住友林業の強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策
企業分析・就活ガイド
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結論から言うと、住友林業の正体は「山を育て、木材を流通させ、住まいをつくり、暮らしを支える」までを一気通貫で手がける垂直統合企業だ。3分読めば、木造住宅メーカーという肩書きの奥にある本当の事業構造が見えてくる。
業界の基礎
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住宅業界の大手は、木造・鉄骨など構造の違いと、価格帯・デザイン性で棲み分けている。
積水ハウスや大和ハウス工業は鉄骨・木造の両輪を持ち、規模と多角化で先行する。旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)は鉄骨+ALCで都市型の狭小地・二世帯住宅に強い。一条工務店は木造・高気密高断熱の性能特化で価格競争力を持つ。
その中で住友林業は、木造注文住宅に特化しながら海外住宅事業を急拡大させているという、他社にはない組み合わせで独自の立ち位置を築いている。
- 総合・多角型: 積水ハウス、大和ハウス工業(鉄骨・木造・住宅以外の事業も展開)
- 性能特化型: 一条工務店、旭化成ホームズ(工法・性能を軸に差別化)
- 木造専業・グローバル型: 住友林業(木造特化+海外住宅事業が急拡大)
事業内容

ビジネスモデル
「山を育てる(資源環境)→木材・建材を流通させる→住宅・建築物として国内外に供給する→暮らしを支えるサービスを提供する」という、植林から住まいまでを垂直統合したモデル。近年は米国・豪州の住宅事業(現地ビルダー買収による多ブランド展開)が連結利益の柱に成長している。
資源環境事業
国内社有林(約4.8万ha)経営に加え、インドネシア・ニュージーランド等で海外植林地(約23.1万ha)を管理。木質バイオマス発電や森林投資ファンドなど、住宅会社の枠を超えた森林アセットマネジメント事業を展開する。2025年12月期は売上267億円ながら経常損益は赤字。
国内社有林海外植林(インドネシア・NZ)木質バイオマス発電森林投資ファンド木材建材事業
木材・建材の仕入から流通・製造まで手がける、取扱高で国内最大級の商社機能。60年超・20カ国超のグローバル調達網を持つ。2025年12月期売上2,530億円・経常利益128億円。
木材・建材の卸売住友林業クレスト住友林業フォレストサービス住宅事業
BF構法(ビッグフレーム構法)を核とした戸建注文住宅、リフォーム、賃貸住宅「フォレストメゾン」、分譲住宅「フォレストガーデン」を展開。2025年12月期売上5,854億円・経常利益413億円。
BF構法の注文住宅フォレストガーデンフォレストメゾン建築・不動産事業(海外住宅含む)
米国・豪州の戸建住宅事業(現地ビルダー複数買収)と、国内外の中大規模建築・不動産開発を担う連結最大セグメント。2025年12月期売上1兆4,111億円・経常利益1,197億円。2026年にはTryPoint Homes(TPH)を約6,500億円で買収し、米国の年間供給戸数が全米5位規模に拡大する見込み。
Brightland Homes(米)MainVue Homeswith TREE(中大規模木造)生活サービス事業
高齢者向け介護・生活関連サービス(スミリンケアライフ等)や保険代理店・リースを展開。2025年12月期売上281億円・経常利益49億円。
スミリンケアライフスミリンエンタープライズ
住友林業の事業は、「山を育てる(資源環境)→木材・建材を流通させる→住宅・建築物として供給する→暮らしを支える」という循環型のバリューチェーンで完結している。
住宅会社という印象が強いが、連結売上の実に6割超を占める最大セグメントは「建築・不動産事業」であり、その中身は米国・豪州の住宅事業と中大規模建築である。木材建材事業は取扱高で国内最大級の商社機能を持ち、住宅を1棟も作らずに収益を上げる川中事業として独立している。
この会社の強み

米国住宅事業が国内を凌駕
2026年に米住宅大手TryPoint Homes(TPH)を約6,500億円で買収し、全米5位規模(年間供給1.8万戸)へ。買収前の時点でも米国の年間引渡し戸数は既に国内の住宅事業を上回る規模とされる(報道ベース)。
日本最大級の木材・建材商社機能
住宅事業とは別に、取扱高で国内最大級の木材・建材商社機能を持つ。60年超・20カ国超のグローバル調達網を築き、住宅を1棟も作らずに収益を上げる川中事業として独立している。
山林経営という川上への異常投資
国内社有林4.8万haに加え、インドネシア・ニュージーランド等で海外植林地約23.1万haを管理。2030年に向け保有森林面積をほぼ倍増の50万haへ拡大する計画とともに、森林投資ファンドも設立した。
木質バイオマス発電という資源循環
川崎・紋別・苅田・杜の都(仙台)等、国内7拠点で合計約261.5MWの木質バイオマス発電を展開。森林経営で生じる未利用材の出口を自社で持つ、住宅メーカーには珍しい資源循環モデル。
中大規模木造・超高層への技術投資
特許構法「BF構法(ビッグフレーム構法)」を核に、中大規模木造ブランド「with TREE」や高さ350mの木造超高層ビルを目指す「W350計画」を推進。住宅の枠を超えた木造技術のR&D投資が際立つ。
就活生
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5つの強みは個別の事業に見えて、実は「住宅を売る」に閉じない垂直統合の徹底という一つの思想でつながっている。
森林経営(③)で山をつくり、木材建材事業(②)で流通させ、住宅・建築事業でかたちにする。さらに、そこで生じる未利用材を電力に変える木質バイオマス発電(④)や、木造の可能性を追求する中大規模木造・超高層構想(⑤)へと、木にまつわる事業をあらゆる川上・川下に展開している。
近年もっとも際立つのが①の海外住宅事業だ。米国の年間引渡し戸数はすでに国内を上回っており、2026年のTryPoint Homes買収(約6,500億円)で全米5位規模に拡大する見込みだ。もはや「日本の木造住宅メーカー」という自己紹介では説明しきれない規模に育っている。
業績の推移(経常利益)
決算期は12月(連結)。
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|
| 2022年12月期 | 1兆6,697億円 | 1,583億円 | 1,087億円 |
| 2023年12月期 | 1兆7,332億円 | 1,463億円 | 1,022億円 |
| 2024年12月期 | 2兆537億円 | 1,946億円 | 1,165億円 |
| 2025年12月期 | 2兆2,676億円 | 1,687億円 | 1,067億円 |
売上高は右肩上がりで2025年12月期に過去最高を更新した一方、営業利益・経常利益は前期比で減少する増収減益となった。詳細な減益要因は本記事の確認範囲では特定できず、最新の決算説明資料での確認が必要だ。
2021年12月期以前の数値、および2025年12月期の減益要因の詳細は本記事の確認範囲外。最新はIRページで要確認。
競合の中での立ち位置

同じ大手ハウスメーカーでも、戦い方は大きく異なる。
| 会社 | タイプ | 住友林業との違い |
|---|---|---|
| 住友林業 | 木造専業・グローバル型 | 木造特化+海外住宅事業が国内を上回る規模に拡大 |
| 積水ハウス | 鉄骨・木造の総合型 | 国際事業も展開するが売上規模で業界最大級、多構造を併用 |
| 大和ハウス工業 | 総合デベロッパー型 | 住宅以外に物流・商業施設等へ大きく多角化 |
| 旭化成ホームズ | 鉄骨+ALC特化型 | 都市部の狭小地・二世帯住宅に強いが海外展開はほぼ無い |
| 三井ホーム | ツーバイフォー特化型 | 輸入住宅風のデザイン性が軸、国内中心 |
| 一条工務店 | 性能特化型(非上場) | 高気密高断熱・低価格帯で完全国内専業 |
規模や多角化では積水ハウス・大和ハウス工業に及ばないが、「木造」と「海外」を掛け合わせた立ち位置は住友林業だけのものだ。
今後の展望

ビジョン
Mission TREEING 2030(長期ビジョン)/中期経営計画Phase2(2025〜2027年12月期)
「地球を、快適な住まいとして受け継いでいくために」をコンセプトに、森林・木材の価値を軸に脱炭素社会の実現を目指す長期ビジョン。2030年12月期の経常利益目標は当初2,500億円から2025年6月に3,500億円へ上方修正された。現行の中期経営計画Phase2(2025〜2027年12月期)は「改革と具現化による飛躍的成長」を掲げ、海外事業の収益性向上と稼ぐ力の強化を軸に据える。
数値目標
| 売上高(2027/12期) | 3兆2,200億円 |
|---|---|
| 経常利益(2027/12期) | 2,800億円 |
| 当期純利益(2027/12期) | 1,760億円 |
| ROE(2027/12期) | 15%以上 |
注力施策
海外住宅・不動産事業の拡大
米国・豪州で現地ビルダーのM&Aを重ね(Crescent Communities、JPIグループ、Metricon等)、2026年には米TryPoint Homes(TPH)を約6,500億円で買収。米国の年間供給戸数を全米5位規模へ引き上げる計画。
木質バイオマス発電への投資
川崎・紋別・苅田・杜の都(仙台)・生駒等、国内7拠点で合計約261.5MW(約57.8万世帯分相当)を供給。森林経営で生じる未利用材の出口を自社で持つ資源循環モデル。
脱炭素・森林ビジネスの拡大
保有森林面積を2030年に向けてほぼ倍増の50万haへ拡大する計画とともに、森林投資ファンドを設立しカーボンクレジットを配分する新しい収益モデルを模索する。
木造非住宅・中大規模木造建築
中大規模木造ブランド「with TREE」(宮野森小学校等の実績)や、高さ350mの木造超高層ビルを目指す「W350計画」で、住宅以外の木造建築市場を開拓する。
DX・人材への投資
業務品質向上と抜本的な業務効率化に向けたDX投資、外国人採用を含む人材確保の強化を進める。
ロードマップ
1691
住友家が別子銅山周辺の山林経営に着手(事業の起源)
1948
住友林業株式会社設立
1975
木造注文住宅事業に本格進出
1990
東京証券取引所第一部に上場
2003
米国(シアトル)で住宅・不動産事業を開始
2008
オーストラリアで住宅事業に進出
2018
木造超高層ビル構想「W350計画」を発表
2022
長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定
2025/2
中期経営計画Phase2(2025〜2027年12月期)を策定
2026/2
米住宅大手TryPoint Homesを約6
住友林業の将来性を読む軸は、2030年に経常利益3,500億円という上方修正された目標だ(当初2,500億円から2025年6月に引き上げ)。
背景にあるのが海外住宅事業の急拡大である。現行の中期経営計画Phase2(2025〜2027年12月期)は「改革と具現化による飛躍的成長」を掲げ、2027年12月期に売上高3兆2,200億円・経常利益2,800億円を目指す。2026年のTryPoint Homes買収が完了すれば、米国事業だけで国内の住宅事業に匹敵する規模になる可能性がある。
「山を育てる」という時間のかかる林業と、M&Aで一気に規模を取りにいく海外住宅事業。時間軸の異なる2つの成長エンジンを同時に回しているのが、いまの住友林業だ。
こんな人にピッタリ

木の温もりや大空間の意匠性にこだわりながら、山林経営から海外住宅事業まで幅広いスケールの事業に関わりたい人。
木の温もりや意匠性、大空間・大開口の設計自由度にこだわりたい
BF構法で木造ながら大空間を実現する住友林業が合う
海外(米国・豪州等)の住宅事業やグローバルなキャリアに関わりたい
海外住宅事業が事業の柱に育つ住友林業の伸びしろが活きる
森林経営から木材流通・住宅までの一気通貫バリューチェーンやSDGs・脱炭素に関心がある
山から住まいまでを垂直統合する住友林業の事業領域が向く
逆に合わない可能性がある人
志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。
住宅の断熱・気密性能や価格をとにかく最優先したい
木造・高気密高断熱の性能特化や低価格帯を掲げる専業ハウスメーカーの方が合う場合があります。
マンション・商業施設・物流施設まで含めた総合デベロッパー型のスケールを求める
住宅以外の事業領域が中心の総合デベロッパーの方が合う場合があります。
若手のうちから早いスピードで裁量と成長を得たい
現場は成果主義で評価される一方、繁忙期は業務負荷が大きい傾向があり、案件やフェーズによっては働き方に注意が必要な場合があります。
求める人物像
木を活かし社会に貢献する意志
住友の事業精神(公正・信用・社会を利する)を土台に、木材を通じた経済・社会・環境への貢献に共感できる人。
本気で考え本気で行動する姿勢
「Mission TREEING 2030」の達成に向け、失敗しても謙虚に振り返り諦めず挑戦し続けられる人。
顧客志向・高品質へのこだわり
お客様の感動を生む高品質な商品・サービス提供を追求する姿勢。
多様性を尊重する自由闊達さ
多様な価値観を受け入れ、自由闊達な企業風土を大切にする素直さ。
入社後のキャリアパス
1〜2年目
配属後は各職種の現場業務からスタートします。設計職は二級建築士取得を目指しながら実務を覚え、住宅営業職は支店で戸建注文住宅の契約獲得に試行錯誤する期間です。
3〜7年目
資格取得(一級建築士・宅建等)とともに専門性を深める時期です。社内デザインコンペでの受賞歴を積む設計職、営業表彰を目指す住宅営業職など、成果が可視化されるステージです。
8年目以降
チーフデザイナーや店長など現場のリーダー職へ。社内公募制度で新事業開発部門や海外現地法人へ異動する例もあり、住宅以外の事業領域にキャリアを広げる道も開けます。
職種によって育成ルートは異なるが、共通するのは資格取得と現場経験を積み重ねる長期育成型のキャリアだ。設計・施工管理職は入社後数年で二級建築士、その後一級建築士の取得を後押しされ、住宅営業職は契約実績を積みながら店長・営業統括へと昇格していく。
社内公募制度で新事業開発部門や海外現地法人への異動実績もあり、住宅事業だけに閉じないキャリアの広がりも用意されている。
年収・待遇
初任給は住友林業公式サイト(2026年新卒採用募集要項)に基づく(総合職は固定残業代・時間外手当相当額込み)。平均年収は有価証券報告書の公式値とクチコミサイトの回答者属性別の値を併記する(2026年6月時点)。
初任給
| 総合職(業務企画職・住宅営業職・建築技術職)・大学卒(公式) | 月額338,000円(時間外手当相当額86,818円を含む) |
|---|---|
| 同・修士了(公式) | 月額349,000円(時間外手当相当額89,740円を含む) |
| 同・博士了(公式) | 月額361,000円(時間外手当相当額92,712円を含む) |
| 住宅コーディネート職・大学卒(公式) | 月額298,000円(時間外手当相当額76,568円を含む) |
| 事務企画職・大学卒(公式) | 月額230,000〜250,000円(勤務地域により異なる) |
平均年収(出典別)
| 公式(有価証券報告書・2025年12月期) | 約976万円(平均年齢44.1歳・平均勤続16.0年) |
|---|---|
| OpenWorkクチコミ(体験談) | 約654万円(回答者321名・平均年齢31歳)。有報値との差は回答者の年齢構成が若いことが主因 |
年次・役職別の目安
| 若手〜中堅(クチコミ推計) | 300万〜1,500万円が目安(媒体推計・非公式) |
|---|
待遇の特徴
- 賞与は年2回。成果主義の評価制度で賞与・手当が充実しているという声が多い(クチコミ・傾向)
- 育休取得率は男性約78.1%・女性約102%(OpenWorkクチコミ集計)
- クチコミの平均年収は回答者の年齢構成が若いため、公式値(44歳前後の全社員平均)と単純比較できない点に留意
社員のリアルな評判
公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・転職会議・就活会議等の社員クチコミ)。 法令順守意識や待遇面の評価は高い一方、住宅営業職を中心に成果主義のプレッシャーと繁忙期の長時間労働が課題として挙がる。新規事業への関与機会・社内教育体制・福利厚生の手厚さを評価する声も多い。
| 総合評価(OpenWork) | 3.49(回答者560名) |
|---|---|
| 月平均残業(OpenWorkクチコミ) | 約37.1時間 |
| 有給消化率(OpenWorkクチコミ) | 約57.0% |
| 男性育休取得率(OpenWorkクチコミ集計) | 約78.1% |
評価する声
- 新規事業・大規模プロジェクトへの関与機会があり成長を実感しやすいという声
- 成果主義の評価と賞与・手当の充実
- 女性向け含む福利厚生の手厚さ、社内教育体制の整備
気になる声
- 営業成績重視で競争が厳しく、繁忙期は長時間労働・休日対応が発生する傾向
- 一部でパワハラ・上司の資質による差を指摘する声がある
- 女性管理職比率が3.7%(OpenWork)と低めで、成長環境や風通しの良さへの評価がやや低い傾向
就活生
編集部
クチコミでは「営業成績重視で競争が厳しい」「繁忙期は長時間労働・休日対応が発生する」という声がある一方、社内教育体制や賞与・手当の充実を評価する声も多い。成果を出せば正当に評価される環境で腰を据えて働きたい人には好相性、ワークライフバランスを最優先したい人は要確認だ。
沿革
住友林業のルーツは、住友家が1691年に別子銅山(愛媛県)周辺の山林経営に着手したことに遡る。300年以上前から山を育ててきたというのは、他の住宅メーカーには真似できない出自だ。
1948年に住友林業株式会社として正式に設立され、1975年に木造注文住宅事業へ本格進出。2003年の米国進出、2008年の豪州進出を経て、いまや海外住宅事業が事業の柱の一つに育っている。
採用・選考

| 締切 | 要確認(最新は公式採用ページで確認)※2026年3月1日に2027年度新卒本選考が開始されたことのみ確認済み |
|---|---|
| 募集職種・コース | 業務企画職(商社営業/管理企画/研究開発)、住宅営業職(戸建注文住宅営業/賃貸・事業用建築営業)、建築技術職(設計/生産・施工管理)、住宅コーディネート職(インテリア)、事務企画職(転勤なしコース)の5区分 |
| 勤務地 | 本社(東京)および全国各支店・事業所。業務企画職・住宅営業職・建築技術職は転勤あり(業務企画職の一部は海外拠点配属も)。事務企画職は転居を伴う異動なし |
| 選考難易度・特徴 | 公式な倍率発表は無い。就活メディアの推計(非公式)ではプレエントリー数から採用数を割った倍率が30倍台という試算がある。学歴フィルターは緩やかとされ、採用大学は幅広い。木造注文住宅分野での技術力・知名度の高さから応募者数(母集団)が多く、選考自体は競争的とされる。 |
採用人数の推移
選考フロー
- マイページ登録・エントリーシート提出
- Webテスト受験(玉手箱形式:言語・非言語・性格)
- 書類選考
- 個人面接(複数回・体験談ベースで1次・2次・最終の3段階が一般的)
- 内々定
選考で聞かれること
なぜ住友林業を志望するのか
面接官が見ているポイント
積水ハウスや大和ハウスなど競合ハウスメーカーと比較した上で、木のぬくもりや持続可能性にこだわる住友林業ならではの志望動機を語れるか
住友林業で成し遂げたいことは
面接官が見ているポイント
入社後に手掛けたい仕事を事業内容と結び付けて具体的に描けているか
なぜ木造住宅にこだわるのか
面接官が見ているポイント
鉄骨・RC工法ではなく木造という選択に、木材の温もりや環境配慮への理解を自分の言葉で示せるか
ビッグフレーム構法に惹かれた理由は
面接官が見ているポイント
耐力壁の制約を減らし大空間・大開口を実現する自社独自工法をどこまで調べ理解しているか
志望理由をES通り深掘りされたら
面接官が見ているポイント
本選考ESの必須項目である志望理由を、面接で問い詰められても一貫した言葉で語り直せるか
挫折した経験を教えて
面接官が見ているポイント
困難への向き合い方から粘り強さを見ているか
落ち込んだ経験はあるか
面接官が見ているポイント
感情の波をどう自己管理し次の行動に変えるかを見ているか
その場でパース(スケッチ)を描いて
面接官が見ているポイント
建築技術職の最終面接で課される実技。手描きで木の温もりや意匠を短時間で表現する画力と発想力を見ているか
即日設計課題に取り組んで
面接官が見ているポイント
対面選考で課される設計実技。限られた時間で条件を満たす間取りと空間提案をまとめる実務対応力があるか
事前課題の狙いは何だったか
面接官が見ているポイント
提出した事前課題について、狙いと工夫を筋道立てて説明できる論理的思考力があるか
木材や木造建築への関心は
面接官が見ているポイント
山林経営から加工・流通・施工まで一気通貫で手掛ける企業として、素材への理解と探究心があるか
適性検査の結果をどう見ているか
面接官が見ているポイント
数値だけでなく対話で人物面を補って示せるか
緊張してますか(雑談から開始)
面接官が見ているポイント
素の受け答えから飾らない人柄と対応力を見ているか
お客様との接し方で意識することは
面接官が見ているポイント
住宅展示場や現場で長期間伴走する住宅営業職の適性として、傾聴力と提案力をお客様目線で語れるか
設計・施工管理と連携する自信は
面接官が見ているポイント
社内で設計・施工管理・インテリア担当とチームを組む仕事のため、他部門を巻き込み調整する力があるか
品質・安全・工程管理への向き合い方は
面接官が見ているポイント
施工管理職は現場の総指揮官。品質・安全・工程・原価を同時に統率できる管理者としての資質があるか
コミュニケーションで大事にしていることは
面接官が見ているポイント
社内外の関係者と信頼関係を築ける対話力があるか
全国転勤・エリア異動は大丈夫か
面接官が見ているポイント
住宅営業はエリア別採用、その他職種は原則全国転勤という制度を理解した上で、働き方への覚悟があるか
入社後のキャリアビジョンは
面接官が見ているポイント
住宅事業から木材建材・海外・環境貢献事業まで幅広い事業領域の中で、自分の成長イメージを具体的に描けているか
最後に何か質問はありますか
面接官が見ているポイント
逆質問の中身から入社意欲の高さと、企業研究の深さをどこまで示せているか
インターンシップ
2025年6月〜2026年3月にかけて職種別に実施(業務企画職・住宅営業職・建築技術職・研究開発でコース分け、1日〜5日間)。就活メディア調査では参加者の多くが「本選考に有利」と回答する一方、公式には「インターンシップの選考は採用選考とは一切関係ない」と明記されている。最新の時期・形式は公式マイページで確認。
選考は職種別採用で、業務企画職・住宅営業職・建築技術職・住宅コーディネート職・事務企画職の5区分に分かれる。「なぜ住友林業か」を競合ハウスメーカーとの違いを踏まえて語れるかが最大の関門だ。
- 建築技術職は最終面接でその場のパース(スケッチ)や即日設計課題が課される傾向がある。手を動かして発想を形にする練習をしておく
- 住宅営業職は設計・施工管理など社内の他職種と連携する仕事なので、巻き込み力・調整力を語れるようにしておく
- 木材・森林経営から住宅・海外事業まで幅広い事業領域を理解した上で、志望職種を明確にしておく
よくある質問
住友林業の年収・初任給はどのくらいですか?
- 有価証券報告書による平均年収は約976万円(2025年12月期・平均年齢44.1歳)、社員クチコミベースでは約654万円(回答者平均年齢31歳・体験談)です。初任給は総合職(大学卒)で月338,000円(時間外手当相当額を含む・2026年新卒採用)とされています。
住友林業の就職難易度・採用倍率は?
- 公式な倍率発表はありませんが、就活メディアの推計(非公式)では30倍台という試算があります。学歴フィルターは緩やかとされ、採用大学は幅広い一方、木造注文住宅分野での知名度の高さから応募者数(母集団)は多く、選考自体は競争的とされます。
住友林業は激務ですか?「きつい」と言われるのはなぜ?
- 月平均残業はOpenWorkクチコミで約37.1時間、有給消化率は約57.0%とされます。住宅営業職を中心に営業成績重視の競争や繁忙期の長時間労働・休日対応を指摘する声がある一方、新規事業への関与機会や福利厚生の手厚さを評価する声も多くあります。
住友林業のインターンは選考に有利ですか?
- 業務企画職・住宅営業職・建築技術職・研究開発でコース分けされたインターンが1日〜5日間で実施されています。就活メディア調査では参加者の多くが「本選考に有利」と回答していますが、公式には選考との関連は無いと明記されているため、最新情報は公式マイページで確認してください。
基本情報
| 上場区分 | 上場(東京証券取引所プライム市場・証券コード1911) |
|---|---|
| グループ | 住友グループの一員(単独の親会社は無し)。住友林業クレスト・住友林業ホームテック・住友林業ホームエンジニアリング等の国内子会社、米Brightland Homes(旧Gehan Homes)・MainVue Homes・豪Metricon Homes等の海外子会社を擁する |
| 創業・設立 | 1691年に住友家が別子銅山周辺の山林経営に着手(起源)/1948年2月に住友林業株式会社設立 |
| 本社 | 東京都千代田区大手町一丁目3番2号 |
| 代表者 | 光吉敏郎(代表取締役執行役員社長) |
| 資本金 | 553億32百万円(2025年12月末時点) |
| 従業員数 | 連結27,613名・単体5,581名(2025年12月末時点) |
| 売上高 | 連結2兆2,676億円(2025年12月期) |
| 事業領域 | 資源環境・木材建材・住宅・建築不動産(海外住宅含む)・生活サービスの5事業 |
同じ「不動産・建設」業界の企業
同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。
最終更新: 2026-07-30