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ニッスイの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

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企業分析・就活ガイド

読了目安 約19

編集部

陸上養殖・医薬品原料・南米養殖の3つ、実は天然資源への依存を減らす一本の線でつながっています。本文で順に見ていきましょう。

就活生

水産会社の説明会に行ったんですが、正直「魚を獲って売る会社」以上のイメージが湧かなくて…。

編集部

実はニッスイ、売上の半分以上は「食品」で、魚を獲る以外に医薬品原料まで作っているんです。ここを押さえるだけで会社研究の解像度が一気に上がりますよ。

結論から言うと、ニッスイの正体は「水産会社」ではなく、水産資源を起点に食品・医薬品原料・物流までを垂直統合する総合バイオマス企業に近い。

業界の基礎

就活生

水産業界って、スーパーの魚売り場のイメージしかなくて、会社ごとの違いが全然わかりません…。

編集部

水産大手は「獲る・育てる」の川上から「加工して売る」の川下まで、どこに重心を置くかで色が変わります。ここを軸に整理すると一気にクリアになりますよ。

水産業界は、遠洋・沿岸漁業や養殖で魚介類を生産する「川上」と、それを加工食品や冷凍食品として販売する「川下」を、各社がどうつなぐかで戦い方が分かれる業界である。

大手4社を並べると、それぞれの重心の違いが見えてくる。

  • マルハニチロ: 水産物のトレーディング(商事機能)が売上の柱で、業界最大手
  • 極洋: 水産商事に最も特化し、4社の中で最も「水産」色が濃い
  • ニチレイ: 加工食品と低温物流が主力で、水産・畜産はむしろ非中核
  • ニッスイ: 水産と食品がほぼ並走し、独自にファインケミカル(医薬品原料)事業を持つ

その中でニッスイは、水産と食品の二本柱に加え機能性成分事業まで抱えるという、他の水産大手にはない事業構成を持つ。

事業内容

ニッスイの事業内容: 水産事業、食品事業、ファインケミカル事業、物流事業

ビジネスモデル

世界中の水産資源を対象に、漁業・養殖から調達・加工・製造・物流までを担うグローバルなバリューチェーンを軸に、水産品・加工食品・機能性成分(ファインケミカル)を製造販売する垂直統合型モデル。売上構成は食品事業が水産事業を上回り、「水産会社」という看板と実態が変わりつつある。

  • 水産事業

    漁業・養殖生産から水産物の調達・加工・販売までを担う中核事業。国内外での漁業・養殖(バナメイエビ・サーモン・マサバ等の陸上養殖含む)を展開する。

    銀鮭かにちくわ陸上養殖バナメイエビ
  • 食品事業

    家庭用・業務用冷凍食品、缶詰、フィッシュソーセージなどを日本・北米・欧州で地域の食文化に合わせて展開。売上規模は水産事業を上回るグループ最大セグメント。

    いろあわせさば水煮缶焼きおにぎり
  • ファインケミカル事業

    青魚由来のEPA・DHAを1970年代末から半世紀近く研究・生産する高付加価値領域。医薬品原料から機能性表示食品まで展開する。

    高純度EPA医薬品原料イマークS
  • 物流事業

    日水物流が担う低温物流網(−25℃〜−50℃対応、保管能力約40万トン)。売上構成比は小さいがグループ最高の営業利益率を持つ。

    冷凍冷蔵倉庫低温輸送

多くの水産会社が「獲って売る」で完結するのに対し、ニッスイは獲った魚を「食べる」だけでなく「薬にする」までを事業化している点が特異である。

セグメント別の売上構成を見ると、食品事業が水産事業の売上を上回る(2024年度時点で食品事業約5,010億円・水産事業約3,802億円)。看板は「水産会社」のままだが、実態はすでに加工食品メーカーとしての性格が強い。

物流事業は売上構成比こそ1.8%程度と小さいが、−25℃〜−50℃対応の低温物流網(拠点17ヵ所・保管能力約40万トン)を武器に、セグメント別営業利益率でグループ最高の14.5%をたたき出す「隠れた稼ぎ頭」でもある。

この会社の強み

ニッスイの強み: 陸上養殖への複数拠点投資、EPA医薬品原料で40年超の先駆的地位、南米サーモン養殖の垂直統合を加速、低温物流がグループ最高収益率、サステナブルシーフード認証への継続投資
  1. 陸上養殖への複数拠点投資

    バナメイエビ陸上養殖施設(鹿児島県南九州市、2023年稼働)、弓ヶ浜水産「米子陸上養殖センター」(国内初の大規模マサバ循環式陸上養殖、2020年竣工)、岩手県陸前高田市のサーモン養殖(2025年10月本格展開)と、複数魚種・拠点で並行投資している。

  2. EPA医薬品原料で40年超の先駆的地位

    1980年に世界に先駆け魚油からの高純度EPA精製技術を確立し、1990年に世界初のEPA製剤を実用化。2021年には高純度EPA医薬品原料の米国向け出荷を開始し、子会社・北海道ファインケミカルを含むグループで40年以上医薬品原料を安定供給する。

  3. 南米サーモン養殖の垂直統合を加速

    100%子会社サルモネス・アンタルティカ社(チリ、世界最大級のサーモントラウト生産会社)が2026年1月にペスケラ・ヤドラン社を完全子会社化。年産3万トン超を2030年までに8万トン超(2.5倍)へ拡大する計画を持つ。

  4. 低温物流がグループ最高収益率

    日水物流が担う物流拠点17ヵ所・保管能力約40万トン(−25℃〜−50℃対応)。売上構成比はわずか1.8%だが営業利益率14.5%と、食品・ファインケミカル・水産の各セグメントを上回るグループ最高収益率を持つ。

  5. サステナブルシーフード認証への継続投資

    「MSCジャパン・アワード2025」メーカー部門を2年連続受賞。海外子会社サルモネス・アンタルティカ社は2025年3月末時点で生産量の100%がASC認証を取得済み。

就活生

ニッスイの強みって、結局「魚に強い」ってことですよね?

編集部

そこが半分正解で半分不足。本当の強みは魚そのものより、魚を「陸で育てる技術」と「成分に変える技術」に賭けている点にあります。ここを語れる就活生は一気に差がつきます。

5つの強みは個別に見えるが、実は「天然資源に依存する水産業から、自社で再現・制御できる事業への転換」という一つの流れでつながっている。

陸上養殖(①)は、天然の漁獲量に左右されない生産体制を自社で作る試みであり、南米サーモン養殖の垂直統合(③)はそれを海外規模で加速する動きだ。EPA医薬品原料(②)は、魚を「食品」から「医薬品原料」という高付加価値な成分に変える技術であり、40年以上の蓄積がある。この2つを支えるのが、低温物流(④)という川下のインフラと、MSC/ASC認証(⑤)という資源の持続可能性への投資である。

つまり本当の強みは個々の技術の目新しさではなく、天然資源への依存度を下げながら、資源の持続可能性にも同時に投資するという、水産業の構造的な課題に正面から向き合う姿勢そのものにある。

業績の推移(売上高)

6,936億2022/3期7,681億2023/3期8,313億2024/3期8,861億2025/3期9,312億2026/3期
売上高(連結)。2025年3月期・2026年3月期と連続で売上高・営業利益・経常利益・純利益がいずれも過去最高を更新した。2023年3月期は原材料高・円安の影響で営業利益が一時的に減益した。

決算期は3月(連結)。

決算期営業利益経常利益純利益
2022年3月期270億円323億円172億円
2023年3月期244億円277億円212億円
2024年3月期296億円319億円238億円
2025年3月期317億円353億円253億円
2026年3月期404億円431億円275億円

2023年3月期は原材料高・円安の影響で営業利益が一時的に落ち込んだが、その後は一貫して増益基調にあり、2026年3月期は営業利益が初めて400億円を超えた。

競合の中での立ち位置

ニッスイ のポジショニングマップ
水産・食品大手業界マップ(2軸で見る)

同じ水産・食品大手でも、各社の戦い方は大きく異なる。

会社タイプニッスイとの違い
ニッスイ水産+食品+ファインケミカル水産と食品がほぼ並走し、医薬品原料事業を独自に持つ
マルハニチロ水産商事中心・最大手売上規模が最大。水産物トレーディングが柱でバランス型
極洋水産商事特化4社中もっとも水産色が濃く、海外展開はまだ発展途上
ニチレイ加工食品+低温物流水産・畜産は非中核。冷凍食品ブランド力で先行
東洋水産即席麺(マルちゃん)社名は「水産」だが実態は即席麺会社。北米で圧倒的シェア

海外所在地売上高比率で見ると、ニッスイは41.2%(2026年3月期実績)・28カ国と、水産大手の中でも高いグローバル展開を進めている(2030年度目標は50%)。

今後の展望

ニッスイの数値目標(2028年3月期)

ビジョン

長期ビジョン「GOOD FOODS 2030」/中期経営計画「GOOD FOODS Recipe2」(2025〜2027年度)

2022年4月策定の長期ビジョン「GOOD FOODS 2030」で「人にも地球にもやさしい食を世界にお届けするリーディングカンパニー」を掲げ、同年12月に商号を「株式会社ニッスイ」へ変更した。2030年度に売上高1兆円以上・営業利益500億円以上・海外売上比率50%を目標とし、現行の中期経営計画「GOOD FOODS Recipe2」(2025〜2027年度)では2028年3月期に売上高9,700億円・営業利益410億円・ROIC 6.0%・ROE 10.0%を目指す。

数値目標

売上高(2028年3月期)9,700億円
営業利益(2028年3月期)410億円
売上高(2030年度)1兆円以上
海外売上高構成比(2030年度)50%

注力施策

  • 事業ポートフォリオ強化

    ROICを活用した資源配分の見直し、北米・欧州でのグローバル展開、養殖事業の高度化、ファインケミカル事業の再生に取り組む。

  • 陸上養殖・海外養殖への投資拡大

    バナメイエビ・マサバ・サーモンの陸上養殖に複数拠点で投資するほか、チリの子会社サルモネス・アンタルティカ社を通じサーモントラウト生産を2030年までに2.5倍へ拡大する計画。

  • サステナビリティ経営の深化

    MSC/ASC認証の取得拡大など、水産資源の持続可能な利用を経営の軸に据える。「MSCジャパン・アワード2025」メーカー部門を2年連続受賞。

  • 株主還元強化

    3年間の総還元性向40%以上を目標に掲げる。

ロードマップ

  1. 1911

    田村汽船漁業部として創業(山口県下関、トロール漁業)

  2. 1943

    日本水産株式会社として設立

  3. 1980

    世界に先駆け魚油からの高純度EPA精製技術を確立

  4. 1990

    世界初のEPA製剤を実用化

  5. 2022/4

    長期ビジョン「GOOD FOODS 2030」策定

  6. 2022/12

    商号を「株式会社ニッスイ」に変更

  7. 2025/4

    中期経営計画「GOOD FOODS Recipe2」(2025〜2027年度)策定

  8. 2026/3期

    売上高・各段階利益が過去最高を更新(営業利益初の400億円突破)

ニッスイの将来性を読む軸は、2022年に策定した長期ビジョン「GOOD FOODS 2030」が掲げる海外売上比率50%という重心移動にある。

現状は41.2%(2026年3月期実績、前期比+0.9ポイント)で、南米のサーモン養殖拡大(2030年までに生産量2.5倍)や北米・欧州での食品事業拡大を通じて、国内の成熟した水産・食品市場から海外へ軸足を移している途中にある。2025年に策定した中期経営計画「GOOD FOODS Recipe2」(2025〜2027年度)では2028年3月期に売上高9,700億円・営業利益410億円・海外所在地売上高比率43.0%を目標とするが、2026年3月期実績(営業利益404億円)ですでに売上高・利益は目標に迫るペースで進捗している。

こんな人にピッタリ

ニッスイが合う人・合わない可能性がある人の早見表

水産資源を扱うグローバルなバリューチェーンに関心があり、陸上養殖や機能性成分など「魚を起点にした新しい技術」に投資する会社で働きたい人。

  • 水産資源を扱うグローバルなバリューチェーンに関わりたい

    漁業・養殖から加工・製造・物流まで一気通貫のニッスイが合う

  • 陸上養殖やEPA等の機能性成分など、水産×技術の最前線に関心がある

    陸上養殖・ファインケミカル事業に投資するニッスイの研究開発が活きる

  • 海外事業の拡大局面に関わりたい

    海外売上比率50%を目指し南米などで拡大するニッスイの伸びしろが合う

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 単一の強いコンシューマーブランドをマーケティング主導で育てたい

    マーケティング機能が手薄という声もあり、ブランド訴求力を重視するなら他の食品大手の方が合う場合があります。

  • 業界最大規模やスケールを最優先したい

    売上規模はマルハニチロの方が大きいため、規模を重視するならマルハニチロの方が合う場合があります。

  • 新規事業やゼロイチの挑戦を求める

    腰を据えた育成を重んじる社風の傾向があり、案件やフェーズによってはスピード感に物足りなさを感じる可能性があります。

求める人物像

  • 主体性

    現状維持に満足せず、新たな考えを取り入れ自ら考え行動する人材。

  • 挑戦と完遂

    変化を前向きに受け止め、失敗から学びながら最後までやり抜く意志を持つ人。

  • 共創・多様性の尊重

    仲間と力を合わせ、多様な人財と情熱を持って共に成長する姿勢。

  • 自立・自律のキャリア観

    自分の意思で目標を立て、自らのキャリアを主体的に描く意志。

入社後のキャリアパス

  1. 入社〜1年目

    新入社員研修(ビジネスマナー・仕事の進め方・文書作成等)を経て、半年後・1年後にフォローアップ研修を実施。教育担当・メンターが配置される。

  2. 2〜3年目

    集合研修を継続しつつ、社内公募制度で異動・新業務に挑戦できる。最速で入社3年目に海外駐在した実績もある。

  3. 中堅期

    昇格時の階層別研修や生産・営業・エンジニア等の職種別研修に加え、グローバル人財登録制度で海外赴任希望を毎年申告できる。

  4. 将来

    DX人財育成やデジタルスキル研修に加え、社長を委員長とする人財育成会議で長期的な育成計画を検討する。

総合職は事務系・技術系・研究職・技術技能職に分かれ、入社後は職種別の専門性を積み上げていくキャリアが基本となる。社内公募制度やグローバル人財登録制度があり、最速では入社3年目で海外駐在した実績もあるなど、若手のうちから海外に出るチャンスがある点が特徴だ。

年収・待遇

平均年収は有価証券報告書ベースの公式値と、社員クチコミ(体験談)ベースの数値で対象範囲・年齢構成が異なるため、出典を分けて整理する(2026年9月時点)。

初任給

大学院卒(公式)月額282,000円
大学卒(公式)月額272,000円

平均年収(出典別)

公式(有価証券報告書・単体)約836万円(単体従業員平均年齢42.8歳・平均勤続15.8年)
OpenWorkクチコミ(体験談)約644万円(回答者42人・平均年齢34歳)。公式値との差は回答者の年齢構成が若いことが主因

年次・役職別の目安

若手〜中堅(クチコミ)職種・年次による幅が大きい(媒体推計・非公式)

待遇の特徴

  • 昇給は年1回・賞与は年2回(6月・12月、2025年度見込み5.41カ月分)(公式)
  • クチコミの総合評価は待遇面満足度3.9(5点満点)とOpenWorkで比較的高め(体験談)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork等の社員クチコミ(体験談)/有価証券報告書(一次情報)) 待遇面の満足度やコンプライアンス意識の高さを評価する声が多い一方、人材の長期育成体制や社員同士の相互尊重には改善余地を指摘する声もあります(いずれも傾向)。

月平均残業(クチコミ)約20.5時間
有給消化率(クチコミ)約73.8%
総合評価(OpenWork・5点満点)3.25(回答者83人)

評価する声

  • 待遇面の満足度が比較的高いという声(体験談)
  • コンプライアンス意識が強いという評価(体験談)
  • 部署によっては残業が少なく休みを取りやすいという声(体験談)

気になる声

  • 人材の長期育成体制に課題があるという声(体験談)
  • 社員同士の相互尊重がやや低めという指摘(体験談)
  • 部署によって残業時間・働きやすさにばらつきがあるという声(体験談)

ニッスイって実際、働きやすいの?

評判では「待遇面の満足度」「コンプライアンス意識の高さ」を評価する声が多いです(社員クチコミ・傾向)。

一方で「人材の長期育成体制」「社員同士の相互尊重」を課題に挙げる声もあります。部署による差も指摘されており、水産・食品という異なる事業を横断して長く働きたい人には好相性、育成の手厚さを重視する人は要確認です。

沿革

ニッスイの始まりは、1911年に田村市郎が山口県下関で創業した「田村汽船漁業部」に遡る。日本におけるトロール漁業の先駆けとして事業を拡大し、1943年に日本水産株式会社として設立された。

長らく「日本水産」の名で親しまれてきたが、2022年12月1日に「株式会社ニッスイ」へ商号を変更した。同年4月に策定した長期ビジョン「GOOD FOODS 2030」に合わせたブランド刷新で、水産会社という従来のイメージを超えて「食」を軸にした企業へと再定義する狙いがある。

採用・選考

ニッスイの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース総合職 事務系(営業・調達・商品企画・物流・コーポレート・情報システム)と総合職 技術系(商品開発・生産管理/品質管理・エンジニア・水産技術職)、研究職、技術技能職。4職掌(マーケティング&ロジスティクス、リサーチ&ディベロップメント、プロダクト&エンジニアリング、コーポレートスタッフ)に配属。
勤務地本社(東京都港区)のほか全国の工場(八王子・姫路・安城・つくば・鹿島等)、営業所、研究所、海外拠点
選考難易度・特徴就活メディアの推計で倍率約22倍(商社・卸業界平均9.7倍より高水準・非公式)。理系採用が主流で、年度により理系19〜23名・文系4〜13名程度(媒体集計)。明確な学歴フィルターの公表はない。

採用人数の推移

2022年入社約27名(媒体推計)
2023年入社約28名(媒体推計)
2024年入社約32名(媒体推計)

選考フロー

  1. エントリーシート提出・適性検査(SPI等)
  2. 録画(動画)面接
  3. 一次面接
  4. 二次面接
  5. 最終面接(役員)

選考で聞かれること

  • なぜニッスイか、他社水産大手との違いは

    面接官が見ているポイント

    マルハニチロ・極洋など同業他社と横並びで語らず、川上(漁業・養殖)から川下(加工食品・ファインケミカル)までを担う総合水産グループとしての必然性を語れるか

  • 入社後どんな仕事をしたいか

    面接官が見ているポイント

    配属によらず自分がどう貢献したいかを、水産・食品・ファインケミカルという具体的な事業領域に紐づけて語れるか

  • 会社を選ぶ軸は何か

    面接官が見ているポイント

    就活全体の一貫性と、水産資源という有限な資源を扱う企業をあえて選ぶ軸の整合性があるか

  • 10年後どうなっていたいか

    面接官が見ているポイント

    総合職としてのキャリアビジョンを、ニッスイの事業展開スピードに即して具体的に描けているか

  • 志望理由と選びたい仕事を300字で

    面接官が見ているポイント

    実際のES設問(300字程度)。字数制限内で志望動機と職種選択の理由を論理的に圧縮できる文章構成力があるか

  • 目標を掲げ周囲と成し遂げた経験は

    面接官が見ているポイント

    実際のES設問(400字以内)。個人プレーでなく周囲を巻き込んで目標を達成した再現性のある行動力があるか

  • 興味を持った授業や実習について

    面接官が見ているポイント

    実際のES設問(200字程度)。学問的関心の方向性が水産・食品分野への適性や志望動機と自然につながっているか

  • 研究内容を5分で説明して

    面接官が見ているポイント

    専門外の面接官にも研究の意義と自分の役割を分かりやすく構造化して伝えるプレゼン力があるか

  • その研究をニッスイでどう活かすか

    面接官が見ているポイント

    陸上養殖やファインケミカル研究など自社の研究開発領域と自分の専門性の接続を具体的に描けているか

  • 研究で苦労したことは何か

    面接官が見ているポイント

    想定外の壁にどう対処したかから、研究職に求められる粘り強さと課題解決力があるか

  • 博士課程に進まなかった理由は

    面接官が見ているポイント

    研究者としてでなく企業の研究職を選んだ意思決定の一貫性と納得感があるか

  • 動画面接で10分で回答してみて

    面接官が見ているポイント

    対面と違う一発撮りの録画選考で、台本感なく自分の言葉で簡潔に伝えるコミュニケーション力があるか

  • インターンに参加した理由は

    面接官が見ているポイント

    早期選考優遇にもつながる制度参加の背景から、志望度の高さと情報収集の主体性があるか

  • 周囲からどんな人だと言われるか

    面接官が見ているポイント

    自己認識と他者評価の一致度から、チームで動く水産・食品現場での協働適性があるか

  • 未経験のことに挑戦し乗り越えた経験

    面接官が見ているポイント

    陸上養殖など前例のない新規領域にも臆せず取り組める順応力・挑戦意欲があるか

  • リーダーに立候補した理由は

    面接官が見ているポイント

    役割を引き受けた動機の内発性から、主体性と当事者意識の強さがあるか

  • 子供や若者に魚を食べてもらうには

    面接官が見ているポイント

    「魚離れ」という業界課題への当事者意識と、マーケティング発想で解決策を組み立てる力があるか

  • ニッスイはどう映っているか

    面接官が見ているポイント

    社名変更(日本水産→ニッスイ)後の企業イメージを外部視点でどう捉えているか、業界研究の深さを見ているか

  • 水産資源の持続的利用にどう関わりたいか

    面接官が見ているポイント

    MSC/ASC認証取得など資源管理を重視する自社方針への理解と、当事者として関わる意欲があるか

  • 最後に何か質問はありますか

    面接官が見ているポイント

    逆質問の中身から入社後を具体的に見据えているかと、面接全体を通じた志望度の高さがあるか

インターンシップ

水産事業・食品営業・生産部門・エンジニアの4コースなどが実施されているとされる(媒体情報)。選考優遇の有無は公式に明記がなく、就活メディアの解説は体験談ベースのため要確認。最新の時期・形式は公式マイページで確認。

公式採用ページを見る →

選考は「エントリーシート・適性検査→録画(動画)面接→一次面接→二次面接→最終面接」と進む。ES・研究概要に加え、録画面接という一発撮り形式が組み込まれているのが特徴だ。

  • 「なぜニッスイか」は同業他社(マルハニチロ・極洋等)との違いを、水産・食品・ファインケミカルの事業構成から語れるようにしておく
  • 理系・研究職は「研究内容を専門外にもわかりやすく説明する」練習をしておく(動画面接・面接双方で頻出)
  • 「魚離れ」など業界課題への当事者意識を問われるため、自分なりの解決策を用意しておく

編集部

ニッスイだけに絞って対策するのは危険!選考と並行して、持ち駒を増やす仕込みもやっておこう。就活サービス17個をカテゴリ別に比較したまとめを置いておくね。

よくある質問

ニッスイの年収・初任給はどのくらいですか?

有価証券報告書ベースの平均年収は約836万円(単体従業員平均年齢42.8歳)、社員クチコミでは約644万円(回答者平均年齢34歳・体験談)とされています。初任給は大学院卒28.2万円・大学卒27.2万円(公式)です。

ニッスイの採用倍率・就職難易度は?

就活メディアの推計では倍率約22倍とされ(非公式)、商社・卸業界平均より高い水準です。採用は理系比率が高く、年度により変動しますが年間30名前後の少数採用です。

ニッスイに学歴フィルターはありますか?採用大学は?

明確な学歴フィルターの公表はありません。理系・修士の比率が高い傾向がありますが、公表情報の範囲では特定大学のみを対象とする記載はありません。

ニッスイは激務ですか?「やばい」と言われるのはなぜ?

月平均残業は社員クチコミで約20.5時間、有給消化率は約73.8%とされ、極端に激務という評価は多くありません。一方で部署による業務負荷の差や、人材育成体制への改善余地を指摘する声もあります(いずれも体験談)。

ニッスイのインターンは選考に有利ですか?

水産事業・食品営業・生産部門・エンジニアなどのコースが実施されているとされますが、選考優遇の有無は公式に明記がなく、就活メディアの情報は体験談ベースのため要確認です。最新の情報は公式マイページで確認してください。

基本情報

上場区分上場(東京証券取引所プライム市場・証券コード1332)
グループ独立系(親会社なし)。国内外50社超の連結子会社からなる「ニッスイグループ」(チリの水産大手サルモネス・アンタルティカ社、日水物流、北海道ファインケミカル等)
創業・設立1911年に田村汽船漁業部として創業(山口県下関)/1943年に日本水産株式会社として設立/2022年12月1日に「株式会社ニッスイ」へ商号変更
本社東京都港区西新橋一丁目3番1号
代表者田中輝(代表取締役 社長執行役員)
資本金306億85百万円
従業員数連結11,526名・単体1,489名(2026年3月31日時点)
売上高連結9,312億円(2026年3月期)/海外所在地売上高比率41.2%
事業領域水産・食品・ファインケミカル・物流の4事業セグメント

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-09-09