企業分析ドットコム
広告・マスコミ

名古屋テレビ(メ〜テレ)の強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

名古屋テレビ(メ〜テレ)の企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

読了目安 約21

編集部

ガンダムのDNA・22社投資のCVC・視聴率4冠。実は放送外への本気投資で1本につながっています。本文で見ていきましょう。

就活生

名古屋のテレビ局と言われても、メ〜テレ・CBC・東海テレビ…正直、何が違うのか全然わかりません…。

編集部

実はメ〜テレ、「テレビ局」の顔の裏に22社に出資するベンチャーキャピタルという顔を持っています。3分読めば、他の在名局との違いがくっきり見えてきますよ。

結論から言うと、メ〜テレの正体は「ガンダムを生んだ地方局」であると同時に、放送外に稼ぎの種をまく投資会社でもある。

業界の基礎

就活生

在名局って5つもあって、系列も似たような名前でごちゃごちゃになります…。

編集部

実はメ〜テレの系列、就活生が一番間違えやすいポイントなんです。ここを押さえると一気に整理できますよ。

在名広域民放は5局体制で、系列ごとに色分けされている。

  • メ〜テレ(名古屋テレビ放送):テレビ朝日系(ANN)
  • CBCテレビ:TBS系(JNN)
  • 東海テレビ:フジテレビ系(FNN)
  • 中京テレビ:日本テレビ系(NNN)
  • テレビ愛知:テレビ東京系(TXN)

ここで注意したいのが、メ〜テレの現在の系列は当初からのものではないという点だ。

1962年の開局時、メ〜テレは日本テレビとNET(現テレビ朝日)の変則クロスネット局だった。1973年4月1日、名古屋テレビ・中京テレビ・日本テレビ・NETの4社トップ会談を経て、メ〜テレはテレビ朝日系列(ANN)へ、中京テレビは日本テレビ系列(NNN)へそれぞれ系列を一本化する「ネットチェンジ」が行われた。

事業内容

名古屋テレビ(メ〜テレ)の事業内容: 放送事業、アニメ・映像コンテンツ、ベンチャー投資・デジタルメディア(CVC)、イベント・不動産事業

ビジネスモデル

地上波放送(テレビ朝日系列ANN準キー局)の広告収入を中核に、自社CVC「名古屋テレビ・ベンチャーズ」によるスタートアップ投資と、デジタルメディア企業のM&Aで放送外の収益源を開拓する東海地方の準キー局。

  • 放送事業

    テレビ朝日系列(ANN)の準キー局として東海3県に地上波を届ける中核事業。2025年度は開局以来初の視聴率「4冠」を達成し、朝の自社制作情報番組『ドデスカ!』は放送25年目で番組開始以来初の年度1位を記録した。

    ドデスカ!グッド!モーニング全日本大学駅伝
  • アニメ・映像コンテンツ

    サンライズと共同で『機動戦士ガンダム』(1979)や『無敵超人ザンボット3』(1977)、勇者シリーズを送り出した制作史を持つ。現在は自社単独の全国ネット番組は無く、系列局との共同制作・中継が中心。

    機動戦士ガンダム無敵超人ザンボット3勇者シリーズ
  • ベンチャー投資・デジタルメディア(CVC)

    「名古屋テレビ・ベンチャーズ」(2017年設立、運用総額20億円)で22社に出資し、投資先トリドリは東証グロースへ上場。2025年にはWebメディア運営のトラストリッジ・FIELDSTYLEを相次いで完全子会社化した。

    名古屋テレビ・ベンチャーズトラストリッジmacaroniELEMINIST
  • イベント・不動産事業

    「内海メ〜テレ花火大会」等のイベントをグループ会社・名古屋テレビ事業が運営するほか、名古屋・栄の地下街を運営する株式会社セントラルパークをグループに持つ。2026年7月にはアウトドアイベント運営のFIELDSTYLEを本体へ吸収合併した。

    内海メ〜テレ花火大会メ〜テレMUSIC DAYSセントラルパークFIELDSTYLE

メ〜テレの事業は「地上波放送」だけで語ると実態の半分しか見えない。

放送事業は朝の情報番組『ドデスカ!』(放送25年目)などを軸に、2025年度は個人・世帯とも全日・ゴールデン・プライム・ノンプライム帯すべてで1位となる開局以来初の「4冠」を達成した。

一方で、CVC「名古屋テレビ・ベンチャーズ」(2017年設立、運用総額20億円)は2017〜2023年に22社へ出資。2020年出資のインフルエンサーマーケティング企業トリドリは2022年に東証グロース市場へ上場し、公開価格1,500円に対し初値2,733円を記録した。2025年6月にはWebメディア「macaroni」「ELEMINIST」運営のトラストリッジを完全子会社化し、放送とデジタルの相乗効果を狙う。同年8月に子会社化したアウトドアイベント運営のFIELDSTYLEは、2026年7月に本体へ吸収合併するというスピーディな統合まで踏み込んだ。

この会社の強み

名古屋テレビ(メ〜テレ)の強み: CVCで22社に出資、投資先が東証グロースへ上場、地方局でありながらイスラエルのAIスポーツテック企業にも出資、M&Aで取り込んだ事業をスピーディに本体へ統合、開局以来初の視聴率「4冠」、看板番組も25年目で年度1位、栄の地下街を運営する会社をグループに持つ不動産の顔
  1. CVCで22社に出資、投資先が東証グロースへ上場

    自社CVC「名古屋テレビ・ベンチャーズ」(2017年設立、運用総額20億円)は2017〜2023年に計22社へ出資。2020年出資のインフルエンサーマーケティング企業・株式会社トリドリは2022年12月に東証グロース市場(証券コード9337)へ上場し、公開価格1,500円に対し初値2,733円(+82.2%)を記録した。

  2. 地方局でありながらイスラエルのAIスポーツテック企業にも出資

    2018年11月、AIによるスポーツ中継自動撮影システムを開発するイスラエル企業「Pixellot」に、朝日新聞系のABCドリームベンチャーズ・朝日メディアラボベンチャーズと共同出資。準キー局単独では踏み込みにくい海外AI企業への投資を実行している。

  3. M&Aで取り込んだ事業をスピーディに本体へ統合

    食・暮らしメディア「macaroni」(月間UU2,000万人・SNSフォロワー300万人超)とサステナブルメディア「ELEMINIST」を運営する株式会社トラストリッジを2025年6月20日付で完全子会社化。同年8月に完全子会社化したアウトドアイベント運営のFIELDSTYLE株式会社は、わずか10ヶ月後の2026年7月1日付でメ〜テレ本体へ吸収合併し、自社コンテンツ「ハピキャン」等との融合を加速している。

  4. 開局以来初の視聴率「4冠」、看板番組も25年目で年度1位

    2025年度平均視聴率で個人全体・世帯とも全日・ゴールデン・プライム・ノンプライム帯すべて1位となる「4冠」を開局以来初めて達成。放送25年目を迎えた朝の自社制作情報番組『ドデスカ!』も、月〜土の同時間帯視聴率で番組開始以来初の年度1位を記録した。

  5. 栄の地下街を運営する会社をグループに持つ不動産の顔

    トヨタ自動車・名古屋鉄道等と並び、名古屋・栄の地下街「セントラルパーク」(1973年設立)を運営する株式会社セントラルパークをグループ会社に持ち、放送外に地下街運営という不動産の収益基盤も併せ持つ。

就活生

メ〜テレの強みって、正直「ガンダムを作った会社」ってイメージしかないんですが…。

編集部

そこが実は一番のギャップです。ガンダムを生んだのは事実ですが、いま本気で投資しているのは放送外の新規事業なんです。ここを語れる就活生は一気に差がつきます。

5つの強みは個別の実績に見えて、実は「地上波で稼ぎながら、放送外に次の芽を分散して仕込む」という一つの姿勢でつながっている。

CVC「名古屋テレビ・ベンチャーズ」は投資先を国内のインフルエンサーマーケティング企業からイスラエルのAIスポーツテック企業まで広げ、上場実績も出した。2025年のトラストリッジ子会社化と、FIELDSTYLEの子会社化から2026年7月の本体吸収合併までの一連の動きは、その投資を「出資」から「経営統合」へ一段深めた例だ。そして、この放送外投資を支えているのが、2025年度に開局以来初の「4冠」を記録した放送本業の稼ぐ力と、栄の地下街という手堅い不動産収益である。

業績の推移(売上高)

217.8億2023/3期
名古屋テレビ放送は非上場・資本金4億円のため会社法上「中小会社」に該当し、損益計算書の決算公告義務が無く、有価証券報告書も存在しない。複数期にわたる詳細な業績を一次情報だけで追うことはできないため、ここでは業界団体・日本民間放送連盟が発行する『日本民間放送年鑑2023』に基づく唯一の公表年度(2022年度=2023年3月期)実績を掲載する。同年は営業利益8.8億円・経常利益14.0億円・純利益9.5億円。業界紙報道によれば、2025年3月期は広告市況の回復(スポット収入前年比+5%)と大型イベント収入増(その他事業収入+36%)で在名5局そろって増収増益基調とされるが、具体的な金額は非公開。

非上場・資本金4億円の名古屋テレビ放送は、会社法上「中小会社」に区分され、損益計算書の決算公告義務が無い。有価証券報告書も存在しないため、複数期にわたる詳細な業績を一次情報だけで追うことはできない。

唯一、業界団体・日本民間放送連盟が発行する『日本民間放送年鑑2023』に、2022年度(2023年3月期)実績として売上高217.8億円・純利益9.5億円という数字が掲載されている。

業界紙報道によれば、2025年3月期は広告市況の回復(スポット収入前年比+5%)と大型イベント(フィギュアスケート等)による「その他事業収入」+36%で、在名5局そろって増収増益基調にあるとされるが、具体的な金額は非公開のままだ。

競合の中での立ち位置

名古屋テレビ(メ〜テレ) のポジショニングマップ
在名5局マップ(2軸で見る)

在名5局は同じ「地方局」でも、系列色の強さと自局制作力で戦い方が異なる。

系列メ〜テレとの違い
メ〜テレテレビ朝日系(ANN)2025年度視聴率4冠+CVC投資で放送外の稼ぎを分散
CBCテレビTBS系(JNN)中日新聞グループの系譜、野球中継等で伝統的な制作実績
中京テレビ日本テレビ系(NNN)『オモウマい店』等、在名局で最も全国ネット番組制作に積極的
東海テレビフジテレビ系(FNN)中日新聞グループ傘下、報道・ドキュメンタリーに強い社風の傾向
テレビ愛知テレビ東京系(TXN)愛知県域のみが放送対象、日本経済新聞社が筆頭株主で経済報道が特色

考え方として、CVC投資に本気度で並ぶ在名局は無く、放送外への投資の広さと速さがメ〜テレ固有のポジションだ。

今後の展望

ビジョン

「放送」を核に「コンテンツIP」「デジタル」「投資事業」で放送外収益を広げる方針(数値目標付きの中期経営計画の正式名称は非開示)

名古屋テレビ放送は非上場で、数値目標付きの中期経営計画・長期ビジョンの正式名称は公表していない。CVC「名古屋テレビ・ベンチャーズ」の運用責任者は登壇イベントで「本業(放送)が縮小するスピードに新規事業の育成が追いついていない」という危機感を語っており、同部署は発足時の2人体制から8人体制へ拡大している。放送外収益の柱をどこまで太くできるかが経営の焦点になっている。

注力施策

  • CVC「名古屋テレビ・ベンチャーズ」による投資領域の拡大

    2017年設立、運用総額20億円で22社に出資。国内のインフルエンサーマーケティング企業から、イスラエルのAIスポーツ映像企業「Pixellot」まで投資領域を広げる。投資先トリドリは2022年に東証グロースへ上場した。

  • デジタルメディアのM&Aによる放送外収益拡大

    2025年6月にWebメディア「macaroni」「ELEMINIST」運営のトラストリッジを完全子会社化。同年8月に完全子会社化したアウトドアイベント運営のFIELDSTYLEは2026年7月にメ〜テレ本体へ吸収合併し、テレビで認知を広げウェブで浸透させるTV×デジタルの連鎖展開を加速する。

  • 視聴率「4冠」を追い風にしたコンテンツ強化

    2025年度に開局以来初の視聴率4冠を達成。看板番組『ドデスカ!』が放送25年目で年度1位を記録するなど、地上波の存在感を保ちながら次の投資の原資を稼ぐ好循環を狙う。

ロードマップ

  1. 1961

    名古屋テレビ放送株式会社 設立(9月6日)

  2. 1962

    本放送開始(日本テレビ・NETテレビのクロスネット局として開局)

  3. 1973

    「ネットチェンジ」でNNN/NNSを離脱、テレビ朝日系列(ANN)に一本化

  4. 1979

    サンライズと共同制作の『機動戦士ガンダム』放送

  5. 2003

    愛称を「メ〜テレ」に変更、現社屋(名古屋市中区橘)へ移転

  6. 2017

    CVC「名古屋テレビ・ベンチャーズ」設立

  7. 2022

    CVC出資先の株式会社トリドリが東証グロース市場へ上場

  8. 2025/6

    Webメディア運営会社トラストリッジを完全子会社化

  9. 2025年度

    開局以来初の視聴率「4冠」を達成

  10. 2026/7

    2025年8月に子会社化したFIELDSTYLEを本体へ吸収合併

メ〜テレの将来性を読む軸は、放送本業の稼ぐ力を、どこまで放送外の投資に転化できるかだ。

CVC「名古屋テレビ・ベンチャーズ」の運用責任者は、登壇イベントで「本業(放送)が縮小するスピードに、新規事業の育成が追いついていない」という危機感を語っている。同部署は発足時の2人体制から8人体制へと拡大しており、トラストリッジの子会社化とFIELDSTYLEの本体吸収合併は、この危機感に対する具体的な打ち手と読める。

2025年度の視聴率「4冠」は、放送本業がまだ稼ぐ力を持っていることの証明でもある。地上波の存在感を保ちながら、次の投資の原資をどう稼ぎ続けるかが、この会社の次のステージを占う。

こんな人にピッタリ

名古屋テレビ(メ〜テレ)が合う人・合わない可能性がある人の早見表

東海地方に腰を据えて、放送だけでなくCVC投資・デジタルメディア経営まで含めた「メディアの総合力」を仕事にしたい人。

  • 在京キー局でなく地方に根差してメディア事業を育てたい

    東海3県への当事者意識と2025年度視聴率4冠の勢いに乗れるメ〜テレが合う

  • 放送に留まらずCVC投資・M&A・デジタルメディア経営まで関わりたい

    22社に出資するCVCやデジタルメディア企業の完全子会社化など放送外事業に本気で投資するメ〜テレの幅が向く

  • ロボットアニメを生んだ制作史に憧れつつ今の姿を正直に見極めたい

    ガンダムを送り出した歴史と、現在は放送外投資へ軸足を広げる現実の両方を理解して志望できる人に合う

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 在京キー局規模の予算・全国的な知名度で番組を作りたい

    地方局の規模の中で働くことになるため、在京キー局の方が合う場合があります。

  • 全国転勤・海外拠点でのダイナミックなキャリアを求める

    拠点は東海3県と東京・大阪支社等が中心のため、物足りなく感じる可能性があります。

  • 若手のうちから急成長・大きな裁量を求める

    クチコミでは年功序列の傾向や20代の育成環境への評価がやや低めとされ、部署・フェーズによっては物足りなさを感じる可能性があります。

求める人物像

  • 変化とチャレンジを楽しめる人

    「テレビはテレビを超えられる」を掲げ、既存の枠にとらわれず新しい発想で挑戦し続けられる人を求める(公式採用メッセージ)。

  • 自分の発想をかたちにできる人

    「テレビは、あなたの発想でもっと、新しくなる」というメッセージの通り、自らのアイデアを事業やコンテンツに落とし込む主体性を重視する。

  • 多様な人と手を取り合える人

    「色々な人が手を取り合う環境だから、挑戦ができる」とし、職種を超えたチームワーク・相互協力の姿勢を評価する。

  • 地域から日本・世界へ発信する意欲がある人

    「名古屋から日本中にコンテンツを発信する」という地域拠点ならではの使命感・広域志向を重視する。

入社後のキャリアパス

  1. 配属直後(研修期間)

    各部署をローテーションして業務を学ぶ研修とグループワークからスタートする。記者職は報道部に配属され、県警担当等のニュース取材から経験を積む。

  2. 若手期(1〜3年目)

    若手のうちから裁量ある業務を任される社風。技術職は設備戦略部でAR・メタバース等の新技術調査に入社1年目から関わる例や、記者職が県警担当から始める例がある。

  3. 中堅期(記者職の例)

    テレビ朝日への出向でディレクター経験(『報道ステーション』等)を積んだり、県警担当のサブキャップ→キャップ、その後デスクへと現場のリーダー的役割を担う。入社約9年目でワシントン支局駐在(テレビ朝日への出向扱い)となった実例もある。

記者職を例に取ると、入社直後は報道部に配属され、県警担当等のニュース取材からキャリアが始まる。テレビ朝日への出向でディレクター経験を積むケースもあり、系列局を跨いだ経験値の蓄積が可能な点は準キー局ならではだ。

技術系総合職は、入社1年目からAR・メタバース等の新技術調査に関わる例があるなど、若手のうちから裁量ある業務を任される傾向がある。

年収・待遇

名古屋テレビ放送は非上場で有価証券報告書の公表義務が無く、公式の平均年収データは非開示。社員クチコミサイトの年収回答も会員限定表示が中心で、具体的な平均年収額を裏付けるデータは確認できなかった(2026年7月時点)。

初任給

大学卒(公式・2026年4月実績)月額258,600円
大学院卒(公式・2026年4月実績)月額272,100円

待遇の特徴

  • 賞与は年4回(公式募集要項)
  • 完全週休2日制・フレックスタイム制(部署によりシフト制)(公式募集要項)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWork・エン カイシャの評判・転職会議等の社員クチコミ) 地元の視聴者との距離の近さや意見を言いやすい社風、待遇面の満足度を評価する声がある一方、年功序列の傾向や20代の育成環境、能力差が待遇に反映されにくい点を課題に挙げる声も共存する。

総合評価(OpenWork)3.67(回答14名、上位2%水準)
月平均残業(クチコミ)約26.1時間
有給消化率(クチコミ)約70.7%
待遇面の満足度(OpenWork)4.4(業界内7位水準)

評価する声

  • 地元の視聴者との距離が近く、地域密着のやりがいを感じられるという声
  • 意見を言いやすい風通しの良さ、研修の充実を評価する声
  • 賞与が年4回、待遇面の満足度が業界内でも高水準という声

気になる声

  • 年功序列の傾向が強く、能力の高低にかかわらず待遇差が付きにくいという声
  • 20代の成長環境・人材の長期育成への評価がやや低めという声(OpenWork)
  • 部署・職種による業務負荷の差が大きいとされる(体験談)

就活生

地方局って、正直、激務なイメージがあるんですが、メ〜テレも同じですか…?

編集部

クチコミでは「地域密着のやりがい」「待遇面の満足度の高さ」を評価する声が多い一方、年功序列の傾向や20代の育成環境を課題に挙げる声もあります。正直にお伝えしますね。

メ〜テレって実際、働きやすいの?

OpenWorkの総合評価は3.67(回答14名・上位2%水準)で、待遇面の満足度は4.4(業界内7位水準)と高評価。月平均残業は約26.1時間、有給消化率は約70.7%とされる。

一方で「能力が高くても低くても、さほど待遇は変わらない」という年功序列への指摘や、20代の育成環境(同2.7点)への評価がやや低めという声もある。地域に根差して腰を据えたい人には好相性、若いうちから急成長を求める人は要確認だ。

沿革

メ〜テレの始まりは、1961年9月6日設立の「名古屋テレビ放送株式会社」。1962年4月1日、日本テレビとNET(現テレビ朝日)の変則クロスネット局として開局した。

1973年4月1日、名古屋テレビ・中京テレビ・日本テレビ・NETの4社トップ会談を経て、メ〜テレはテレビ朝日系列(ANN)へ、中京テレビは日本テレビ系列(NNN)へそれぞれ系列を一本化する「ネットチェンジ」が行われ、現在の系列関係が固まった。

1979年には、サンライズと共同で『機動戦士ガンダム』を送り出し、地方局発のロボットアニメという異例の制作史を築いた。2003年に愛称を「メ〜テレ」に変更し、現社屋(名古屋市中区橘)へ移転している。

採用・選考

名古屋テレビ(メ〜テレ)の選考フロー
締切要確認(最新は公式採用ページで確認。過去実績=2027卒技術系総合職は2026年1月18日締切)
募集職種・コース総合職の中に「一般コース」(Web戦略プロデューサー・ライツビジネス・営業・報道記者・管理職候補〈経理・総務・人事・法務・番組審査〉等)「アナウンスコース」「技術系総合職」(放送技術・IT領域、デジタル領域=データアナリスト・DX戦略プランナー等)の3区分。併願は不可。
勤務地本社(愛知県名古屋市中区橘)/支社(東京・大阪・岐阜・三重・豊橋)/海外特派員(ワシントン・バンコク、テレビ朝日への出向扱い)
選考難易度・特徴東海地方のマスコミ・トヨタグループ関連企業と並ぶ人気企業とされ(就職偏差値系メディアの推計でSSランク・非公式)、新卒採用人数は非公開の少数採用とみられる。具体的な倍率は非公開。ES・筆記試験に加え、動画選考や企画書制作など独自の選考形式が課される傾向がある。

選考フロー

  1. エントリーシート提出
  2. 筆記試験
  3. 適性検査・企画書制作
  4. 面接(複数回)
  5. 最終面接(合格で内々定)

選考で聞かれること

  • なぜテレビ局を志望するのか

    面接官が見ているポイント

    数ある業界の中でテレビ局を選ぶ軸が明確か、業界理解の深さがあるか

  • なぜ東京のキー局でなく名古屋か

    面接官が見ているポイント

    地方局として東海3県で働く覚悟と、地域に根差す意義を理解しているか

  • 数ある在名局の中でなぜメ〜テレか

    面接官が見ているポイント

    CBCや東海テレビなど競合他局との違いを自分の言葉で語れるか、企業研究の深さがあるか

  • テレビ朝日系列の準キー局をどう捉えるか

    面接官が見ているポイント

    ANN系列ネットワークの中でのメ〜テレの立ち位置・強みを理解しているか

  • テレビ局に入ってやりたいことは(300字)

    面接官が見ているポイント

    具体的な企画・番組像まで解像度高く描けているか、実現に向けた行動力があるか

  • 一番長く続けてきたことと得たものは

    面接官が見ているポイント

    継続の中で得た学びを構造立てて語れるか、粘り強さがあるか

  • 所属団体について100字で簡潔に

    面接官が見ているポイント

    限られた字数で要点を凝縮できる文章力、簡潔な自己表現力があるか

  • 30秒の自己PR動画で伝えたいことは

    面接官が見ているポイント

    短尺で要点を伝える表現力とカメラ映え、テレビ局が重視する「伝える力」があるか

  • 総合職一般・技術系・アナ、コース選択の理由

    面接官が見ているポイント

    コース別採用の中で自分の適性をどのコースに紐づけて説明できるか、自己理解の深さがあるか

  • 専攻・研究を放送技術にどう活かすか

    面接官が見ているポイント

    放送設備・伝送技術など理系専門知識を現場業務に接続できるか(技術系総合職)

  • TVerなど配信技術の進化をどう見るか

    面接官が見ているポイント

    地上波以外の配信・技術トレンドへの関心と技術理解の深さがあるか

  • アナウンサーを志望したきっかけは

    面接官が見ているポイント

    一過性の憧れでなく明確な原体験があるか、覚悟の深さがあるか

  • 挫折経験とそこからの立ち直り方は

    面接官が見ているポイント

    逆境への向き合い方と内省の深さ、立て直す力があるか

  • チームで何かを成し遂げた経験は

    面接官が見ているポイント

    番組制作は多職種連携が前提のため、チームでの協調力・巻き込み力があるか

  • 地域や地元と関わってきた経験は

    面接官が見ているポイント

    東海3県に根差す「地域密着」という企業理念に自身の経験が重なるか、当事者意識があるか

  • 入社後に作りたい番組・コンテンツは

    面接官が見ているポイント

    地上波にとどまらず配信やイベント展開まで見据えた企画構想力があるか

  • テレビ離れが進む中での将来性をどう見るか

    面接官が見ているポイント

    地上波放送の課題を直視した上で、メ〜テレが取るべき戦略への当事者意識があるか

  • 初代ガンダムを送り出した局をどう見るか

    面接官が見ているポイント

    1979年に名古屋発で『機動戦士ガンダム』を世に送り出した歴史を踏まえ、地方局発のコンテンツ発信力への理解があるか

  • 他局の選考状況・併願先は

    面接官が見ているポイント

    志望度の一貫性と、他局比較の中でのメ〜テレの優先順位を説明できるか

  • 最後に何か質問はありますか

    面接官が見ているポイント

    逆質問を通じた志望度の高さと、面接官の立場に応じた質問設計力があるか

インターンシップ

夏・冬にインターンシップを実施(企画のグループワーク、番組制作体験、生放送見学等)。技術系総合職向けの募集もある。選考直結・優遇の有無は公式に明記がなく要確認。最新の時期・形式は公式マイページで確認。

公式採用ページを見る →

メ〜テレは総合職の中に「一般コース」「アナウンスコース」「技術系総合職」の3区分を持ち、併願はできない。選考はES・筆記試験・適性検査/企画書制作を経て複数回の面接に進む。

  • 「なぜテレビ局か」「なぜ在京キー局でなく地方局か」だけでなく、なぜメ〜テレかまで系列(ANN)を理解した上で語れるようにしておく
  • 動画選考や企画書制作など独自の選考形式が課される傾向があるため、短時間で企画力・表現力を伝える練習をしておく
  • CVCやデジタルメディアなど、放送に留まらない事業の広がりまで理解しておくと差がつく

よくある質問

名古屋テレビ放送(メ〜テレ)の年収はどのくらいですか?

公式の平均年収データは非上場のため非公開です。初任給は大学卒25万8,600円・大学院卒27万2,100円(2026年4月実績・公式)とされています。社員クチコミでは待遇面の満足度が業界内でも高水準とされますが、具体的な平均年収額を裏付けるデータは確認できていません。

メ〜テレは何系列のテレビ局ですか?

テレビ朝日系列(ANN)の準キー局です。1962年の開局時は日本テレビ・NET(現テレビ朝日)のクロスネット局でしたが、1973年4月の「ネットチェンジ」でテレビ朝日系列に一本化し、日本テレビ系列(NNN)は同じ在名局の中京テレビが引き継ぎました。

メ〜テレの採用大学・学歴フィルターは?

学歴フィルターの公式な明言はなく、公開情報でも具体的な採用大学データは確認できません。就職難易度は媒体推計で東海地方の人気企業群と並ぶ水準とされています(非公式)。

メ〜テレは激務ですか?評判は?

クチコミでは地域密着のやりがいや風通しの良さ、待遇面の満足度を評価する声がある一方、年功序列の傾向や20代の育成環境を課題に挙げる声もあります。月平均残業は約26.1時間、有給消化率は約70.7%(OpenWorkクチコミ)とされます。

メ〜テレのインターンは選考に有利ですか?

夏・冬にインターンシップを実施し、企画のグループワークや番組制作体験、生放送見学などが行われます。選考優遇の有無は公式に明記がなく要確認です。最新の情報は公式採用ページで確認してください。

基本情報

上場区分非上場(資本金4億円・会社法上の中小会社に該当し、損益計算書の決算公告義務なし)
グループ独立系(特定の放送持株会社に属さない)。主要株主はトヨタ自動車(筆頭・2019年4月時点34.6%)、朝日新聞社(19.6%)、テレビ朝日ホールディングス(17.3%)※要確認・最新比率は未公表。グループ会社に名古屋テレビ・ベンチャーズ(CVC)、株式会社トラストリッジ、株式会社名古屋テレビ事業、株式会社名古屋テレビ映像(別法人)等
創業・設立1961年9月6日設立/1962年4月1日開局
本社愛知県名古屋市中区橘二丁目10番1号
代表者清水伸司(代表取締役社長)
資本金4億円
従業員数266名(男性198名・女性68名、2025年4月1日時点)
売上高217.8億円(2022年度=2023年3月期、日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2023』による。以降の詳細な数値は非公開)
事業領域地上波テレビ放送(テレビ朝日系列ANN)・コンテンツ/IP事業・イベント事業・デジタルメディア・ベンチャー投資(CVC)

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

広告・マスコミ業界の企業をすべて見る

最終更新: 2026-07-21