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テイクアンドギヴ・ニーズの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

テイクアンドギヴ・ニーズの企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

読了目安 約22

業界の基礎

就活生

ブライダルって華やかだけど、業界研究だと何を見ればいいんでしょう…?

編集部

鍵は「婚姻数が減る縮む市場」という前提。だから各社が会場形態でどう差をつけ、どう単価や多角化で逆風に抗うかを見ると一気に整理できますよ。

ブライダル業界は、結婚式・披露宴の企画運営を行う業界である。

会場の形態によって、大きく次のように分かれる。

  • ハウスウェディング(ゲストハウス): 一軒家・邸宅を一組で貸切る。自由度が高くオーダーメイド型。
  • ホテルウェディング: ホテルの宴会場で挙式。格式・安心感が強み。
  • 専門式場: 結婚式専用の大型施設。
  • リゾート・海外ウェディング: 沖縄・ハワイなど非日常の地で挙式。

その中でテイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)は、ハウスウェディングのパイオニアであり最大手だ。挙式組数で国内No.1を誇る。

ただし業界全体は、婚姻数の減少という構造的な逆風の中にある。各社は単価向上や多角化で活路を探っており、T&Gの戦略もその文脈で読むと理解しやすい。

事業内容

テイクアンドギヴ・ニーズの事業内容: ウエディング事業、ホテル事業、コンサルティング・その他(LTV事業)

ビジネスモデル

一組貸切・邸宅風の「ハウスウェディング(ゲストハウスウエディング)」を全国に直営展開する婚礼大手。1組1名の専任プランナーと会場完全貸切による自社プロデュースを強みに、挙式組数で国内No.1を誇る。挙式・披露宴の企画運営を中核に、ブティックホテル・レストラン・ドレス・ブライダルローン等を周辺展開し、1組の顧客から得る生涯価値(LTV)の最大化を図る。

  • ウエディング事業

    全国の直営ゲストハウスでのハウスウェディング企画運営。挙式組数で国内No.1(5年連続)の中核・キャッシュカウ事業で、連結売上の大半を占める。2026年から会場名を「NEEDS by T&G WEDDING」へ統一する。

    NEEDS by T&G WEDDING青山迎賓館アーカンジェル迎賓館ベイサイドパーク迎賓館
  • ホテル事業

    「日本初のブティックホテル」を掲げるTRUNK(HOTEL)を展開。利益率の高い成長ドライバーと位置づけ、EVOL2030でウエディングと並ぶ二本柱に育てる。

    TRUNK(HOTEL) CAT STREETTRUNK(HOTEL) YOYOGI PARKTRUNK(HOUSE)
  • コンサルティング・その他(LTV事業)

    ホテル・式場へマーケティングや商品開発を提供するコンサルティング(東京會舘・リーガロイヤルホテル等と提携)に加え、レストラン・ドレス・ブライダルローン・ハネムーンなど周辺事業を展開する。

    レストランウエディングコンサルティングGENTLELIFE ANGEL(ブライダルローン)ANNIVERSARY TRAVEL

T&Gのビジネスの核心は、1組につき1名の専任プランナーが会場を完全貸切にして挙式・披露宴を自社プロデュースする点にある。ホテルや専門式場のようなマニュアル型ではなく、1組ごとに異なる結婚式をゼロから作り込む——この体験設計力が挙式組数国内No.1(5年連続)を支えている。

ただし、結婚式という一度きりの収益で終わらせないのがT&Gの発想だ。ウエディング(中核のキャッシュカウ)で得た顧客とノウハウを、ホテル(TRUNK)やコンサル・レストラン・ドレスといった周辺事業へつなぎ、「1組の顧客から得る生涯価値(LTV)を広く取る」方向に多角化している。婚姻数減少という逆風のなか、婚礼一本足から抜け出そうとする構造転換が事業展開の軸にある。

この会社の強み

テイクアンドギヴ・ニーズの強み: 挙式組数 国内No.1のハウスウェディング最大手、1組1名・完全貸切のプロデュース力、ブランド統一「NEEDS by T&G WEDDING」、ブティックホテル「TRUNK(HOTEL)」、婚礼以外への多角化(LTV事業)
  1. 挙式組数 国内No.1のハウスウェディング最大手

    一組貸切・邸宅風の「ハウスウェディング」を全国に直営展開し、挙式組数で国内No.1を5年連続で達成。年間約1.1万〜1.2万組を施行する、ゲストハウスウエディングのパイオニア・最大手だ。

  2. 1組1名・完全貸切のプロデュース力

    1組につき1名の専任プランナーが付き、会場を完全貸切にして挙式・披露宴を自社プロデュースする。マニュアル型ではなくオーダーメイドの体験を作り込む点が、ホテル・専門式場との違いになっている。

  3. ブランド統一「NEEDS by T&G WEDDING」

    2026年から全国の会場名を新ブランド「NEEDS by T&G WEDDING」へ統一(対象43会場)。バラバラだった会場ブランドを束ね、集客・認知の効率を高める攻めの一手で、婚礼単価も4,159千円へ上昇している。

  4. ブティックホテル「TRUNK(HOTEL)」

    「日本初のブティックホテル」を掲げるTRUNK(HOTEL)を運営し、利益率の高い成長ドライバーと位置づける。長期計画EVOL2030でウエディングと並ぶ「二本柱」に育てる戦略を採る。

  5. 婚礼以外への多角化(LTV事業)

    東京會舘やリーガロイヤルホテルなどのホテル・式場へマーケティングを提供するコンサルティングに加え、レストラン・ドレス・ブライダルローン・ハネムーンを展開。1組の顧客から生涯価値(LTV)を広く取りにいく。

T&Gの5つの強みは、「婚礼で築いた強みを、婚礼の外へ広げる」という一本の戦略で読み解ける。

土台は、挙式組数国内No.1(5年連続)を生む完全貸切・専任プランナーのプロデュース力だ。この体験設計の競争力を、ブランド統一「NEEDS by T&G WEDDING」で集客効率に変え、婚礼単価の引き上げにつなげている。

そのうえで重要なのが、ブティックホテル「TRUNK(HOTEL)」やコンサル・レストラン等への多角化だ。これらは単なる新規事業ではなく、婚姻数減少という構造的逆風に対する答えである。挙式組数首位という現在地に安住せず、婚礼で得た顧客とノウハウを周辺へ広げてLTVを取りにいく——「結婚式の会社」の看板の一段下にある、この攻めの構造転換こそがT&Gの差別化だ。

強み・弱み早見表

強み
  • 挙式組数国内No.1を5年連続で維持
  • 1組1名の専任プランナーによる完全貸切プロデュース力
  • TRUNK(HOTEL)など高収益事業への多角化
機会
  • 婚礼単価上昇とブランド統一による集客効率化
  • ホテル事業拡大で第二の収益の柱を育成
  • コンサル・レストラン等への多角化でLTV拡大
弱み
  • 土日祝・吉日勤務が中心で休みを取りにくい
  • 繁忙期は労働時間が長く月平均残業約41時間
  • 有給消化率が約49%と改善余地がある
脅威
  • 少子化・婚姻数減少という構造的な逆風
  • コロナ禍級の外的ショックへの収益の脆弱性

業績の推移(売上高)

200億(コロナ)2021/3期395億2022/3期455億2023/3期470億2024/3期477億2025/3期
売上高(日本基準・連結)。2021年3月期はコロナ禍で売上が200億円まで落ち込み営業赤字112億円の大打撃を受けたが、その後V字回復し2025年3月期は477億円。2025年に決算期を3月から12月へ変更したため、以降は12月決算(2025年12月期は9か月の変則決算で売上357億円)。本表は連続性のため2025年3月期までの通期を掲載。

T&Gの業績は、コロナ禍の影響を抜きには語れない。

決算期売上高営業利益当期純利益
2021年3月期200億円▲112億円▲162億円
2022年3月期395億円21億円19億円
2023年3月期455億円37億円41億円
2024年3月期470億円42億円18億円
2025年3月期477億円41億円36億円

結婚式の延期・中止が相次いだ2021年3月期は売上200億円・営業赤字112億円という、創業以来最大級の打撃を受けた。

しかし翌期から黒字へV字回復し、2023年3月期には過去最高の純利益41億円を記録した。

その後の売上は470億円台で推移している。

なお2025年に決算期を3月から12月へ変更したため、2025年12月期は9か月の変則決算(売上357億円)となっている点に注意したい。

長期計画EVOL2030では、2030年に取扱高1,300億円・売上700〜850億円を掲げている。

競合の中での立ち位置

テイクアンドギヴ・ニーズ のポジショニングマップ
ブライダル業界マップ(2軸で見る)

同じブライダルでも、各社の戦い方は会場形態で大きく異なる。

会社タイプT&Gとの違い
テイクアンドギヴ・ニーズハウスウェディング最大手挙式組数国内No.1。専任プランナー・完全貸切のプロデュース型
ベストブライダル都市部ハウスウェディング都市部の大型ゲストハウスが中心。業態は近いが挙式組数の規模では下回る
ノバレーゼ高級ハウスウェディングデザイン性・高級志向のゲストハウス。コンセプト特化型
ツカダ・グローバルHDハウス+ホテル+海外で多角宴会・ホテル・海外まで幅広く多角化。総合型
ワタベウェディングリゾート・海外ウエディング沖縄・ハワイなどリゾート挙式の草分け。領域が異なる

T&Gの立ち位置は、ハウスウェディングに特化し、挙式組数で国内首位という点にある。

そのうえで近年は、ホテル(TRUNK)やコンサルへ多角化し、婚礼市場の逆風に備えている。

今後の展望

テイクアンドギヴ・ニーズの数値目標(2030年(EVOL2030))

ビジョン

長期経営計画「EVOL2030」

パーパス「ホスピタリティ業界にイノベーションを起こし、日本を躍動させる」を掲げる。ウエディング(シェア拡大を狙うキャッシュカウ)とホテル(高利益率の成長ドライバー)の二本柱で、2030年に取扱高1,300億円・売上700〜850億円・営業利益率10〜12%を目指す。少子化・婚姻減という構造的逆風には、婚礼単価の引き上げと非婚礼領域への多角化で挑む。

数値目標

取扱高(2030年(EVOL2030))1,300億円
売上高(2030年(EVOL2030))700〜850億円
営業利益(2030年(EVOL2030))70〜100億円
営業利益率(2030年(EVOL2030))10〜12%

注力施策

  • 会場ブランドの統一(NEEDS by T&G WEDDING)

    2026年から全国43会場の名称を新ブランド「NEEDS by T&G WEDDING」へ統一。バラバラだった会場ブランドを束ね、集客・認知の効率を高める。

  • ホテル事業(TRUNK(HOTEL))の拡大

    高利益率のブティックホテルTRUNK(HOTEL)を成長ドライバーに育成。ウエディングと並ぶ第二の柱として、EVOL2030の収益拡大を牽引する。

  • 婚礼単価の向上と挙式の多様化

    付加価値を高め婚礼単価を4,159千円へ引き上げ。少人数婚・フォト婚など多様なニーズへ対応し、婚姻数減少の逆風に単価で対応する。

  • 多角化(コンサル・レストラン等)

    ホテル・式場へのコンサルティングやレストラン・ドレス・ブライダルローンなど、婚礼以外の収益源を広げてLTVを最大化する。

ロードマップ

  1. 1998

    株式会社テイクアンドギヴ・ニーズを設立

  2. 2001

    ナスダック・ジャパン市場に株式上場

  3. 2006

    東証一部(現プライム)へ市場変更

  4. 2020

    海外リゾートウエディング事業(アールイズ・ウエディング)を売却

  5. 2021/3

    コロナ禍で売上200億円・営業赤字112億円の大打撃(翌期にV字回復)

  6. 2025

    決算期を3月期から12月期へ変更

  7. 2026

    全国の会場名を「NEEDS by T&G WEDDING」へ統一

T&Gの将来性は、「婚姻数の減少という縮む市場で、どう成長を描くか」という一点に尽きる。長期計画EVOL2030が、減りゆく組数を婚礼単価の引き上げと、ホテル(TRUNK)を第二の柱に据える多角化で補おうとしているのは、その逆風への正面からの回答だ。

採用コンセプト「見えている未来が、違う。」やバリュー(創造・挑戦・やさしさ)も、単なる理念ではなく「成熟市場で新しい価値を作り続ける」という覚悟と読むと腑に落ちる。就活で将来性を語るなら、ブランド統一や決算期変更といった足元の動きを、この「縮む市場での再成長」という文脈に位置づけられるかが鍵になる。

こんな人にピッタリ

テイクアンドギヴ・ニーズが合う人・合わない可能性がある人の早見表

人生で最も大切な一日を企画から当日までプロデュースし、人の感動に深く寄り添うことに情熱を注げる人。

  • 人生最大級の瞬間を企画から当日まで手がけたい

    専任プランナー制でプロデュースを任されるT&Gが合う

  • 若いうちから裁量を持って成長したい

    実力主義で20代から支配人の例もあるT&Gが向く

  • 感動・ホスピタリティを軸にキャリアを築きたい

    挙式組数国内No.1のT&Gの現場が活きる

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 土日祝にしっかり休める働き方を最優先したい

    結婚式は土日祝・吉日が繁忙のため、業界特性として休みが取りにくく、別業界の方が合う場合があります。

  • 落ち着いた内勤中心で安定的に働きたい

    接客・当日運営など体力と臨機応変さが求められる場面が多いため、職種やフェーズによっては負担を感じる可能性があります。

  • 成熟・縮小しない市場で長く働きたい

    婚姻数の減少という構造的逆風がある業界のため、安定した市場規模を重視する人には別業界の方が合う場合があります。

求める人物像

  • パーパスへの共感

    「ホスピタリティ業界にイノベーションを起こし、日本を躍動させる」というパーパスに共感できる人。結婚式という体験を通じて人の人生を豊かにすることに情熱を持てる人を求める。

  • Creativity(創造)

    バリューの一つ「Creativity」を体現し、豊かな創造力でオリジナルの体験を生み出せる人。1組ごとに異なる結婚式をゼロから作り込む仕事に、創意工夫を発揮できる人。

  • Challenge(挑戦)

    採用コンセプト「見えている未来が、違う。」が示すとおり、時代の一歩先・想像の一歩前へ挑戦する意欲を持つ人。年次・職種を問わず自ら手を挙げてキャリアを切り拓ける人。

  • Kindness(やさしさ・誠実)

    顧客にも仲間にもやさしく誠実に向き合える人。「一顧客一担当制」に表れる、お客様に深く寄り添う顧客志向を大切にする。

入社後のキャリアパス

  1. 入社時(研修)

    理念・マナーを学ぶオンライン研修(約100種類のプログラム)やメンター制度、教育専任スタッフによるOJTと座学で基礎を固めます。

  2. 1〜数年目(プランナー実務)

    ウエディングプランナーとして担当組を持ち、企画・打ち合わせから当日運営までを担います。1年目フォローアップ研修やスキル別研修で実務力を磨きます。

  3. 中堅〜マネジメント

    年齢・経験年数を問わない実力主義で、20代半ばでリーダー・支配人(拠点責任者)になる例もあります。マネージャー職のほか、コンサルティングや本社企画・人事へのキャリアチェンジの道もあります。

T&Gは、入社時に理念・マナーを学ぶ研修(約100種類のプログラム)やメンター制度、OJTで基礎を固める。

その後はウエディングプランナーとして担当組を持ち、企画・打ち合わせから当日運営までを担う。

最大の特徴は年齢・経験年数を問わない実力主義で、20代半ばでリーダーや支配人(拠点責任者)になる例もある。

マネージャー職のほか、ホテル・式場へのコンサルティングや本社企画・人事へのキャリアチェンジの道も用意されている。

年収は出所により幅があり、有価証券報告書ベースの平均は約474万円(2025年3月期・単体・平均約32.5歳)に対し、OpenWork等のクチコミでは約372万円(回答者平均約29歳・体験談)と開きがある。これは回答者の年齢構成が若いことが主因だ。

なお平均勤続年数は約6年で、近年は上昇傾向(定着が改善方向)にある。

年収・待遇

公式(有価証券報告書・単体)の平均給与と、社員クチコミ(体験談)ベースの数値は水準に差があるため、出典を分けて整理する(2026年6月時点)。クチコミは回答者の年齢が若い(平均約29歳)ため公式より低めに出やすい。初任給は職種・学歴で異なる。

初任給

ウエディングプランナー/イベントディレクター・大卒(公式・募集要項)月額210,000円(諸手当除く)
イベントディレクター職・大卒(公式・募集要項)月額195,000円(諸手当除く)
短大・専門卒(公式・募集要項)月額175,000〜188,000円(職種による)

平均年収(出典別)

公式(有価証券報告書・2025年3月期・単体)約474万円(平均年齢約32.5歳・平均勤続約6.2年)
OpenWorkクチコミ(体験談)約372万円(回答者平均年齢約29歳)。公式値との差は回答者が若年層中心であることが主因

年次・役職別の目安

営業職約404万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)
サービス職約401万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)
プランナー職約365万円が目安(OpenWorkクチコミ・体験談)

待遇の特徴

  • 平均勤続年数は約6年で、近年は上昇傾向(定着が改善方向)にある(有報ベース)
  • 旅行・資格取得等を年8万円まで会社負担する制度や直営店割引、永年勤続表彰などの福利厚生がある(公式)
  • みなし残業が給与に含まれるとの声や、1年目の賞与が少なめという声がある(体験談)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・転職会議・就活会議等の社員クチコミ) 人生で最も大切な瞬間に関わるやりがい・感動、若手の裁量と成長環境を高く評価する声が多い一方、ブライダル業界特性として土日祝・吉日の出勤、繁忙期の労働時間の長さ、給与・有給の取りにくさを課題に挙げる声も共存します(いずれもクチコミの傾向)。

20代成長環境(クチコミ)4.2/5.0
月平均残業(クチコミ)約41時間
有給消化率(クチコミ)約49%

評価する声

  • 人生最大級の瞬間(結婚式)に深く関わる、やりがい・社会的意義の大きさ
  • 若手のうちからプランナーとして裁量を持って活躍できる成長環境
  • 感動・ホスピタリティを軸にしたキャリアを築けるという声

気になる声

  • 土日祝・吉日が繁忙で休みが取りにくいという業界特性の声
  • 繁忙期は早朝〜深夜に及ぶことがあり、体力・労働時間面の負担を挙げる声
  • 給与の伸び率や福利厚生(退職金等)に課題を感じる声

T&Gって実際、働きやすいの?

評判では「人生最大級の瞬間に関わるやりがい」「若手の裁量・成長環境」を高く評価する声が多いです。

一方で、ブライダル業界の特性として「土日祝・吉日の出勤」「繁忙期の労働時間の長さ」「給与・有給の取りにくさ」を課題に挙げる声もあります(いずれも社員クチコミ・傾向)。

月平均残業はクチコミで約41時間、有給消化率は約49%とされ、働き方の負担は業界共通の論点です。やりがい・成長を重視する人には好相性、土日休みや労働時間を優先する人は要確認。早期離職を指摘する声もありますが、会社の平均勤続年数は近年上昇傾向にあります。

沿革

T&Gは、創業者・野尻佳孝が1998年に設立した、比較的若い会社である。

一軒家を貸し切る「ハウスウェディング」という新しい業態を打ち出し、2001年には早くも株式上場を果たした。

2006年には東証一部(現プライム)へ市場を移した。

かつては沖縄・ハワイなどのリゾートウエディング事業も手がけていたが、コロナ禍の影響で2020年に海外ウエディング事業を売却し、国内のハウスウェディングとホテルに経営資源を集中している。

2025年には決算期を3月から12月へ変更し、2026年からは全国の会場名を「NEEDS by T&G WEDDING」へ統一するなど、ブランドと事業構造の再編を進めている。

採用・選考

テイクアンドギヴ・ニーズの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページ/マイページで確認)
募集職種・コース基本は総合職一括採用で、入社後にウエディングプランナーを中心に配属される。専門職としてイベントディレクター(配膳・サービス統括)、ドレスコーディネーター、フラワーコーディネーターなど。ホテル事業部門の募集もある。文系中心で女性比率が高い。
勤務地本社(東京都品川区東品川)/全国のゲストハウス会場(北海道から九州まで約72店舗)。ホテル事業部門は兵庫・大阪など
選考難易度・特徴ブライダル大手で人物・人柄を重視する「人柄採用」型。倍率は就活メディアの推計で約14〜15倍(いずれも非公式・値に幅)。学歴フィルターは弱く全国の幅広い大学から採用があり、文系中心で女性比率が高い。経験より創造性・挑戦心・入社意欲を重視するとされる。

採用人数の推移

2022年入社約74名
2025年入社約90名

選考フロー

  1. 会社説明会(WEB)
  2. エントリーシート(ES)提出
  3. 適性検査(Webテスト・SPI形式)
  4. 一次面接(集団)
  5. 二次面接(個人)
  6. 最終面接(合格で内々定)

ES・自己分析でよく問われること

  • テイクアンドギヴ・ニーズを志望する理由(過去傾向)

    模範解答(例)

    私はテイクアンドギヴ・ニーズで、一組一組の人生に向き合う「創造力」を武器に働きたいと考え、貴社を志望します。 学生時代、地域のイベント運営サークルで、参加者一人ひとりの背景が異なる合同企画運営に携わりました。当初はマニュアル通りの進行に頼り、参加者の反応が薄いという課題に直面しました。そこで事前ヒアリングを重ね、参加者の関心に合わせて内容を都度組み替える運営に切り替えたところ、満足度アンケートの評価が向上し、次回以降も継続して任される信頼を得ました。この経験から、決まった型に当てはめるのではなく、相手に合わせてゼロから作り込む姿勢こそが人の心を動かすのだと学びました。 貴社は1組につき1名の専任プランナーが会場を完全貸切にして挙式・披露宴を自社プロデュースするという、まさにこの「作り込む」姿勢を体現しており、挙式組数国内No.1という実績はその積み重ねの結果だと理解しています。また、ホテル事業や多角化によって婚礼で得た信頼を婚礼の外へ広げていく発想にも強く共感します。人生で最も大切な一日に深く寄り添うプランナーとして、貴社のパーパスにある通り、ホスピタリティ業界に新しい価値を生み出す一員になりたいです。

    ※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。

  • 働く目的/興味を持っている業界とその理由
  • T&Gのバリュー「Creativity」について自由記述(過去傾向)

    模範解答(例)

    私が考えるCreativityとは、限られた条件の中で相手の期待を超える体験を新しく組み立てる力です。 大学のゼミで、地元商店街の集客企画を立案する課題に取り組んだ際、予算も期間も限られていました。当初は他大学の成功事例をなぞる案を出しましたが、教授から「その商店街ならではの価値になっていない」と指摘を受け、案を白紙に戻しました。改めて商店街を歩き、店主一人ひとりに話を聞く中で、個店の歴史をテーマにした周遊企画という独自案にたどり着き、来街者数を前年より増やすことができました。この経験から、既存の型をなぞるのではなく、対象と真剣に向き合って初めて本当の独自性が生まれると学びました。 貴社が1組ごとに異なる結婚式をゼロから作り込むのは、まさにこの姿勢の実践だと感じます。マニュアル型ではなく、お客様一人ひとりと向き合って初めて生まれる体験づくりに、自分のCreativityを発揮していきたいです。

    ※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。

  • 人生で最も乗り越えるのが困難だった経験とどう乗り越えたか

    模範解答(例)

    私が最も乗り越えるのが困難だったのは、大学3年時に所属していた学生団体で、企画の中心メンバーとして進めていたプロジェクトが、直前でメンバーの離脱により崩壊しかけた経験です。 半年かけて準備してきた地域交流イベントで、実施1か月前に運営の中核を担っていたメンバー2名が就職活動を理由に離脱し、残されたメンバーだけでは役割を担いきれない状況に陥りました。当初は自分一人で穴を埋めようとして疲弊しましたが、それでは本番までに間に合わないと判断し、残るメンバー一人ひとりと個別に話し合い、それぞれの得意分野に合わせて役割を再設計し直しました。加えて、進捗を毎日共有する仕組みを作り、不安を早期に解消できる体制に変えました。結果として当初の規模を維持したままイベントを実施でき、参加者からも高い満足度を得ることができました。 この経験から、困難な状況ほど一人で抱え込まず、周囲を巻き込んで再設計する力が重要だと学びました。貴社でも結婚式当日は想定外の事態が起こり得ますが、この経験を活かし、お客様とスタッフ双方に寄り添いながら乗り越えていきたいです。

    ※構成の型を示す例です。エピソードは必ず自分の経験に置き換えてください。

面接で聞かれた質問例

  • なぜブライダル業界か、なぜT&Gか(他社でない理由)
  • 就活の軸、入社後にどんなプランナーになりたいか
  • 人生で最も辛かった経験とその乗り越え方
  • 「自分を食べ物に例えると」などの変化球質問(過去傾向)

逆質問の例

  • 2026年から会場ブランドを「NEEDS by T&G WEDDING」へ統一されるとのことですが、統一後に現場のプランナーの業務や集客の動き方はどのように変わりますか。

    面接官が見ているポイント

    記事外の運用実態への関心を通じ、経営戦略を自分ごととして捉えていることを伝える。

  • TRUNK(HOTEL)をウエディングと並ぶ二本柱に育てるEVOL2030の中で、入社後にホテル事業へ関わる可能性はどの程度ありますか。

    面接官が見ているポイント

    中長期のキャリアの視野の広さと、事業戦略全体への理解度をアピールできる。

  • 婚礼単価を引き上げていく方針とのことですが、プランナーとして単価向上に貢献するために現場で工夫されていることを教えてください。

    面接官が見ているポイント

    経営目標を現場レベルの行動に落とし込んで考えられることを示せる。

  • 20代でリーダーや支配人になる方もいると伺いましたが、その抜擢の決め手となるのはどのような経験やスキルですか。

    面接官が見ているポイント

    早期活躍への意欲と、成長のために何を磨くべきかを具体的に考えている姿勢を伝える。

  • 婚姻数の減少という構造的な逆風がある中で、EVOL2030の達成に向けて若手社員に特に期待されている役割は何ですか。

    面接官が見ているポイント

    業界構造の逆風を理解した上で、自分がどう貢献できるかを考える主体性を示せる。

インターンシップ

プランニングコース「T&Gプランナー仕事体験」がある(自社結婚式場でチャペル見学・グループワーク・プレゼン。オンライン回も)。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく要確認(最新は公式マイページで確認)。

公式採用ページを見る →

T&Gは基本的に総合職の一括採用で、入社後はウエディングプランナーを中心に配属される。

専門職としてイベントディレクター(配膳・サービス統括)やドレスコーディネーターなどもある。

ブライダル大手らしく、人物・人柄を重視する「人柄採用」型で、学歴フィルターは弱いとされる。

  • なぜブライダルか、なぜT&Gか」を、自分の原体験と結びつけて語れるようにしておく
  • バリュー「Creativity(創造)」への共感や、人を喜ばせた経験を整理しておく
  • 面接では「人生で最も辛かった経験」など、ストレス耐性に近い質問も問われやすい

よくある質問

テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)の年収・初任給はどのくらいですか?

有価証券報告書による平均年間給与は約474万円(2025年3月期・単体・平均年齢約32.5歳)、社員クチコミベースでは約372万円(回答者平均約29歳・体験談)です。初任給はウエディングプランナー職で月額21万円、イベントディレクター職で19.5万円(大卒・公式募集要項)などとされています。

T&Gの就職難易度・採用倍率は?

ブライダル大手で人物・人柄を重視する採用です。倍率は就活メディアの推計で約14〜15倍(非公式・値に幅)とされます。難易度は中程度で、学歴より創造性・挑戦心・入社意欲が重視される傾向です。

T&Gの採用大学・学歴フィルターは?

学歴フィルターは弱く、全国の幅広い大学から採用があるとされます。文系中心で女性比率が高いのが特徴です。経験や学歴より、ブライダルへの熱意やバリュー(創造・挑戦)への共感、人柄が見られる傾向です。

T&Gは激務ですか?「やばい」と言われるのはなぜ?

結婚式は土日祝・吉日が繁忙日のため出勤が基本で、繁忙期は早朝〜深夜に及ぶこともあります。月平均残業はクチコミで約41時間、有給消化率は約49%とされ、休みの取りにくさを課題に挙げる声があります。一方で、やりがいや若手の成長環境を高く評価する声も多くあります(いずれも体験談)。

T&Gのインターンは選考に有利ですか?

プランニングコース「T&Gプランナー仕事体験」があり、自社結婚式場でのチャペル見学やグループワーク、プレゼンを体験できます。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく要確認です。最新の情報は公式マイページで確認してください。

基本情報

上場区分上場(東京証券取引所プライム市場・証券コード4331)
グループ独立系(親会社なし)。TRUNK・アンドカンパニー・ライフエンジェル・アニバーサリートラベル・Dressmore などの連結子会社を擁する
創業・設立1998年10月設立/2001年12月に株式上場(ナスダック・ジャパン)、2006年に東証一部(現プライム)へ
本社東京都品川区東品川(天王洲・シーフォートスクエア)
代表者野尻佳孝(代表取締役会長・創業者)/岩瀬賢治(代表取締役社長)
資本金1億円
従業員数連結1,846名(2025年12月末)
決算期12月期(2025年に3月期から変更。2025年12月期は9か月の変則決算)
売上高連結477億円(2025年3月期・12か月)/357億円(2025年12月期・9か月変則)
事業領域ウエディング(ハウスウェディング)/ホテル/レストラン・コンサルティング・ドレス・ブライダルローン等

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-07-16