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テレビ大阪の強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

テレビ大阪の企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

読了目安 約21

編集部

IP化・技術投資・少数精鋭。この3つ、実は1本の線でつながっています。本文で順に見ていきましょう。

就活生

テレビ大阪って、なんとなく「在阪局の中では一番小さい局」ってイメージで、正直ちょっと格下に見えてしまいます…。

編集部

その見方、実は半分正解で半分損しています。従業員169名という在阪最小規模だからこそ、放送局からコンテンツメーカーへの転換に本気で舵を切れているんです。3分読めば、その理由が分かりますよ。

結論から言うと、テレビ大阪の正体は「規模の小ささを、機動力とIP戦略に変えた経済報道局」だ。

業界の基礎

近畿広域圏には在阪民放テレビ局が5局ある。毎日放送(MBS/JNN)、朝日放送テレビ(ABC/ANN)、読売テレビ(ytv/NNN)、関西テレビ(カンテレ/FNN)、そしてテレビ大阪(TXN)である。

前者4局が在京キー局(TBS・テレビ朝日・日本テレビ・フジテレビ)と資本・番組供給で密接に結びつくのに対し、テレビ大阪はテレビ東京ネットワーク(TXN)系列でありながら、筆頭株主は日本経済新聞社という独特の資本構成を持つ。

売上規模は他4局の1/3〜1/6程度と5局中最小である。この「小ささ」が、テレビ大阪の戦い方を規定している。

  • 規模で戦う4局: 毎日放送・朝日放送テレビ・読売テレビ・関西テレビ(全国ネット番組・多角化子会社群で稼ぐ)
  • 機動力で戦う1局: テレビ大阪(経済報道・自社発IP・技術投資でニッチを取る)

事業内容

テレビ大阪の事業内容: 放送事業(TXN系列)、コンテンツIPビジネス、放送外事業(通販・イベント)、放送技術・システム

ビジネスモデル

近畿広域圏向けの地上波テレビジョン放送事業を軸に、日本経済新聞社を筆頭株主とする資本構成を背景にした経済報道と、専業子会社を通じた放送外事業(通販・イベント・広告代理・番組制作受託)を組み合わせるモデル。近年は自社発コンテンツをIP化し映画・グッズ・イベントまで展開する「コンテンツメーカー」への転換を進める。

  • 放送事業(TXN系列)

    近畿広域圏を放送対象地域とするテレビ東京ネットワーク(TXN)フルネット局。経済報道番組「モーサテ」やアニメ枠、自社発バラエティを制作する。

    モーサテLBS変態植物倶楽部初耳怪談
  • コンテンツIPビジネス

    「テレビ大阪ネクストIPプロジェクト」で自社発コンテンツに1億円規模を投資し、書籍化・グッズ化・イベント化まで展開する。

    さらばのこの本ダレが書いとんねん!変態植物倶楽部FES
  • 放送外事業(通販・イベント)

    子会社テレビ大阪サービスが通販「てんまばし界隈」・広告代理・映画出資を、テレビ大阪エクスプロが展示会・イベント運営を担う。

    てんまばし界隈関西放送機器展
  • 放送技術・システム

    子会社テレビ大阪システム(従業員67名)が放送技術・IT基盤を担い、系列局共同仕様のフルIP放送設備を運用する。

    HD-IPOKAIROS

地上波放送収入を主軸としながら、専業子会社群で放送外収益を積み上げる構造だ。

グループ会社は6社体制で、なかでも株式会社テレビ大阪システム(従業員67名)は本体169名の約4割規模を占める放送技術・IT専業子会社である。マスター監視から字幕制作・番組素材のデータベース化まで、放送の裏側を専門組織が支える。

近年最大の変化は「放送局からコンテンツメーカーへ」の転換だ。2027年の開局45周年に向けた「テレビ大阪ネクストIPプロジェクト」では、自社発コンテンツの企画に総額最大1億円を投資し、パイロット版の地上波放送を原則確約する。

この会社の強み

テレビ大阪の強み: 自社発コンテンツを1億円規模でIP化、系列局共同仕様の日本初フルIP放送設備、少人数本体を支える専業子会社群、在阪5局共同の視聴データ連携と日韓連携、日経グループを背景にした経済報道の専業性
  1. 自社発コンテンツを1億円規模でIP化

    開局45周年(2027年)に向けた企画公募「テレビ大阪ネクストIPプロジェクト」で総額最大1億円を投資(1企画200万〜1000万円)。『さらばのこの本ダレが書いとんねん!』はYouTube発からレギュラー化・単独イベント化・グッズ化・全国書店展開まで進み、『変態植物倶楽部』は2026年7月に日本民間放送連盟賞近畿地区テレビ・バラエティ部門1位を受賞した。

  2. 系列局共同仕様の日本初フルIP放送設備

    2024年5月の新社屋移転で統合型ビデオサーバ「HD-IPO」とIT/IPプラットフォーム「KAIROS」を全面採用。テレビ北海道・テレビせとうち・TVQ九州放送と仕様を共通化・共同発注してコストを抑え、制作技術部長は「パッチ作業がなくなり作業時間を大幅短縮」と語る。

  3. 少人数本体を支える専業子会社群

    本体従業員169名に対し、放送技術・IT専業子会社のテレビ大阪システムが67名を抱え本体の約4割規模で運用。テレビ大阪エクスプロは25年以上「関西放送機器展」等を主催し、テレビ大阪サービスが通販・広告代理・映画出資まで多角展開する。

  4. 在阪5局共同の視聴データ連携と日韓連携

    2026年4月、在阪5局(テレビ大阪・毎日放送・朝日放送テレビ・関西テレビ・読売テレビ)で視聴データを交換・集約する実証実験を本格化。同時期に韓国MBN・慶星大学と日韓カルチャー分野のMOUを締結し、規模の小ささを連携力で補う。

  5. 日経グループを背景にした経済報道の専業性

    日本経済新聞社を筆頭株主に、経済報道番組「モーサテ」や日経と系列局で共同制作する「LBS」、日経スペシャル「夢織人」「関西リーダー列伝」を自社制作する。2027卒採用では「コンテンツビジネス」職を独立区分で採用し、番組の二次利用・IP化を組織的な事業領域と位置づける。

就活生

テレビ大阪の強みって、正直「モーサテをやっている経済ニュースの局」というイメージ止まりなんですが…。

編集部

そこが分かれ目です。実は規模の小ささを逆手に取り、放送技術からコンテンツIP化まで自前で仕掛ける機動力こそが本当の強み。ここを語れる就活生は一気に差がつきます。

5つの強みは個別の取り組みに見えて、実は「小さいからこそ、決めたら早く動ける」という一つの構造でつながっている。

日経グループ資本を背景にした経済報道の専業性を土台に、2024年の新社屋移転では系列局と足並みを揃えつつ、日本初のフルIP放送設備という技術投資に踏み切った。浮いた制作コスト・時間の余力は、少人数の専業子会社群と、在阪5局・海外との連携という「規模を連携で補う」動きに向かい、最終的には自社発コンテンツを1億円規模でIP化する「ネクストIPプロジェクト」という攻めの投資にまで結実している。

業績の推移(売上高)

146.7億2024/3期148.3億2025/3期158.5億2026/3期
売上高(連結)。非上場のため有価証券報告書は無く、会社法上の決算公告に基づく参考値。2026年3月期は固定資産売却益等の特別利益で当期純利益が13.6億円と大幅に伸びた。

非上場のため有価証券報告書は無く、以下は会社法上の決算公告に基づく参考値(連結)。

決算期売上高(連結)営業利益経常利益
2024年3月期146.7億円6.4億円6.0億円
2025年3月期148.3億円6.2億円7.0億円
2026年3月期158.5億円6.6億円7.5億円

2026年3月期は当期純利益13.6億円と大きく伸びているが、これは固定資産売却益等の特別利益によるもので、本業の伸び幅そのものは緩やかである点に注意したい。単体の売上高は135億円規模(2026年3月期)で、連結の方がグループ会社分だけ大きい。

競合の中での立ち位置

テレビ大阪 のポジショニングマップ
在阪5局マップ(経営規模×自社発コンテンツ・多角化力で見る)

在阪5局は、規模と「自前でコンテンツ・事業をどれだけ生み出しているか」で棲み分けている。

系列2025年度売上高目安テレビ大阪との違い
テレビ大阪TXN(テレビ東京系)連結約159億円5局最小規模。日経グループ資本+自社発IPビジネスで機動的に攻める
朝日放送テレビANN(テレビ朝日系)連結約919億円5局最大。全国ネット番組供給力+「ライフスタイル事業」の多角化が両輪
毎日放送JNN(TBS系)連結約704億円不動産・イベント・投資まで幅広い多角化子会社群を保有
読売テレビNNN(日本テレビ系)単体約650億円全国人気番組とローカル報道番組を両立、通販子会社を完全子会社化
関西テレビFNN(フジテレビ系)単体約497億円ドラマ制作に強み。EC・大型イベントを積極展開中

規模では太刀打ちできない4局に対し、テレビ大阪は「決めたら早く動ける」機動力で差をつける戦い方を選んでいる。

今後の展望

ビジョン

「放送局からコンテンツメーカーへ」/ニッチ市場でのIPビジネス強化

テレビ大阪は非上場で数値目標付きの中期経営計画は非公開。2026年頭の社長挨拶では「万博レガシーを会社の成長につなげる」「経済ビジネス分野の強みを地元企業とともに生かす」「ニッチ市場でのIPビジネス強化」を方針として掲げ、自社発コンテンツを映画・グッズ・イベントに展開する「テレビ大阪ネクストIPプロジェクト」がその具体策として動いている。

注力施策

  • テレビ大阪ネクストIPプロジェクト

    開局45周年(2027年)に向け、自社発コンテンツの企画公募に総額最大1億円を投資(1企画200万〜1000万円)。パイロット版の地上波放送を原則確約し、書籍化・グッズ化・イベント化まで見据えた「放送局からコンテンツメーカーへ」の転換を掲げる。

  • フルIP放送設備による制作基盤の刷新

    2024年5月の新社屋移転で統合型ビデオサーバ「HD-IPO」とIT/IPプラットフォーム「KAIROS」を全面採用。系列局と仕様を共通化・共同発注してコストを抑え、大規模特番の設営時間を大幅短縮した。

  • 在阪5局共同の視聴データ活用

    2026年4月、テレビ大阪・毎日放送・朝日放送テレビ・関西テレビ・読売テレビの在阪5局で視聴データを交換・集約する実証実験を本格化。系列を超えた連携で規模の小ささを補う。

  • 万博レガシー・海外連携の展開

    大阪・関西万博関連番組・イベントを多数展開したのに続き、2026年4月には韓国MBN・慶星大学と日韓カルチャー分野のMOUを締結。教育・産学連携・コンテンツ開発で継続協力する。

ロードマップ

  1. 1981/1

    設立

  2. 1982/3

    開局(TXN系列初号局)

  3. 1998/4

    日曜朝枠等でアニメ制作を継続的に開始

  4. 2019/4

    TVerへ本格参入・見逃し配信開始

  5. 2022

    開局40周年

  6. 2024/5

    開局以来初の新社屋へ移転・日本初のフルIP放送を開始

  7. 2025

    大阪・関西万博関連番組・イベントを多数展開

  8. 2026/4

    在阪5局共同の視聴データ連携実証実験を開始/韓国MBN・慶星大学とMOU締結

  9. 2026/6

    内山清行が代表取締役社長に就任(前社長・品田卓は会長へ)

  10. 2026/7

    「変態植物倶楽部」が日本民間放送連盟賞近畿地区1位を受賞

テレビ大阪の将来性を読む軸は、「規模の不利」を「機動力」に変換できるかどうかにある。

2026年頭の社長挨拶では「万博レガシーを会社の成長につなげる」「ニッチ市場でのIPビジネス強化」を方針に掲げた。これは、視聴率競争で4局と正面から戦うのではなく、自社発コンテンツをIP化して二次収益を作り、系列・他局と連携してコストを分け合うという、規模の小ささを前提にした戦略である。

2026年6月には社長交代(内山清行氏が就任、前社長の品田卓氏は会長へ)があり、経営体制も一新された。数値目標付きの中期経営計画は非公開だが、フルIP放送設備・ネクストIPプロジェクト・在阪5局連携・日韓連携という直近の投資の方向性は一貫している。

こんな人にピッタリ

テレビ大阪が合う人・合わない可能性がある人の早見表

経済報道や自社発コンテンツのIP化など、大手キー局にはない機動力とニッチな企画力で「攻める」働き方に情熱を持てる人。

  • 経済ニュース・ビジネス報道に強い関心がある

    日経グループの資本を背景にモーサテ・LBS等の経済報道を自社制作するテレビ大阪が合う

  • 少人数の組織で幅広い業務に裁量を持って携わりたい

    従業員169名と在阪5局最小規模ゆえ一人が担う範囲が広いテレビ大阪の環境が活きる

  • 番組を作って終わりでなくIP化・グッズ化・海外連携まで事業として育てたい

    「ネクストIPプロジェクト」やコンテンツビジネス職を独立採用するテレビ大阪の攻め方が向く

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 全国ネットの大型バラエティ・情報番組の制作中枢を担いたい

    テレビ大阪は近畿広域圏中心の放送のため、全国ネット番組を多数持つ朝日放送テレビ・読売テレビなど他局の方が合う場合があります。

  • 系列内で規模の大きい安定した経営基盤を求める

    在阪5局中もっとも売上規模が小さいため、毎日放送や朝日放送テレビなど規模の大きい局の方が合う場合があります。

  • アナウンサーとして画面に立つキャリアを目指したい

    2027年度はアナウンス職の新卒募集が無いため、アナウンサー採用を行う他局の方が合う場合があります。

求める人物像

  • 柔軟な発想力

    年次や役職に関係なく柔軟な発想力を発揮できる人材を求める。「ニッチな分野でトップを目指す」姿勢を重視し、キー局・在阪他局と規模で競うのではなく他局が手掛けない分野で存在感を発揮する志向を歓迎する。

  • 企画力・行動力

    ミッション「良質なコンテンツとサービスで、大阪・関西を元気に!」の実践に向け、企画力と行動力を兼ね備え、新しいことに挑む「挑む心」を持つ人材を求める。

  • 独立・多様性への共感

    バリュー「独立/クオリティー/先進性/多様性」に共感し、パーパス「考え、伝える。より自由で豊かな世界のために。」を体現できる人。

入社後のキャリアパス

  1. 入社1年目

    配属部署で実務OJTから始まる。報道配属では取材・原稿執筆・編集を担当し、半年ほどで特集がオンエアされる例もある。制作配属では撮影・編集に入る前の企画準備や調査業務が中心になる。

  2. 入社2〜5年目

    技術職では中継・録画番組の技術業務からTD(テクニカルディレクター)や中継の受けサブなど専門業務へ担当領域が拡大する。営業・マーケティング等でも数字分析やCM収入関連業務など担当領域が広がる。

  3. 中堅(目安5〜10年程度)

    野球中継などの現場TD、特番の総合TD、大型イベント(万博関連業務等)の技術担当など、責任あるポジションを任される。報道では記者からデスク業務へ移行する例もある。

  4. ジョブローテーション

    総合職は原則ジョブローテーションが実施される旨が公式募集要項に明記されており、制作・報道・営業・編成・技術等の部門を横断的に経験するキャリアが想定される(具体的な異動サイクルは非公開・要確認)。

総合職はジョブローテーションが前提で、配属直後は現場に近い実務からキャリアが始まる。報道配属なら取材・原稿執筆・編集、制作配属なら企画準備・調査業務が最初の仕事になる。

技術職は中継・録画番組の技術業務から、TD(テクニカルディレクター)や野球中継の現場責任者といった専門ポジションへ広がっていく。少人数体制ゆえ、若手のうちから責任範囲が広がりやすい点は在阪最小規模ならではの特徴だ。

年収・待遇

テレビ大阪は非上場のため有価証券報告書等による平均年収の公式開示はない。初任給のみ公式実績があり、年収額は社員クチコミ(体験談)ベースで出典を分けて整理する(2026年8月時点)。

初任給

総合職(公式・2025年10月実績)月額250,000円

平均年収(出典別)

公式非公開(非上場のため有価証券報告書なし)

年次・役職別の目安

新卒10年目・係長級(体験談)約750万円(出所・回答者属性の詳細は限定的)

待遇の特徴

  • 賞与は年4回(6月・7月・11月・12月、公式募集要項)
  • 勤務時間は原則10:00〜18:00(実働7時間)。部署により専門業務型裁量労働制(公式募集要項)
  • クチコミの残業時間・有給消化率は媒体・回答者によって数値の幅が大きい(下記reputation参照)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・転職会議等の社員クチコミ) 「若手でも責任ある仕事を任せてもらえる」「20代の成長環境が良い」を評価する声がある一方、会社の成長性・将来性への不安や人事評価の適正感を課題に挙げる声もあります。残業時間・有給消化率は媒体・回答者によって数値の幅が大きい傾向です。

月平均残業(転職会議クチコミ)約35時間(OpenWorkでは約27.7〜35.9時間との回答もあり幅がある)
有給消化率(転職会議クチコミ)約87.5%(OpenWorkでは約42.9%との回答もあり幅がある)
OpenWork総合評価スコア3.14点(回答者11名・全79,888社中上位18%)

評価する声

  • 従業員169名と在阪局最小規模のため、若手でも責任ある仕事を任せてもらえるという声
  • 20代の成長環境への評価が相対的に高い(OpenWorkカテゴリ別評価3.8)
  • 風通しの良さを評価する声がある(OpenWork評価3.5)

気になる声

  • 会社としての成長性・将来性への不安を挙げる声がある
  • 人材の長期育成・人事評価の適正感への評価がやや低い(OpenWorkカテゴリ別評価2.5・2.7)
  • 部署・年度によって残業時間・有給消化率の体感差が大きい

テレビ大阪って実際、働きやすいの?

クチコミでは「従業員169名という少人数のため、若手でも責任ある仕事を任せてもらえる」「20代の成長環境が良い」という声が多いです(OpenWorkカテゴリ別評価3.8)。

一方で「会社としての成長性・将来性への不安」を挙げる声(OpenWork)もあります。2023年3月期は在阪5局で唯一増収増益という実績もあり、小さいからこその裁量と、規模ゆえの不安、両方を理解した上で志望動機を作るのが賢明です。

残業・有給消化率は媒体によって数値の幅が大きく(月28〜35時間、有給消化率43〜88%)、部署・年度による体感差が大きいとみられます(体験談)。

沿革

テレビ大阪は1981年1月23日に設立され、1982年3月1日に開局した。テレビ東京ネットワーク(TXN)のフルネット局としては初号局にあたる。

開局の背景には日本経済新聞社の出資がある。株主構成(2021年3月末時点の公表値)は日本経済新聞社22.90%・テレビ東京ホールディングス11.00%・テレビ愛知10.75%・TVQ九州放送10.70%で、テレビ東京本体よりも日経の出資比率が高いのがテレビ大阪の特徴だ。この資本構成が、経済報道番組を数多く自社制作する編成方針に表れている。

2024年5月、開局以来初となる新社屋(大阪市中央区大手前)へ移転し、放送設備を全面刷新した。2026年6月24日には内山清行氏が新たに代表取締役社長に就任し、前社長の品田卓氏は代表権を持つ会長に就いた。

採用・選考

テレビ大阪の選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コース総合職一括採用(制作・報道・スポーツ・事業・営業・編成・マーケティング・コンテンツビジネス・技術・バックオフィスの各区分)。2027年度はアナウンス職の新卒募集なし。
勤務地大阪本社(大手前)を中心に、東京支社・名古屋支社・九州支社。新卒はほぼ大阪本社配属からスタート。
選考難易度・特徴2027年度の採用予定人数は1〜5名と在阪局の中でも少数。就活会議等の非公式指標では入社難易度3.5/5.0とされる(非公式)。選考は「集団面接→筆記試験→集団面接→個人面接」という珍しい順序で進み、作文課題(400字30分等)や一般常識・自局番組に関する筆記試験が特徴。

採用人数の推移

2027年度(採用予定)1〜5名

選考フロー

  1. プレエントリー(マイページ登録)
  2. エントリーシート提出
  3. 集団面接(オンライン)
  4. 筆記試験(一般常識・作文)
  5. 集団面接
  6. 個人面接
  7. 内々定

選考で聞かれること

  • なぜテレビ大阪か(他局じゃなく)

    面接官が見ているポイント

    テレビ東京系列の準キー局として大阪に根差すテレビ大阪を選ぶ必然性を、規模や系列の違いまで踏み込んで語れているか

  • 配信でなくテレビを選んだ理由は

    面接官が見ているポイント

    動画配信全盛の時代にあえて地上波テレビを志望する根拠を、実際に一次面接で問われる形で自分の言葉に落とし込めているか

  • アルバイト先、他局でもよかったのでは

    面接官が見ているポイント

    「別のテレビ局でいいのか」という切り返しに対し、企業選びの軸が場当たりでなく一貫しているか

  • 志望職種とその理由を教えて

    面接官が見ているポイント

    報道・制作・スポーツ・編成・営業・事業など複数職種から選ぶESの設問。準キー局の少人数体制での配属適性まで具体的に語れているか

  • コンテンツ志望でSNS会社は受けた?

    面接官が見ているポイント

    実際に聞かれた切り返し質問。テレビ局とSNS/デジタル企業の役割の違いを理解した上で志望動機を組み立てているか

  • 学生生活で壁にぶつかった経験は

    面接官が見ているポイント

    実物のES設問。困難への向き合い方を、幅広い業務を少人数で担うテレビ大阪の働き方に接続して語れているか

  • 印象に残る映像作品とその理由は

    面接官が見ているポイント

    実物のES設問。映像体験を単なる感想で終わらせず、自分の言葉で構造立てて語れる言語化力

  • 『社会人』をテーマに作文して

    面接官が見ているポイント

    実物のES設問。抽象的なお題を短時間で自分の言葉に落とし込む文章力と就業観の成熟度

  • 『円』をテーマに作文(400字30分)

    面接官が見ているポイント

    実際に出題された筆記試験の作文課題。制限時間内で抽象テーマを構成立てて書き切る瞬発力

  • 番組や大阪時事の一般常識試験対策は

    面接官が見ているポイント

    一般常識・自局番組・大阪の時事・エンタメを問う実際の筆記形式。大阪ローカルとテレビ大阪の番組に日常的にアンテナを張っているか

  • MVを作ったと書いたが進め方は

    面接官が見ているポイント

    実際の深掘り質問。企画から完成までのプロセスを分解し、自分の役割を具体的に説明できる実行力

  • 好きな動画コンテンツは何か

    面接官が見ているポイント

    実際に聞かれる質問。バラエティから経済報道まで幅広いテレビ大阪の番組系統と自分の嗜好の接点を語れているか

  • 『地域社会貢献』とは何だと思う

    面接官が見ているポイント

    実際に聞かれた質問。大阪エリア限定で放送する準キー局としての存在意義を自分なりに定義できているか

  • 経済報道や日経との関係をどう見る

    面接官が見ているポイント

    日経グループの一員として経済ニュース・ドキュメンタリーに力を入れる編成方針への理解度と、自分の関心の接続度

  • テレショップなど通販事業をどう思う

    面接官が見ているポイント

    グループ会社が手がける通販・イベント運営など放送外収益事業への理解度、事業視野の広さ

  • 面接の後に筆記試験がある順番をどう見る

    面接官が見ているポイント

    一次面接→筆記試験→二次面接という珍しい選考順を把握した上で臨めているか、事前の情報収集力

  • 好奇心旺盛さを示すエピソードは

    面接官が見ているポイント

    実際に聞かれた質問。抽象的な自己評価を裏付ける具体的な行動事実を即座に提示できるか

  • 自分はどんな人だと思う?

    面接官が見ているポイント

    実際に聞かれた質問。他己評価とのズレなく自己理解を言語化できているか、少人数の職場で協働する上での自己認識力

  • 入社後、具体的に何がしたい?

    面接官が見ているポイント

    実際に聞かれた質問。準キー局という規模の小ささを「挑戦の機会」に転換して語れるか、将来ビジョンの具体性

  • 最後に何か質問はありますか

    面接官が見ているポイント

    志望度と企業理解の深さを測る最終確認。表面的でない踏み込んだ逆質問ができるか

インターンシップ

2026年度は夏季・オンライン形式で実施(対象:大学・大学院在籍中の学生)。具体的なコース区分・日数の公表は限定的で、選考直結・優遇の有無も公式に明記なし。最新の日程・形式は公式採用ページで確認。

公式採用ページを見る →

総合職一括採用で、職種区分は制作・報道・スポーツ・事業・営業・編成・マーケティング・コンテンツビジネス・技術・バックオフィスと幅広い。2027年度はアナウンス職の新卒募集はない。

選考は「集団面接→筆記試験→集団面接→個人面接」という珍しい順序で進み、筆記試験では一般常識に加えテレビ大阪の番組・大阪の時事に関する出題、「円」をテーマにした400字30分の作文課題など、独自色が強い。

  • テレビ大阪の番組(モーサテ・変態植物倶楽部・初耳怪談等)と大阪の時事に日常的にアンテナを張っておく
  • 「なぜキー局でなく準キー局のテレビ大阪か」を、規模でなく機動力・ニッチ戦略の観点から語れるようにする
  • 作文課題対策として、抽象テーマを短時間で構成立てて書く練習をしておく

編集部

テレビ大阪だけに絞って対策するのは危険!選考と並行して、持ち駒を増やす仕込みもやっておこう。就活サービス17個をカテゴリ別に比較したまとめを置いておくね。

よくある質問

テレビ大阪の年収・初任給はどのくらいですか?

非上場のため有価証券報告書による平均年収の公式開示はありません。初任給は月額250,000円(2025年10月実績・公式)です。社員クチコミでは新卒10年目・係長級で年収約750万円という体験談もありますが、出所・回答者属性は限定的なため参考値として扱ってください。

テレビ大阪の採用倍率・選考難易度は?

具体的な倍率は非公開です。2027年度の採用予定人数は1〜5名と在阪局の中でも少数で、実質的な倍率は高いとみられます(非公式)。選考は集団面接→筆記試験→集団面接→個人面接と進み、経済報道や自社コンテンツへの理解が問われる傾向があります。

テレビ大阪に学歴フィルターはありますか?

公式に学歴フィルターの明記はなく、採用大学の統計も公表されていないため「要確認」です。総合職は一括採用で、エントリーシートや面接では志望動機・企画力・行動力が重視される傾向にあります。

テレビ大阪は激務ですか?評判はどうですか?

社員クチコミでは月平均残業が約28〜35時間、有給消化率は約43〜88%と媒体・回答者によって幅があります(体験談)。「若手でも責任ある仕事を任せてもらえる」という声がある一方、「会社の成長性への不安」を挙げる声もあります。

テレビ大阪のインターンは選考に有利ですか?

2026年度は夏季・オンライン形式で実施されました。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく、最新の日程・形式は公式採用ページで確認してください。

基本情報

上場区分非上場
グループテレビ東京ネットワーク(TXN)系列局。筆頭株主は日本経済新聞社22.90%・テレビ東京ホールディングス11.00%・テレビ愛知10.75%・TVQ九州放送10.70%(2021年3月末時点・非上場のため最新比率は要確認)。グループ会社に株式会社テレビ大阪サービス・株式会社テレビ大阪システム・株式会社テーク・ワン・株式会社テレビ大阪エクスプロ等
創業・設立1981年1月23日設立/1982年3月1日開局(TXN系列初号局)
本社大阪府大阪市中央区大手前一丁目1番7号(2024年5月、開局以来初の新社屋へ移転)
代表者内山清行(代表取締役社長・2026年6月24日就任。前社長の品田卓氏は代表権のある会長へ)
資本金10億円
従業員数169名(2026年4月1日時点)
売上高単体約135億円・連結約158億円(2026年3月期)
事業領域近畿広域圏向けテレビジョン放送事業(TXN系列)、放送外事業(通販・EC・イベント運営・番組制作受託等)

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-08-08