企業分析ドットコム
広告・マスコミ

読売テレビの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

読売テレビの企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

読了目安 約22

編集部

コナンの海外展開・4局統合・番組IPの収益化。この3つ、実は放送外で稼ぐ一つの戦略でつながっています。本文で見ていきましょう。

就活生

読売テレビって「ミヤネ屋」と「コナン」のイメージしかなくて、正直、他局と何が違うのか分かりません…。

編集部

実は読売テレビ、2025年4月に他の3局と経営統合して日本テレビに匹敵する視聴圏を持つ会社になりました。3分読めば、そのからくりが見えてきますよ。

結論から言うと、読売テレビの正体は単なる「大阪のローカル局」ではない。

4局統合とアニメの海外展開で、放送の外へ稼ぐ場所を広げ続ける準キー局である。

業界の基礎

就活生

在阪局って読売テレビ・毎日放送・朝日放送・関西テレビと4つもあって、正直よく分かりません…。

編集部

ポイントは「どの系列に属し、どんな番組で全国に発信しているか」。ここを軸にすると一気に整理できますよ。

在阪広域民放は4局体制で、系列ごとに色分けされている。

  • 読売テレビ(ytv):日本テレビ系(NNN/NNS)
  • 毎日放送(MBS):TBS系(JNN)
  • 朝日放送(ABC):テレビ朝日系(ANN)
  • 関西テレビ(カンテレ):フジテレビ系(FNN)

読売テレビは1958年8月開局の、日本テレビ系列としては第1号にあたる準キー局だ。「かんさい情報ネットten.」等の情報番組や、「名探偵コナン」のように地方局発でありながら全国区で展開するアニメを送り出してきた。

在阪4局の中では、全国発信力のあるコンテンツ制作力で朝日放送と並ぶ存在とされる。売上規模は朝日放送グループHD(約960億円)に次ぐ水準で、毎日放送・関西テレビを上回る(2025年3月期時点、各社公表値)。

事業内容

読売テレビの事業内容: 放送・番組制作、アニメ・コンテンツ製作、コンテンツビジネス(YTE)、デジタル・ID事業

ビジネスモデル

近畿広域圏を放送対象地域とする日本テレビ系列(NNN/NNS)の準キー局として番組を企画・制作・放送し、広告収入を主収益源としながら、アニメ・音楽・イベント・グッズなどの周辺事業やデジタルID基盤投資で「番組の先」まで収益化するビジネスモデル。

  • 放送・番組制作

    近畿広域圏向け基幹放送事業として情報・報道・バラエティ・アニメと幅広いジャンルを制作する中核事業。看板情報番組「情報ライブミヤネ屋」は2026年2月、放送20年の節目となる同年9月末での終了が発表された。

    かんさい情報ネットten.秘密のケンミンSHOW極名探偵コナン
  • アニメ・コンテンツ製作

    「名探偵コナン」等への製作出資、子会社ytv Nextryでのアニメ制作を担う。子会社YTEの海外営業部が番組を世界のテレビ局・配信会社等へ販売し、海外展開を支える。

    名探偵コナンytv Nextry
  • コンテンツビジネス(YTE)

    子会社・読売テレビエンタープライズ(YTE)が音楽原盤・グッズ・イベント・海外番組販売を一気通貫で収益化する。自社音楽レーベル「bpm tokyo」を運営。

    読売テレビエンタープライズbpm tokyo食博覧会
  • デジタル・ID事業

    2022年新設のデジタル戦略局・若手チーム「Team 2030」が主導。2026年5月、読売新聞グループの「読売ID」と連携する共通ID「ytv Connect」を開始した。

    ytv Connectytv MyDo

読売テレビの事業は「放送」だけで語ると実態の半分しか見えない。

看板の情報・報道番組に加え、地方局発のアニメを全国・海外へ展開する製作出資、子会社YTEによる音楽・グッズ・海外番販、2026年5月開始の共通ID「ytv Connect」まで、番組を起点に放送外へ収益源を広げる動きが近年の中心にある。

この会社の強み

読売テレビの強み: 地方局発アニメの興行力と自前の海外販売網、4局経営統合で日本テレビに迫る視聴圏、番組IPを丸ごと収益化する専門部隊、新聞社の会員基盤と組むデジタルID投資
  1. 地方局発アニメの興行力と自前の海外販売網

    「名探偵コナン」最新劇場版(2026年4月公開)はシリーズ4作連続で興行収入100億円を突破。子会社YTEは2010年4月から海外番組販売を開始し、東京の「海外営業部」がアニメ・ドラマ・バラエティ等を世界のテレビ局・配信会社・航空会社等へ販売する、放送局単体を超えたコンテンツ海外流通網を持つ。

  2. 4局経営統合で日本テレビに迫る視聴圏

    2025年4月1日、札幌テレビ・中京テレビ・福岡放送と共同株式移転で持株会社「読売中京FSホールディングス」を設立。4局合計の視聴エリア人口は約4,200万人に達し、日本テレビ単独の関東広域圏(約4,300万人)にほぼ匹敵する規模を準キー局グループとして実現した。

  3. 番組IPを丸ごと収益化する専門部隊

    子会社・読売テレビエンタープライズ(YTE)はIPプロデュース部・音楽プロデュース部・海外営業部等に組織を細分化し、自社音楽レーベル「bpm tokyo」(2017年設立)・アジア展開レーベル「bpm plus asia」(2020年設立)まで内製する。

  4. 新聞社の会員基盤と組むデジタルID投資

    2026年5月20日、読売新聞オンライン等の会員基盤「読売ID」(約600万ID)と相互利用可能な共通IDサービス「ytv Connect」を開始。2022年新設の「デジタル戦略局」が主導し、放送局単独では珍しい新聞社との会員データ連携に踏み込んでいる。

就活生

読売テレビの強みって「コナンとミヤネ屋の局」ということですよね…?

編集部

そこが落とし穴。実はいま本気で投資しているのは、番組を放送の外まで運んで稼ぐ仕組みなんです。ここを語れる就活生は一気に差がつきます。

4つの強みは個別の取り組みに見えて、実は「番組という自社IPを、放送・海外・データの3方向に運んで稼ぐ」という一つの姿勢でつながっている。

アニメでは「名探偵コナン」がシリーズ4作連続で興行収入100億円を超え、子会社YTEの海外営業部が2010年から続く販売網で世界のテレビ局・配信会社等へ運ぶ。経営基盤では4局統合でスケールを確保し、YTEが番組を音楽・グッズ・海外番販まで多層的に収益化する。そして「ytv Connect」は、読売新聞グループの会員基盤とテレビの視聴データを結びつける次の一手だ。

業績の推移(連結売上高)

751.4億2025/3期
読売テレビ放送は非上場で有価証券報告書が存在せず、複数期にわたる詳細な業績を一次情報だけで追うことはできない。会社法上の大会社として決算公告の義務はあるが、官報決算データベースでも複数期の数値は確認できなかった。確認できた公表値は2025年3月期(連結売上高751.37億円・連結営業利益53.89億円・連結経常利益69.76億円・連結純利益60.62億円)の1期分のみ。業界紙報道では2023年度決算も「増収増益、連結売上高1.4%増」と報じられているが、具体的な金額は非公開。

非上場の読売テレビ放送は有価証券報告書が存在せず、複数期の詳細な業績を一次情報だけで追うことはできない。確認できた公表値は2025年3月期の1期分のみである。

指標金額
連結売上高751.37億円
連結営業利益53.89億円
連結経常利益69.76億円
連結純利益60.62億円

業界紙報道によれば2023年度決算も「増収増益、連結売上高1.4%増」と報じられているが、具体的な金額は非公開のままだ。

競合の中での立ち位置

読売テレビ のポジショニングマップ
在阪テレビ局業界マップ(2軸で見る)

在阪4局は同じ「準キー局」でも、系列とコンテンツの色は大きく異なる。

系列読売テレビとの違い
読売テレビ(ytv)日本テレビ系(NNN/NNS)4局統合+アニメの海外展開で放送外収益に投資
朝日放送(ABC)テレビ朝日系(ANN)上場企業(東証9405)。イベント・住宅展示等で多角化し、売上規模は在阪最大
毎日放送(MBS)TBS系(JNN)ラジオ兼営、ドキュメンタリー・報道情報系に強み
関西テレビ(カンテレ)フジテレビ系(FNN)フジ・メディアHD及び阪急阪神HDの持分法適用会社

考え方として、全国発信力では朝日放送が近いが、朝日放送が上場企業として情報開示・多角化を進めるのに対し、読売テレビは非上場のまま経営統合とアニメの海外展開で規模とコンテンツ力を同時に確保しようとする違いがある。

今後の展望

ビジョン

読売中京FSホールディングス(FYCS)体制下での地域メディア強靭化とグループシナジー創出

読売テレビ放送は2025年4月1日、札幌テレビ・中京テレビ・福岡放送との共同株式移転により持株会社「読売中京FSホールディングス(FYCS)」を設立し、その完全子会社となった。4局合計の視聴エリア人口は約4,200万人で、日本テレビの関東広域圏とほぼ同規模になる。FYCSは2026年1月に企業理念・経営ビジョン・スローガンを策定し、資金運用・機材・研修の共同化やコンテンツシナジーの創出を進めている。数値目標付きの中期経営計画は非公開。

注力施策

  • 4局経営統合によるスケールメリット追求

    資金運用の共同化、放送機材の相互融通、サイバーセキュリティ強化、採用・研修の合同実施などFYCS体制でコスト効率化を進める。4局共同制作番組でCM枠が完売した実績もある。

  • アニメ事業の再編・世界展開強化

    2026年7月1日付でアニメ制作子会社YTEの株式70%を読売新聞グループ本社へ譲渡(読売テレビは残り30%を保有)し、グループを挙げてアニメの世界発信をテコ入れする体制へ移行した。YTEは2010年から続く海外番組販売の体制を既に持つ。

  • デジタルID・DX投資

    2022年新設のデジタル戦略局・若手中心チーム「Team 2030」が主導し、2026年5月に読売新聞グループの「読売ID」と連携する「ytv Connect」を開始した。

  • 看板番組の世代交代

    2026年2月、宮根誠司氏が「情報ライブミヤネ屋」の同年9月末での終了を生放送で発表した。放送20年の節目での終了で、後継番組の検討が今後の焦点になる。

ロードマップ

  1. 1958

    新大阪テレビ放送株式会社として設立(2月)、同年8月「讀賣テレビ放送」に商号変更・開局

  2. 1966

    NNN(日本テレビネットワーク)加盟

  3. 1972

    NNS(日本テレビネットワーク協議会)加盟

  4. 2007

    ロゴマークを「ytv」に変更

  5. 2019

    新社屋(3代目)から放送開始

  6. 2022

    機構改革で「デジタル戦略局」新設

  7. 2025/4

    読売中京FSホールディングス設立、完全子会社化。商号を「読売テレビ放送」に変更

  8. 2026/2

    「情報ライブミヤネ屋」が同年9月末での終了を発表(放送20年)

  9. 2026/5

    共通IDサービス「ytv Connect」開始

  10. 2026/7

    アニメ子会社YTE株式70%を読売新聞グループ本社へ譲渡(読売テレビは残り30%を保有)

読売テレビの将来性を読む軸は、4局統合とアニメの海外展開という2つの拡張がどこまで実を結ぶかだ。

FYCS体制下では、資金運用・機材・研修の共同化でコスト効率化を進めながら、4局共同制作番組やCM枠の共同セールスといったコンテンツシナジーの実験も始まっている。2026年7月には、アニメ制作子会社YTEの株式70%を読売新聞グループ本社へ譲渡し、グループを挙げて世界発信をテコ入れする体制へ移行した。

看板番組「情報ライブミヤネ屋」は2026年2月、同年9月末での終了が発表された。放送20年の節目を前に、次の顔となる番組・事業をどう育てるかが、この会社の次のステージを占う。

こんな人にピッタリ

読売テレビが合う人・合わない可能性がある人の早見表

地上波の番組制作にとどまらず、アニメの海外配信・音楽原盤・デジタルID基盤など「放送の外」でコンテンツを収益化する動きに関わりたい人。

  • 地上波放送に加え、アニメ・音楽・海外番販など「番組の先」まで事業に関わりたい

    番組IPを収益化する専門部隊(YTE)や海外営業部を持つ読売テレビが合う

  • スケールメリットを活かした経営基盤の安定性を重視したい

    4局統合で日本テレビに迫る視聴圏を持つ読売テレビが向く

  • 大阪発の全国区コンテンツづくりに情熱を持てる

    地方局発でありながら全国・海外に展開するアニメ・情報番組を持つ読売テレビの強みが活きる

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 在京キー局規模の予算・知名度でダイナミックに働きたい

    準キー局として在京キー局より規模は小さいため、日本テレビ等の方が合う場合があります。

  • フラットで意思決定の速い組織を求める

    クチコミではトップダウン傾向・部署間の縦割りが指摘されており、部署やフェーズによっては物足りなさを感じる可能性があります。

  • 残業の少なさ・ワークライフバランスを最優先したい

    クチコミでは残業時間がやや長め(月平均約57時間)とする声もあり、部署によっては厳しさを感じる可能性があります。

求める人物像

  • 「挑戦」を面白がれる人

    公式採用メッセージ「ytVで夢を広げませんか?」のもと、一人ひとりの挑戦を尊重し全力で応援する社風を掲げる。

  • 「コンテンツファースト」を体現できる人

    経営理念「コンテンツ・ファースト」「地域密着」を掲げ、視聴者に愛される企画・番組づくりに主体的に関わる姿勢を求める。

  • 視聴者の「見たい」「知りたい」に応える感度

    視聴者のニーズに寄り添い、斬新な発想やおもしろい企画を実現する創意工夫を重視する(公式採用メッセージ)。

  • 部署・年次を越えてチームで動ける人

    放送局は営業・制作・報道・技術等の多職種協業で番組を作る業態のため、部署や入社年次を問わず提案しチームで動ける姿勢が業界全体で重視される傾向にある。

入社後のキャリアパス

  1. 入社〜配属

    総合職は「一般・技術コース」「アナウンスコース」の職種別選考で採用されるが、入社後はコースを問わず「総合職」として配属・異動を限定しない。体験談では入社1年目から人気番組の企画に関わる例も紹介されている。

  2. 若手期

    OpenWork等のクチコミでは現場配属後に実務経験を積みながら専門性を広げていく形が言及されているが、年次別の詳細な役割変化・ジョブローテーションの制度設計は公式サイトで裏取りができておらず要確認。

  3. 中堅期以降

    系列局・関連会社(YTE等)への出向を通じてキャリアの幅を広げる例があるとされるが、具体的な制度としての裏付けは確認できておらず要確認(最新は公式採用ページで確認)。

記者・制作等の一般職種は職種別選考で採用されるが、入社後は「総合職」としてコースを問わず配属・異動を限定しない運用が基本だ。体験談では、入社1年目から人気番組の企画に関わる例も紹介されている。

年次別の詳細な役割変化やジョブローテーションの制度設計は、公式サイトの一次情報での裏取りが十分ではない。選考の場では、配属先を限定しない前提でどの職種でも活躍したい理由を語れるようにしておきたい。

年収・待遇

読売テレビ放送は非上場で有価証券報告書の公表義務が無く、公式の平均年収データは非公開。初任給はリクナビ2026掲載の企業提供データ(ログイン制ページのため本記事執筆時点で数値の再確認はできておらず要確認)である一方、平均年収はOpenWork等の社員クチコミ(体験談)ベースの数値のみで、出所により幅がある点に留意が必要(2026年7月時点)。

初任給

総合職(リクナビ2026掲載・要確認)大学卒 月額296,000円/大学院卒 月額306,000円

平均年収(出典別)

OpenWorkクチコミ(体験談)約1,228万円
OpenMoneyクチコミ(体験談・回答24件)約1,239万円(年収レンジ900万〜2,000万円)

待遇の特徴

  • 有価証券報告書が存在しないため、公式の年収推移・レンジ別データは確認できず非公開(要確認)
  • 放送・出版・新聞・映像・音響業界平均(約649万円)より高水準とされる(OpenWorkクチコミ)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・転職会議(jobtalk)・エンゲージ会社の評判等の社員クチコミサイト(公開範囲)) 番組制作への関与や業界内でも高水準とされる給与・福利厚生を評価する声がある一方、トップダウン型の意思決定や部署間の縦割り、残業の常態化を課題とするクチコミが目立つ。以下の数値は社員・元社員によるクチコミサイト上の自己申告値であり、公式統計データではない点に留意が必要。

月間残業時間(クチコミ)約57.2時間/月(部署差が大きいとされる)
有給消化率(クチコミ)約47.8%/年
総合評価(転職会議クチコミ)5点満点中4.14点(回答62件)

評価する声

  • 自ら手掛けた番組が地上波で放送される達成感・モチベーションを挙げる声が多い
  • 新社屋移転後のオフィス環境や社員食堂、福利厚生水準への満足度が高い傾向
  • 給与・賞与水準は業界内でも高めとする傾向

気になる声

  • 意思決定がトップダウンになりやすく、若手が希望する仕事に必ずしも就けるとは限らないという声
  • 残業が常態化しているという指摘があり、部署やローカル局によって差が大きいとされる
  • 組織が縦割りで部署間の横連携が弱く、プロジェクトが盛り上がりにくいという傾向

就活生

テレビ局って、正直、激務なイメージがあるんですが、読売テレビも同じですか…?

編集部

クチコミでは「番組制作への達成感」「給与水準の高さ」を評価する声が多い一方、残業の常態化やトップダウンの意思決定を課題に挙げる声もあります。正直にお伝えしますね。

読売テレビって実際、働きやすいの?

転職会議のクチコミでは総合評価5点満点中4.14点(回答62件)。月間残業は約57.2時間、有給消化率は約47.8%とされ、部署による差が大きいとされる。

一方で「意思決定がトップダウンになりやすい」「部署間の横連携が弱い」という指摘もある。番組制作の達成感や待遇の高さを重視する人には好相性、フラットな組織やワークライフバランスを最優先したい人は要確認だ。

沿革

読売テレビの始まりは、1958年2月13日設立の「新大阪テレビ放送株式会社」。同年8月1日に商号を「讀賣テレビ放送」に変更し、8月28日に近畿地区2局目の民放として開局した。1966年にNNN、1972年にNNSへ加盟し、日本テレビ系列の準キー局としての立ち位置を固めた。

2025年4月1日、札幌テレビ・中京テレビ・福岡放送と共同株式移転で持株会社「読売中京FSホールディングス」を設立し、その完全子会社となったのに合わせて商号を「読売テレビ放送」(讀→読の新字体)に変更した。「讀賣テレビ放送」と「読売テレビ放送」は同一法人であり、社名の旧字体・新字体が変わっただけという点は押さえておきたい。

採用・選考

読売テレビの選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページ・マイページで確認。2027卒はマイページが2025年3月1日OPEN)
募集職種・コース総合職を「一般・技術コース」(制作・報道・スポーツ・編成・営業・宣伝・コンテンツビジネス等の一般職種、放送技術・制作技術・情報システム等の技術職種)と「アナウンスコース」の2区分で募集。両者の併願は不可だが、入社後はコースを問わず「総合職」として配属・異動を限定しない。
勤務地大阪本社(大阪市中央区城見)ほか、東京等の拠点
選考難易度・特徴就活人気の高い在阪準キー局で、就職偏差値系メディアでは日本テレビ・NHK等と並ぶ最上位ランクに分類されることが多い(非公式)。採用人数は非公開の少数採用とみられる。選考当日に800字作文・筆記試験・グループディスカッションが組まれるなど独自の選考形式が特徴とされる(体験談ベース)。

選考フロー

  1. エントリーシート提出
  2. Webテスト・筆記試験(作文・時事等、年度で変動)
  3. グループディスカッション
  4. 一次面接
  5. 二次面接
  6. 最終面接(合格で内々定)

選考で聞かれること

  • なぜ数あるテレビ局で読売テレビなのか

    面接官が見ているポイント

    大阪本社の準キー局として日本テレビ系列(NNN/NNS)に属する立ち位置を理解した上で、他局ではなく読売テレビを選ぶ必然性を語れているか

  • なぜ大阪拠点の読売テレビを選ぶのか

    面接官が見ているポイント

    配属は大阪・東京どちらもあり得る中で、大阪発の放送局として働く覚悟と土地への理解を持っているか

  • 読売新聞グループとの関係をどう見るか

    面接官が見ているポイント

    読売中京FSホールディングス・日本テレビHD・読売新聞グループという資本関係を理解し、単独のテレビ局ではなくグループ経営の視点を持てているか

  • どんな番組を作りたいか、企画はあるか

    面接官が見ているポイント

    抽象的な志望動機に留まらず、具体的な番組企画まで踏み込んで語れる当事者意識があるか

  • 専攻内容と学生時代に力を入れたことは

    面接官が見ているポイント

    限られた字数の中で専門性と人物像を一貫したストーリーとして論理的に構成できているか

  • テレビ局を志望する理由を短くまとめると

    面接官が見ているポイント

    短い字数制限の中で業界志望動機の核心を凝縮して言語化できる要約力があるか

  • 人生に大きな影響を与えたものは何か

    面接官が見ているポイント

    短文で自身の価値観の源泉を率直に語り、面接で見せる人物像と一貫性が取れているか

  • 編成志望なら今の番組表で気になる点は

    面接官が見ているポイント

    編成職を志望する場合、日頃から番組表を自分ごととして分析し課題を発見できているかという実務レベルの解像度

  • プログラミングやICTの知識はあるか

    面接官が見ているポイント

    コンテンツビジネスやICTなど放送局のデジタル領域を担う職種への適性、技術リテラシーの有無

  • 配信サービスの広がりをどう捉えているか

    面接官が見ているポイント

    配信サービス拡大でテレビ局のビジネスモデルが変化する中、自分ごととして事業構造の変化を理解しているか

  • テレビ離れに局としてどう向き合うべきか

    面接官が見ているポイント

    業界が抱える構造的課題を認識した上で、解決の方向性まで自分の言葉で示せる当事者意識と思考の深さ

  • 選考当日の作文試験、どう書くか

    面接官が見ているポイント

    選考当日に課される作文試験。限られた時間で論点を整理し説得力ある文章を書き切れる構成力

  • GDで意見が割れたらどう動くか

    面接官が見ているポイント

    グループディスカッションを通じて、協調性と自分の意見を通すリーダーシップのバランスを取れているか

  • 体育会的な上下関係でもやっていけるか

    面接官が見ているポイント

    現場主義で上意下達の風土が強いとされる放送業界特有の人間関係に対する耐性と覚悟

  • 厳しく指摘されても大丈夫か

    面接官が見ているポイント

    プレッシャーや批判に晒される現場で前向きに対応できる精神的なタフさ、レジリエンス

  • 最近気になっているニュースは何か

    面接官が見ているポイント

    報道機関としての感度、日常的にニュースを主体的に追い自分の意見を持てているかという時事への当事者意識

  • CMを企画するとしたらどう考えるか

    面接官が見ているポイント

    役員面接でも問われうる即興のCM企画発想力。放送局が持つ広告・マーケティング機能への理解と創造力を試す観点

  • 入社後にやりたいことと将来のキャリアは

    面接官が見ているポイント

    コース別選考でも入社後はすべて総合職として配属を限定しないため、複数部署をまたいだキャリア形成への柔軟性と意欲

  • 他局や他業界の選考状況と内定したらどうするか

    面接官が見ているポイント

    志望度の一貫性と意思決定の速さ、併願先と比較した上での軸の明確さ

  • 最後に何か質問はありますか

    面接官が見ているポイント

    面接で得た情報を踏まえた深掘り力と、入社意欲の本気度を示す最後の機会をどう活かすか

インターンシップ

ビジネスコース・技術/ICTコース・報道/制作コース・アナウンスコースの4コースで、夏季を中心に実施(2027卒は報道・制作コースを大阪・オンラインで開催等)。選考直結・優遇の有無は公式に明記が無く要確認。最新の時期・形式は公式マイページで確認。

公式採用ページを見る →

読売テレビは総合職の中に「一般・技術コース」と「アナウンスコース」を持つ。選考はエントリーシートに加え、当日に作文や筆記試験が課され、グループディスカッションを経て複数回の面接に進む形が過去傾向として報告されている。

  • 「なぜテレビ局か」「なぜ在京キー局でなく読売テレビか」を、2025年4月の4局統合という最新の経営環境を踏まえて語れるようにしておく
  • 選考当日の作文・筆記試験は、限られた時間で論点を整理し説得力ある文章に仕上げる練習をしておく
  • コース別選考でも入社後は総合職として配属を限定しないため、複数職種にまたがる関心・柔軟性を示せると強い

よくある質問

読売テレビの年収・初任給はどのくらいですか?

OpenWork等の社員クチコミでは平均年収約1,228万〜1,239万円(体験談)とされます。初任給は大学卒296,000円・大学院卒306,000円(リクナビ2026掲載)と公表されていますが、非上場で有価証券報告書が無いため公式の平均年収データは非公開です。

読売テレビの採用倍率・選考難易度は?

就職偏差値系メディアでは日本テレビ・NHK等と並ぶ最上位ランクに分類されることが多い(非公式)とされます。採用人数は非公開の少数採用で、選考当日に800字作文や筆記試験、グループディスカッションが組まれる独自の選考形式が特徴とされます(体験談)。

読売テレビは激務ですか?評判は?

クチコミでは月間残業約57.2時間・有給消化率約47.8%とされ、残業の常態化を課題視する声があります。一方で給与水準の高さやオフィス環境への満足度を評価する声も多く、転職会議の総合評価は5点満点中4.14点(回答62件)です。

読売テレビと日本テレビの違いは?

読売テレビは近畿広域圏を放送対象とする日本テレビ系列(NNN/NNS)の準キー局で、日本テレビとは別法人です。2025年4月から持株会社「読売中京FSホールディングス」の傘下にあり、日本テレビホールディングスは同持株会社に20%超出資する持分法適用関連会社という間接的な関係にあります。

読売テレビのインターンは選考に有利ですか?

ビジネス・技術/ICT・報道/制作・アナウンスの4コースで夏季を中心に実施されます。選考直結・優遇の有無は公式に明記が無く要確認です。最新の情報は公式マイページで確認してください。

基本情報

上場区分非上場(資本金6億5,000万円・会社法上の大会社に該当)
グループ読売中京FSホールディングス(読売中京FSHD)の完全子会社(2025年4月1日〜)。同持株会社は日本テレビホールディングスが20%超出資する持分法適用関連会社で、読売新聞グループ本社も約15%出資し第2位株主。子会社に読売テレビエンタープライズ(YTE)・ytv Nextry等
創業・設立1958年2月13日設立(新大阪テレビ放送株式会社として)/同年8月1日「讀賣テレビ放送」に商号変更・8月28日開局/2025年4月1日「読売テレビ放送」(新字体)に商号変更
本社大阪府大阪市中央区城見一丁目3番50号
代表者松田陽三(代表取締役社長)・大橋善光(代表取締役会長)
資本金6億5,000万円
従業員数593名(2023年度・単体、公表値)
売上高連結751.37億円(2025年3月期)
事業領域放送法による近畿広域圏向け基幹放送事業・番組企画制作販売・アニメ製作出資・音楽/イベント/物販事業・デジタルID基盤事業

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

広告・マスコミ業界の企業をすべて見る

最終更新: 2026-07-23