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清水建設の強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

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企業分析・就活ガイド

編集部

ロボット・宇宙・木造という異色の組み合わせ、実は根っこは同じ発想です。本文で順に見ていきましょう。

就活生

ゼネコンって「大きい建物を建てる会社」というイメージしかなくて、清水建設が他の大手と何が違うのか分かりません…。

編集部

実は清水建設、宮大工の伝統技術と施工ロボット・宇宙開発まで手がける、スーパーゼネコンの中でもかなり異色の会社なんです。3分でその二面性を掴んでいきましょう。

結論から言うと、清水建設の正体は「1804年創業の老舗ゼネコン」でありながら、ロボット施工や宇宙事業に本気で投資する会社である。

この振れ幅の大きさこそが、他のスーパーゼネコンと一線を画す最大の特徴だ。

基本情報

上場区分東京証券取引所プライム市場・名古屋証券取引所プレミア市場(証券コード1803)
グループ独立系(親会社なし)。あおみ建設・日本道路・日本建設等の子会社117社・関連会社22社でシミズグループを構成
創業・設立1804年に初代・清水喜助が「清水屋」を創業/1948年に清水建設株式会社へ商号変更
本社東京都中央区京橋二丁目16番1号
代表者新村達也(代表取締役社長)
資本金743億6,500万円
従業員数単体11,434名/連結22,278名(2026年3月末時点)
売上高連結2兆578億円(2026年3月期)
事業領域建築・土木の総合建設(ゼネコン)を中核に、不動産開発・エンジニアリング・グリーンエネルギー・建物ライフサイクル・フロンティア(宇宙・海洋)事業に展開

業界の基礎

建設業界の頂点に立つのが、単体売上高1兆円を超える「スーパーゼネコン」と呼ばれる5社である。

清水建設・鹿島建設・大林組・大成建設・竹中工務店の5社を指し、いずれも100年を超える歴史を持つ。

大規模な建築・土木プロジェクトの実績を背景に、業界内でも別格の存在感を持つ。

その中で清水建設は、建築・土木の総合力を保ちながら、ロボット施工や宇宙事業まで幅広く投資するという独特のポジションにある。

代表的なプレイヤーを並べると、各社の色の違いが見えてくる。

会社タイプ
鹿島建設「技術の鹿島」。1949年業界初の技術研究所を持ち、売上規模も5社最大
大林組都市開発・PFI事業に強く、国内PFI事業でトップシェア
大成建設「地図に残る仕事」。海外の大型インフラ実績が豊富
竹中工務店非上場。売上の9割が建築で、設計施工一貫の作品性を追求
清水建設建築・土木の総合力に加え、ロボット・宇宙・木造・脱炭素と技術投資の幅が広い

事業内容

清水建設の事業内容: 建築事業、土木事業、不動産開発・投資開発事業、フロンティア・グリーンエネルギー事業

ビジネスモデル

オフィス・病院・工場等の建築、トンネル・橋梁等の土木を柱に、施工で培った技術を不動産開発・エンジニアリング・グリーンエネルギー・宇宙開発(フロンティア事業)へ展開する総合建設(ゼネコン)モデル。2030年度目標で非建設事業の売上構成比を35%まで高める方針。

  • 建築事業

    オフィス・工場・学校・病院等の企画提案から設計・施工・維持管理までを担う中核事業。医療福祉施設の受注は国内トップクラスで、宮大工起源の伝統を継ぐ社寺建築の専門部署も持つ。

    麻布台ヒルズ(A街区)横浜ランドマークタワー(JV)帝国ホテル本館社寺建築
  • 土木事業

    トンネル・橋梁・ダム・都市土木・エネルギー施設の設計・施工・リニューアルを担う。1970年に日本初のLNG地下タンクを完成させ、国内大型LNG地下タンクの約半数を施工してきた。

    LNG地下タンクトンネル橋梁都市土木
  • 不動産開発・投資開発事業

    建設で培ったノウハウを活かし、オフィス・物流施設等を自社開発・保有する回転型ビジネス。中期経営計画では3年間で2,000億円という最大の投資枠を配分する。

    アイマークビルS・LOGi
  • フロンティア・グリーンエネルギー事業

    1987年設置の宇宙開発プロジェクト室を起点に月面基地の研究や宇宙ベンチャーへの出資を進め、洋上風力発電では自社施工船「BLUE WIND」を保有する。

    月面基地研究入善洋上風力発電所石狩湾新港洋上風力ispace出資

多くのゼネコンが「建てて終わり」になりがちな中、清水建設は建設で培った技術を、非建設事業にまで水平展開しているのが特徴だ。

報告セグメントは「建設事業」「投資開発事業」「道路舗装事業」「その他事業」の4区分に分かれ、2026年3月期は建設事業が売上の7割超を占める一方、非建設の投資開発・その他事業もセグメント利益で大きく伸びている。

中期経営計画〈2024-2026〉では、3年間の投資枠3,600億円のうち最大の2,000億円を不動産開発に振り向け、施工中心のフロー型ビジネスから、自社保有・運用も手がけるストック型ビジネスへの転換を進める。

この会社の強み

清水建設の強み: 現場を丸ごと自動化する施工ロボット群、1987年から続くゼネコン最古参の宇宙事業、木造中高層を可能にする耐火技術、世界最高水準の地震防災実験基盤、炭素を封じ込めるバイオ炭コンクリート技術
  1. 現場を丸ごと自動化する施工ロボット群

    Robo-Carrier・Robo-Welder・Robo-Buddyの自律ロボット群とBIM連携基盤を統合した「Shimz Smart Site」を2018年に大阪の高層ホテル現場で初適用。技術研究所内に2017年開設のロボット実験棟を持つ。

  2. 1987年から続くゼネコン最古参の宇宙事業

    国内ゼネコン初の宇宙開発プロジェクト室を1987年に設置。月土壌シミュラントの製造やispaceへの出資、スペースワンの小型ロケット「カイロス」打ち上げ事業にも関与する。

  3. 木造中高層を可能にする耐火技術

    国交大臣認定の木質耐火部材「スリム耐火ウッド」とハイブリッド構法「シミズハイウッド」を開発。第一生命との京橋プロジェクト(2025年7月竣工)では40m×17mの木質無柱空間を実現した。

  4. 世界最高水準の地震防災実験基盤

    大型振動台「E-Beetle」「E-Spider」を保有し、独自の免震工法「マルチステップ免震」は累計適用面積50万㎡を突破した。

  5. 炭素を封じ込めるバイオ炭コンクリート技術

    バイオ炭混合コンクリート「SUSMICS-C」を開発し、低炭素セメントと組み合わせてカーボンネガティブ性能を実現。「SHIMZ Beyond Zero 2050」でScope3まで脱炭素を推進する。

就活生

清水建設の強みって、結局「大きいビルを建てられること」ですよね?

編集部

そこが清水建設の面白いところ。実は施工ロボット・宇宙開発・木造耐火技術という、一見バラバラな領域に本気で投資しているんです。ここを語れると差がつきます。

5つの強みは個別の技術に見えて、実は「建設という枠を自分たちで拡張し続ける」という一つの姿勢でつながっている。

現場の自動化(①ロボット施工)と、地震という日本特有のリスクへの対応(④免震実験基盤)は、施工品質と安全性を技術で担保する本業の深化だ。

一方、宇宙事業(②)・木造耐火技術(③)・バイオ炭コンクリート(⑤)は、いずれも「今の建設需要」ではなく10〜30年後の需要を先取りする投資である。1987年という早い時期から宇宙開発室を持ち続けてきたことが、その象徴だ。

業績の推移(売上高)

1兆9,338億2023/3期2兆055億2024/3期1兆9,444億2025/3期2兆578億2026/3期2兆3,100億(予想)2027/3期
売上高(連結)。2024年3月期は資材・労務費高騰による不採算工事の影響で上場来初の連結営業赤字(△247億円)に転落したが、2025年3月期に黒字転換し、2026年3月期は営業利益1,187億円・ROE13.8%まで急回復した。

決算期は3月期(連結)。

決算期営業利益経常利益純利益
2023年3月期546億円565億円491億円
2024年3月期△247億円△198億円172億円
2025年3月期710億円717億円660億円
2026年3月期1,187億円1,223億円1,266億円

2024年3月期は資材・労務費高騰の影響で上場来初の連結営業赤字に転落したが、わずか2期で営業利益1,187億円・ROE13.8%まで急回復している。

競合の中での立ち位置

清水建設 のポジショニングマップ
スーパーゼネコン5社マップ(2軸で見る)

同じスーパーゼネコンでも、各社の戦い方は大きく異なる。

会社タイプ清水建設との違い
清水建設総合力+技術投資の幅広さ伝統建築からロボット・宇宙まで投資領域が広い
鹿島建設技術力・規模で最大手売上規模5社最大。1949年業界初の技術研究所を持つ老舗
大林組都市開発・PFI型国内PFI事業トップシェア。都市再開発の実績が豊富
大成建設海外インフラ型海外の大型インフラ実績が豊富
竹中工務店建築特化・非上場売上の9割が建築。設計施工一貫比率70%で作品性を追求

規模だけで見れば鹿島建設が最大だが、清水建設は土木比率が5社の中でもやや高く、投資領域の幅で独自色を出すという立ち位置にある。

今後の展望

清水建設の数値目標(2026年度目標)

ビジョン

SHIMZ VISION 2030「スマート イノベーション カンパニー」/中期経営計画〈2024-2026〉

長期ビジョン「SHIMZ VISION 2030」で、建設事業の枠を超えた自己変革と多様なパートナーとの共創による価値創造(スマートイノベーション)を掲げる。現行の中期経営計画〈2024-2026〉は前計画の5年から3年に短縮し、機動的な環境対応を重視。2026年度目標(売上高1兆8,900億円・営業利益1,000億円・ROE8%以上)はすでに2026年3月期実績で上回って達成している。

数値目標

売上高(2026年度目標)1兆8,900億円
営業利益(2026年度目標)1,000億円
ROE(2026年度目標)8%以上
連結経常利益(2030年度)2,000億円以上

注力施策

  • 中期DX戦略〈2024-2026〉

    3年間でDXコア人財120名・デジタル活用人財2,000名超の育成を目指す。組織横断のDX推進体制とIT基盤整備を進める。

  • ロボット施工「Shimz Smart Site」

    Robo-Carrier・Robo-Welder・Robo-Buddyの3ロボットと統合管理プラットフォームで現場を自動化し、施工全体で労務10%削減を目標に掲げる。

  • 脱炭素・グリーンエネルギー

    「SHIMZ Beyond Zero 2050」のもと、入善・石狩湾新港の洋上風力発電所を施工し、自社施工船「BLUE WIND」を台湾案件にも展開する。

  • 不動産開発事業の強化

    中期経営計画の3年間投資枠3,600億円のうち最大の2,000億円を不動産開発に配分し、回転型ビジネスへの転換を加速する。

  • フロンティア(宇宙)事業

    月面基地建設に向けた構造・材料・施工技術の研究を進め、ispace・スペースワン等の宇宙スタートアップとも連携する。

ロードマップ

  1. 1804

    初代・清水喜助が江戸・神田鍛冶町で「清水屋」を創業

  2. 1948

    清水建設株式会社に商号変更

  3. 1962

    東京証券取引所市場第一部に上場

  4. 1987

    国内ゼネコン初の宇宙開発プロジェクト室を設置

  5. 2018

    ロボット施工「Shimz Smart Site」を大阪の高層ホテル現場に初適用

  6. 2024/3期

    資材・労務費高騰の影響で上場来初の連結営業赤字(△247億円)を計上

  7. 2026/3期

    営業利益1

清水建設の将来性を読む軸は、当初計画を上回るペースで業績が回復していることだ。

中期経営計画〈2024-2026〉が掲げた2026年度目標(営業利益1,000億円・ROE8%以上)は、最終年度を待たずに2026年3月期実績(営業利益1,187億円・ROE13.8%)ですでに超過達成している。

これを支えるのが、建設事業だけに頼らない投資の分散だ。ロボット施工・脱炭素・不動産開発・宇宙事業という複数の成長領域に同時並行で投資し、2030年度には非建設事業の売上構成比を35%まで高める方針を掲げる。「建設一本足」からの脱却が、いまの清水建設の経営の焦点である。

こんな人にピッタリ

清水建設が合う人・合わない可能性がある人の早見表

伝統の匠の技と最先端のロボット・宇宙技術を両方追いかけながら、大規模な建築・土木プロジェクトに携わりたい人。

  • 伝統技術と最先端デジタル技術の両方に関心がある

    宮大工起源の伝統建築とロボット施工「Shimz Smart Site」を両立する清水建設が合う

  • 医療・福祉など社会インフラ的な建築に携わりたい

    医療福祉施設の受注が国内トップクラスの清水建設の実績が活きる

  • 宇宙・脱炭素など新領域の技術開発に関わりたい

    1987年から続く宇宙開発室やバイオ炭コンクリート等のフロンティア投資を持つ清水建設が向く

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 業界内で最高水準の年収を最優先したい

    スーパーゼネコン5社の中では鹿島建設など、より年収水準が高いとされる会社の方が合う場合があります。

  • 建築の作家性・意匠にとことんこだわりたい

    設計施工一貫比率が高く作品性を追求する竹中工務店の方が合う場合があります。

  • 海外の超大型インフラプロジェクトを主軸にしたい

    清水建設は海外建築事業の採算改善が課題とされており、海外実績の豊富な大成建設等の方が合う場合があります。

求める人物像

  • 主体性・挑戦意欲

    「子どもたちに誇れる仕事を。」というメッセージのもと、自ら課題を見つけ中心となって推進する姿勢を重視する。中期経営計画〈2024-2026〉でも「挑戦し共創する多様な人財」の育成を掲げる。

  • チームで成し遂げる力

    「ものづくり」はチームで成し遂げるものという認識のもと、立場や価値観の異なる人と信頼関係を構築し、成果につなげられる人材を求める。

  • 多様性の受容(D&I)

    専攻分野・国籍・年齢・性別・障がいの有無等に関わらず、適性と能力に基づいて評価する方針を明示する。

  • 誠実さと社会貢献志向

    社是「論語と算盤」(道徳と経済の合一)を土台に、真摯な姿勢と絶えざる革新志向で社会の期待を超える価値を創造する人材を重視する。

入社後のキャリアパス

  1. 1〜10年目

    施工管理職は希望に応じて外勤(現場)・内勤をローテーションしながら適性を見極めます。等級は3級職→2級職→1級職とほぼ一律に昇格していく期間です。

  2. 主事・主査(10年目以降)

    現場管理を志向する人は工事長・現場所長を目指すルートに進みます。専門を深めるか幅を広げるか、個人差が出始める段階です。

  3. 課長級以上

    外部アセスメントと人事面談を踏まえた登用試験に合格して初めて昇格できる仕組みで、他大手ゼネコンに比べハードルが高いとされます。

施工管理職は入社から概ね10年目まで、希望に応じて外勤(現場)と内勤をローテーションしながら適性を見極める長期育成型のキャリアが基本だ。

等級は3級職→2級職→1級職までほぼ一律で昇格するが、その先の主事・主査、そして課長級以上への昇格には、外部アセスメントと人事面談を踏まえた登用試験への合格が必要になる。他の大手ゼネコンと比べても昇進試験のハードルが高いとされ、年次だけでなく実力が問われる仕組みだ。

年収・待遇

公式(有価証券報告書)の平均給与と、社員クチコミ(体験談)ベースの数値は水準に差があるため、出典を分けて整理する(2026年6月時点)。採用給(初任給)は入社年度により変わる。

初任給

大学(学部)卒・総合職(公式・2025年度)月額300,000円
修士了・総合職(公式・2025年度)月額320,000円

平均年収(出典別)

公式(有価証券報告書・2025年3月期)約1,011.6万円(平均年齢43.7歳・平均勤続16年)
OpenWorkクチコミ(体験談)約805万円(回答者ベース)。有報値との差は回答者の年齢構成が若いことが主因

年次・役職別の目安

20代後半500〜600万円台が目安(媒体推計・非公式)
30代700〜800万円台が目安(媒体推計・非公式)
40代以降1,000万円超が目安(媒体推計・非公式)

待遇の特徴

  • 「初任給」ではなく「採用給」と呼称し、入社初年度から在籍者と同水準の給与体系を採用(公式)
  • 建築職が最も高い水準とされ、次いで土木・設計・営業の順という調査記事がある(媒体推計・体験談)
  • 30代前半で係長、30代後半で課長代理、40歳前後で課長昇進というキャリアが多いとの口コミがある(体験談)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork等の社員クチコミ(公式統計を一部併記)) 大手スーパーゼネコンとしての経営基盤の安定感・法令順守意識の高さを評価する声が多い一方、施工管理など現場配置では残業が多くなる傾向や、人事評価の透明性に課題を感じるという声も共存します(いずれも傾向)。

月平均残業(クチコミ)約41.1時間(現場配置等で差が大きい)
有給消化率(クチコミ)約54.5%
離職率(公式・2024年度)2.1%

評価する声

  • 大手スーパーゼネコンとしての経営基盤の安定感・社会的信用の高さを評価する声が多い
  • 法令順守意識の高さや待遇面への満足度がクチコミで比較的高い傾向
  • 社員同士の相互尊重があるとする評価がクチコミに見られる傾向

気になる声

  • 現場配置(施工管理等)では残業時間が多くなる傾向があり、繁忙期は100時間超という体験談もある
  • 人事評価の透明性・納得感に課題を感じているという体験談が相対的に多い傾向
  • 組織の風通しの良さについて改善余地を感じているという体験談がある傾向

清水建設って実際、激務なの?

クチコミでは月平均残業約41.1時間・有給消化率約54.5%とされ、施工管理など現場配置では繁忙期に100時間超という声もあります(体験談・部署差が大きい傾向)。

一方で離職率は公式実績で2.1%(2024年度)と低水準にとどまり、法令順守意識や待遇面への満足度はクチコミでも比較的高評価です。現場の忙しさと、会社としての安定性は分けて見るのがコツです。

沿革

清水建設の起源は、初代・清水喜助が1804年(文化元年)に江戸・神田鍛冶町で「清水屋」を創業したことに遡る、220年を超える歴史を持つ老舗ゼネコンである。

1937年に株式会社清水組が設立され、1948年に現在の「清水建設株式会社」へ商号変更、1962年に東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)に上場した。

採用・選考

清水建設の選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース勤務地を限定しない「グローバル職」と、各支店管轄地域に限定される「エリア職」の2区分。職種は建築・意匠設計・構造設計・設備設計・設備施工・土木・機械電気・情報エンジニアリング・開発計画・研究・文系など19カテゴリに分かれる。
勤務地全国13支店(北海道・東北・北陸・東京・横浜・千葉・名古屋・関西・四国・広島・九州・土木東京ほか)および海外事業所
選考難易度・特徴東証プライム上場のスーパーゼネコンとして理系(建築・土木・設備)を中心に人気が高く、旧帝大・早慶・上位国公立からの応募が多いとされる(媒体推計・非公式)。正確な倍率は非公開。「クセの少ないオーソドックスな選考」で志望動機・職種理解の深掘りが重視される傾向。

採用人数の推移

2021年約354名
2022年約361名
2023年約333名
2024年約380名(理系315名・文系65名)

選考フロー

  1. プレエントリー(必要事項登録)
  2. 本エントリー(エントリーシート提出)
  3. 適性検査
  4. 面接(複数回)
  5. 内定

選考で聞かれること

  • なぜ設計でなくゼネコンか

    面接官が見ているポイント

    設計だけでなく施工まで担うゼネコンの仕事内容を理解し、選ぶ必然性を語れるか

  • 他社でなく清水建設を選ぶ理由

    面接官が見ているポイント

    スーパーゼネコン他4社との違いを踏まえ、清水建設でなければならない理由まで踏み込めているか

  • スーパーゼネコン5社の違いは

    面接官が見ているポイント

    大林組・鹿島建設・大成建設・竹中工務店と横並びで比較できるだけの企業研究の深さがあるか

  • 弊社の志望度は今何番目か

    面接官が見ているポイント

    スーパーゼネコン同士で併願されやすい業界特性を踏まえ、入社意思の高さと正直さを確認しているか

  • 施工管理職に興味を持った理由

    面接官が見ているポイント

    実際のES設問(300字)。現場で人と工程を束ねる仕事への理解と適性を持っているか

  • 6つの力で一番自信があるのは

    面接官が見ているポイント

    計画力・忍耐力・機動力・決断力・発想力・主張力から強みを選ばせる実ES設問。施工管理適性を測る自己分析力があるか

  • 誰にどんな価値を与えたいか

    面接官が見ているポイント

    実際のES設問(400字)。現場や協力会社、社会など働きかける相手を具体的に描けているか

  • 研究テーマと成果を2分で説明

    面接官が見ているポイント

    理系選考で課される短時間プレゼン。専門外の面接官にも伝わる説明力と論理構成力があるか

  • 研究を入社後どう活かすか

    面接官が見ているポイント

    大学での専門性と建設現場の実務を接続して語れる、研究と仕事の橋渡し力があるか

  • DXについてどう考えるか

    面接官が見ているポイント

    ロボット施工やBIMなど清水建設が推進する技術戦略への理解と関心があるか

  • 現場と設計どちらに興味あるか

    面接官が見ているポイント

    施工管理職と設計職で求められる資質の違いを理解し、自分の適性を判断できているか

  • 転勤・海外赴任に抵抗はないか

    面接官が見ているポイント

    全国・海外の現場に配属されうる企業特性を受け入れる柔軟性があるか

  • 希望外の配属でも頑張れるか

    面接官が見ているポイント

    職種別選考でも配属は会社判断という前提を理解し、職種にこだわらず貢献する意欲があるか

  • 人間関係でもめた時の対処法

    面接官が見ているポイント

    協力会社など多様な立場の人と長期間チームで働く現場の仕事に耐えうる対人ストレス対処力があるか

  • 長所短所を作業所事務にどう活かす

    面接官が見ているポイント

    実際のES設問。自己分析を職種理解と結び付け、作業所事務としての活躍イメージを描けているか

  • GPAが低いのはなぜか

    面接官が見ているポイント

    学業成績の背景を誠実に振り返り、自分の弱みを説明できる自己認識力があるか

  • 好きな建築物を2つ挙げて

    面接官が見ているポイント

    ものづくり企業の一員として、建築物そのものへの純粋な関心と審美眼を持っているか

  • 10年後どんな技術者になりたいか

    面接官が見ているポイント

    スーパーゼネコンでの長期的な技術者としてのキャリアビジョンを具体的に描けているか

  • 建築以外で気になる社会問題は

    面接官が見ているポイント

    業界の外にも視野を広げ、建設という手段で社会課題を解決する発想を持てているか

  • 最後に何か質問はあるか

    面接官が見ているポイント

    逆質問の質から、企業理解の深さと入社意欲の高さを見ているか

インターンシップ

建築(施工・生産技術・見積調達)・意匠設計・構造設計・土木・設備設計・情報エンジニアリング・文系等、職種別に多数のコースを開催(2026年開催分は7〜9月中心の3〜5daysが主体)。選考優遇は公式に明記が無く、就活メディアの解説は体験談ベースのため要確認。最新の時期・形式は公式マイページで確認。

公式採用ページを見る →

清水建設は「グローバル職」(勤務地限定なし)と「エリア職」(各支店管轄地域限定)の2区分で採用する。選考はプレエントリーからES・適性検査、複数回の面接まで進む、オーソドックスな流れだ。

  • ES実設問(施工管理職志望理由・6つの力から1つを選ぶ自己PR・誰にどんな価値を与えたいか)は、いずれも「現場で人と工程を束ねる仕事」への理解が問われる
  • スーパーゼネコン5社(鹿島・大林・大成・竹中)との違いを、自分の言葉で比較できるようにしておく
  • 理系は研究テーマを2分程度で説明する短時間プレゼンが課されやすい。専門外の面接官にも伝わる構成を用意する

よくある質問

清水建設の年収・初任給はどのくらいですか?

有価証券報告書による平均年収は約1,011.6万円(2025年3月期・平均年齢43.7歳)、社員クチコミベースでは約805万円程度(体験談)とされ、若手中心の回答者構成が差の主因です。採用給(初任給)は2025年度入社で学部卒30万円・修士了32万円(公式)です。

清水建設の就職難易度・採用倍率は?

正確な倍率は非公開ですが、東証プライム上場のスーパーゼネコンとして理系(建築・土木・設備)を中心に旧帝大・早慶・上位国公立からの応募が多いとされます(媒体推計)。「クセの少ないオーソドックスな選考」で志望動機・職種理解の深掘りが重視される傾向です。

清水建設に学歴フィルターはありますか?採用大学は?

公式には専攻・国籍・年齢・性別等に関わらず適性と能力で評価する方針が明示されており、学歴フィルターの記載はありません。ただし媒体推計では旧帝大・早慶等からの応募が多い傾向とされます(体験談ベース)。

清水建設は激務ですか?「やばい」と言われるのはなぜ?

月平均残業はクチコミで約41.1時間、有給消化率は約54.5%とされ(体験談)、施工管理など現場配置では繁忙期に100時間超という声もあります。一方で離職率は公式実績で2.1%(2024年度)と低水準で、部署・現場配置による差が大きい傾向です。

清水建設のインターンは選考に有利ですか?

建築・土木・設備・情報など職種別に多数のコースがあります(2026年開催分は7〜9月中心)。選考優遇は公式に明記がなく、就活メディアの解説は体験談ベースのため要確認です。最新の時期・形式は公式マイページで確認してください。

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-07-14