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【2026最新】オービックの就活企業分析|事業・強み・選考対策

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企業分析・就活ガイド

就活生

オービックって年収がすごく高いって聞くけど、正直、何をしている会社なのか分かりません…。

編集部

実は「勘定奉行」の会社と混同されがちですが、それは別会社。オービックの正体は営業利益率65%超という日本屈指の"高収益マシン"です。3分で、その儲けのカラクリと就活での見抜き方が分かります。

結論から言うと、この会社の強さは派手な製品ではなく、代理店を介さず全部自社でやるという一見地味な構造そのものにある。

まとめ

統合業務システム(ERP)「OBIC7」を自社で開発し、コンサルティングから設計・開発・導入後の保守までを、代理店を介さず自社の社員だけで一貫提供する独立系システムインテグレーター。営業とSEが一体で動く製販一体・完全直販と、保守によるストック収益、外注ゼロ・全社員新卒の内製モデルにより、営業利益率65.7%(2026年3月期)という日本の上場企業として異例の高収益を実現する。中堅〜大手企業向けERPで導入社数・市場シェア国内トップクラス。連結売上1,352億円(2026年3月期)。

この記事でわかることスワイプ →

基本情報

上場区分東証プライム市場(証券コード4684)
グループ独立系(親会社なし)。OA機器販売のオービックオフィスオートメーションを100%子会社に持つ。「勘定奉行」で知られるオービックビジネスコンサルタント(OBC・東証プライム4733)は別法人で、出資約37%の持分法適用関連会社(連結子会社ではない)
創業・設立1968年4月(設立時は「株式会社大阪ビジネス」、1974年に現社名「オービック」へ変更)
本社東京本社(東京都中央区京橋)・大阪本社(大阪市中央区)の2本社制
代表者野田順弘(代表取締役会長兼CEO・創業者)/橘昇一(代表取締役社長兼COO)
資本金191億78百万円(2026年3月末)
従業員数連結2,256名/単体2,030名(2026年3月末)
売上高連結1,352億円(2026年3月期)/営業利益率65.7%
事業領域システムインテグレーション/システムサポート/オフィスオートメーション

業界の基礎

就活生

SIerって会社ごとの違いが分かりにくくて、オービックの立ち位置が掴めません…。

編集部

カギは「他社の製品を売る・受託で作るか、自社の製品を直販するか」。オービックは自社ERPを完全直販する特異なタイプ。ここを軸にすると一気に整理できますよ。

SIer(システムインテグレーター)は、企業の業務システムを設計・開発・運用する事業である。多くは顧客ごとにゼロから受託開発したり、SAPなど他社製品の導入を支援したりして稼ぐ。

その中でオービックは、自社開発のERP「OBIC7」を、代理店を介さず直販するという独特の立ち位置にある。

代表的なプレイヤーを並べると、オービックの特異さが見えてくる。

  • 総合SI・物販型: 大塚商会、SCSK、TIS(マルチベンダーで受託・物販まで幅広く)
  • グローバルERPベンダー: SAP、日本オラクル(自社製品だが導入はパートナー経由が中心)
  • 自社製品×直販型: オービック(OBIC7を開発から保守まで自社完結)

※「勘定奉行」のオービックビジネスコンサルタント(OBC)はオービックとは別会社。後述の沿革で整理する。

事業内容

オービックの事業内容: システムインテグレーション事業、システムサポート事業、オフィスオートメーション事業

ビジネスモデル

自社開発の統合業務システム「OBIC7」を軸に、コンサルティングから企画・設計・開発・導入後の保守運用までを、代理店を介さず自社の社員だけで一貫提供する「ワンストップ・ソリューション・サービス」。営業とSEが一体で動く製販一体の直販と、導入後の保守によるストック収益が、営業利益率65%超という高収益を生む。

  • システムインテグレーション事業

    統合業務システム「OBIC7」の企画・設計・開発・導入を直販で提供。会計・人事給与・販売・生産を横断し、11業界の業種別ソリューションも展開する。売上552億円・構成比約41%(2026年3月期)。

    OBIC7会計システム人事給与システム販売システム生産管理システム
  • システムサポート事業

    OBIC7導入後の保守運用・クラウドソリューション・法改正対応などのストック型サービス。売上715億円・構成比約53%で最大セグメントかつ利益の柱(2026年3月期)。

    保守運用サービスOBIC7クラウドサポートセンター法改正対応サービス
  • オフィスオートメーション事業

    100%子会社オービックオフィスオートメーションが担当。業務用パッケージソフトやOA機器・オフィスサプライ用品を販売する。売上84億円・構成比約6%(2026年3月期)。

    業務用パッケージソフトOA機器オフィスサプライ用品

多くのSIerが「顧客ごとに受託開発する」か「他社製品の導入を代行する」のに対し、オービックは自社製品を自分たちだけで売り切る

コンサルティングから企画・設計・開発・導入後の保守運用までを、代理店や下請けを介さず自社の社員だけで担う「ワンストップ・ソリューション・サービス」が事業の核だ。公式は下請け社数0社と明言している。中間マージンが発生せず、顧客の要望も直接吸収できる。

収益構造で見落としてはならないのが、稼ぎ頭が「売って終わり」のSIではなく、導入後の保守だという点である。保守・運用・クラウドを担うシステムサポート事業の売上は715億円(2026年3月期)で全社の約53%を占め、一度入れたら乗り換えコストの高い基幹システムが、安定したストック収益を生み続ける。

この会社の強み

オービックの強み: 営業利益率65%超の高収益体質、自社開発・完全直販・下請けゼロの内製、ストック型の保守収益が全社の約53%、国内ERPシェア首位・累計28,000社超のOBIC7、31期連続営業最高益・自己資本比率86%
  1. 営業利益率65%超の高収益体質

    2026年3月期は売上1,352億円・営業利益888億円で営業利益率65.7%、前期も64.7%。情報通信業平均8.4%・全産業平均5.1%を桁違いに上回る、日本の上場企業として極めて異例の水準。

  2. 自社開発・完全直販・下請けゼロの内製

    コンサルから設計・開発・導入後保守までを自社一貫で行う「ワンストップ・ソリューション・サービス」。多重下請けに入らず常駐もせず、下請け社数0社と公式に明言。中間マージンが発生しない構造が高利益率の源泉。

  3. ストック型の保守収益が全社の約53%

    導入後の保守・運用・クラウドを担うシステムサポート事業の2026年3月期売上は715億円(前期比+13.5%)で全社売上の約53%。フロー型のSI事業を上回り、利益の安定した柱になっている。

  4. 国内ERPシェア首位・累計28,000社超のOBIC7

    会計・人事給与・販売・生産を横断する統合業務システム「OBIC7」の累計導入は28,000社超。ITR調べで国内ERP市場のベンダー別売上シェア1位、矢野経済研究所調べでは中堅・大手市場で19年連続シェア首位(28.9%)。

  5. 31期連続営業最高益・自己資本比率86%

    M&Aではなく自社事業の成長で1995年以降31期連続の営業最高益。自己資本比率86.7%(2025年3月期)、現預金2,073億円に加え借入金科目を持たない実質無借金の盤石な財務。

就活生

オービックの強みって、要するに「年収が高い」ってことですよね?

編集部

そこが落とし穴。高年収は結果にすぎません。本当の強みは、それを生み出す代理店も下請けも使わず全部自社で抱えるという構造そのもの。ここを語れる就活生は一気に差がつきます。

5つの強みは個別に見えて、実は「自社開発のERPを、自社の社員だけで売り切る」という一つの構造でつながっている。

出発点は、自社で開発・進化させ続けるERP「OBIC7」(累計28,000社超・国内シェア首位)という製品力だ。これを代理店も下請けも介さず直販するから、中間マージンが消え、顧客の要望も直接吸収できる。結果として営業利益率65%超という異例の高収益が生まれ、31期連続の営業最高益・自己資本比率86%という盤石な財務へとつながる。

さらに効いているのが、稼ぎの柱が新規導入ではなく保守のストック収益(全社の約53%)だという点だ。一度入れたら抜けない基幹システムが、景気に左右されにくい安定したキャッシュを積み上げる。高年収も低離職率も、この構造が生む"余力"の表れにすぎない。

業績の推移(売上高)

894億2022/3期1,001億2023/3期1,115億2024/3期1,212億2025/3期1,352億2026/3期
連結売上高。2022年3月期の894億円から毎期増収を続け、2026年3月期は1,352億円に到達。特筆すべきは営業利益率で、一貫して60%超(2026年3月期は約65.7%)という日本の上場企業として異例の高収益を維持する。製販一体の直販体制・保守のストック収益・内製開発がその源泉。

決算期は3月。売上だけでなく、営業利益率の異常な高さこそが業績の見どころだ。

決算期売上高営業利益営業利益率
2022年3月期894億円541億円60.5%
2023年3月期1,001億円624億円62.4%
2024年3月期1,115億円709億円63.6%
2025年3月期1,212億円783億円64.7%
2026年3月期1,352億円888億円65.7%

売上が右肩上がりであるだけでなく、営業利益率が毎期じわじわ上昇し続けている点に注目したい。情報通信業の平均が8%台であることを踏まえると、65%超がいかに異例かが分かる。

数値は決算短信・財務ハイライト(公式)に基づく。2027年3月期は売上1,487億円・営業利益980億円の会社計画。最新はIRページで要確認。

競合の中での立ち位置

オービック のポジショニングマップ
SIer・ERP業界マップ(2軸で見る)

同じITサービスでも、各社の戦い方は大きく異なる。

会社タイプオービックとの違い
オービック自社製品×直販・製販一体自社ERP「OBIC7」を開発から保守まで自社完結。営業利益率65%超
大塚商会総合SI+物販売上は約10倍だが営業利益率は7%前後。マルチベンダーで受託・物販まで幅広い
SCSK総合SI(SAP導入大手)他社製品(SAP等)の導入支援が主力。受託SI型
SAPジャパングローバルERPベンダー自社製品だが、導入はSIパートナー経由の間接販売が中心
OBC(奉行)中小向けパッケージ自社製品だが「代理店からしか買えない」完全間接販売。オービックとは別法人

興味深いのは、製品を持つ点ではSAPやOBCと同じなのに、販売をすべて自社で握る点だけが決定的に違うことだ。規模では大塚商会に遠く及ばないが、利益率では全社を圧倒する——これがオービックの立ち位置である。

今後の展望

オービックの数値目標(2027年3月期(会社計画))

ビジョン

「日本を強くする。」/高収益・実質無借金を貫く堅実成長路線

オービックは数値目標型の中期経営計画を公表しておらず、確度ある定量目標は翌期の会社計画が中心。統合業務システム「OBIC7」を核に、製販一体の直販とストック型の保守収益で営業利益率60%超を維持しながら、クラウド対応・適用業務の拡大・新卒内製育成で連続最高益の更新を続ける路線にある。2027年3月期は売上1,487億円・営業利益980億円を計画する。

数値目標

売上高(2027年3月期(会社計画))1,487億円
営業利益(2027年3月期(会社計画))980億円
経常利益(2027年3月期(会社計画))1,145億円
営業利益率(近年)約65%(近年実績)

注力施策

  • OBIC7とクラウドシフト

    統合業務システム「OBIC7」を主力に、オンプレミスとクラウドの両形態を提供。2013年に開始したオービッククラウドを軸に、適用業務領域の拡大で顧客単価を引き上げる。

  • 製販一体の直販体制の徹底

    営業担当とSEが一体で動き、要件定義から納入・保守まで代理店を介さず自社完結する。中間マージンが発生せず、保守のストック収益が安定的に積み上がることで60%超の営業利益率を支える。

  • 不動産・拠点投資(オービック御堂筋ビル)

    2020年竣工の大阪・オービック御堂筋ビル(御堂筋の高さ制限緩和第1号)。オフィスにホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋」を併設し、自社拠点であると同時に賃料収入を生む資産となっている。

  • AI・人材への組織投資

    2025年4月の機構改革で「AI研究開発推進部」「人材開発推進室」を新設。新卒採用のみ・約6カ月の新人研修という内製育成方針のもと、次世代の競争力に投資する。

ロードマップ

  1. 1968

    「株式会社大阪ビジネス」として大阪で設立

  2. 1974

    「株式会社オービック」へ商号変更

  3. 1997

    統合業務ソフト「OBIC7シリーズ」を開発

  4. 1998

    東京証券取引所市場第二部に上場

  5. 2000

    東京証券取引所市場第一部に指定

  6. 2013

    オービッククラウドの提供を開始

  7. 2020

    大阪「オービック御堂筋ビル」竣工

  8. 2022

    東証プライム市場へ移行

  9. 2026/3

    売上1

オービックの将来性を読むうえで核になるのは、派手な拡大ではなく「同じ構造を磨き続ける」堅実路線だという点だ。

数値目標型の中期経営計画は公表しておらず、確度ある定量目標は翌期の会社計画にとどまる。M&Aで規模を買うのではなく、自社事業の成長だけで31期連続の営業最高益を積み上げてきた歴史が、その姿勢を物語っている。創業者の野田順弘が会長兼CEOとして経営に関わり続け、「新卒主義」「全天候型経営」といった独自の思想が一貫しているのも特徴だ。

変化の芽がないわけではない。2025年4月に「AI研究開発推進部」を新設し、クラウドシフトや大阪・御堂筋ビルの不動産運用(賃料収入)など、余剰キャッシュを次の収益源へ向ける動きもある。地に足のついた成長を長く見守れるかどうかが、この会社への向き不向きを分ける。

こんな人にピッタリ

オービックが合う人・合わない可能性がある人の早見表

価格競争ではなく、自社製品を武器にした高付加価値・高収益のビジネスモデルの中で、日本企業の経営の根幹である基幹システムに長く深く関わりたい人。

  • 自社製品(国産ERP)を開発から提案・導入・保守まで一気通貫で手がけたい

    外注ゼロ・製販一体で製品に深く関われるオービックが合う

  • 価格競争ではなく高付加価値・高収益のモデルで働きたい

    営業利益率65%超・31期連続営業最高益のオービックが向く

  • 高い給与水準と長期安定(新卒主義・低離職率)を重視する

    平均年収約1,100万円・離職率約4%のオービックが合う

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 最先端技術そのものを尖って追求するエンジニアになりたい

    自社ERP「OBIC7」の進化と顧客課題の解決が主戦場のため、研究開発型のメガベンチャーやクラウドベンダーの方が合う場合があります。

  • リモート中心で自由な働き方を最優先したい

    顧客との対面コミュニケーションを重視する文化とされ、在宅勤務前提の人にはフェーズによっては合わない可能性があります。

  • 中途・多様なバックグラウンドが混ざる流動的な組織を好む

    新卒一括採用が中心で社風の同質性が高い傾向があり、流動的な組織を求める人には物足りなく感じる可能性があります。

求める人物像

  • 当事者意識を持って自ら動ける人

    公式の採用メッセージでは「当事者意識を持って、自ら柔軟に発想し、果敢にチャレンジする」人材像が掲げられる。常識にとらわれず自ら考えて動ける主体性が重視される。

  • お客様第一を体現し信頼を築ける人

    独立系SIerとして「お客様第一主義」「直接販売・自社開発」を貫くため、ビジネススキルに加え、顧客と長期の信頼関係を築く"人間力"が重視される。

  • 数字・成果に正面から向き合える人

    営業を軸に経営課題の解決へ踏み込む文化で、目標達成のやりがいが大きい一方プレッシャーも相応にある。成果志向で働ける人に向くとされる(傾向)。

  • 長期育成の中で腰を据えて成長したい人

    新卒一括採用と継続育成(「新卒主義」「製販管一体」)を前提に、約半年の研修と長期勤続で専門性を積み上げる。腰を据えて一社で成長したい志向と相性が良い。

入社後のキャリアパス

  1. 内定〜入社(新人研修)

    約6カ月の研修からスタートします。社員約200名が講師となり、ヒューマンスキル→IT・業界・財務簿記・プロジェクト管理などの専門知識→自社ノウハウの3段階で基礎を固めます。

  2. 若手(配属後)

    ソリューション営業やSEなどとして配属され、期初に設定する目標管理(MBO)による定量評価が主軸になります。製販一体で顧客に一気通貫で関わり、当事者として課題解決の経験を積みます。

  3. 中堅以降

    実力に応じて課長代理・課長へと昇進します。年功色は薄く、課長代理付近までは横並びで、その後は実力評価へ移行する傾向です。職種転換の道もあります。

入社後は約6カ月の研修から始まる。社員約200名が講師となり、ヒューマンスキルから専門知識、自社ノウハウまでを段階的に固める内製育成が、新卒主義の会社らしい特徴だ。

評価は期初に立てる目標管理(MBO)が主軸で、課長代理付近までは横並び、その後は実力評価へ移るとされる。年功色は薄い一方、成果と数字に向き合い続ける文化でもあるため、腰を据えて長期で伸ばしたい人に向く。

年収・待遇

平均年収は有価証券報告書(提出会社・単体)の公式値、初任給は公式募集要項の値、年次・役職別レンジは就活/転職メディアの推計(非公式)として、出典を分けて整理する(2026年6月時点)。

初任給

関東地区(公式・2025年度実績)月額350,000円(皆勤手当・職務手当 各5,000円を含む)
その他地区(公式・2025年度実績)月額340,000円(同上)

平均年収(出典別)

公式(有価証券報告書・2025年3月期・単体)約1,103万円(平均年齢35.9歳・平均勤続13.0年)
公式(有価証券報告書・2023年3月期・単体)約1,005万円(平均年間給与が初めて1,000万円を超えた期)

年次・役職別の目安

一般(1〜5年目)450〜700万円が目安(媒体推計・非公式)
グループリーダー(6〜8年目)700〜900万円が目安(媒体推計・非公式)
課長代理(8年目〜)900〜1,000万円が目安(媒体推計・非公式)
課長クラス(15年目〜)1,000〜1,200万円が目安(媒体推計・非公式)

待遇の特徴

  • 昇給は年1回・賞与は年2回(公式)。営業職にはインセンティブ制度があるとされる(体験談)
  • 諸手当は住宅(入社7年目まで加算)・家族・役職・資格・時間外・通勤・皆勤・職務など(公式)
  • 独身寮・保養所・社員持株・選択型福利厚生など制度が手厚く、健康経営優良法人ホワイト500を連続認定(公式)
  • 高年収の背景は、売上1,352億円・営業利益率65.7%(2026年3月期)という高収益を、約2,000名の少数精鋭で生んでいる構造にある(傾向)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・就活会議・転職会議等の社員クチコミ(公式・有報の数値を併記)) 上場企業平均を大きく上回る高年収、低い離職率、安定成長を評価する声が多い一方、「営業色が強く数字へのプレッシャーがある」「繁忙期は残業が増える」「新卒中心で同質的な社風」といった点を課題に挙げる声も共存します。「やばい」「激務」という検索が多い背景には、高年収ゆえの注目度と、限られた時間で高い生産性を求める文化があるとみられます(いずれも傾向)。

平均年収(有報・公式)約1,103万円(平均年齢35.9歳・2025年3月期)
月平均残業(出所差あり)約23.7時間(会社開示系の解説値)/約40.3時間(OpenWork集計・体験談)
離職率(解説値)5年平均 約4%(平均勤続 約13年)

評価する声

  • 上場企業平均を大きく上回る高年収(平均約1,103万円)と、高利益率に支えられた待遇の安定性
  • 離職率が低く平均勤続が長いとされ、腰を据えて長期で働きやすいという声
  • 約半年の研修など教育・育成体制が整っているという評価
  • 独立系で系列に縛られず、コンサルから導入後サポートまで一気通貫で関われる裁量

気になる声

  • 営業職を中心に数字目標へのプレッシャーが強いとの指摘があり、案件次第で負荷が高くなる傾向
  • 繁忙期は残業が増えやすく、残業時間の体感に出所差がある(公式系約23.7時間/クチコミ約40.3時間・体験談)
  • 中途採用をほぼ行わず新卒中心のため、社風が同質的・「体育会系」と受け止められやすい傾向
  • 戦略がトップダウン寄りと感じる声や、在宅勤務の制限を挙げる声がある(体験談)

オービックって、高年収だけど激務なの?

評判では「高年収」「低い離職率」「教育体制」を評価する声が多いです(社員クチコミ・傾向)。残業は出所で差があり、会社開示系の解説値で約23.7時間、OpenWork集計(体験談)で約40.3時間、繁忙期は増えやすいとされます。

一方で離職率は5年平均約4%・平均勤続約13年と定着率は高め。高い給与と安定を重視し、成果に向き合える人には好相性、自由な働き方やリモート中心を求める人は要確認です。

沿革

オービックは、創業者・野田順弘が1968年に大阪で設立した「株式会社大阪ビジネス」を前身とする。1974年に現社名「オービック」へ変更し、1997年に統合業務ソフト「OBIC7シリーズ」を開発、ここから自社ERPを直販する現在のモデルを確立した。

就活で最も混同されやすいのが「オービックビジネスコンサルタント(OBC)」だ。両社は別会社である。OBCは「勘定奉行」「給与奉行」などの奉行シリーズを代理店経由で売る会社で、オービックはOBC株を約37%持つものの、連結子会社ではなく持分法適用関連会社にすぎない。主力製品も販売方法も異なる。

採用・選考

オービックの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページ/マイページで確認)
募集職種・コース中核はソリューション営業とシステムエンジニア(SE)。ほかにプログラムエンジニア(PE)、インストラクター、OBIC7を開発するソリューション開発、マーケティング推進、管理・事務職など。文理不問の総合採用。
勤務地東京・名古屋・大阪・福岡
選考難易度・特徴高年収企業として就活人気が高く高倍率。倍率は就活メディアで約14〜49倍と推計に幅がある(いずれも非公式)。最大の特徴はエントリーシート(ES)がなく、提出書類は履歴書のみという点。学歴フィルターは見解が割れ断定できず、難関国公私立が厚い一方で中堅校の採用実績も一定数ある。面接では志望動機の深掘りが重視される傾向。

採用人数の推移

2023年約146名
2024年約165名
2025年約166名

選考フロー

  1. エントリー
  2. Webテスト(適性検査)+履歴書アップロード(書類選考)
  3. 面接(複数回/体験談では計4回前後・非公式)
  4. 内々定

ES・自己分析でよく問われること

  • ESによる選考なし(提出書類は履歴書・各種証明書のみ)が最大の特徴
  • 面接で志望動機(なぜIT/なぜオービック/なぜこの職種)を口頭で深掘りされる(過去傾向)

面接で聞かれた質問例

  • なぜIT業界か、数あるSIerの中でなぜオービックか
  • 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
  • 就活の軸・他社比較・志望度
  • ワンストップ・ソリューションの魅力やSEに求められるスキルなど企業理解

インターンシップ

オンライン型の「OBIC BUSINESS ACADEMY」(夏・秋・冬/経営課題の解決を体験するワーク)がある。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく要確認。最新の時期・形式は公式マイページで確認。

公式採用ページを見る →

オービックの選考で最大の特徴は、エントリーシート(ES)がないことだ。提出書類は履歴書のみで、その分、複数回の面接で志望動機が口頭で深く問われる。定番は「数あるSIerの中で、なぜオービックか」である。

  • 「自社製品×完全直販」という独自モデルを、競合(総合SI・他社製品の導入支援)との違いとして説明できるようにする
  • 「勘定奉行」のOBCと混同しない。オービックの主力はERP「OBIC7」だと正確に押さえる
  • 高年収だけを志望理由にしない。その源泉である高収益構造への共感まで言語化する

よくある質問

オービックの年収はなぜ高いのですか?初任給は?

有価証券報告書による平均年収は約1,103万円(2025年3月期・単体・平均年齢35.9歳)と上場企業平均を大きく上回ります。高さの背景は、売上1,352億円・営業利益率65.7%(2026年3月期)という高収益を約2,000名の少数精鋭で生む構造にあります。初任給は月35万円(関東地区・皆勤/職務手当込み・2025年度実績)とされています。

オービックの就職難易度・採用倍率は?

高年収企業として人気が高く高倍率です。倍率は就活メディアの推計で約14〜49倍と幅があります(いずれも非公式)。最大の特徴はエントリーシート(ES)がなく提出書類が履歴書のみという点で、選考の核は複数回の面接における志望動機の深掘りにあるとされます。

オービックに学歴フィルターはありますか?採用大学は?

学歴フィルターの有無は見解が割れ断定できません。早慶・旧帝・関関同立・MARCHなど難関国公私立が厚い一方で、中堅校の採用実績も一定数あり、文理不問の総合採用です。なお「ビジネスコンサルタント」という職種名で語られるのは別法人オービックビジネスコンサルタント(OBC)の場合があり、混同に注意が必要です。

オービックは「やばい」「激務」と言われますが実際は?

月平均残業は会社開示系の解説値で約23.7時間、OpenWork集計(体験談)で約40.3時間と出所により差があり、繁忙期は増えやすい傾向です。一方で離職率は5年平均約4%・平均勤続約13年と定着率は高めとされ、「激務」という評判と「長く働きやすい」という評価が共存しています(いずれも傾向)。

オービックのインターンは選考に有利ですか?

オンライン型の「OBIC BUSINESS ACADEMY」(夏・秋・冬)があり、経営課題の解決を体験するワーク形式です。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく要確認です。最新の時期・形式は公式マイページで確認してください。

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-06-22