企業分析ドットコム
IT・通信

【2026最新】Sky株式会社の就活企業分析|事業・強み・選考対策

Sky株式会社の企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

まとめ

SKYSEA Client View(IT資産管理・情報漏洩対策)とSKYMENU(教育ICT)の自社パッケージで知られる一方、車載・デジタル複合機・医療機器などの組込み/制御ソフトを受託開発する独立系ソフトウェア企業。「自社製品」と「受託開発」の両輪を持つ稀有な構造が特徴。非上場ながらグループ売上1,768億円(2025年度)まで急成長し、社員定着率95%・客先常駐比率27.3%と「ホワイト企業の追求」を掲げる働き方も打ち出す。

基本情報

上場区分非上場(株式未公開)
グループ独立系(親会社・系列なし)。2024年11月に大和証券グループ本社・大和総研と資本業務提携(発行済株式の約10%強・100億円規模)
創業・設立1985年3月2日設立(旧「スカイ・シンク・システム株式会社」/2003年にSky株式会社へ商号変更)
本社東京本社(東京都港区港南/JR品川イーストビル)・大阪本社(大阪市北区梅田/JPタワー大阪)の二本社制
代表者大浦淳司(代表取締役)
資本金15億円
従業員数4,675名(2026年6月1日時点・単体)
売上高グループ1,768.0億円(2025年度)
事業領域自社パッケージ商品の開発・販売/組込み・制御系・業務系の受託開発/ソフトウェア評価・検証/システムインテグレーション

業界の基礎

ソフトウェア開発の会社は、大きく2つのタイプに分けると理解しやすい。

  • 受託開発(SI)型: 顧客企業やメーカーから依頼を受け、その仕様に沿ってソフトを作る。人月でボリュームを支える労働集約型。
  • 自社製品(パッケージ)型: 自社で企画した製品を開発・販売し、ライセンスや保守で継続的に収益を得るストック型。

さらに、特定のメーカー資本に属する「メーカー系」と、どの系列にも属さない「独立系」という軸もある。多くの独立系SIerは受託に軸足を置き、自社製品を持たない。

その中でSky株式会社は、受託開発と自社製品の両輪を持つ独立系という、やや珍しい立ち位置にある。IT資産管理ソフト「SKYSEA Client View」や教育ICT「SKYMENU」といった自社パッケージを抱えながら、車載・複合機・医療機器などの組込みソフトを受託でも開発する。事業構造を事実ベースで整理していく。

事業内容

Sky株式会社の事業内容: ICTソリューション事業、クライアント・システム開発事業

ビジネスモデル

自社で企画・開発・販売するパッケージ商品(SKYSEA・SKYMENU等)と、各メーカーからの受託で行う組込み・業務系のソフト開発。この二本柱が技術・人材・収益の面で相互に支え合う独立系ソフトウェア企業。

  • ICTソリューション事業

    自社開発のパッケージ商品の企画・開発・販売・サポートと、それに付随するICT環境整備(SI)。情報セキュリティ・IT運用管理、教育、医療など領域別の自社製品群が中核。

    SKYSEA Client ViewSKYMENU Cloud/Class/ProSKYPCESKYDIV Desktop ClientSKYMEC IT Manager
  • クライアント・システム開発事業

    各メーカー・顧客企業からの依頼に応じた受託開発。車載(カーエレクトロニクス)・デジタル複合機・モバイル・社会インフラ・医療機器・FAなどの組込み/制御系ソフト開発と、業務系システム開発、ソフトウェアの評価・検証を担う。

    車載・組込みソフト開発デジタル複合機ソフト業務系システム開発ソフトウェア評価・検証

Skyの事業は、性格の異なる2つの事業に分かれている。多くの受託SIerが「依頼されたものを作る」で完結するのに対し、Skyは自社で売る製品受託で作る開発の両方を回している点が特徴だ。

  1. ICTソリューション事業: 自社パッケージ商品の企画・開発・販売・サポートと、それに付随するSI。情報セキュリティ・IT運用管理、教育、医療など領域別の製品群を持つ。
  2. クライアント・システム開発事業: 各メーカー・顧客からの受託開発。車載・デジタル複合機・モバイル・社会インフラ・医療機器・FAなどの組込み/制御ソフトと、業務系システム、ソフトウェアの評価・検証を担う。

知名度を支える自社プロダクト群

Skyの名前を世に知らしめているのは自社製品だ。

  • SKYSEA Client View: 企業向けのIT資産管理・情報漏洩対策ソフト。社内PCの利用状況の可視化やセキュリティ対策に使われ、国内シェア1位の看板製品。
  • SKYMENU: 学校向けの学習活動支援ソフト。GIGAスクール構想(1人1台端末)に対応したCloud版で、全国の小中学校・自治体に導入されている。
  • その他、名刺管理のSKYPCE、シンクライアントのSKYDIV Desktop Client、医療機関向けIT運用管理のSKYMEC IT Managerなど。

この自社製品が、受託で培った技術力を「製品」という形でストック収益に変える役割を担っている。

この会社の強み

Sky株式会社の強み: IT資産管理ソフトで国内シェア1位、自社製品×受託開発の両輪を持つ独立系、1,200名超の評価・検証専業部隊、SKYMENUで教育ICTを全国展開、「ホワイト企業の追求」を理念に掲げる働き方
  1. IT資産管理ソフトで国内シェア1位

    自社製品SKYSEA Client Viewが富士キメラ総研「2025 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」の端末管理・セキュリティツール(ソフトウェア)分野で2024年度ベンダーシェア1位。1,000台超の大規模から数台規模まで幅広い企業・団体に導入され、受託中心の独立系の中で看板となる自社パッケージを持つ

  2. 自社製品×受託開発の両輪を持つ独立系

    ICTソリューション事業(SKYSEA・SKYMENU等の自社製品)と、クライアント・システム開発事業(車載・デジタル複合機・医療機器・FAの組込み/受託)を併せ持つ。カーナビ関連ソフト開発は1990年代から30年超の実績

  3. 1,200名超の評価・検証専業部隊

    ソフトウェアエンジニア約5,800名のうち評価/検証(QA・テスト)エンジニアが1,213名(2026年5月)。JSTQB Foundation Level資格者529名を擁し、自社テスト自動化ツールSKYATTも備える品質保証の厚みを持つ

  4. SKYMENUで教育ICTを全国展開

    学習活動端末支援WebシステムSKYMENU Cloudを全国の小中学校・自治体へ展開。Class/Pro/Cloudのシリーズで毎年機能を更新し、GIGAスクール構想(1人1台端末)の有力プレイヤーの一角を占める

  5. 「ホワイト企業の追求」を理念に掲げる働き方

    経営理念に「ホワイト企業を追求します」を明記。社員定着率95%、平均残業16.0時間、有給取得率76%、客先常駐比率27.3%(社内勤務72.7%)で、健康経営優良法人2025(大規模法人部門)にも認定

「SKYSEAの会社」というイメージの一段下に、Skyが地道に投資している領域がある。ここが独立系の中での差別化の核だ。

① IT資産管理ソフトで国内シェア1位

自社製品SKYSEA Client Viewは、富士キメラ総研「2025 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」の端末管理・セキュリティツール(ソフトウェア)分野で2024年度ベンダーシェア1位を獲得している。1,000台超の大規模から数台規模まで幅広い企業・団体に導入され、社内PCのIT資産管理・情報漏洩対策のデファクトに近い自社パッケージを保有することが、受託中心の独立系の中で際立つ強みになっている。

② 自社製品×受託開発の両輪を持つ独立系

Skyの組織は明確に二分されている。ICTソリューション事業が SKYSEA・SKYMENU 等の自社製品を、クライアント・システム開発事業がカーエレクトロニクス・デジタル複合機・医療機器・FA向けの組込み/受託開発を担う。カーナビ関連ソフト開発は1990年代から30年超の実績があり、製品事業と受託事業の両エンジンを併せ持つ独立系は珍しい。受託で技術を磨き、その技術を自社製品に還元する循環が成り立っている。

③ 1,200名超の評価・検証専業部隊

表向きの「製品+受託」の裏に、Skyが厚く投資する領域がある。ソフトウェアの評価・検証(QA・テスト)だ。ソフトウェアエンジニア約5,800名のうち、評価/検証エンジニアが1,213名(2026年5月)を占め、JSTQB Foundation Level資格者529名を擁する。自社テスト自動化ツール「SKYATT」も持つ。車載や医療機器など「不具合が許されない」領域の品質を支えるこの部隊の厚みは、開発力とは別の競争力である。

④ 教育ICT SKYMENUのGIGAスクール全国展開

学習活動端末支援WebシステムSKYMENU Cloudを、全国の小中学校・自治体へ展開している。Class/Pro/Cloud のシリーズで毎年機能を更新し、GIGAスクール構想(1人1台端末)の有力プレイヤーの一角を占める。自治体が活用推進校を指定するなど、公教育の現場での採用が進んでいる。

⑤ 「ホワイト企業の追求」を理念に掲げる働き方

Skyは経営理念に「ホワイト企業を追求します」を明記している。標語だけでなく、社員定着率95%、平均残業16.0時間、有給取得率76%、客先常駐比率27.3%(=社内勤務72.7%)という実数が伴う。「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」にも認定され、就活人気ランキング上位という採用ブランドにも直結している。

業績の推移(グループ売上高)

929.7億2022年度1,049.3億2023年度1,243.0億2024年度1,768.0億2025年度
グループ売上高の推移(公式公表の年度値)。非上場のため連結利益は非開示。2023年度(第40期)は官報決算公告ベースの単体で営業利益61.85億円・経常利益63.36億円・当期純利益40.81億円。他年度の利益は本記事の確認範囲外(要確認)。

非上場のため連結の利益は開示されていないが、グループ売上高は公式に公表されている(年度値)。

年度グループ売上高
2022年度929.7億円
2023年度1,049.3億円
2024年度1,243.0億円
2025年度1,768.0億円

売上は2022年度から2025年度にかけて約1.9倍に拡大し、従業員数も同期間で大きく増えている。利益面では、官報の決算公告ベース(単体)で2023年度(第40期)の営業利益が61.85億円・経常利益63.36億円・当期純利益40.81億円、自己資本比率は約38%。28期連続で配当を続けてきた財務の安定性も特徴とされる。

各年度の営業利益・経常利益(単体の第40期以外)は本記事の確認範囲外(非上場で有報・連結開示がないため)。最新・詳細は要確認。

競合の中での立ち位置

Sky株式会社 のポジショニングマップ
ソフトウェア開発業界マップ(2軸で見る)

同じソフトウェア開発でも、各社で戦い方は大きく異なる。横軸を「受託開発中心 ⇔ 自社製品中心」、縦軸を「特定領域に特化 ⇔ 総合・多領域」で見ると、Skyの立ち位置が分かりやすい。

会社タイプSkyとの違い
Sky株式会社受託+自社製品の両輪/独立系・非上場組込み受託と自社パッケージ(SKYSEA/SKYMENU)の両方を持ち、領域も横断
富士ソフト独立系大手・総合SI組込みからDX・業務系まで幅広いが、ビジネスは受託SI主体
フィックスターズ領域特化・受託高速化・並列計算など特定技術に尖った受託開発
MOTEX(LANSCOPE)セキュリティ製品専業エンドポイント管理/セキュリティの自社製品に特化(SKYSEAの直接競合)
ハンモック(AssetView)IT資産管理製品ベンダーIT資産管理/セキュリティの自社製品が中心(SKYSEAの競合)
内田洋行教育ICT・総合教育・オフィス・公共と総合的(SKYMENUの競合文脈)

多くの会社が「受託専業」か「自社製品専業」のどちらかに寄るのに対し、Skyは両方を中央で抱える点が独自性だ。SKYSEAだけ見ればMOTEXやハンモックが競合だが、組込み受託まで含めると競合の顔ぶれが変わる——この幅の広さがSkyの特徴である。

今後の展望

Sky株式会社の数値目標(2025年度(実績))

ビジョン

「AIとともに、まだ見ぬテクノロジーの空へ。」

2025年10月にコーポレートメッセージを刷新。AIにはテクノロジーの「AI」と「愛(アイ)」を重ね、自社商品へのAI機能搭載・顧客へのAI技術提供・社内のAI活用環境の充実を進める「AI経営」を掲げる。企業理念は「『人』『社会』『技術』をつなぎ、豊かな情報社会の実現に貢献する」で、経営理念には「ホワイト企業を追求します」も明記する。非上場のため数値目標付きの中期経営計画は公表していない。

数値目標

グループ売上高(2025年度(実績))1,768.0億円
従業員数(2026/6時点・単体)4,675名
社員定着率(2026/3期)95%

注力施策

  • AI経営への全面シフト

    自社商品へのAI機能搭載、AI関連技術の顧客提供、社内AI活用環境の充実を進める。オンプレ型AI基盤の導入や全社への生成AI環境導入を進め、顧客向けの生成AIソリューション事例も公開している。

  • 大和証券グループとの協業

    2024年11月に大和証券グループ本社・大和総研と資本業務提携。製造業向けの開発・評価に強いSkyと、非製造業向けITコンサルに強い大和総研が、AI・DX、受託開発、高度IT人材の領域で相互補完する。

  • 自社パッケージの拡販

    シェア1位のSKYSEA Client Viewを軸に、教育のSKYMENU、名刺管理のSKYPCE、クラウド電話帳のSKYCEBなど自社製品群を継続的に拡張・更新する。

  • 車載・組込み領域の受託開発

    カーエレクトロニクス・デジタル複合機・情報家電・医療機器・社会インフラなど幅広い組込み/制御ソフト開発と、その品質を支える評価・検証を担う。

ロードマップ

  1. 1985

    スカイ・シンク・システム株式会社として設立(組込みソフト開発)

  2. 1992

    カーナビゲーション関連ソフト開発に着手(車載領域の起点)

  3. 1998

    学習活動ソフト「SKYMENU Pro」発売

  4. 2003

    「Sky株式会社」へ商号変更

  5. 2007

    「SKYSEA Client View」発売(主力のIT運用管理製品)

  6. 2018

    東京本社を設立し東京・大阪の二本社制へ

  7. 2024

    大和証券グループ本社・大和総研と資本業務提携

  8. 2025

    コーポレートメッセージを「AIとともに、まだ見ぬテクノロジーの空へ。」へ刷新

経営理念とカルチャー

  • コーポレートメッセージ: 「AIとともに、まだ見ぬテクノロジーの空へ。」(2025年10月に刷新)
  • 企業理念: 「『人』『社会』『技術』をつなぎ、豊かな情報社会の実現に貢献する」
  • 特徴: 経営理念に「ホワイト企業を追求します」を明記し、粉飾・改ざん・サービス残業をしないと宣言する

2025年に刷新したメッセージは、AIに技術の「AI」と「愛(アイ)」を重ね、自社製品へのAI搭載・顧客へのAI提供・社内のAI活用を進める「AI経営」への舵切りを示している。

最近の主要トピック(面接ネタ)

  • 2025年: コーポレートメッセージを刷新し「AI経営」を打ち出す。生成AI環境の全社導入や顧客向けAIソリューション事例の公開を進める。
  • 2024年11月: 大和証券グループ本社・大和総研と資本業務提携(発行済株式の約10%強・100億円規模)。AI・DX、受託開発、高度IT人材の領域で協業。
  • 継続中: シェア1位のSKYSEA Client View、教育のSKYMENU など自社製品の機能拡張と、車載・組込み領域の受託開発。

こんな人にピッタリ

Sky株式会社が合う人・合わない可能性がある人の早見表

受託で技術の幅を広げながら、SKYSEAやSKYMENUのような自社プロダクトを長く育てることに惹かれる人。

  • 受託で技術の幅を広げつつ自社プロダクトも育てたい

    自社製品と受託開発の両輪を持つSkyが合う

  • 車載・組込みの低レイヤーと業務系・Webの両方に触れたい

    領域横断で開発するSkyの幅が活きる

  • 大阪を主要拠点に腰を据えて働きたい

    東京一極ではなく大阪本社も主軸のSkyが向く

  • 受託で技術の幅を広げながら、自社プロダクトを長く育てたい
  • 車載・組込みの低レイヤーと、業務系・Webの両方の技術に触れたい
  • 大阪を主要拠点に、腰を据えて働きたい人(東京・大阪の二本社制)

一方で、特定の技術ドメインを一点突破で極めたい人は領域特化型の会社が、上場企業の株式報酬やIR文化を重視する人は上場している独立系SIerの方が合う場合がある。

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 特定の技術ドメインを一点突破で極めたい

    幅広く手がける分、領域特化型のSIer・専業ベンダーの方が合う場合があります。

  • 上場企業の株式報酬やIR文化を重視したい

    非上場のため、上場している独立系SIerの方が合う場合があります。

  • 客先常駐を一切避けて自社内開発に専念したい

    社内勤務が約7割とはいえ常駐の可能性はあるため、自社内開発に限定した会社の方が合う場合があります。

求める人物像

  • 仕事が好き(働くことを楽しめる)

    目の前の仕事に真剣に打ち込み、努力の過程そのものを楽しみ、やりがいや成長を見いだせる人。採用コンセプト「好働力!」が体現する姿勢。

  • 仲間が好き(チームで成し遂げる)

    個の力を結集して成果を大きくするチームワークを重視し、協調性とコミュニケーション力で仲間を支えられる人。

  • モノづくりで社会に貢献したい

    ソフトウェアを通じた社会貢献に共感し、自分の強みも弱みも受け入れて前向きに行動できる人。

  • 謙虚・素直・感謝・元気

    行動指針として掲げる姿勢。改善を積み重ね、明るく元気にチャレンジをやり抜ける人。

入社後のキャリアパス

  1. 入社前〜1年目

    内定者研修に続き、入社後は約3か月間の新入社員研修を受けます。社員が専任講師を務める内製研修で、社会人基礎からOffice・ネットワーク、C言語・Java等の開発基礎、配属先で使う技術へと段階的に学びます。文系・未経験からでも基礎を固めてから配属され、OJTで現場をフォローします。

  2. 3〜5年目

    3年目・5年目の節目にフォローアップ研修があり、社外研修費用は会社負担で継続的にスキルを伸ばします。一般職のモデル年収は485〜600万円(2025年度・公式)。

  3. 中堅以降

    役職に応じて係長・課長・部長へと進みます。役職別のモデル年収が公開されており、係長800〜925万円・課長1,280〜1,380万円・部長2,010〜2,130万円(2025年度・公式)。実力と役割に応じて処遇が上がる仕組みです。

Skyは育成・研修に手厚い会社として知られる。入社後は約3か月間の新入社員研修があり、社員が専任講師を務める内製研修で、社会人基礎からOffice・ネットワーク、C言語・Java等の開発基礎、配属先の技術へと段階的に学ぶ。文系・未経験からでも基礎を固めてから配属される設計だ。

配属後はOJTで現場をフォローし、3年目・5年目の節目にはフォローアップ研修がある。社外研修費用は会社負担で、継続的なスキルアップを支援する。役職はモデル年収が公開されており(一般職485〜600万円/係長800〜925万円/課長1,280〜1,380万円・いずれも2025年度・公式)、役割に応じて処遇が上がる仕組みになっている。

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です 法令順守・働きやすさ・若手の裁量・教育体制への評価が高い一方、中堅以降の給与の伸びや、客先常駐・配置転換、テレワーク制限などを課題に挙げる声も共存します(いずれも社員クチコミ・傾向)。

モデル年収・一般職(2025年度・公式)485〜600万円
平均年収(OpenWorkクチコミ・体験談)約596万円(回答者の偏りあり)
平均年齢(公式)33.7歳(2026年4月)
月平均残業(公式・2025年度)16.0時間
有給取得率(公式・2025年度)76%
社員定着率(公式・2026年3月期)95%
客先常駐比率(公式・2026年2月)27.3%(社内勤務72.7%)

評価する声

  • 法令順守意識・働きやすさへの評価が高く、残業も比較的抑制的との声(OpenWork等のクチコミ・体験談)
  • 若手から裁量を持って幅広いメーカー・分野の開発を経験でき、研修・チューター制度が手厚いという声
  • 業績が安定し、近年は全役職で賃上げを実施するなど初任給・給与水準が改善している

気になる声

  • 30〜40代で給与カーブが寝やすく、出世しないと頭打ちになりやすいという声がある(傾向)
  • 客先常駐や拠点を跨ぐ配置転換が比較的あり、配属先で労働環境が左右されやすいという声がある(傾向)
  • テレワーク制限や営業職の気質を挙げる声があり、合う・合わないが分かれる傾向がある

年収は出所により幅がある。公式のモデル年収は一般職で485〜600万円(2025年度)、OpenWork等の社員クチコミでは平均約596万円(体験談・回答者の偏りあり)とされる。Skyは非上場で有価証券報告書を出していないため、公式の「平均年収」という一次値は存在せず、公式が示すのはモデル年収である点に注意したい。

評判では「法令順守・働きやすさ」「若手の裁量」「研修の手厚さ」を評価する声が多い。一方で「中堅以降の給与の伸び」「客先常駐や配置転換」を課題に挙げる声もある(いずれも社員クチコミ・傾向)。近年は全役職で賃上げを実施しており、給与水準は改善傾向にある。

沿革

Skyは1985年、スカイ・シンク・システム株式会社としてマイコン機器の組込みソフト開発から始まった。1992年にカーナビゲーション関連ソフトの開発に着手し、車載領域での実績を積む。1998年には学習活動ソフト「SKYMENU Pro」を発売し、自社製品事業の柱を作った。

2003年に現社名のSky株式会社へ商号変更。2007年にIT運用管理製品「SKYSEA Client View」を発売し、これが後の主力製品となる。2018年に東京本社を設立して東京・大阪の二本社制へ移行した。

2024年11月には大和証券グループ本社・大和総研と資本業務提携を結び、発行済株式の約10%強を譲渡。非上場の独立経営を保ちつつ、AI・DXや高度IT人材で協業する体制を整えた。なお、衛星放送の「Sky」(欧州)や「SKYグループホールディングス」など同名・類似名の企業とは無関係の別会社である点は、企業研究で混同しやすいので押さえておきたい。

採用・選考

Sky株式会社の選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース技術系(自社パッケージ商品開発・クライアント システム開発・社内SE/インフラ・評価/検証職など)と、営業系・サポート系・事務系。全学科対象・文理不問・未経験可。
勤務地東京・大阪・名古屋ほか全事業所、または顧客先(札幌・仙台・広島・福岡などにも拠点)
選考難易度・特徴就活人気ランキング上位の高人気企業(マイナビ・日経の27卒で理系総合2位)。倍率は公式非公開で、就活メディアの推計は基準により大きく開きがある(非公式)。明確な学歴フィルターは無いとの評価が大勢で、専門学校まで幅広い採用実績がある。初任給(2027年4月入社予定・住宅手当込み)は大学院博士課程卒370,000円・修士課程卒/大学6年制卒343,000円・大学4年制卒325,000円。

採用人数の推移

2023年178名
2024年188名
2025年296名
2026年299名

選考フロー

  1. エントリー(就職情報サイト or 公式マイページ登録)
  2. 会社説明会
  3. 適性検査
  4. 面接(採用担当 → 現場 → 最終/概ね複数回)
  5. 選考合格・入社手続き完了で内定

ES・自己分析でよく問われること

  • 志望動機(なぜSky株式会社か)
  • 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)とその深掘り
  • 自己PR(強み・弱み)
  • 入社後にやりたいこと

面接で聞かれた質問例

  • 数あるIT企業の中で、なぜSky株式会社なのか
  • なぜIT業界・ソフトウェア開発を志望するのか
  • 強み・弱みを交えた自己紹介
  • チームで成果を出した経験(「ALL Sky」への共感)

インターンシップ

ジョブ型長期インターンや5days/3daysワークショップ、1DAYイベントなど多数を東京・大阪・名古屋等で実施。一部の育成型・ジョブ型は早期選考案内や優遇があるとされるが、優遇の有無はプログラムにより異なり公式に明記がないため要確認。

公式採用ページを見る →

Skyは技術系(開発職・評価/検証職など)と営業系・事務系を、全学科対象・文理不問・未経験可で採用する。選考はエントリー・説明会の後、適性検査と複数回の面接(採用担当 → 現場 → 最終)で進む。

  • **「数あるIT企業の中で、なぜSkyなのか」**は定番の質問。自社製品(SKYSEA/SKYMENU)と受託の両輪という独自性を、競合(受託専業・製品専業)との違いとして語れるようにしておく
  • 文理不問・未経験可だからこそ、なぜソフトウェア開発か/入社後に何をしたいかの一貫性が見られやすい
  • 「ALL Sky」のチームワークを重視する社風のため、チームで成果を出した経験を準備しておくとよい

締切・選考フロー・インターンの優遇有無の最新情報は公式採用ページ(sky-recruit.jp)で要確認。

最終更新: 2026-06-11