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ブリストル・マイヤーズ スクイブの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

ブリストル・マイヤーズ スクイブの企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

読了目安 約20

編集部

この3つ、実は「がんの看板の裏にある賭け」という一本の線でつながっています。本文で見ていきましょう。

就活生

外資系の製薬会社って何社もあって、正直「がんの薬を作っている会社」くらいのイメージしかありません…。

編集部

実はその理解、半分正解で半分不正解です。ブリストル・マイヤーズ スクイブは「がんの会社」の看板の裏で、血液疾患や神経科学に本気で賭けているんです。3分で、その中身まで押さえましょう。

結論から言うと、この会社の正体は「オンコロジーの会社」だけでは説明がつかない、複数の疾患領域への大型ベットを続ける外資系スペシャリティ・バイオファーマである。

業界の基礎

就活生

製薬業界って内資と外資でどう違うのか、いまいちピンときません…。

編集部

ポイントは「意思決定がどこにあるか」と「どの疾患領域に絞るか」。ここを軸に整理すると、各社の立ち位置が一気にクリアになりますよ。

製薬業界は、研究開発した医薬品を医療機関・患者に届けることで対価を得る産業だ。

内資系(中外製薬・武田薬品工業など)は国内に研究開発・意思決定の拠点を持つ一方、外資系(MSD・ファイザー・アストラゼネカなど)は海外本社の戦略が製品ラインナップを規定する。

その中でブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は、がん・血液疾患・免疫系疾患・心血管疾患という重点領域に絞った外資系という立ち位置にある。

総合的に疾患領域を広く持つファイザーやノバルティスと異なり、限られた領域に人・投資を集中させる「専門特化」の戦い方をとる会社である。

事業内容

ブリストル・マイヤーズ スクイブの事業内容: オンコロジー(がん)、血液疾患(含CAR-T細胞療法)、免疫系疾患、心血管疾患・神経科学

ビジネスモデル

大手製薬企業の事業基盤とバイオテクノロジー企業の起業家精神を兼ね備えた「スペシャリティ・バイオファーマ」として、がん・血液疾患・免疫系疾患・心血管疾患・神経科学の重点領域に専門特化した医薬品を、米国本社が開発した新薬を軸に日本市場へ導入・供給する。国内製造機能は限定的で、愛知工場が海外製造品の検査・包装・品質管理を担う。

  • オンコロジー(がん)

    がん免疫療法のパイオニアを自認する中核領域。小野薬品工業との共同事業であるオプジーボを筆頭に、複数のがん種で適応拡大を継続する。

    オプジーボヤーボイスプリセルオータイロ
  • 血液疾患(含CAR-T細胞療法)

    セルジーン買収で獲得した多発性骨髄腫等のフランチャイズ。CAR-T細胞療法ブレヤンジは国内での全工程製造化を進める、パイプライン最大の投資領域。

    レブラミドポマリストアベクマブレヤンジ
  • 免疫系疾患

    関節リウマチや潰瘍性大腸炎など自己免疫疾患を対象とする領域。

    オレンシアソーティクツゼポジア
  • 心血管疾患・神経科学

    抗凝固薬エリキュースに加え、閉塞性肥大型心筋症治療薬カムザイオスや、Karuna買収で獲得した統合失調症治療薬KarXT(開発中)など新領域への展開を進める。

    エリキュースカムザイオスKarXT

BMSは、大手製薬企業の事業基盤とバイオテクノロジー企業の起業家精神を兼ね備えた「スペシャリティ・バイオファーマ」を自称する。単に薬を輸入・販売するだけでなく、国内での製造機能まで自前で持とうとしている点が、外資系製薬としては珍しい。

象徴的なのがCAR-T細胞療法「ブレヤンジ」だ。2019年から国内CDMOと協業して初期工程を国内製造してきたが、2026年には全工程の国内製造化に向けた承認を申請した。単なる「輸入して売る」モデルから、「国内で作る」体制への転換を進めている。

この会社の強み

ブリストル・マイヤーズ スクイブの強み: CAR-Tを国内で全工程製造する体制、セルジーン統合で血液疾患が最大の投資領域に、がんの会社が神経科学に140億ドルを投じる転換、D&Iで2年連続の最高位認定、オプジーボ共同事業10年超の適応拡大実績
  1. CAR-Tを国内で全工程製造する体制

    CD19標的CAR-T細胞療法「ブレヤンジ」は2019年から国内CDMOのニコン・セル・イノベーションと協業して初期工程を国内製造し、2026年4月には全工程国内製造化に向けた一部変更承認を申請。グローバルでもCellares社と3.8億ドルの製造能力予約契約を結び、CAR-T製造の内製化に大型投資している

  2. セルジーン統合で血液疾患が最大の投資領域に

    2019年に740億ドルでセルジーンを買収し多発性骨髄腫等の血液疾患フランチャイズを獲得。2026年時点の日本の開発パイプライン47件のうち血液疾患が17件と、がん領域(15件)を上回り最大カテゴリーになっている

  3. がんの会社が神経科学に140億ドルを投じる転換

    2024年3月に140億ドルでKaruna Therapeuticsを買収し、50年ぶりとされる新規作用機序の統合失調症治療薬KarXT(日本は第3相試験中)を獲得。日本パイプライン47件中4件が神経科学領域まで広がっている

  4. D&Iで2年連続の最高位認定

    「D&Iアワード2025」でダイバーシティスコア93/100を獲得し2年連続で最高位「ベストワークプレイス」に認定。LGBTQ+の職場環境指標「PRIDE指標」でも3年連続ゴールド、初の最上位「レインボー」も取得した

  5. オプジーボ共同事業10年超の適応拡大実績

    小野薬品工業との提携は2011年開始、2014年に日本を含む戦略的提携へ拡大。以降10年以上にわたり尿路上皮癌の術後補助療法や悪性中皮腫など、免疫チェックポイント阻害薬の適応拡大を継続的に取得している

就活生

BMSの強みって、結局「オプジーボを持っている」ということですよね?

編集部

そこが落とし穴です。オプジーボは小野薬品工業との共同事業で、BMS単独の強みではありません。本当の強みは、表向きの「がんの会社」という看板の裏で、血液疾患・神経科学という別の領域に巨額を投じ続けていることにあります。

5つの強みは、実は「がん免疫療法のパイオニア」という表看板の一段下に眠っている。

2019年のセルジーン買収(740億ドル)で獲得した血液疾患フランチャイズは、いまや日本の開発パイプライン47件中17件と、がん領域(15件)を上回る最大の投資領域になっている。さらに2024年のKaruna買収(140億ドル)では、がんとは無関係の統合失調症治療薬KarXTを獲得した。

つまりBMSの本質は「がんの会社」ではなく、特許切れが迫る大型薬の穴を、大型M&Aで次々と新領域に埋めていく再構築型の企業である。CAR-Tの国内製造化への投資も、この「次の柱を自前で作る」姿勢の延長線上にある。

業績の推移(グローバル売上高)

462億ドル2022年450億ドル2023年483億ドル2024年482億ドル2025年
米本社(NYSE:BMY)の連結売上高。2023年は主力製品の特許切れ(LOE)や薬価改定の影響で減収したが、新製品の伸長で2024年は+7%(為替調整後+9%)に回復。日本法人(ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社)単体の売上高は1,915億円(2025年)。データ出典が異なるため直接比較はできない。

日本法人は非上場のため、日本単体の複数期の詳細な業績開示は限られる。ここではグローバル連結(米本社・NYSE上場)の推移を示す。

年度グローバル売上高補足
2022年462億ドル
2023年450億ドル主力製品の特許切れ・薬価改定の影響で減収
2024年483億ドル前年比+7%(為替調整後+9%)。ただし無形資産減損等で純損失88.9億ドルを計上
2025年482億ドル前年比ほぼ横ばい

2023年の減収は特許切れ(LOE)の影響で、2024年以降の回復は新製品の伸長とM&Aによるパイプライン補強が寄与している。日本法人単体の売上高は1,915億円(2025年)で、公式には「2032年までに売上倍増」という目標を掲げる。

競合の中での立ち位置

ブリストル・マイヤーズ スクイブ のポジショニングマップ
外資系製薬業界マップ(2軸で見る)

同じ外資系製薬でも、各社の重点領域と意思決定の所在は大きく異なる。

会社タイプBMSとの違い
BMSオンコロジー・血液疾患特化/外資がん・血液・免疫・心血管の4領域に集中し、国内製造化も進める
MSDオンコロジー+ワクチン/外資キイトルーダでオンコロジー偏重が進むが、ワクチン等も併存し純度はやや低い
ファイザー総合型(ワクチン・希少疾患等)/外資疾患領域のポートフォリオが広く、単一領域への集中度は低い
アストラゼネカオンコロジー+循環器代謝+呼吸器/外資オンコロジーは主力の一つだが単独特化ではない
中外製薬オンコロジー特化/内資(ロシュ資本参加)高度にオンコロジー特化する点はBMSと似るが、国内に研究開発・意思決定拠点を持つ
武田薬品工業総合型(消化器・希少疾患・血漿分画等)/内資発内資発だが海外売上比率が高く、総合型という点でBMSと対照的

最も近いのは同じくオンコロジー特化の中外製薬だが、中外は国内に研究開発拠点を持つのに対し、BMSは意思決定の多くが米国本社にある点が異なる。

今後の展望

ブリストル・マイヤーズ スクイブの数値目標(2032年(目標))

ビジョン

主力製品の特許切れ(LOE)を新薬ポートフォリオへの転換で乗り越える

エリキュースやレブラミド、オプジーボなど大型薬の特許切れ・後発品参入に直面する中、グローバルでは腫瘍・血液疾患・免疫科学・心血管疾患・神経科学の5領域でポートフォリオを再構築している。2024年にはカルナ・レイズバイオ・ミラティを相次いで買収し後期パイプラインを強化した。日本法人は2032年までの売上倍増と、今後5年で15以上の製品承認取得を目標に掲げる。

数値目標

日本法人売上高(2032年(目標))現行の2倍
日本での新製品承認(今後5年)15製品以上
グローバル非LOE製品群の売上(2029年(目標))250億ドル超

注力施策

  • CAR-Tの国内全工程製造化

    ブレヤンジについて、2026年4月に全工程国内製造化へ向けた一部変更承認を申請。国内CDMOニコン・セル・イノベーションとの協業を深化させる。

  • 愛知工場への投資

    1975年操業の愛知工場(幸田町)で第一製剤棟を品質管理機能(QCラボ)へ改修するなど、国内の製造・品質保証体制を強化している。

  • 5領域・47件の日本開発パイプライン

    がん・血液疾患・免疫系疾患・心血管疾患・神経科学の5領域で47件(2026年7月時点)が進行。非小細胞肺がん向けadagrasibや統合失調症向けKarXTなどが第3相段階にある。

  • グローバルM&Aによるパイプライン強化

    2024年にカルナ(約140億ドル)・レイズバイオ(約41億ドル)・ミラティ(約48億ドル)を相次いで買収し、腫瘍・神経科学領域の後期パイプラインを補強した。

ロードマップ

  1. 1960

    日本法人設立(旧社名「ブリストル・マイヤーズ株式会社」)

  2. 1989

    米国本社でBristol-Myers社とSquibb社が合併し現Bristol Myers Squibb Companyが発足

  3. 2016/4

    日本法人が「ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社」へ社名変更

  4. 2019

    米本社が740億ドルでセルジーンを買収

  5. 2021/7

    日本でセルジーン株式会社を吸収合併し法人を一本化

  6. 2022/7

    日本本社を大手町「Otemachi One タワー」へ移転

  7. 2024/3

    米本社が140億ドルでKaruna Therapeuticsを買収し神経科学領域へ参入

  8. 2026/4

    ブレヤンジの全工程国内製造化に向けた一部変更承認を申請

BMSの将来性を読む軸は、主力製品の特許切れをどう埋めるかという一点に尽きる。

エリキュースやレブラミドといった大型薬が特許切れ・後発品参入に直面する中、2024年だけでカルナ・レイズバイオ・ミラティの3社に計約230億ドルを投じ、腫瘍・神経科学領域の後期パイプラインを一気に補強した。この「短期的な減収を大型M&Aで先回りして埋める」動きが、直近数年の経営の骨格になっている。

日本法人はこの流れの中で、CAR-Tの国内製造化や愛知工場への投資など、グローバル戦略を国内で実装する役割を担っている。「2032年までに売上倍増」という目標は、この新領域への投資が実を結ぶかどうかにかかっている。

こんな人にピッタリ

ブリストル・マイヤーズ スクイブが合う人・合わない可能性がある人の早見表

がん・血液疾患など特定の疾患領域を深く極める専門性と、外資系ならではの実力主義・グローバルな意思決定環境の両方に魅力を感じられる人。

  • がん・血液疾患など特定の疾患領域を突き詰めたい

    4領域に重点を絞りユニット制で専門MRを配置するBMSの体制が合う

  • 外資系ならではのグローバル本社主導のスピード感・変化に前向きに対応したい

    大型買収を重ねポートフォリオを機動的に組み替えるBMSの環境が向く

  • 少数精鋭の組織で専門性を武器にキャリアを築きたい

    従業員1,429名と外資系製薬大手の中でも小規模なBMSで裁量を持ちやすい

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • プライマリケアなど幅広い診療科を横断的に担当したい

    がん・血液疾患等に重点領域を絞るBMSより、総合的な疾患領域をカバーする製薬会社の方が合う場合があります。

  • 国内発の研究開発・意思決定により深く関与したい

    製品戦略の多くが米国本社主導のため、国内に研究開発拠点を持つ内資系の製薬会社の方が合う場合があります。

  • 大企業の安定した組織基盤や豊富なポスト・異動の選択肢を重視したい

    従業員1,429名と比較的小規模なため、より大規模な総合型製薬会社の方が合う場合があります。

求める人物像

  • イノベーション(Innovation)

    患者のために斬新で大胆な方法を追求する姿勢。BMSの公式Valuesの一つで、既存の治療法にとらわれない発想を重視する。

  • アージェンシー(Urgency)

    治療を待ち望む患者のためにスピードを重視し、一丸となって高い品質を届ける姿勢。

  • パッション(Passion)

    卓越した結果を生み出すために、積極的に学び情熱をもって最善を尽くす姿勢。

  • インクルージョン(Inclusion)

    多様性に富み、誰もが最大限の可能性を発揮できる環境を意識的に築く姿勢。D&Iアワードでの継続受賞にも表れている。

入社後のキャリアパス

  1. 入社1年目

    メンター制度のもと、年次の近い先輩社員がメールの書き方などの基礎スキルから指導する。MR職は製品・疾患知識を動画・資料で体系的に学習し、専門性の土台を築く。

  2. 中堅期

    MRとしての基本業務の習得から、より広い戦略的視点の獲得へと成長していく。マーケティング等での実績を積み重ね、専門性を軸にしたキャリア形成が進む。

  3. 職種転換・グローバル機会

    社内公募制度によりMRから他職種への異動事例がある。マーケティングで実績を上げた社員がグローバル部門へ派遣されるなど、専門性を軸にした横展開の機会もある。

職種別採用で、入社後はメンター制度のもと基礎スキルから学ぶ。MRは疾患知識の習得を経て、中堅期には戦略的視点の獲得へと成長していく。

社内公募制度による職種転換や、マーケティングでの実績を経てグローバル部門へ派遣される事例もあり、専門性を軸にした横展開がキャリアの特徴だ。

年収・待遇

日本法人は非上場のため有価証券報告書等の公式な年収データは無く、以下は社員クチコミ(OpenWork・転職会議)の推計値。初任給の最新公式値も公開情報からは確認できなかった(2026年6月時点・要確認)。

初任給

公式初任給非公開・要確認(最新は公式採用ページで確認)

平均年収(出典別)

OpenWorkクチコミ約1,042万円(正社員183人のサンプル・平均年齢39歳)
転職会議クチコミ約892万円(平均年齢37.6歳)

年次・役職別の目安

マーケティング約1,351万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)
メディカル約1,330万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)
開発約1,175万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)
MR約907万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)

待遇の特徴

  • 目標達成時に基本給の30〜50%相当のボーナス、MRは3月一括支給のセールスインセンティブがあるとの声(OpenWorkクチコミ・体験談)
  • クチコミの年収レンジは約400万〜2,300万円と職種・年齢による差が大きい(OpenWorkクチコミ・体験談)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・転職会議等の社員クチコミ) 実力主義・成果主義的な評価文化と、有給消化の奨励やフルフレックスなど柔軟な働き方を評価する声が多い一方、昇格基準の不透明さや組織再編に伴う業務負荷の変化を指摘する声も共存します。

月平均残業(OpenWorkクチコミ)約24.8時間
有給消化率(OpenWorkクチコミ)62.9%(業界平均60.6%より高い傾向)
OpenWork総合評価3.19/5.0(回答者300人・医薬品業界内で上位12%)

評価する声

  • 有給消化を会社が積極的に奨励しており取得しやすい、フルフレックスで柔軟な働き方ができるという声
  • がん・血液領域の新薬が多くキャリアアップが期待できる、若手にもチャンスがあるという声
  • 「D&Iアワード2025」で2年連続最高位「ベストワークプレイス」に認定されるなど多様性推進への評価

気になる声

  • 昇格基準が不明確で、人脈や社内アピール次第という側面を指摘する声がある
  • 人員削減により担当エリアが拡大し、個人の裁量次第でワークライフバランスが左右されるという声がある
  • 頻繁な組織再編で現場の声が反映されにくいという指摘がある

BMSって実際、働きやすいの?

クチコミでは「有給を取りやすい」「フルフレックスで柔軟」という声が多く、有給消化率は約62.9%(OpenWork)と業界平均を上回る傾向です。

一方で「昇格基準が不明確」「組織再編で担当エリアが変わりやすい」という指摘もあります。専門性を武器に成果で評価されたい人には好相性、安定した昇進ルートを求める人は要確認です。

沿革

BMSの起源は米国にある。1989年、米Bristol-Myers社とSquibb社が合併し、現在のBristol Myers Squibb Companyが発足した。日本法人はそれ以前の1960年に「ブリストル・マイヤーズ株式会社」として設立されている。

2016年に日本法人も「ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社」へ社名変更し、世界の拠点とブランドを統一した。その後、2019年の米本社によるセルジーン買収(740億ドル)を受け、2021年に日本でもセルジーン株式会社を吸収合併し、法人としても一本化している。

採用・選考

ブリストル・マイヤーズ スクイブの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)。2026年8月時点で28卒(2028年4月入社)向けの募集・インターン応募が公式ポータルで進行中。
募集職種・コース疾患別ユニット制のMR(医薬情報担当者)、研究開発・メディカル(CRA〔臨床開発モニター〕・生物統計等)、マーケティング、生産・物流、コーポレート機能(人事・財務・法務等)。職種別採用で文理は問わない。
勤務地本社(東京都千代田区大手町)、愛知工場(愛知県額田郡幸田町)、全国の営業拠点
選考難易度・特徴新卒採用は年10名前後の少数精鋭。倍率の公式数値は非開示だが、OpenWorkの総合評価3.19/5.0(回答者300人・医薬品業界内で上位12%との評価)が示すとおり人気・待遇とも高水準な外資系製薬で、専門領域への関心の深さと英語での受け答えが問われる傾向がある。

採用人数の推移

2023年度10名
2024年度9名
2025年度10名

選考フロー

  1. エントリーシート(ES)提出
  2. Webテスト(言語・非言語・英語等/年度で異なる・過去傾向)
  3. インターンシップ参加(過去傾向・選考への直結度は要確認)
  4. 一次面接
  5. 複数回の面接
  6. 最終面接(合格で内々定)

選考で聞かれること

  • 製薬業界の中でなぜBMSか

    面接官が見ているポイント

    がん・血液疾患・心血管疾患・免疫系疾患・神経科学を重点領域とする外資系スペシャリティファーマを、業界研究の深さに基づいて選べているかを見ている

  • 数ある外資系製薬の中でBMSを選ぶ理由

    面接官が見ているポイント

    MSDやファイザー等の同業他社と比較したうえで、企業規模でなく重点疾患領域や企業文化への理解の深さで差別化できているかを見ている

  • がん免疫療法への関心を持ったきっかけ

    面接官が見ているポイント

    がん免疫療法のパイオニアでCAR-T治療にも取り組む同社の主力事業への理解を、当事者意識を持って語れるかを見ている

  • BMSで実現したいことは

    面接官が見ているポイント

    ES実問「志望する理由と実現したい事」への回答。入社後のビジョンを具体的な行動レベルまで描けているかを見ている

  • 学生時代に主体的に取り組んだこと

    面接官が見ているポイント

    ES実問。指示待ちでなく自ら課題を見つけて動いた経験から、現場で求められる自走力があるかを見ている

  • 直面した困難と乗り越えるために大切にしたこと

    面接官が見ているポイント

    ES実問。困難への向き合い方から、医療関係者との関係構築で壁にぶつかった際の粘り強さと工夫を見ている

  • 学生時代の研究内容を説明してほしい

    面接官が見ているポイント

    研究開発・メディカル職向けの質問。専門領域の内容を非専門家にも分かりやすく伝える論理構成力を見ている

  • 今まで自分が起こした変化・工夫は

    面接官が見ているポイント

    前例踏襲でなく自ら変化を生み出した経験から、変革志向とチャレンジ精神の有無を見ている

  • 英語で志望動機を説明してほしい

    面接官が見ているポイント

    選考過程で課される英語での受け答え。単なる英語力でなく、グローバル本社とのやり取りに耐える実務レベルかを見ている

  • MRならではのやりがいと難しさは

    面接官が見ているポイント

    疾患別ユニット制で専門性の高いMR業務の特性を理解したうえで、仕事の本質を捉えられているかを見ている

  • インターンで感じた社風は

    面接官が見ているポイント

    インターン体験を踏まえた実感に基づく企業理解があるか、うわべでない志望度を見ている

  • 組織にどう貢献できるか

    面接官が見ているポイント

    自分の強みを組織の成果にどう結びつけるか、貢献意識と自己認識の解像度を見ている

  • この会社の良いところと課題だと思うところ

    面接官が見ているポイント

    称賛だけでなく課題も指摘できるかで、企業を客観的に見る観察力と誠実さを見ている

  • 自分の強み・弱みをMR業務にどう活かすか

    面接官が見ているポイント

    自己理解を医療現場での対人業務に接続できるか、患者や医師のニーズを汲み取る傾聴力に結びつけて語れるかを見ている

  • 多様な社員が働く環境をどう活かすか

    面接官が見ているポイント

    D&Iアワードで2年連続最高位を受賞するなど多様性推進に注力する同社で、異なる背景を持つチームとの協働力を見ている

  • 患者のニーズをどう汲み取るか

    面接官が見ているポイント

    MR適性の核心。医療関係者や患者の声を傾聴し正確な医薬情報の伝達に変換する姿勢があるか、対人感受性を見ている

  • 5年後・10年後のキャリアビジョン

    面接官が見ているポイント

    専門性の高い疾患領域で長期的にキャリアを積む覚悟があるか、成長イメージの具体性を見ている

  • 海外拠点との連携をどう考えるか

    面接官が見ているポイント

    グローバル本社との連携が前提の環境で、海外との協働に前向きな姿勢があるかを見ている

  • 他社の選考状況と入社意思の確度

    面接官が見ているポイント

    併願先との比較を踏まえたうえで、入社意思の強さと就活軸のブレなさを見ている

  • 最後に何か質問はあるか

    面接官が見ているポイント

    逆質問。企業研究を踏まえた踏み込んだ質問ができるか、入社意欲と企業理解の深さを見ている

インターンシップ

夏季(8月上旬〜下旬)に3日間程度のプログラムを実施。CRA・マーケティング・セールス・開発など全8職種の体験型で文理不問。本選考への影響は高いとの就活メディアの体験談があるが、優遇の有無は公式に明記がなく要確認。

公式採用ページを見る →

疾患別ユニット制のMRを中心に、研究開発・メディカル・マーケティング・コーポレート機能まで職種別に採用する。新卒採用は年10名前後の少数精鋭で、選考では英語での受け答えが求められる場面がある。

  • 「がん・血液疾患等の重点領域」への関心を、単なる憧れでなく具体的な事実で語れるようにしておく
  • オプジーボが小野薬品工業との共同事業である点など、企業研究の解像度を面接で示せるようにする
  • 英語での志望動機説明に備え、グローバル本社との連携を意識した受け答えを準備しておく

よくある質問

ブリストル・マイヤーズ スクイブの年収・初任給はどのくらいですか?

日本法人は非上場のため公式の年収データは無く、OpenWorkクチコミでは平均年収約1,042万円(正社員183人のサンプル・平均年齢39歳)、転職会議では約892万円(平均年齢37.6歳)とされています。職種別ではマーケティング・メディカルが高く、MRは約907万円が目安(いずれも体験談)です。初任給の最新公式値は公開情報からは確認できません。

ブリストル・マイヤーズ スクイブの就職難易度・採用倍率は?

新卒採用は年10名前後(2023〜2025年度実績)の少数精鋭で、倍率の公式数値は非開示です。OpenWorkの総合評価は3.19/5.0(回答者300人・医薬品業界内で上位12%との評価)で、専門領域への関心の深さと英語での受け答えが問われる傾向があります。

ブリストル・マイヤーズ スクイブは「やばい」「激務」と言われますか?評判は?

月平均残業はOpenWorkクチコミで約24.8時間、有給消化率は約62.9%(業界平均60.6%より高い傾向)とされ、有給を取りやすいという声が多めです。一方で人員削減に伴う業務負荷の変化や、昇格基準の不透明さを指摘する声もあります(いずれも体験談)。

ブリストル・マイヤーズ スクイブのインターンはありますか?

夏季(8月上旬〜下旬)に3日間程度のプログラムがあり、CRA・マーケティング・セールス・開発など全8職種の体験型で文理不問です。本選考への影響は高いとの就活メディアの体験談がありますが、優遇の有無は公式に明記がなく要確認です。

基本情報

上場区分非上場(日本法人)。親会社の米Bristol Myers Squibb Companyはニューヨーク証券取引所上場(証券コード: BMY)
グループ米ニュージャージー州プリンストンに本社を置くBristol Myers Squibb Companyの日本法人。2021年にセルジーン株式会社を吸収合併し法人を一本化
設立1960年6月1日(旧社名「ブリストル・マイヤーズ株式会社」。2016年4月に現社名へ変更)
本社東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー(2022年7月移転)
代表者勝間英仁(代表取締役社長)
資本金113億4,000万円
従業員数1,429名(2025年6月時点)
売上高1,915億円(2025年・日本法人単体)
事業領域医療用医薬品(がん・血液疾患・免疫系疾患・心血管疾患等)の輸入・製造・販売

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-08-01