(ネットワーク製品)・株式会社アルファテクノ(PC修理保守)・株式会社アルファネット(24時間保守・SEアウトソーシング)
創業・設立1961年7月に東京都で創業(複写機販売)/同年12月に株式会社として設立
本社東京都千代田区飯田橋二丁目18番4号
代表者大塚裕司(代表取締役社長)
資本金103億7,485万1,000円
従業員数単体8,287名/連結10,079名(2025年12月末時点)
売上高連結1兆3,228億円(2025年12月期)
事業領域独立系ITベンダー・システムインテグレーション、オフィス用品通販

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-08-10