アステラス製薬の強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策
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結論から言うと、アステラス製薬は前立腺がん治療薬「イクスタンジ」1剤に稼ぎの半分近くを頼る構造から、ロボットとAIで次の柱を量産する体制へ本気で転換しようとしている会社だ。
業界の基礎
製薬業界は、新薬の研究開発から製造・販売までを担う企業群である。承認まで10年以上・数百億円規模の投資を要する一方、特許期間中は独占販売で高い収益性を持つビジネスだ。
国内では武田薬品工業が売上規模で最大手、次いで第一三共・アステラス製薬・中外製薬・エーザイ・塩野義製薬などが続く。各社は得意領域と海外展開度で棲み分けており、武田は海外売上比率90%超でグローバル化が最も進み、中外製薬はロシュとの提携で抗体医薬に特化、第一三共は抗体薬物複合体(ADC)でがん領域に急速に資源を集中させている。
その中でアステラス製薬は、海外売上比率85.3%と武田に次ぐ国際化度を持ちながら、前立腺がん治療薬イクスタンジを軸にした泌尿器・がん領域で存在感を築いてきた会社だ。
| プレイヤー | タイプ | 売上規模(直近期) |
|---|---|---|
| 武田薬品工業 | 総合・グローバル最大手 | 約4.3〜4.5兆円 |
| アステラス製薬 | 泌尿器がん軸・高海外比率 | 2兆1,392億円 |
| 第一三共 | ADC技術でがん急伸 | 1兆8,862億円 |
| 中外製薬 | 抗体医薬特化(ロシュ提携) | 1兆1,706億円 |
| エーザイ | 認知症領域特化 | 7,894億円 |
| 塩野義製薬 | 感染症・国内基盤 | 4,383億円 |
事業内容

ビジネスモデル
研究開発型製薬企業。自社創薬(低分子・抗体薬物複合体・遺伝子治療・細胞治療等の新モダリティ)を軸に、臨床試験・薬事承認を経て世界の患者に医療用医薬品を届ける。前立腺がん治療薬イクスタンジへの依存度が高い収益構造から、Focus Areaアプローチ(4つの重点領域)とパイプライン刷新へ経営資源をシフトしている。
がん(オンコロジー)
前立腺がん・尿路上皮がん・胃がん・急性骨髄性白血病等を対象領域とする。イクスタンジ以降の成長エンジンとして重点投資している中核事業。
イクスタンジパドセブビロイゾスパタ眼科疾患
「再生と視力の維持回復」をFocus Areaに掲げる領域。2023年のIveric Bio買収で加齢黄斑変性治療薬IZERVAYを獲得し強化した。
IZERVAY泌尿器・ウィメンズヘルス
過活動膀胱治療薬など創業来の主軸である泌尿器疾患を起点に、更年期症状治療薬などウィメンズヘルス領域へ拡張している。
ベタニスVEOZAH移植免疫学
臓器移植後の拒絶反応を防ぐ免疫抑制剤。前身・藤沢薬品工業時代からの祖業的領域。
プログラフ
アステラス製薬のビジネスモデルは、他の大手製薬と同様「新薬を創り、特許期間中に独占販売で稼ぐ」という基本形をとる。
ただし、イクスタンジ1剤が売上全体の半分近くを占めるという極端な集中構造を持つ点が特異だ(事業カード参照)。2027年前後に見込まれる特許切れを見据え、Focus Areaアプローチ(①再生と視力の維持回復、②がん免疫、③遺伝子治療、④標的タンパク質分解誘導)で研究資源を絞り込み、次の柱を計画的に育てている。
この会社の強み

前立腺がん治療の世界的標準
主力薬イクスタンジ(XTANDI)は90カ国以上で承認を取得し、これまで100万人以上の患者に処方された進行性前立腺がんの標準治療薬。特許切れの主因である製品自体が、特定疾患領域でグローバルスタンダードを確立した数少ない実例でもある。
細胞・遺伝子治療の自前製造基盤
米ノースカロライナ州に約100億円規模のAAV遺伝子治療製造施設を新設、南サンフランシスコにWest Coast Innovation Centerを開設。2025年3月には安川電機と合弁契約を締結し、同年9月に合弁会社「セラファ・バイオサイエンス」(資本金45億円・アステラス60%出資)を設立。ロボットとAIで細胞医療製品の量産技術に投資する。
AI×ロボットで創薬プロセスを再設計
つくば研究センターの細胞創薬自動化プラットフォーム「Mahol-A-Ba」(ヒト型ロボットMaholo+AI)は10以上の創薬プログラムで活用され、ヒット化合物から医薬品候補化合物取得までの期間を最短70%短縮した実績を持つ。
標的タンパク質分解技術への集中投資
ケンブリッジ拠点にEngineered Small Moleculesユニットを置き、業界初のクリニック入りとなるKRAS G12D分解誘導薬ASP3082を自社推進。Cullgen社(最大19億ドル規模)やPeptiDream社とも提携し、外部パイプラインを積極的に取り込む。
医薬品の枠を超えた新規事業Rx+/HealthX
2018年発足のRx+事業創成部とデジタルヘルス組織HealthXが、歩行習慣アプリ「ムーミンムーブ」で複数自治体と連携するなど実サービスを展開。2025年にはNTTデータ・塩野義製薬とデジタルセラピューティクスの社会実装プラットフォーム構想を開始した。
上の5つの強みは、個別の技術投資に見えて実は「イクスタンジ後」を作るための一つの賭けでつながっている。
前立腺がんで築いた世界的地位(①)を土台に、細胞・遺伝子治療の自前製造基盤(②)や標的タンパク質分解技術(④)へ設備投資と提携を重ね、AIロボット創薬基盤「Mahol-A-Ba」(③)で開発スピードそのものを上げる。さらにRx+/HealthX(⑤)で医薬品以外の収益源にも手を伸ばす。
いずれも「特許切れ後どう稼ぐか」という一つの問いへの答えであり、会社の存亡がかかった転換期にどんな仕事に携われるかを、就活生自身の言葉で語れるかが選考で問われる。
業績の推移(売上収益)
決算期は3月・IFRS採用(2018年より)。
| 決算期 | 売上収益 | 営業利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 1兆5,186億円 | 1,330億円 | 987億円 |
| 2024年3月期 | 1兆6,037億円 | 255億円 | 170億円 |
| 2025年3月期 | 1兆9,123億円 | 410億円 | 507億円 |
| 2026年3月期 | 2兆1,392億円 | 3,826億円 | 2,915億円 |
2024年3月期は、有力パイプラインの無形資産減損等で営業利益が255億円まで急落した。その後、重点戦略製品(PADCEV等)の伸長で2026年3月期は売上収益・営業利益・純利益がいずれも過去最高を更新している。
競合の中での立ち位置

同じ国内大手製薬でも、稼ぎ方は大きく異なる。
| 会社 | タイプ | アステラスとの違い |
|---|---|---|
| アステラス製薬 | 泌尿器がん軸・高海外比率 | イクスタンジ1剤への依存度が高く、パイプライン刷新期 |
| 武田薬品工業 | 総合・グローバル最大手 | 5疾患領域に分散、海外売上比率90%超で最もグローバル化 |
| 第一三共 | ADC技術特化 | エンハーツ1剤で世界売上1兆円超、がん領域に資源集中 |
| 中外製薬 | 抗体医薬特化 | ロシュとの戦略的アライアンスで抗体エンジニアリングに特化 |
| エーザイ | 認知症領域特化 | レカネマブを軸に単一疾患へ資源集中 |
| 塩野義製薬 | 感染症・国内基盤 | 海外売上比率が最も低く、国内中心の事業構造 |
主力製品1剤への依存度という観点では、アステラス製薬は第一三共のエンハーツ依存構造に近い。ただし第一三共が「急伸中」であるのに対し、アステラスは「特許切れを見据えた守りと攻めの両立」というフェーズにある違いがある。
今後の展望

ビジョン
経営計画2026(Corporate Strategic Plan 2026/2026〜2030年度)
2026年5月発表の5カ年計画。主力薬イクスタンジの特許切れ(米国2027年・欧州2028年・日本2029〜2030年頃見込み)を見据え、重点戦略製品5製品(PADCEV・IZERVAY・VYLOY・VEOZAH・XOSPATA)の売上を2025年度比2倍の約9,600億円に伸ばし、パイプライン主導の持続的成長企業への転換を目指す。
数値目標
| 重点戦略製品売上(2030年度) | 約9,600億円 |
|---|---|
| 累計コア営業利益(2026〜30年度) | 4.3兆円以上 |
| コア営業利益率(2027年度目標) | 30% |
| コスト最適化(2026〜30年度累計) | 2,000億円 |
注力施策
パイプライン主導への転換
イクスタンジの特許切れ(米国2027年・欧州2028年・日本2029〜2030年頃見込み)を見据え、重点戦略製品5製品とパイプラインで2030年代半ばに約1兆円の売上ポテンシャルを目指す。
細胞・遺伝子治療への設備投資
米ノースカロライナ州の遺伝子治療製造施設や、安川電機との合弁会社セラファ・バイオサイエンスで、次世代モダリティの自社製造基盤を強化する。
標的タンパク質分解(TPD)への集中投資
Cullgen社(最大19億ドル)・PeptiDream社との提携で外部パイプラインを取り込み、業界初のクリニック入りとなるKRAS G12D分解誘導薬ASP3082を推進する。
医薬品の外へ出る新規事業
Rx+事業創成部とHealthXが、自治体連携の歩行習慣アプリやNTTデータ・塩野義製薬とのデジタルセラピューティクス構想など新たな収益源を育てる。
ロードマップ
2005/4
山之内製薬と藤沢薬品工業の合併により「アステラス製薬」発足
2012
イクスタンジ(XTANDI)を米国で発売
2019
パドセブ(PADCEV)を米国で発売
2023
Iveric Bio買収(約59億ドル)で眼科治療薬IZERVAYを獲得
2026/2
Vir Biotechnologyと前立腺がん治療薬VIR-5500で最大17億ドルの戦略提携
2026/5
「経営計画2026」(2026〜2030年度)発表
将来性を読む軸は、2026年5月発表の「経営計画2026」(2026〜2030年度)が掲げる、イクスタンジ依存からパイプライン主導への転換だ。
重点戦略製品5製品の売上を2025年度比2倍の約9,600億円に伸ばす計画で、2023年のIveric Bio買収や2026年のVir Biotechnologyとの提携は、いずれもこの転換を支える布石にあたる。パイプライン全体では2030年代半ばに約1兆円の売上ポテンシャルを見込む。
なお目標カードの「コア営業利益率30%」はR&D投資後(ネット)の指標で、R&D費控除前ベースでは2030年度に50%への引き上げを掲げており、開示の粒度が異なる点に注意したい。
主力薬の特許切れという崖を、次の重点製品群でどこまで埋められるかが、この会社の成長ストーリーの核心にある。
こんな人にピッタリ

特定の疾患領域を深く掘り下げる研究や、グローバルに医薬品を届ける仕事に情熱を持てる人。
特定の疾患領域(泌尿器がん・眼科・遺伝子治療等)を深く追求したい
Focus Areaアプローチで研究資源を集中するアステラス製薬が合う
グローバルに医薬品を届ける仕事をしたい
海外売上比率85.3%と業界トップクラスの国際展開を持つアステラス製薬の環境が活きる
主力製品の世代交代という経営の転換点に当事者として関わりたい
特許切れを見据えパイプライン刷新に力を入れるアステラス製薬でその過程に立ち会える
逆に合わない可能性がある人
志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。
化粧品や日用品など医薬品以外の幅広い事業を手がけたい
アステラス製薬は医療用医薬品に特化しているため、ヘルスケア関連事業を幅広く手がける企業の方が合う場合があります。
国内市場を中心に腰を据えて働きたい
海外売上比率が高く英語での業務機会もあるため、国内中心の事業構造を持つ企業の方が合う場合があります。
主力製品の安定した収益基盤の上でじっくり働きたい
主力薬の特許切れが迫りパイプライン刷新期にあるため、事業環境の変化に不安を感じる場合は他社の方が合う可能性があります。
求める人物像
誠実さ(Integrity)への共感
「いかなる時も正しいと信じることを行う」という価値観に共感し、患者本位の判断を貫ける人。公式の3つの価値観(Integrity/Innovation/Impact)の筆頭に掲げられている。
賢いリスクテイクで挑戦する勇気(Courage)
行動規準「アステラスウェイ」の一つ。率直に意見を伝えて挑戦し、賢いリスクテイクによって失敗から学べる人。
迅速な対応とオーナーシップ
チームの進捗を妨げる障害を自ら取り除く「Sense of Urgency」と、約束を実行する「Accountability」を体現できる人。
多様な視点をつなぐ「One Astellas」
組織横断的にコラボレーションし、多様な視点を取り入れて複雑な課題をシンプルな解決策に導ける人。
入社後のキャリアパス
入社〜研修
入社後、新入社員全員が約10日間の集合研修を受講した後、各部門に配属される。MR職はさらに約1年間の「新人MR育成プログラム(AGP研修)」を受け、初年度にMR認定試験を受験する。
専門性の形成
研究・開発・製薬技術・MR等それぞれの職種で専門性を積む。「キャリア形成は自己責任が基本」という方針のもと、会社は機会提供とサポートに徹する。
社内公募によるキャリア自律
グローバル共通の「社内リクルート制度」で随時異動に応募できるほか、「社内インターンシップ制度」で通常業務を続けながら他部門の業務にも期間限定で挑戦できる。
入社後は約10日間の集合研修を経て各部門に配属される。MR職はさらに約1年間の「新人MR育成プログラム」を受け、初年度にMR認定試験を受験する。
「キャリア形成は自己責任が基本」という方針のもと、グローバル共通の社内リクルート制度(随時応募可能な社内公募)や、通常業務を続けながら他部門に挑戦できる社内インターンシップ制度が用意されている。
年収・待遇
公式(有価証券報告書)の平均年収と、社員クチコミ(体験談)ベースの数値を出典を分けて整理する(2026年8月時点)。
初任給
| 学部卒(公式・2025年4月実績) | 月額326,700円 |
|---|---|
| 修士了・MR職以外(公式) | 月額364,100円 |
| 修士了・MR職(公式) | 月額356,700円 |
平均年収(出典別)
| 公式(有価証券報告書・2025年3月期) | 約1,046万円(平均年齢42.3歳・平均勤続15.7年) |
|---|---|
| OpenWorkクチコミ(体験談) | 1,000万円台前半の言及が多い(回答者の年代分布は非公開) |
年次・役職別の目安
| 1年目・学部卒(クチコミ推計) | 約500〜600万円が目安(就活メディア推計・非公式) |
|---|---|
| 1年目・院卒(クチコミ推計) | 約550〜700万円が目安(就活メディア推計・非公式) |
待遇の特徴
- 平均勤続年数は全体15.37年(男性16.37年/女性13.31年、2025年度・公式ESGデータ)
- 昇給・賞与の制度詳細は公式募集要項で開示(2026年8月時点で本文未確認、要公式確認)
社員のリアルな評判
公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork等の社員クチコミ(公式ESGデータ・ニュースルームを併記))。 待遇面満足度やコンプライアンス意識の高さはクチコミ・公式データとも高評価な一方、人材の長期育成体制や社員の士気にはクチコミで改善を求める声がある。2018年・2021年・2023年に早期退職優遇制度を実施した経緯があり(公式ニュースルーム)、特に2023年は国内営業体制見直しに伴うもので、MR職の人員は減少傾向にあるとされる(報道等)。
| 月平均残業(クチコミ) | 約21.4時間(開発職は約26.2時間) |
|---|---|
| 有給消化率(クチコミ) | 70.2% |
| 離職率(公式・2025年度) | 6.14%(日本、定年退職・グループ間転出を除く) |
評価する声
- 待遇・給与水準が業界トップクラスという評価(待遇面満足度4.5/5.0・OpenWork)
- コンプライアンス・法令順守意識の高さ(4.9/5.0・OpenWork)
- 育休・時短・テレワーク等の両立支援制度が整い、女性が長く働き続けやすいという声
気になる声
- 人材の長期育成体制への評価が低め(2.7/5.0・OpenWork)、成長実感を得にくいという声
- 開発職など一部職種で長時間労働の傾向(クチコミで月26.2時間)
- 2023年の国内営業体制見直し(特別転進支援制度)などMR職を中心とした人員再編の経緯がある
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編集部
クチコミでは待遇・コンプライアンス意識の高さが評価される一方、人材の長期育成体制や社員の士気にはやや厳しい声もある。「安定した大手」と「事業構造の転換期」が同居しているのが、いまのアステラス製薬の実像だ。
沿革
アステラス製薬は、2005年4月に山之内製薬株式会社と藤沢薬品工業株式会社が合併して発足した。両社とも老舗製薬企業で、合併により国内有数の製薬会社が誕生した。
社名「アステラス」は、星を意味するラテン語「astra」と飛躍を意味する「stella」を組み合わせた造語で、患者を軸に据える企業姿勢を象徴する。
2012年に前立腺がん治療薬イクスタンジを米国で発売して以降、同剤が収益の柱に成長した一方、2027年前後に見込まれる特許切れ(パテントクリフ)への対応が経営の最重要課題になっている。2023年のIveric Bio買収(眼科領域獲得)や、2026年5月発表の「経営計画2026」は、いずれもこの崖を越えるための布石である。
採用・選考

| 締切 | 要確認(最新は公式採用ページで確認) |
|---|---|
| 募集職種・コース | 研究職(創薬研究等)・開発職(臨床開発・臨床薬理等)・製薬技術職(製剤研究・品質管理・製造技術等)・MR職(医薬情報担当者)・Digital X部門(データサイエンティスト等)・コーポレート(経営企画・人事・法務等)の6区分で採用する。 |
| 勤務地 | 本社(東京都中央区日本橋)、つくば研究センター(茨城県)、高萩技術センター(茨城県)、焼津技術センター(静岡県)、富山技術センター(富山県)。MR職は全国転勤あり。 |
| 選考難易度・特徴 | 就活人気が高く、就活メディアの推計では総合倍率は約10倍、MR職は80〜100倍、研究開発職は150〜200倍程度とされる(算出根拠は非公開の非公式推計)。採用人数は年70〜100名程度で推移(就活メディア集計、出典間で若干の差異あり)。学歴フィルターは明確には無いとされ、幅広い大学からの採用実績がある。 |
採用人数の推移
選考フロー
- エントリーシート提出
- Webテスト(SPI3/GAB等)
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接(合格で内々定)
選考で聞かれること
なぜ製薬業界を選んだのか
面接官が見ているポイント
「Focus on the Patient」を掲げる同社で働く動機を、業界人気ではなく患者価値への軸で語れているか
同業他社ではなくなぜアステラスか
面接官が見ているポイント
眼科・がん・免疫・希少疾患を重点領域とする「Focus Areaアプローチ」など固有の事業戦略まで踏み込んで比較できているか
アステラスMRの強みは何だと思うか
面接官が見ているポイント
主力製品や事業構造への理解に基づき、他社MRとの違いを自分の言葉で語れているか
会社選びの軸とアステラスの接点は
面接官が見ているポイント
最終面接で軸と自社の立ち位置を照合される、自己理解と企業理解の一貫性があるか
MR職を志望した理由は(300字)
面接官が見ているポイント
患者に近い営業職としてのMR像を理解し、研究や開発ではなく現場接点の職種を選ぶ必然性を説明できるか
挑戦し他者と協力した経験は
面接官が見ているポイント
「挑戦し続ける会社」という企業理念に即した経験を、数値を交えて具体的に語れているか
学生時代頑張ったことの配分は
面接官が見ているポイント
複数の取り組みを配分%で書かせる独自のES形式に対応し、優先順位づけと時間配分を定量的に説明できるか
現在の研究テーマは(300字)
面接官が見ているポイント
専門外の読み手にも研究の意義と進捗を簡潔に伝えられるか
研究内容を3〜5分でプレゼンして
面接官が見ているポイント
一次・最終どちらの面接でも口頭発表が課される独自形式で、研究背景や先行研究への優位性を初見の面接官にも分かりやすく構造化できるか
コーティング工程で生菌への影響は
面接官が見ているポイント
製造工程の物理化学的リスクを理解し、専門知識を実務目線で説明できるか(製造技術職特有)
専門領域を表すキーワード3つは
面接官が見ているポイント
自分の専門性を端的なキーワードに要約し言語化できるか(品質管理職ES特有)
研究の進捗と卒業までの目標は
面接官が見ているポイント
研究の現在地とゴールまでの道筋を筋道立てて説明し、計画性を示せているか
なぜその職種か、他に考えた職種は
面接官が見ているポイント
限られた面接機会の中で、職種選択の一貫性を短時間で伝えられるか
TOEICの受験歴は(最終面接)
面接官が見ているポイント
海外売上比率が高く英語面接に切り替わることもある同社で、グローバル業務への適性を見られているか
大学時代最大の挫折や困難は
面接官が見ているポイント
逆境への向き合い方から粘り強さと立て直す力を見ているか
自己評価と他人の評価が違った経験は
面接官が見ているポイント
自己認識と他者評価のズレを客観視できる内省力があるか
人生の選択における原動力は何か
面接官が見ているポイント
意思決定の背景にある価値観を一貫して説明できるか(臨床開発職の動画面接で実際に問われた質問)
明日を変えた経験について教えて
面接官が見ているポイント
抽象的な問いかけを自分の言葉で咀嚼し、具体的なエピソードに変換できる思考の柔軟性があるか
10年後のキャリアビジョンは
面接官が見ているポイント
主力薬イクスタンジの特許切れが迫る中での成長戦略を踏まえ、自分のキャリアをどう位置づけられるか
最後に何か質問はありますか
面接官が見ているポイント
逆質問で入社意欲と企業理解の深さを最後に示せるか
インターンシップ
臨床開発職(2日間)、製薬技術研究職(製剤研究・合成技術・バイオプロセス・物性研究・エンジニアリング等6コース)、MR職(1日)など職種別の「仕事体験プログラム」がある(2026年度は11月開催)。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく、就活メディアの解説は体験談ベースのため要確認。最新の時期・形式は公式マイページで確認。
選考は「研究職」「開発職」「製薬技術職」「MR職」「Digital X部門」「コーポレート」の職種別採用で、ES・Webテストから複数回の面接まで進む。理系は研究内容を3〜5分でプレゼンする形式が一次・最終ともに課される点が特徴的だ。
編集部
- 研究職・技術職は研究内容を初見の面接官にも伝わるよう構造化して話す練習を重ねておく
- MR職は「なぜMRか」「なぜアステラスのMRか」を、患者に近い営業職としての必然性で語れるようにする
- 「10年後のキャリアビジョン」は、主力薬の特許切れという事業の転換期を踏まえて答えを用意する
編集部
アステラス製薬だけに絞って対策するのは危険!選考と並行して、持ち駒を増やす仕込みもやっておこう。就活サービス17個をカテゴリ別に比較したまとめを置いておくね。
よくある質問
アステラス製薬の年収・初任給はどのくらいですか?
- 有価証券報告書による平均年収は約1,046万円(2025年3月期・平均年齢42.3歳)です。初任給は学部卒326,700円、修士了364,100円(MR職以外)、修士了・MR職356,700円(いずれも2025年4月実績・公式)とされています。
アステラス製薬の就職難易度・採用倍率は?
- 就活メディアの推計では総合倍率は約10倍、MR職は80〜100倍、研究開発職は150〜200倍程度とされます(いずれも算出根拠非公開の非公式推計)。学歴フィルターは明確には無いとされ、幅広い大学からの採用実績があります。
アステラス製薬が「やめとけ」と言われるのはなぜですか?
- 2018年・2021年・2023年に早期退職優遇制度を実施した経緯があり(公式ニュースルーム)、特に2023年は国内営業体制の見直しに伴うものでMR職の人員が減少傾向にあるとされます(報道等)。一方でOpenWorkの待遇面満足度は4.5/5.0と高く、評価は一様ではありません。
アステラス製薬のインターンは選考に有利ですか?
- 臨床開発職・製薬技術研究職(6コース)・MR職など職種別の「仕事体験プログラム」があります。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく、就活メディアの解説は体験談ベースのため要確認です。最新の情報は公式マイページで確認してください。
アステラス製薬は激務ですか?
- 月平均残業はクチコミで約21.4時間(開発職は約26.2時間)、有給消化率は約70.2%とされます。離職率は公式で6.14%(2025年度・日本、定年退職等を除く)です。
基本情報
| 上場区分 | 上場(東京証券取引所プライム市場・証券コード4503) |
|---|---|
| グループ | 独立系(親会社なし)。2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して発足 |
| 創業・設立 | 2005年4月、山之内製薬株式会社と藤沢薬品工業株式会社の合併により発足 |
| 本社 | 東京都中央区日本橋本町二丁目5番1号 |
| 代表者 | 岡村直樹(代表取締役社長CEO) |
| 資本金 | 1,030億円(103,001百万円) |
| 従業員数 | 全世界で14,000名超(2025年度・連結) |
| 売上高 | 連結2兆1,392億円(2026年3月期)/海外売上比率約85.3% |
| 事業領域 | がん・眼科疾患・泌尿器疾患・移植免疫学・ウィメンズヘルス等の医療用医薬品の研究開発・製造・販売 |
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同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。
最終更新: 2026-08-12