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【2026最新】鹿島建設の就活企業分析|事業・強み・選考対策

鹿島建設の企業分析サムネイル

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まとめ

大林組・清水建設・大成建設・竹中工務店と並ぶスーパーゼネコン5社の一角で、売上トップ級(近年3兆円規模に到達)。設計施工一貫の建設事業を柱に、土木の技術ブランド(ダム・原子力・トンネル)、霞が関ビル以来の超高層建築、海外売上比率の高さ、研究開発力で差別化する。1840年創業の老舗で、平均年収は業界最高水準。

基本情報

上場区分上場(東証プライム・証券コード1812・日経225採用)
グループ鹿島グループ。国内外の関係会社による建設・開発・エンジニアリング・専門工事
創業・設立1840年創業/1930年に株式会社鹿島組として設立
本社東京都港区元赤坂
代表者押味至一(代表取締役会長兼社長/前社長 天野裕正氏の2026年1月死去に伴い兼務)
資本金約814億円
従業員数単体8,854名/連結約19,396名(2025年3月末)
売上高連結2兆9,118億円(2025年3月期・日本基準)。近年3兆円規模に到達
事業領域土木・建築の建設工事請負/都市開発・不動産/エンジニアリング/海外
決算期3月(3月決算)

業界の基礎

ゼネコン(総合建設会社)は、ビル・道路・橋・ダム・トンネルなどの建設工事を、設計から施工まで一括して請け負う事業である。

その中でも、売上規模と技術力で群を抜く5社が「スーパーゼネコン」と呼ばれる。

鹿島建設・大林組・清水建設・大成建設・竹中工務店の5社だ。

鹿島はこの中で売上トップ級に位置し、近年は建設業界で初めて3兆円規模に到達した。

スーパーゼネコンは、それぞれ得意分野や戦い方が異なる。

  • 土木に伝統的に強い: 鹿島(ダム・原子力・トンネル)、大成建設
  • 建築に強い: 竹中工務店(建築専業・作品主義)、清水建設
  • 海外・開発に積極的: 鹿島(海外比率トップ級)

鹿島は、土木の技術ブランドと海外・開発志向を併せ持つ点で際立っている。

事業内容

鹿島建設の事業内容: 建築事業、土木事業、開発事業等(不動産)、海外事業

ビジネスモデル

設計から施工までを一貫して担う建設事業(土木・建築)を柱に、不動産開発・海外・グループ会社による多角構造を持つスーパーゼネコン。超高層・ダム・トンネル・原子力など高難度工事と、海外建設・開発に積極的なのが特徴。会計基準は日本基準。

  • 建築事業

    超高層ビル・再開発・各種建築物の設計施工を担う最大セグメント。霞が関ビル以来の超高層・耐震技術が強み。

    超高層オフィス東京駅丸の内駅舎の保存・復原都市再開発
  • 土木事業

    ダム・トンネル・橋梁・原子力施設など社会インフラ土木の設計施工。高難度・大型工事に伝統的な強み。

    ダム山岳・シールドトンネル原子力施設防潮堤
  • 開発事業等(不動産)

    都市開発・不動産・PPP。自社開発・賃貸・私募リートなどストック収益の拡大を進める。

    都市再開発物流施設開発不動産賃貸・運営
  • 海外事業

    北米・東南アジア等での建設・開発。海外関係会社の売上は連結の約3分の1を占め、業界トップ級の海外比率。

    北米建設・物流開発(Core5)東南アジア建設・開発

鹿島の事業は、設計から施工までを一貫して担う建設事業(土木・建築)が柱だ。

そこに、不動産開発・海外・グループ会社による多角構造が重なる。

就活生の理解としては、次の4つを押さえれば十分だ。

  1. 建築事業: 超高層ビル・再開発などの設計施工。最大セグメント。
  2. 土木事業: ダム・トンネル・原子力施設など高難度の社会インフラ。
  3. 開発事業等: 都市開発・不動産・物流施設。ストック収益を拡大中。
  4. 海外事業: 北米・東南アジアでの建設・開発。連結売上の約3分の1。

建設業の「薄利」という構造

巨額の売上を扱う一方で、建設業の利益率は薄い。

鹿島の売上高営業利益率は約5%程度で、資材価格の高騰や労務費の上昇が利益を圧迫しやすい。

だからこそ各社は、利益率の高い不動産開発や海外事業を伸ばして、請負一本足からの脱却を図っている。

この会社の強み

鹿島建設の強み: スーパーゼネコン売上トップ級の規模、土木の技術ブランドと難工事の実績、霞が関ビル以来の超高層建築、業界トップ級の海外売上比率、技術立社を支える研究開発力
  1. スーパーゼネコン売上トップ級の規模

    大林組・清水建設・大成建設・竹中工務店と並ぶスーパーゼネコン5社の一角で、連結売上は2兆9,118億円(2025年3月期)と業界トップ級。近年は建設業界で初めて3兆円規模に到達し、5期連続で増収増益を続ける

  2. 土木の技術ブランドと難工事の実績

    ダム・トンネル・原子力施設など高難度の土木に伝統的に強い。国内原発の多くの建設に関与し、リニア南アルプストンネルや東京外環道の大断面シールドなど難工事の常連。特許資産規模はゼネコンで首位級の技術力

  3. 霞が関ビル以来の超高層建築

    1968年に日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」(地上36階)を手がけて以来、「超高層の鹿島」として耐震・制震技術を蓄積。東京駅丸の内駅舎の保存・復原など象徴的な建築実績を持つ

  4. 業界トップ級の海外売上比率

    海外関係会社の売上が約1兆1,145億円(2025年3月期・前期比+29.6%)と連結の約3分の1を占め、スーパーゼネコンで海外比率がトップ級。北米の物流施設開発(Core5)や東南アジアで、建設請負と自社開発を組み合わせて展開する

  5. 技術立社を支える研究開発力

    1949年にゼネコンで初めて技術研究所を設立。自動化施工技術「A4CSEL(クワッドアクセル)」やCO2を吸収するコンクリート「CO2-SUICOM」など、建設DXと環境技術で業界をリードする

「ゼネコン」という言葉の一段下に、鹿島が他社と一線を画す差別化がある。

① スーパーゼネコン売上トップ級の規模

鹿島は、大林組・清水建設・大成建設・竹中工務店と並ぶスーパーゼネコン5社の一角だ。

連結売上は2兆9,118億円(2025年3月期)と業界トップ級で、近年は建設業界で初めて3兆円規模に到達した。

5期連続で増収増益を続けており、規模と安定性を兼ね備えている。

② 土木の技術ブランドと難工事の実績

鹿島は、ダム・トンネル・原子力施設など高難度の土木に伝統的に強い。

国内の原子力施設の多くの建設に関与し、リニア中央新幹線の南アルプストンネルや東京外環道の大断面シールドなど、難工事の常連でもある。

特許資産の規模はゼネコンで首位級で、「技術の鹿島」を数字で裏づけている。

③ 霞が関ビル以来の超高層建築

鹿島は1968年、日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」(地上36階)を手がけた。

以来「超高層の鹿島」として耐震・制震技術を蓄積し、東京駅丸の内駅舎の保存・復原のような象徴的な建築も手がけている。

高難度の土木と、ランドマークとなる建築の両方で実績を持つ点が強みだ。

④ 業界トップ級の海外売上比率

鹿島は海外建設に積極的で、海外関係会社の売上は約1兆1,145億円(2025年3月期)と連結の約3分の1を占める。

これはスーパーゼネコンの中でもトップ級の海外比率だ。

北米の物流施設開発(Core5)や東南アジアで、建設の請負と自社開発を組み合わせて稼ぐ仕組みを築いている。

⑤ 技術立社を支える研究開発力

鹿島は1949年、ゼネコンで初めて技術研究所を設立した。

自動化施工技術「A4CSEL(クワッドアクセル)」で建設機械を自動運転させたり、CO2を吸収するコンクリート「CO2-SUICOM」を開発したりと、建設DXと環境技術で業界をリードする。

人手不足や働き方改革という建設業の課題に、技術で挑む姿勢が「技術立社」の核にある。

業績の推移(売上高)

2兆797億2022/3期2兆3,916億2023/3期2兆6,652億2024/3期2兆9,118億2025/3期
売上高(日本基準・連結)。スーパーゼネコンで売上トップ級。2022年3月期の2兆797億円から増収を続け、2025年3月期は2兆9,118億円。近年は建設業界で初めて3兆円規模に到達した。一方で売上高営業利益率は約5%と建設業特有の薄利体質で、資材高騰・労務費上昇が利益率を圧迫する。

鹿島は3月決算で、会計基準は日本基準を採用している。

決算期売上高営業利益純利益
2022年3月期2兆797億円1,234億円1,039億円
2023年3月期2兆3,916億円1,235億円1,118億円
2024年3月期2兆6,652億円1,362億円1,150億円
2025年3月期2兆9,118億円1,519億円1,258億円

鹿島の売上は2兆円規模から着実に伸び、近年は建設業界で初めて3兆円規模に到達した。

一方で、売上高営業利益率は約5%と薄い。これは建設業に共通する構造で、資材価格の高騰や労務費の上昇が利益率を圧迫しやすい。

そのため鹿島は、利益率の高い不動産開発や海外事業を伸ばす戦略を取っている。

中期経営計画では、2026年度に連結純利益1,300億円以上・ROE10%超、2030年度に1,500億円以上を掲げる。

数値は公式IR・決算短信ベース。建設業は売上が巨大でも利益率が薄く、工事採算や資材価格に業績が左右されやすい。

競合の中での立ち位置

鹿島建設 のポジショニングマップ
ゼネコン業界の中での鹿島建設(得意分野×海外・開発志向)

同じスーパーゼネコンでも、得意分野や海外・開発への積極度は異なる。

会社タイプ鹿島との違い
鹿島建設土木に強い×海外・開発に積極売上トップ級。土木の技術ブランドと海外比率の高さが際立つ
大成建設土木建築バランス型土木でも稼ぎ、開発も積極化。5社で唯一の非同族
大林組建築主軸+土木北米傾斜の海外展開。海外に積極だが鹿島ほどではない
清水建設建築主導建築比率が高く、海外比率は相対的に低い
竹中工務店建築専業・作品主義非上場で建築に特化。土木はグループ別会社
長谷工マンション特化マンション施工に特化した垂直統合型

考え方として、「土木に強い×海外・開発に積極」という象限に鹿島は際立って位置する。

金額では鹿島も建築が主体だが、ダム・原子力・トンネルといった難工事の技術ブランドと、業界トップ級の海外比率が、鹿島ならではの色になっている。

今後の展望

鹿島建設の数値目標(2026年度(目標))

ビジョン

鹿島グループ中期経営計画(2024〜2026)

「中核をさらに強化し、未来を開拓する」を掲げ、技術立社として国内外の建設事業・不動産開発をさらに強化する。成長戦略は「国内建設事業を深める」「成長領域(海外・開発)を伸ばす」「技術立社として新たな価値を創る」「サステナビリティ」の4本柱。

数値目標

連結当期純利益(2026年度(目標))1,300億円以上
連結当期純利益(2030年度(長期目標))1,500億円以上
ROE(2024〜2026年度)継続的に10%超
株主還元(累計)(2024〜2026年度)2,000億円程度(配当性向40%目安)

注力施策

  • 国内建設事業の深化

    設計施工力・エンジニアリング力を強化し、エネルギー・インフラ更新・再開発・生産施設を重点に。デジタル化・自動化施工で生産性を高める。

  • 不動産開発事業の収益拡大

    ホテル・住宅・物流倉庫へレパートリーを広げ、私募リートの成長や投下資金の早期回収で投資効率を高める。

  • 海外事業のグローバル展開

    北米・欧州・アジア・大洋州のネットワークを活かし、海外開発の投資・売却・再投資サイクルを拡大する。

  • 建設DX・自動化施工

    自動化施工技術「A4CSEL」の現場実装やロボット化・スマート生産で、人手不足と働き方改革に対応する。

  • カーボンニュートラル・研究開発

    「鹿島環境ビジョン2050plus」のもと、CO2を吸収するコンクリートやZEBなど環境技術と新規事業を推進する。

ロードマップ

  1. 1840

    鹿島岩吉が江戸・中橋に創業(鹿島組の起源)

  2. 1880

    鉄道建設に進出し、請負業者としての基盤を確立

  3. 1930

    株式会社鹿島組として法人化

  4. 1949

    ゼネコンで初めて技術研究所を設立

  5. 1968

    日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」が竣工

  6. 2024

    「鹿島グループ中期経営計画(2024〜2026)」を発表

  7. 2025

    5期連続増収増益。近年は売上3兆円規模に到達

経営理念とカルチャー

  • 経営理念: 科学的合理主義と人道主義に基づく創造的進歩を全社一体で推進し、社会貢献を果たす
  • 中期経営計画: 「中核をさらに強化し、未来を開拓する」(2024〜2026)
  • 特徴: 1840年創業以来の「進取の精神」と、ゼネコン初の技術研究所に象徴される「技術立社」

高難度の難工事に挑む技術志向と、海外・開発で稼ぐ事業構造の転換が、鹿島のカルチャーに共存している。

最近の主要トピック(面接ネタ)

  • 2024年〜: 建設業に時間外労働の上限規制(2024年問題)が適用。働き方改革に取り組む。
  • 2025年: 5期連続増収増益。近年は売上3兆円規模に到達。
  • 継続中: 自動化施工「A4CSEL」やCO2吸収コンクリートなど、建設DX・環境技術の開発。
  • 海外・開発: 北米の物流施設開発など、海外・不動産で利益率の高い事業を拡大。

こんな人にピッタリ

鹿島建設が合う人・合わない可能性がある人の早見表

スケールの大きな社会基盤づくりに情熱を持ち、高難度の技術や海外プロジェクトに、転勤を伴いながらも挑みたい人に向く。

  • スケールの大きな社会基盤づくりに情熱を持ちたい

    ダム・超高層・トンネルなど国土を支える鹿島が合う

  • 高難度の技術や研究開発に挑みたい

    ゼネコン初の技術研究所と自動化施工を持つ鹿島が向く

  • 海外の建設・開発でグローバルに働きたい

    海外売上比率が業界トップ級の鹿島が活きる

  • スケールの大きな社会基盤づくりに情熱を持てる人
  • ダム・超高層・トンネルなど高難度の技術や研究開発に挑みたい
  • 海外の建設・開発でグローバルに働きたい

一方で、「作品としての建築」を意匠・設計で究めたい人は竹中工務店や清水建設、勤務地を固定したい人や住宅に密着したい人は、エリア限定の職種や長谷工のような専業企業の方が合う場合がある。

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 「作品としての建築」を意匠・設計で究めたい

    設計施工一貫の作品主義が強い竹中工務店や、建築比率の高い清水建設の方が合う場合があります。

  • 全国・海外転勤を避けて勤務地を固定したい

    全国・海外の現場を回る色が強いため、勤務地を限定できる職種や業態の方が合う場合があります。

  • 住宅・マンションで暮らしに密着した建設をしたい

    マンション施工に特化した長谷工のような企業の方が合う場合があります。

求める人物像

  • 責任感を持ってやり抜く人

    与えられた職務を着実に遂行し、最後までやり抜く責任感を持つ人。

  • 挑戦意欲(進取の精神)を持つ人

    自分の力で何かを開拓しようとする、創業以来の「進取の精神」に満ちた挑戦意欲を持つ人。

  • バランス感覚のある人

    多様な要素を円滑にコントロールし、自分の仕事をベストの方向に導く調整力を持つ人。

  • チームで協働できる人

    複数の職種・部門・協力会社が連携する大規模プロジェクトで、チーム一丸となって目標へ向かえる人。

  • ものづくりと社会貢献に情熱を持つ人

    建設を通じて社会に貢献することへの強い動機と、スケールの大きいものづくりへの情熱を持つ人。

入社後のキャリアパス

  1. 入社〜初期配属

    技術系(建築技術系・土木系=施工管理)は全国・海外の建設現場に配属され、現場で施工管理の実務を積みます。事務系もキャリア初期に現場事務を経験し、現場運営を支えます。

  2. 若手〜中堅(現場ローテーション)

    全国・海外の現場を異動しながら経験を積みます。建設業特有で転勤・現場異動が多いのが特徴です。土木系は研究・設計・施工の各部門を回ることもあります。

  3. 専門分化・職能深化

    建築設計(意匠・構造)、研究(技術研究所)、機電・数理(建設ロボット・AI・DX)など、職種に応じて専門性を深めます。設計者は街づくりから竣工まで長期間案件に関与します。

  4. 現場所長・管理職・海外

    技術系キャリアの到達点の一つが、一つの建設現場全体を統括する「現場所長」です。その後は支店・本社・海外プロジェクトや管理職へ広がります。事務系は営業・コーポレート・海外へとフィールドが拡大します。

鹿島のキャリアは、職種(技術系・事務系)によって大きく異なる。

技術系の施工管理(建築技術系・土木系)は、全国・海外の建設現場に配属され、現場で実務を積む。建設業特有で転勤・現場異動が多いのが特徴だ。

技術系キャリアの到達点の一つが、一つの建設現場全体を統括する「現場所長」である。数百人規模の協力会社をまとめ、工程・品質・安全・採算に責任を負う重責で、ゼネコン技術者にとって大きな節目となる。

その後は支店・本社・海外プロジェクトや管理職へ広がる。事務系は現場事務から営業・コーポレート・海外へとフィールドが拡大し、「現場所長の右腕」として現場のものづくりを支える。

年収・待遇

鹿島建設は有価証券報告書を提出しており平均年収は公式値が確認できる。ゼネコンでも業界最高水準とされる。ここでは有報の公式値・公式募集要項と、社員クチコミ(体験談)を出典を分けて整理する(2026年6月時点)。

初任給

大学卒・総合職(公式・2026年度)月給30万円
大学院修士了・総合職(公式)月給32万円
専門職(高卒〜大卒・公式)月給21.5万〜25万円(区分による)

平均年収(出典別)

公式(有価証券報告書・2025年3月期)約1,180万円台(平均41.9歳・単体)。ゼネコンでも業界最高水準
OpenWorkクチコミ(体験談)約902万円(回答者273名)。設計職・管理職が高く事務職が低めの職種差があり、有報値より低く出る

年次・役職別の目安

25〜29歳(クチコミ)約703万円(エンゲージ集計・体験談)
30代(クチコミ)約889〜916万円。30代で1,000万円到達も一般的との声(体験談)
50代(クチコミ)約1,020万円(エンゲージ集計・体験談)

待遇の特徴

  • 昇給は年1回・賞与は年2回(6月・12月)。「賞与が相当大きい」「上がり続けている」との声(クチコミ)
  • 施工管理(現場・残業反映)が高く、事務・一般職は相対的に低めという職種差が一貫(体験談)
  • 公式の有報平均(約1,180万円台)とクチコミ集計(約903万円)の差は、集計母体・職種偏りによるもの

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・就活会議・エンゲージ等の社員クチコミ) 業界最高水準の高年収、ダム・トンネル・超高層など大規模建造物に携わるスケールとやりがい、技術力・安定性を高く評価する声が中心。一方で、建設業特有の長時間労働、全国・海外の転勤の多さ、現場の休日の取りにくさ・体力負担を課題に挙げる声も共存する。2024年4月からの建設業の時間外労働上限規制(2024年問題)への対応途上にある。

月平均残業(クチコミ)約49〜56時間(媒体・集計時期で差・現場で高い傾向)
有給消化率(クチコミ)約49.5%(OpenWork集計)
平均勤続年数(公式・有報)約16.4年(2025年3月期)

評価する声

  • スーパーゼネコンらしい業界最高水準の高年収
  • ダム・トンネル・超高層などランドマークを手がけるスケールとやりがい
  • 技術力・研究開発力への評価と、1840年創業の安定・ブランド
  • 賞与の手厚さ・着実な昇給(クチコミ)

気になる声

  • 長時間労働になりやすい(特に施工管理・現場)
  • 全国・海外を含む転勤の多さ
  • 現場は休日が取りにくく体力負担が大きい傾向
  • 有給消化率がクチコミ集計で約5割にとどまる

評判では「業界最高水準の高年収」「大規模建造物のスケールとやりがい」「技術力・安定性」を評価する声が多い。

一方で、建設業特有の長時間労働、全国・海外の転勤の多さ、現場の休日の取りにくさ・体力負担を課題に挙げる声もある(いずれも社員クチコミ・傾向)。

年収は、有報ベースの平均が約1,180万円台(2025年3月期・平均41.9歳・単体)とゼネコンでも業界最高水準だ。OpenWork等のクチコミ集計では約903万円(体験談)と低く出るが、これは集計母体や職種の偏り(設計職が高く事務職が低い)によるものだ。

なお、2024年4月から建設業に時間外労働の上限規制(2024年問題)が適用され、現場の週休2日相当(4週8閉所)など働き方改革に取り組む途上にある。

沿革

鹿島建設は、1840年(天保11年)に鹿島岩吉が江戸・中橋で創業した「鹿島組」を起源とする。

明治期には鉄道建設に進出し、請負業者としての基盤を確立した。

1930年に株式会社鹿島組として法人化し、戦後は土木・建築の両面で実績を重ねた。

転機の一つが、1968年に手がけた日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」だ。

地震国・日本で超高層を実現する耐震技術を確立し、「超高層の鹿島」の名を広めた。1949年にゼネコンで初めて技術研究所を設けたことも、現在の「技術立社」の原点になっている。

採用・選考

鹿島建設の選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース総合職(事務系と技術系)と専門職(高卒・専門卒含むエリア型)に大別。技術系は土木系・建築技術系(施工管理)・建築設計系(意匠・構造)・設備系・エンジニアリング系・環境系・機電系・数理(情報)系・開発系などに細分化。技術系の採用が圧倒的に多い。
勤務地総合職は全国各地・海外(施工管理は全国・海外の建設現場が中心)。専門職は原則として採用拠点(支店)の管下で勤務するエリア型。
選考難易度・特徴スーパーゼネコンの一角で人気・難関。技術系は研究内容と職種の親和性など専門性を重視し、事務系総合職は採用50名程度と少数枠で相対的に難関。採用大学は多様とされ学歴フィルターは断定できないが、大学院・有力大が多い傾向。

採用人数の推移

2027年採用(総合職)350名程度(事務系50・技術系300)
2026年4月入社(実績)事務52名・技術295名(要確認)
構成の傾向技術系が大多数を占めるゼネコン特有の構成

選考フロー

  1. エントリーシート提出
  2. WEBテスト(SPI)
  3. 面接(複数回・一次〜最終)
  4. 内々定(建築設計系は即日設計課題の例も)

ES・自己分析でよく問われること

  • 志望動機(500字程度)
  • 自己PR(500字程度)
  • 研究内容(技術系)
  • 学生時代に力を入れたこと

面接で聞かれた質問例

  • 学生時代に発揮した強み・研究や活動内容の深掘り
  • なぜゼネコン・なぜ鹿島か(他社比較)
  • 海外勤務や全国の現場・転勤への意思確認
  • 大切にしている価値観・組織への貢献姿勢

インターンシップ

技術系・事務系のインターンを実施。公式は「参加は任意で選考には関係ない」と明示するが、実際の早期選考への接続は要確認。最新の開催・締切は公式採用ページで確認。

公式採用ページを見る →

鹿島の採用は、総合職(事務系・技術系)と専門職(高卒・専門卒含むエリア型)に分かれ、技術系の採用が大多数を占める。

選考はES・WEBテスト(SPI)から、複数回の面接へと進む。建築設計系では即日設計課題が出る年もある。

  • なぜゼネコン・なぜ鹿島か」を、他社(大林・清水・大成・竹中)との違いを踏まえて語れるようにしておく
  • 技術系は、自分の研究内容と志望職種の親和性を論理的に説明できるようにする
  • 全国・海外の現場や転勤への意思を問われやすいので、自分の考えを整理しておく

締切・選考フロー・インターンの最新情報は公式採用ページで要確認。事務系総合職は少数枠で難関。

よくある質問

鹿島建設の年収・初任給はどのくらいですか?

有価証券報告書による平均年収は約1,180万円台(2025年3月期・平均41.9歳)で、ゼネコンでも業界最高水準です。社員クチコミ(OpenWork)では平均約903万円(体験談)で、設計職が高く事務職が低めなど職種差があり有報値より低く出ます。初任給は大卒月給30万円・修士了32万円(公式・2026年度)です。

鹿島建設の採用倍率・選考難易度は?採用大学は?

スーパーゼネコンの一角で人気・難関です。技術系は研究内容と職種の親和性など専門性を重視し、事務系総合職は採用50名程度と少数枠で相対的に難関とされます。採用大学は多様とされ、明確な学歴フィルターは断定できませんが、大学院・有力大が多い傾向です。

鹿島建設は激務ですか?「2024年問題」とは?

クチコミでは月平均残業が約49〜56時間(媒体・集計時期で差・現場で高い傾向)、有給消化率は約49.5%とされます。建設業特有の長時間労働・転勤が課題に挙げられますが、2024年4月から建設業に時間外労働の上限規制(2024年問題)が適用され、現場の週休2日相当(4週8閉所)など働き方改革に取り組む途上にあります(いずれも体験談・傾向)。

鹿島建設はスーパーゼネコンの中でどんな位置づけですか?

大林組・清水建設・大成建設・竹中工務店と並ぶスーパーゼネコン5社の一角で、連結売上はトップ級(2025年3月期2兆9,118億円・近年3兆円規模に到達)です。特に土木の技術ブランド(ダム・原子力・トンネル)、霞が関ビル以来の超高層建築、海外売上比率の高さ、研究開発力で差別化しています。

鹿島建設の技術系と事務系の違いは?

技術系は土木・建築の施工管理、建築設計、設備、研究開発などで、採用の大多数を占めます。施工管理は全国・海外の建設現場に配属され、キャリアの到達点の一つが現場全体を統括する「現場所長」です。事務系は現場事務から営業・コーポレート・海外へと広がり、「現場所長の右腕」として現場を支えます。

最終更新: 2026-06-19