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【2026最新】KPMGコンサルティングの就活企業分析|事業・強み・選考対策

KPMGコンサルティングの企業分析サムネイル

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まとめ

監査法人「あずさ」を擁するKPMGジャパンのアドバイザリーを担う、Big4系の総合コンサルティングファーム。2014年設立とBig4の中では後発・最小規模だが、ガバナンス・リスク・フォレンジック・ESGといった「守り」の専門性を母体とし、変革(攻め)とリスク管理(守り)を横断する。2025年12月にアドバイザリー統括の持株会社KPMGアドバイザリーホールディングス傘下へ。従業員2,370名(2026年1月)。単体業績は非開示。

基本情報

上場区分非上場
グループKPMGジャパン(あずさ監査法人・KPMG税理士法人・KPMG FAS等の11法人で構成)。2025年12月よりアドバイザリー領域はKPMGアドバイザリーホールディングス傘下
設立2014年7月1日
本社東京都千代田区大手町(大手町フィナンシャルシティ サウスタワー)
代表者関穣・田口篤・知野雅彦(2025年1月より3代表制)
資本金1億円
従業員数2,370名(2026年1月1日時点/新卒463名・キャリア1,907名)
売上高単体非開示(非上場)。グローバルKPMG総収入は398億米ドル=FY2025
事業領域ビジネストランスフォーメーション/テクノロジー/リスク&コンプライアンス

業界の基礎

コンサルティングファームは、企業や官公庁の経営課題に対し、戦略立案から業務改革・IT導入・リスク管理までを外部の専門家として支援し、その対価を得る事業である。日本のコンサル業界は、出自によっていくつかの系統に分かれる。

  • 監査法人系(Big4): 世界4大会計事務所を母体とする総合系。デロイト トーマツ、PwC、EY、そしてKPMGの4グループ。
  • 外資・総合/IT系: アクセンチュアなど、戦略から大規模なシステム実装までを一気通貫で担う。
  • 戦略系: マッキンゼー・BCG等の上流特化。
  • 日系独立系: ベイカレントなど、特定の親会社を持たず戦略から実行までを横断する。

KPMGコンサルティングはBig4の一角だが、4グループの中では2014年設立と最も後発で、規模も最小という独特の立ち位置にある。その分、監査法人を母体とする「守り」の専門性と、後発ゆえの成長スピードに特徴がある。

事業内容

KPMGコンサルティングの事業内容: ビジネストランスフォーメーション(Management Consulting)、リスク&コンプライアンス(Risk Consulting)、テクノロジー/ビジネスイノベーション、サステナビリティ(SX)

ビジネスモデル

監査法人「あずさ」を中核に持つKPMGジャパンのアドバイザリー部門を担い、グローバルKPMGネットワークと連携。「変革(攻め)」と「リスク管理(守り)」を両輪に、大企業・官公庁の経営課題をワンストップで支援する監査法人系の総合コンサル。

  • ビジネストランスフォーメーション(Management Consulting)

    経営戦略・事業変革・DX・組織人事・SCM・CFO/財務など「攻め」の変革を担う中核ユニット。DXMO(DX推進支援組織)やAI活用ビジネス変革まで提供する。

    経営戦略DX/DXMO組織人事(ピープル&チェンジ)SCMTax Reimagined
  • リスク&コンプライアンス(Risk Consulting)

    監査法人系の強みが最も出る「守り」のユニット。ガバナンス・内部統制・サイバーセキュリティ・不正調査(フォレンジック)・AIガバナンスを手がける。

    ガバナンス/内部統制サイバーセキュリティKPMG Trusted AIフォレンジック
  • テクノロジー/ビジネスイノベーション

    2021年発足のBusiness Innovationユニットを軸に、データ&アナリティクス・新規事業創出・社会価値共創を推進。兄弟拠点KPMG Ignition Tokyo(KIT)と連携する。

    データ&アナリティクス社会価値共創KIT/Lighthouse連携
  • サステナビリティ(SX)

    サステナブルバリューサービスでISSB/SSBJ・CSRD等の情報開示対応を支援。KPMGあずさサステナビリティと組み、戦略・開示から保証(アシュアランス)まで一気通貫する。

    SX支援ESGデータマネジメントISSB/SSBJ対応

KPMGコンサルティングのビジネスは、「攻め(変革)」と「守り(リスク管理)」の両輪で理解すると分かりやすい。多くのコンサルが戦略・DXといった「攻め」を主戦場にするのに対し、KPMGは監査法人「あずさ」を母体とするグループの一員であり、ガバナンス・内部統制・リスク管理という「守り」に独自の厚みを持つ。

サービスは大きく3つの軸に整理される。

  1. ビジネストランスフォーメーション: 経営戦略・DX・組織人事・SCM・財務など「攻め」の変革。
  2. テクノロジートランスフォーメーション: データ&アナリティクス・新規事業・社会価値共創。
  3. リスク&コンプライアンス: ガバナンス・サイバーセキュリティ・不正調査など「守り」。

組織はManagement Consulting/Risk Consulting/Business Innovationの専門ユニットに、13の業種別Sector Unitを掛け合わせた体制をとる。

KPMGジャパンという「連合」

KPMGコンサルティングは単独の会社ではなく、KPMGジャパンという連合の一員だ。監査の「あずさ監査法人」、税務の「KPMG税理士法人」、FAS(財務アドバイザリー)の「KPMG FAS」などと並ぶアドバイザリーの担い手である。たとえばサステナビリティ情報の開示支援ではコンサルが入り、その保証(アシュアランス)は兄弟法人が担う——というように、グループ内で役割を分担できるのがBig4の構造的な強みになっている。

この会社の強み

KPMGコンサルティングの強み: 全世界27.6万人にClaudeを導入するAI実装力、監査法人母体のフォレンジック専業「FRA」、AIを統治する「KPMG Trusted AI」、開示から保証まで貫くサステナビリティ、約5,000名を束ねるアドバイザリー統合体制
  1. 全世界27.6万人にClaudeを導入するAI実装力

    2026年5月にKPMGインターナショナルがAnthropicとグローバルアライアンスを締結。「KPMG Digital Gateway Powered by Claude」を全世界約276,000人のKPMG人材に展開し、法務・税務・PE領域から導入。日本のコンサルもこの基盤を享受する

  2. 監査法人母体のフォレンジック専業「FRA」

    2025年4月にあずさ監査法人とKPMG FASの合弁で「KPMG Forensic & Risk Advisory」を設立。不正調査・デジタルフォレンジック・調査委員会支援を専業化し、Fraud Survey(日本企業の不正実態調査)という固有の調査資産も持つ

  3. AIを統治する「KPMG Trusted AI」

    AIガバナンス専用フレームワーク「KPMG Trusted AI」を保有。AIエージェント管理態勢構築支援を2026年に本格展開し、みずほFGのAIガバナンス高度化を支援。EU AI Act対応まで末端オファリングが揃う

  4. 開示から保証まで貫くサステナビリティ

    「サステナブルバリューサービス」でISSB/SSBJ・CSRD対応を支援し、兄弟法人KPMGあずさサステナビリティがアシュアランス(保証)を担う。戦略・開示・保証を一気通貫できるのはBig4ならでは

  5. 約5,000名を束ねるアドバイザリー統合体制

    2025年12月にアドバイザリー統括の持株会社KPMGアドバイザリーホールディングスが事業開始。コンサル・FAS・FRA・サステナビリティ・KPMG Ignition Tokyo(KIT)など約5,000名を束ね、横断サービスを制度化した

「Big4の総合コンサル」という看板の一段下に、KPMGコンサルが集中的に投資している領域がある。ここが後発・最小規模ながら差別化の核になっている。

① 全世界27.6万人にClaudeを導入するAI実装力

2026年5月、KPMGインターナショナルがAnthropicとグローバルアライアンスを締結した。「KPMG Digital Gateway Powered by Claude」をMicrosoft Azure上に構築し、全世界の約276,000人のKPMG人材にClaudeを導入する。当初は法務・税務・プライベートエクイティ領域に展開し、PE向けツールに「Claude Code」を組み込む。Big4の中でも生成AIの全社実装として最大級で、日本のコンサルもこの基盤を業務に活用できる。

② 監査法人母体のフォレンジック専業「FRA」

2025年4月、あずさ監査法人とKPMG FASの合弁で「KPMG Forensic & Risk Advisory(FRA)」が設立された。不正調査・粉飾横領調査・デジタルフォレンジック・調査委員会サポートを専業化した会社だ。さらにKPMGは日本企業の不正実態を継続調査する「Fraud Survey」という固有の調査資産を持つ(2006年開始・第8回で上場企業の32%が不正を経験と報告)。「不正を見抜き、調査する」縦の専門性は、監査法人を母体に持つKPMGならではのものである。

③ AIを統治する「KPMG Trusted AI」

AIを「作る」のではなく「統治する」側に資源を集中しているのも特徴だ。AIガバナンス専用フレームワーク「KPMG Trusted AI」を持ち、AIエージェントの管理態勢構築支援を2026年に本格展開。みずほFGのAIガバナンス高度化を支援し、ServiceNowや日本IBMとも協業する。EU AI Act対応まで末端オファリングが揃っており、リスク管理に強い監査法人系の強みがそのまま活きている。

④ 開示から保証まで貫くサステナビリティ

サステナビリティ領域では「サステナブルバリューサービス」を持ち、ISSB/SSBJ基準・CSRD・EUDRといった情報開示規制への対応を支援する。注目すべきは、コンサルが戦略・開示を担い、兄弟法人「KPMGあずさサステナビリティ」がアシュアランス(保証)まで担う点だ。分析から保証までを一気通貫できるのは、監査法人を母体とするBig4ならではの構造的優位である。

⑤ 約5,000名を束ねるアドバイザリー統合体制

2025年12月、アドバイザリー領域を統括する持株会社「KPMGアドバイザリーホールディングス(KAH)」が事業を開始した。傘下にコンサル・FAS・FRA・あずさサステナビリティ・**KPMG Ignition Tokyo(KIT)**などを束ね、約5,000名のプロフェッショナルで地政学・サイバー・AI・サステナビリティを横断するサービスを制度化した。後発・最小規模だからこそ機動的に組織を再編できる、という強みの表れでもある。

業績の推移(KPMG総収入)

346億$FY2022364億$FY2023384億$FY2024398億$FY2025
KPMGコンサルティング単体の業績は非開示(非上場)。参考として、メンバーファーム合計のグローバルKPMG総収入(KPMGインターナショナル)の推移を示す。FY2025はアドバイザリーが最大の柱で、税務・法務が前年比+7.5%と最も伸びた。

KPMGコンサルティングは非上場で、単体の売上・利益は公開されていない。そのため業績の規模感は、メンバーファーム合計のグローバルKPMG総収入と、国内の従業員数の伸びから推し量ることになる。

年度グローバルKPMG総収入前年比
FY2022346億米ドル
FY2023364億米ドル+5%
FY2024384億米ドル+5.4%
FY2025398億米ドル+5.4%

グローバルKPMGはBig4の中で規模は最小ながら、FY2025の成長率は4社中最速クラスだった。サービス別ではアドバイザリー(コンサル領域)が最大の柱で、税務・法務が前年比+7.5%と最も伸びている。

上表はグローバル合算値であり、KPMGコンサルティング単体の業績ではない。国内では従業員が2,370名(2026年1月)まで拡大しており、後発ファームとして人員の成長が続いている。

競合の中での立ち位置

KPMGコンサルティング のポジショニングマップ
コンサルティング業界マップ(2軸で見る)

同じBig4でも、各社の色は微妙に異なる。KPMGコンサルの位置を競合と比べて整理する。

会社タイプKPMGとの違い
KPMGコンサルティングBig4・監査法人系/後発・最小規模ガバナンス・リスク・ESGなど「守り」に厚く、少数精鋭で成長中
デロイト トーマツ コンサルティングBig4・最大規模同じ監査法人系だが、戦略〜実装まで最も総合的で規模が大きい
PwCコンサルティングBig4・総合型テクノロジー/実装も強化する総合型。KPMGより規模が大きい
EYストラテジー・アンド・コンサルティングBig4・戦略寄り「ストラテジー」を冠し上流志向。KPMGと近い監査法人系
アクセンチュア外資・総合/IT系大規模なIT実装・デリバリーが主戦場。KPMGとは対極
アビームコンサルティング日系・総合系SAP等のIT実装に強い事業会社志向の日系総合
ベイカレント日系・独立系親会社を持たず戦略〜実行を横断。監査法人の基盤は持たない

考え方として、Big4の中でKPMGに最も近いのはEYだが、KPMGは規模で4社中最小である分、ガバナンス・リスクという「守り」の専門性に色を寄せている、という違いがある。

今後の展望

KPMGコンサルティングの数値目標(FY2025(実績))

ビジョン

「社会に信頼を、変革に力を(Inspire Confidence, Empower Change)」

KPMGグローバル共通のパーパス「社会に信頼を、変革に力を」を掲げ、採用面では「人を大切にするNo.1ファーム」を目指す。注力領域はDX・サステナビリティ/ESG・サイバーセキュリティ・AI活用・リスク管理。単体の数値目標付き中期経営計画は非公表。

数値目標

グローバル総収入(FY2025(実績))398億米ドル
グローバル従業員(FY2025(実績))約276,000名
国内従業員(2026年1月(実績))2,370名

注力施策

  • KPMGアドバイザリーホールディングス始動

    2025年12月にアドバイザリー統括の持株会社が事業開始。コンサル・FAS・FRA・サステナビリティ・KITなど約5,000名を束ね、地政学・サイバー・AI・サステナビリティの横断統合サービスを提供する体制を整えた。

  • Anthropicとのグローバルアライアンス

    2026年5月、KPMGインターナショナルがAnthropicと提携し「KPMG Digital Gateway Powered by Claude」を全世界約276,000人へ展開。法務・税務・PE領域から生成AIの全社実装を進める。

  • AIガバナンス「KPMG Trusted AI」の本格展開

    AIエージェントの管理態勢構築支援を本格化し、みずほFGのAIガバナンス高度化を支援。ServiceNowや日本IBMとも協業し、EU AI Act対応まで含めた「AIを統治する」オファリングを拡充する。

  • サステナビリティ情報開示への対応強化

    ISSB/SSBJ基準・CSRD・EUDRへの対応支援を拡充。KPMGあずさサステナビリティと連携し、開示から保証までを一気通貫で提供する体制を強める。

ロードマップ

  1. 2014

    KPMGコンサルティング設立(マネジメント/ビジネスアドバイザリー部門を統合)

  2. 2019

    KPMG Ignition Tokyo(KIT)設立/AIリスクマネジメント開始

  3. 2021

    Business Innovationユニット発足・DX推進を本格化

  4. 2024

    設立10周年。コンカーと経理DXで協業

  5. 2025/1

    3代表制(マルチヘッド制)へ移行

  6. 2025/4

    KPMG Forensic & Risk Advisory(FRA)設立

  7. 2025/12

    KPMGアドバイザリーホールディングス傘下で一体運営へ

  8. 2026/5

    KPMGインターナショナルがAnthropicとグローバル提携

経営理念とカルチャー

  • パーパス: 「社会に信頼を、変革に力を(Inspire Confidence, Empower Change)」(KPMGグローバル共通)
  • 採用上の目標: 「人を大切にするNo.1ファーム」を目指す
  • 特徴: 監査法人を母体とするグループらしく、誠実性・コンプライアンスを重んじる文化が根にある

最近の主要トピック(面接ネタ)

  • 2026年5月: KPMGインターナショナルがAnthropicと提携。「Digital Gateway Powered by Claude」を全世界27.6万人へ展開。
  • 2025年12月: KPMGアドバイザリーホールディングス傘下で約5,000名を一体運営する体制へ。
  • 2025年4月: 不正調査を専業化する「KPMG Forensic & Risk Advisory」を設立。
  • 2025年1月: 3代表制(マルチヘッド制)へ移行。
  • 継続中: AIガバナンス「KPMG Trusted AI」やサステナビリティ情報開示支援の拡充。

こんな人にピッタリ

KPMGコンサルティングが合う人・合わない可能性がある人の早見表

派手な戦略案件の量より、ガバナンスやリスク、サステナビリティといった企業の土台を支える専門性を、後発・成長フェーズのファームで腰を据えて築きたい人。

  • ガバナンス・リスク・ESGなど企業の「守り」の専門性を軸にしたい

    監査法人を母体とするKPMGコンサルの縦の強みが活きる

  • Big4の中でも後発・成長フェーズで若手から役割を得たい

    少数精鋭で人員拡大が続くKPMGコンサルが合う

  • 変革(攻め)とリスク管理(守り)を横断して企業に関わりたい

    3つの柱を持つKPMGコンサルの幅が活きる

  • 派手な戦略案件の量より、ガバナンス・リスク・ESGといった「守り」の専門性を軸にしたい人
  • Big4の中でも後発・成長フェーズのファームで、若手から役割や裁量を得たい人
  • 変革(攻め)とリスク管理(守り)を横断して企業の土台を支えたい

一方で、大規模なIT実装・システム導入を主戦場にしたい人や、確立された大規模研修・体制を最優先したい人は、より規模の大きいファームや実装に強いファームの方が合う場合がある。

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 大規模なIT実装・システム導入を主戦場にしたい

    大規模デリバリーに強いアクセンチュアやアビーム系の方が合う場合があります。

  • 数千人規模で確立された研修・育成体制を最優先したい

    より規模の大きいファームの方が体制面で合う場合があります。

  • 独立系のスピード感で純粋な戦略案件を数多く回したい

    独立系のベイカレント等の方が合う場合があります。

求める人物像

  • プロアクティブに動ける自律性

    全員がプロアクティブに業務を推進することを求められ、「積極的にチャレンジする人・自ら動ける人」にチャンスが多い。KPMGのグローバルバリュー Courage「大胆に考え行動する」に対応する。

  • 経営者視点での全体最適思考

    部分最適ではなく全体最適を考える経営者視点で、企業の課題解決にあたる姿勢を重視する。守りと攻めを横断するKPMGコンサルでは、俯瞰して構造をとらえる力が活きる。

  • 学び続ける姿勢

    新たなことを学び続けアウトプットし続ける自律的な成長姿勢を求める。バリュー Excellence「学びと改善を止めない」に対応し、選考自体を「学びのサイクル」と位置づける採用哲学を持つ。

  • 誠実性と協働

    監査法人を母体とするグループらしくコンプライアンス・誠実性を重んじ、相互尊重と多様性を力に変える協働を重視する。バリュー Integrity「正しいことをする」・Together に対応する。

入社後のキャリアパス

  1. 1〜3年目(ビジネスアナリスト)

    新卒のスタート職位。担当領域の業務遂行と成果物の品質管理を通じ、コンサルティングの基礎を固めます。ケースや調査・分析の手を動かしながら、プロジェクトの進め方を体得する期間です。

  2. 4〜7年目(コンサルタント/シニアコンサルタント)

    作業アプローチの検討や下位メンバーの指導を担い、論点設計から提案作成まで任される範囲が広がります。専門領域(リスク・DX・ESG等)を選び、軸を深めていきます。

  3. 8年目以降(マネジャー/パートナー)

    マネジャーは現場のリード・育成・提案を統括し、シニアマネジャー・アソシエイトパートナーを経てパートナーへ。パートナーは事業を統括し、ファーム経営の責任を負います。専門職(Specialist)の複線パスもあります。

コンサルの一般的な職位体系に沿い、新卒は「ビジネスアナリスト」からスタートする。ここからコンサルタント → シニアコンサルタント → マネジャー → シニアマネジャー → アソシエイトパートナー → パートナーと進むのが基本ルートだ。

若手期は担当領域の分析・成果物づくりで基礎を固め、中堅でアプローチ設計や下位メンバーの指導を担い、専門領域(リスク・DX・ESG等)を選んで軸を深める。マネジャー以上は現場のリードと提案を統括し、パートナーは事業統括とファーム経営の責任を負う。専門性を究める「Specialist」の複線パスもある。なお各職位への昇進年次の目安は公式には明示されていない(要確認)。

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です 「監査法人系らしいコンプライアンス意識の高さ」「風通しの良さ」「後発ファームゆえの成長環境」を評価する声がある一方、「プロジェクトによる残業の波」「育成体制が競合比で発展途上」「外資系競合と比べた待遇」を課題に挙げる声も共存します。いずれも社員クチコミ・傾向です。

平均年収(OpenWorkクチコミ)約945万円(平均年齢34歳・体験談)
平均年収(エン カイシャの評判)約961万円(体験談・分布は600〜700万円台が最多)
月平均残業(クチコミ)約41時間(プロジェクト依存)
有給消化率(クチコミ)約63〜64%
初任給(公式・固定残業50h込み)学士625.1万円/修士645.1万円

評価する声

  • 監査法人系らしくコンプライアンス・法令順守の意識が極めて高い
  • 風通しがよく、自ら動ける人には大手案件で実践的に成長する機会が多い
  • 在宅・フレックス・ワーケーション等の柔軟な働き方制度がある

気になる声

  • プロジェクトによって残業の波があり、繁忙期は負荷が高いという声
  • 後発・拡大フェーズゆえ、人材育成体制が競合比で発展途上との指摘
  • 外資系競合と比べると待遇面で見劣りするという声もある

年収は出所により幅がある。OpenWorkのクチコミでは平均約945万円(平均年齢34歳・体験談)、エン カイシャの評判では約961万円との声があり、いずれも回答者の属性に左右される体験談ベースの数字だ。初任給は公式募集要項で学士625.1万円・修士645.1万円(いずれも50時間相当の固定残業手当込み)と、一般水準より高い。

評判では「コンプライアンス意識の高さ」「風通しの良さ」「後発ゆえの成長環境」を評価する声が多い一方、「プロジェクトによる残業の波」「育成体制が競合比で発展途上」を課題に挙げる声もある(いずれも社員クチコミ・傾向)。

沿革

KPMGコンサルティングは、2014年7月にKPMGのマネジメントコンサルティング部門とビジネスアドバイザリー部門などを統合して設立された。Big4の中では最も後発の設立で、ここから10年あまりで2,370名規模まで拡大した。

就活で押さえておきたいのが、KPMGコンサルティングは「KPMGジャパン」という連合の一法人だという点だ。監査の「あずさ監査法人」、税務の「KPMG税理士法人」、財務アドバイザリーの「KPMG FAS」、不正調査の「KPMG Forensic & Risk Advisory」などとは別法人であり、コンサルティング(アドバイザリー)を担うのがこの会社である。最上位はスイスに本部を置くKPMGインターナショナルで、2025年12月からはアドバイザリー領域がKPMGアドバイザリーホールディングスのもとで一体運営されている。面接では、この「グループの中でのコンサルの役割」を理解しているかが差になりやすい。

採用・選考

KPMGコンサルティングの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース新卒は学部学科不問の一括採用(職種は「コンサルタント」)。配属先はManagement Consulting/Risk Consulting/Business Innovation等の各ユニットに分かれる。戦略コンサルタント系統の採用枠もある。
勤務地東京(大手町)・大阪ほか/クライアント先常駐の可能性あり
選考難易度・特徴採用人数が他Big4(各100名以上規模)より少ない少数精鋭で、倍率は高く難関とされる。学歴フィルターは公表されていないが、合格者は難関大に偏る傾向。選考の山はオンラインケース面接と「なぜBig4の中でKPMGか」を問う志望理由の深掘り。初任給は標準年収額(50時間相当の固定残業手当込み)で学士625.1万円・修士645.1万円(公式募集要項)。

採用人数の推移

2019年約42名
2020年約38名
2021年約26名

選考フロー

  1. マイページ応募・ES提出
  2. Web適性検査
  3. オンラインケース面接
  4. ジョブ型選考(グループワーク)
  5. 個人面接(複数回)
  6. 最終面接

ES・自己分析でよく問われること

  • 志望動機(なぜコンサルか/なぜKPMGか)
  • 自己PR・学生時代に力を入れたこと

面接で聞かれた質問例

  • 数あるファームの中で、なぜBig4のKPMGなのか(デロイト・PwC・EYでなくKPMGか)
  • なぜコンサルタントを志望するのか
  • ケース面接(フェルミ推定・課題解決)への対応
  • 入社後にやりたいこと・どんな専門性を築きたいか

インターンシップ

5日間のサマーインターンシップ(オンライン)。実在企業の事業責任者へのヒアリングから提案・経営層プレゼンまで行う。応募は4〜6月・開催は7〜9月に複数回。選考優遇の有無は公式に明記がなく、就活メディアの解説は体験談ベースのため要確認。

公式採用ページを見る →

新卒は学部学科を問わない一括採用(職種は「コンサルタント」)で、配属先はManagement Consulting・Risk Consulting・Business Innovation等のユニットに分かれる。選考はES・Webテストからオンラインケース面接、ジョブ型のグループワーク、複数回の個人面接へと進む。

  • 最大の関門はケース面接と、「数あるファームの中でなぜBig4のKPMGなのか」を問う志望理由の深掘り。デロイト・PwC・EYとの違いを自分の言葉で語れるようにしておく
  • KPMGの強みである「守り(ガバナンス・リスク・ESG)」や、監査法人系という出自への理解を示せると差がつく
  • 採用人数が他Big4より少ない少数精鋭のため倍率は高い。インターン(5日間サマー)の内容・本選考への影響は体験談ベースで語られるため、最新は公式で要確認

締切・選考フロー・初任給の最新情報は公式採用ページ(recruit.kpmg-consulting.jp)で要確認。

最終更新: 2026-06-11