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デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの強み・弱み・将来性を分析【2026年就活】|企業研究・選考対策

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの企業分析サムネイル

企業分析・就活ガイド

読了目安 約23

編集部

この3つ、実は「攻めない専門性」を極めるという一本の線でつながっています。本文で順に見ていきましょう。

就活生

「デロイト トーマツ リスクアドバイザリー」で検索したのに、会社概要ページが別の名前に飛ばされて混乱しています…。

編集部

その戸惑い、実は正解です。2025年12月に姉妹2法人と合併し、法人としては「合同会社デロイト トーマツ」に統合されているんです。3分で「なぜ今もこの名前で採用しているのか」まで分かりますよ。

結論から言うと、この会社の正体はガバナンス・サイバー・不正対応など企業の「守り」を専門特化で支える、Big4系リスクアドバイザリーファームである。

業界の基礎

就活生

コンサル業界を調べると、戦略系・総合系はよく聞きますが「リスクアドバイザリー」がどこに位置するのか分かりません…。

編集部

カギは「攻めの助言か、守りの専門特化か」という軸です。ここでリスクアドバイザリーは他とはっきり違う立ち位置にいますよ。

企業向けコンサルティングの中でも、リスクアドバイザリー・GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)コンサルティングは独自の一角を占める。

  • Big4系リスクアドバイザリー: デロイト トーマツ リスクアドバイザリー、PwCコンサルティング、KPMGコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング。監査法人グループの信頼と規模を背景に、ガバナンス・内部統制・サイバー・フォレンジックを専門特化で支援する。
  • 独立系リスクコンサル: Protiviti Japan。監査法人グループに属さない独立性を武器に、内部監査・ITセキュリティで実務に近い支援を行う。
  • 総合コンサルのGRC部門: アビームコンサルティング等。GRCはSAP/ERP実装を含む総合コンサルの一機能という位置づけが中心。

その中でデロイト トーマツ リスクアドバイザリーは、2025年12月に姉妹法人「デロイト トーマツ コンサルティング」「デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー」と合併し、1つの法人「合同会社デロイト トーマツ」の内側で「攻め」(戦略・M&A)と役割分担する専門ユニットへと再編された。

事業内容

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの事業内容: ガバナンス・内部監査、サイバーリスク、フォレンジック・金融犯罪対応、第三者リスク管理(TPRM)、AIガバナンス・サステナビリティ保証

ビジネスモデル

企業が適切にリスクテイクし経営課題に対応できるよう、ガバナンス・内部統制・サイバー・不正対応など「守り」の経営基盤を専門特化で支援するリスクアドバイザリーファーム。監査(保証業務)そのものではなく、コンサルティング形式でリスクマネジメント体制の構築・運用・高度化を請け負う。2025年12月に姉妹法人と合併し「合同会社デロイト トーマツ」内の一事業ユニットとして運営される。

  • ガバナンス・内部監査

    内部監査機能の構築・高度化、内部統制(J-SOX)の定着支援でコーポレートガバナンスを強化する中核領域。

    内部監査高度化コーポレートガバナンス強化J-SOX対応
  • サイバーリスク

    サイバー戦略から24時間365日の監視・対応(MXDR)まで一気通貫で提供。自社研究所を持つのが特徴。

    デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所Cyber Defense & ResilienceMXDR
  • フォレンジック・金融犯罪対応

    不正調査・危機対応を担う100人超の専業チーム。金融犯罪対応(FCRM)まで一体運営する。

    フォレンジックアドバイザリーフォレンジックテクノロジーFCRM
  • 第三者リスク管理(TPRM)

    サプライチェーン・取引先が持つリスクを特定・管理するグローバルフレームワークを国内展開。

    TPRMマネージドサービス拡大企業リスク管理(EERM)
  • AIガバナンス・サステナビリティ保証

    生成AI規制対応の自動化や、サステナビリティ開示の第三者保証など新興リスク領域に投資する。

    Trustworthy AIAI規制自動収集エージェントサステナビリティ第三者保証

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの稼ぎ方は、単なる助言業ではなく「クライアントが適切にリスクテイクできるよう、経営基盤そのものを一緒に作り込む」ことに集約される(詳細は上の事業カードを参照)。

監査法人グループ由来のガバナンス・内部監査の知見に、サイバー・TPRM・AIガバナンスといった近年のリスク領域を継ぎ足していく構造が特徴で、姉妹部門のデロイト トーマツ コンサルティング(戦略・実装が中心)とは補完関係にある。

この会社の強み

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの強み: サイバー研究に11年超投資、100人超のフォレンジック専業部隊、金融庁委託のTPRM調査実績、AI規制対応をAIエージェントで自動化、サステナビリティ開示保証で提携拡大
  1. サイバー研究に11年超投資

    2014年設立の自社研究機関「デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所」を保有し、脅威インテリジェンス・攻撃ツール解析など6領域で研究開発を継続。24時間365日のMXDR運用も提供する、国内コンサルでは珍しい「研究×実務」体制。

  2. 100人超のフォレンジック専業部隊

    不正調査・危機対応を担うフォレンジック部門が100人超規模に達し、アドバイザリーチーム・フォレンジックテクノロジーチーム・FCRM(ファイナンシャルクライムリスクマネジメント)を一体運営。予防〜対応〜回復まで一気通貫で担う。

  3. 金融庁委託のTPRM調査実績

    サードパーティ・リスクを扱う独自フレームワーク「拡大企業リスク管理(EERM)」を持つほか、グループ会社が金融庁から「金融セクターのサードパーティ・サイバーリスク管理」の委託調査を受けた実績を持つ。

  4. AI規制対応をAIエージェントで自動化

    国内外数百のAI規制・ガイドラインを自動収集・分析するAIエージェントを自社開発(2026年1月発表)。専門家が1週間かけて行う評価と==約8割相当の精度==のレポートを30分で生成できるとする。「AIガバナンス スペシャリスト」を独立した職種として求人でも採用する。

  5. サステナビリティ開示保証で提携拡大

    2024年12月にゼロボードとアライアンス契約を締結し、CSRD・SEC等の法定開示規制対応を見据えた「ESGデータドリブン経営」を掲げる。グループ会社によるGHG排出量検証等の第三者保証機能とも連動する。

就活生

リスクアドバイザリーの強みって、正直「監査法人系だから信頼がある」くらいのイメージしかありません…。

編集部

そこが誤解です。実は自社で研究所を持ち、AIエージェントまで自作するという、単なる「守りの専門家」にとどまらない動き方をしているんです。5つの強みはすべてこの姿勢の表れです。

5つの強みは個別の投資に見えて、実は「リスクを助言するだけでなく、研究・自動化・実務代行まで自前で持つ」という一つの動き方でつながっている。

サイバーセキュリティ先端研究所(①)とフォレンジック専業部隊(②)は、専門知見を外部に頼らず自前で蓄積する姿勢の表れだ。金融庁委託のTPRM調査実績(③)は、その専門知見が実際に社会インフラレベルで評価されていることを示す。さらにAI規制対応の自動化(④)やサステナビリティ保証への布石(⑤)は、この専門特化のスタイルを最新の規制トレンドにも継続して適用していることを物語る。

業績の推移(グループ業務収入)

3,130億FY20223,355億(二次情報)FY20233,627億FY20243,908億FY2025
リスクアドバイザリー単体の業績は非開示のため、デロイト トーマツ グループ全体の業務収入で成長トレンドを示す。FY2023の値は一次資料未確認のため二次情報源ベース。なお姉妹部門を含む「コンサルティング・アドバイザリー等」セグメント(コンサル・FA・リスクアドバイザリーの合算)はFY2025に前年比+20.3%と大きく伸びた(デロイト トーマツ コンサルティング記事で既出のため本グラフでは割愛)。

非上場のためリスクアドバイザリー単体の業績は非公開。デロイト トーマツ グループ全体の業務収入で成長トレンドを追うしかない(日本基準)。

会計年度グループ全体業務収入
FY2022(2021.6-2022.5)3,130億円
FY2023(2022.6-2023.5)3,355億円(二次情報・要確認)
FY2024(2023.6-2024.5)3,627億円
FY2025(2024.6-2025.5)3,907.91億円(前年比+8%)

グループ全体は緩やかな増収基調にあり、リスクアドバイザリーを含む「コンサルティング・アドバイザリー等」セグメントはFY2025で前年比+20.3%とグループ平均を上回るペースで伸びている(セグメント合算値のため本グラフでは割愛。詳細はデロイト トーマツ コンサルティング記事を参照)。

競合の中での立ち位置

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー のポジショニングマップ
リスクアドバイザリー・GRCコンサルティング業界マップ(2軸で見る)

同じリスクアドバイザリー・GRC領域でも、各社の立ち位置は異なる。

会社タイプデロイト トーマツ リスクアドバイザリーとの違い
デロイト トーマツ リスクアドバイザリーBig4・守り専門特化型監査法人グループ由来の知見に、サイバー・TPRM・AIガバナンス等の新興領域を継ぎ足す
PwCコンサルティングBig4・戦略連携型Strategy&との連携で経営戦略とリスクを結びつけた提案力が強み
KPMGコンサルティングBig4・サイバー特化型Big4の中では規模は小さいが、独自フレームワークでサイバー・デジタルリスクに特化色
EYストラテジー・アンド・コンサルティングBig4・横断連携型監査・税務・アドバイザリーとの連携で財務・法務・リスクを一気通貫支援
Protiviti Japan独立系・実務特化型監査法人グループに属さない独立性が最大の差別化。内部監査・ITセキュリティの実務色が強い
アビームコンサルティング総合コンサルのGRC機能GRCは総合コンサルの一機能で、SAP/ERP実装を含む変革支援が主戦場

考え方として、規模・立ち位置ではPwC・EYが近いが、デロイト トーマツ リスクアドバイザリーは自社研究所とフォレンジック専業部隊を抱える「知見の内製度」の高さが独自の強みになっている。

今後の展望

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの数値目標(FY2025・+8%)

ビジョン

「守りの専門特化」×新興リスク領域(サイバー・AIガバナンス・サステナビリティ保証)への投資継続

2025年12月の3法人合併後、リスクアドバイザリーは合同会社デロイト トーマツ内の一事業ユニットとして、サイバーセキュリティ・AIガバナンス・第三者リスク管理・サステナビリティ開示保証など新興リスク領域への投資を続けている。数値目標付きの中期計画は非開示。

数値目標

グループ業務収入(FY2025・+8%)3,908億円
AI生成レポート精度(30分で生成・2026年1月)専門家水準の約8割

注力施策

  • 3法人合併によるMDM体制への統合

    2025年12月1日、旧コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー・リスクアドバイザリーの3法人が合併し「合同会社デロイト トーマツ」に。リスクアドバイザリーは独立法人から同社内の事業ユニット「リスクアドバイザリー」へ再編された。

  • サイバーセキュリティ研究への継続投資

    2014年設立の「デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所」を核に、脅威インテリジェンス・攻撃ツール解析など6領域で研究開発を継続。24時間365日のMXDR運用も提供する。

  • AI規制対応の自動化

    2026年1月、国内外数百のAI規制・ガイドラインを自動収集・分析するAIエージェントを自社開発。専門家が1週間かけて行う評価と約8割相当の精度のレポートを30分で生成できるとする。

  • サステナビリティ開示保証への布石

    2024年12月にゼロボードとアライアンス契約を締結。CSRD・SEC等の法定開示規制対応とGHG排出量検証等の第三者保証機能を拡充している。

  • 第三者リスク管理(TPRM)のマネージドサービス化

    グループ会社が金融庁委託でサードパーティ・サイバーリスク管理調査を実施するなど実務知見を蓄積し、アセスメント代行までのマネージドサービスを提供する。

ロードマップ

  1. 2014/1

    デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所を設立

  2. 2025/5

    コンサル・FA・リスクアドバイザリー3法人の合併基本合意を発表

  3. 2025/12

    3法人合併により「合同会社デロイト トーマツ」発足。リスクアドバイザリーは同社内の事業ユニット・採用ブランドに

  4. 2026/1

    AI規制調査を自動化するAIエージェントを開発・発表

将来性を読む軸は、2025年12月の合併で「独立法人」から「専門ユニット」へ立場が変わったという一点にある。

従来は法人単位で予算・評価が完結していたが、統合後は姉妹部門(戦略・M&A)と1つの法人の中で役割分担する形になった。サイバー・AIガバナンス・サステナビリティ保証といった新興リスク領域への投資は継続しており、監査法人グループ由来の「守り」の専門性を、時代の規制トレンドに合わせて更新し続けられるかが、この会社を読み解く鍵になる。

こんな人にピッタリ

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーが合う人・合わない可能性がある人の早見表

会計・監査的な素養を土台に、単一分野ではなくガバナンス・サイバー・不正対応など幅広いリスクテーマの中から自分の専門を見極めていきたい人。

  • 会計・監査的な素養を土台に、幅広いリスクテーマの中から自分の専門をあとから見極めたい

    複数領域を経験してから専門を選べるGAU制度が合う

  • 経営層・CxOと対峙しながら「守り」の経営基盤強化に長期スパンで関わりたい

    ガバナンス・内部統制・サイバーなど専門特化で経営基盤を支える立ち位置が向く

  • Big4グループの規模とネットワークを土台に専門性を積みたい

    合同会社デロイト トーマツ約11,000名規模の総合力を持つ環境が活きる

逆に合わない可能性がある人

志望度を上げる前に、入社後のギャップになりやすい観点も確認しておきたいポイントです。

  • 成長戦略・新規事業・M&A実行など「攻め」のコンサルティングに軸足を置きたい

    姉妹部門のデロイト トーマツ コンサルティングや戦略ファームの方が合う場合があります。

  • 監査法人グループ特有の独立性の制約を避け、少数精鋭・フラットな環境を求めたい

    Protiviti Japanなど独立系リスクコンサルの方が合う場合があります。

  • IT実装・ERP導入など技術寄りの変革プロジェクトを主戦場にしたい

    アビームコンサルティングなど実装特化のファームの方が合う場合があります。

求める人物像

  • 専門性への飽くなき探求心

    クライアントのニーズは個人のノウハウだけでは対応しきれないことも多く、常に時代を先回りした新しい専門性を身に付ける学習意欲・成長志向を重視する。

  • 多様な知見を活かすチームプレー

    「様々な知見を柔軟に活用して高い付加価値を創造できる集団」を掲げ、異なるバックグラウンドの専門家同士がOpen & Flatに対等な関係で協働する姿勢を重視する。

  • 誠実さとプロフェッショナル倫理

    リスクアドバイザリー領域の性質上、誠実さを前提にクライアントの経営課題へプロフェッショナルとして向き合い、倫理的に問題を解決する姿勢を求める。

  • 高い対人・分析・コミュニケーション能力

    チームで効果的にプロジェクトを遂行する対人能力、口頭・文書での高いコミュニケーション力、新しい解決策を提案する分析力が選考で重視される。

入社後のキャリアパス

  1. 入社〜配属決定

    リスクアドバイザリーコンサルタント職はGAU(General Advisor Unit)で複数業務をローテーションしたのち、会計・GRC・デジタル/IT等の専門ユニットへ配属される。AI・アナリティクスコンサルタント職は入社時から専門ユニットに配属される。

  2. 公認会計士Pool(該当者)

    アドバイザリー未経験の公認会計士はRisk Advisory Poolに所属し、様々な領域を経験した上で自ら専門領域・部門を選択できる。

  3. 専門ユニットでのキャリア形成

    専門ユニット配属後は会計・財務アドバイザリー、GRC、IT監査等の領域で専門性を深める。マネージャー以降はクライアントとの関係構築とプロジェクト遂行のリードが主務になる(詳細な年次区分は非開示)。

入社後は「GAU(General Advisor Unit)」と呼ばれる仕組みで、会計・GRC・デジタル/ITなど複数領域をローテーションしたのち専門ユニットへ配属されるのが基本形だ。

公認会計士向けのRisk Advisory Poolも同じ発想で、専門領域を最初から固定せず、様々な業務を経験した上で自分の専門と所属部門を選べる。「最初から一つの専門を極める」のではなく「経験してから選ぶ」設計になっている点が、他のコンサル職と比べた特徴といえる。

年収・待遇

非上場のため有価証券報告書は無い。初任給は公式募集要項の値。平均年収は2025年12月の合併後「合同会社デロイト トーマツ」全体のOpenWorkクチコミ(体験談)ベース(リスクアドバイザリー単体のクチコミは合併に伴い参照不可のため全社数値で代替、2026年9月時点)。

初任給

リスクアドバイザリーコンサルタント(学士・公式)年5,499,996円(固定時間外手当・月33時間分を含む)
同(修士・博士・公式)年5,799,936円(固定時間外手当・月33時間分を含む)

平均年収(出典別)

OpenWorkクチコミ(合同会社デロイト トーマツ全体・体験談)約942万円(回答者1,621名・平均年齢32歳)

年次・役職別の目安

全職位(クチコミ・合同会社デロイト トーマツ全体)約400万〜4,500万円(体験談。職位による差が非常に大きい)

待遇の特徴

  • 初任給には月33時間分の固定時間外手当を含む(公式募集要項)
  • リスクアドバイザリー単体の役職別年収レンジは非開示
  • クチコミの年収レンジは職位差が非常に大きく、部門・案件による幅もある(OpenWork・体験談)

社員のリアルな評判

公式情報だけでは見えにくい、現役・元社員の声から見た実態です(OpenWorkクチコミ(合同会社デロイト トーマツ全体。2025年12月の合併によりリスクアドバイザリー単体のクチコミページは参照不可のため全社データで代替)) 総合評価は4.21/5.0(全80,212社中トップ1%)と高水準。20代の成長環境・コンプライアンス意識の高さを評価する声が多い一方、ユニット・部署間の縦割りや長期的なキャリア形成支援には課題を感じる声もあります(いずれも傾向・体験談)。

総合評価(クチコミ)4.21 / 5.0(回答者2,735名)
月平均残業(クチコミ)約48.8時間
有給消化率(クチコミ)約64.2%

評価する声

  • 社内に幅広い層の専門家がおり、多様な知見にアクセスできるという声
  • 高い成果志向とプロフェッショナリズムが根付いているという評価
  • コンプライアンス意識が強く、働き方改革・リモートワークなど労働環境改善が進んでいるという声

気になる声

  • ユニット・部署間の縦割り構造があり、部署やプロジェクトで雰囲気・忙しさが大きく異なるという声
  • 比較的個人主義的な文化で、チームによる一体感には差があるという指摘
  • 新卒採用の間口拡大と専門性育成のバランスに課題を感じる声がある

就活生

正直、Big4系コンサルって激務なイメージがあります…実際どうなんでしょうか?

編集部

数字で見ると、月平均残業はクチコミで約48.8時間、有給消化率は約64.2%です(合同会社デロイト トーマツ全体・体験談)。突出して軽いわけではありませんが、総合評価は4.21/5.0と高水準で、専門性へのアクセスや成長環境を評価する声が多くあります。

一方で、部署・プロジェクトによる負荷差や、比較的個人主義的な文化を課題に挙げる声もある。幅広い専門家に囲まれて成長したい人には好相性だが、安定した一体感のあるチームを最優先したい人は要確認だ。

なお2025年12月の合併により、旧デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社単体のクチコミページは参照できなくなっている。上記の数値は合同会社デロイト トーマツ全体のものである点に注意したい。

沿革

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーは、デロイト トーマツ グループ内でガバナンス・内部監査・リスクマネジメントを専門に担う法人として運営されてきた(設立時期は一次資料で確認できず、公式サイトでも単体の沿革ページは現存しない)。

大きな転機は2025年12月1日である。姉妹法人のデロイト トーマツ コンサルティング・デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーと合併し、「合同会社デロイト トーマツ」という新法人が発足した。

採用・選考

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの選考フロー
締切要確認(年度・職種により変動。最新は公式採用ページで確認)
募集職種・コースリスクアドバイザリーコンサルタント(会計・GRC・デジタル/ITなどをGAU=General Advisor Unitでローテーション後に専門ユニットへ配属)、AI・アナリティクスコンサルタント(入社時から「デロイト アナリティクス&デジタルガバナンス」に配属)、公認会計士向けRisk Advisory Pool(専門領域を限定せず入社し自ら選択)、コンサルタントアシスタント(CA)職(2年間のアシスタント期間を経て正職員化)、キャリア採用。中京・関西・西日本の地域別採用枠もある。
勤務地東京(本社・丸の内)、名古屋(中京)、大阪(関西)、福岡(西日本)
選考難易度・特徴就活メディア(ワンキャリア)のユーザー評価では本選考総合4.19/5.0・選考難易度スコア4.00/5.0(非公式)。専門職採用で人気が高く難易度は高めとされる。明確な学歴フィルターがあるという公式見解は無い。

選考フロー

  1. Webテスト(言語・非言語・英語)
  2. 一次面接
  3. 二次面接
  4. 最終面接(合格で内々定)

選考で聞かれること

  • なぜ数あるコンサルの中でリスクアドバイザリーか

    面接官が見ているポイント

    戦略提言ではなくガバナンス・内部統制・サイバーなどリスクマネジメント領域を選ぶ必然性まで語れるか

  • 併願するコンサルとの違いは

    面接官が見ているポイント

    他ファームのリスクアドバイザリー部門と比較した上で、志望度の高さを裏付けられるか

  • なぜ監査部門ではなく非監査部門を志望したのか

    面接官が見ているポイント

    会計士資格保有者や監査経験者に問われる定番質問。監査とアドバイザリーの職務の違いを理解した上で語れるか

  • 企業を取り巻くリスクの複雑化をどう見るか

    面接官が見ているポイント

    サイバーリスク・コンプライアンス・ガバナンスなど多様化するリスクへの問題意識を、時事的な理解に基づいて語れるか

  • 志望理由を600字で

    面接官が見ているポイント

    字数制約の中でリスクアドバイザリー特有の志望動機を一貫した論理で言語化できるか

  • 学生時代に一番打ち込んだことは

    面接官が見ているポイント

    ES定番設問。エピソードを通じて主体性と成果への向き合い方を具体的に示せるか

  • 入社後に活かせる強み・経験は

    面接官が見ているポイント

    自身の経験・スキルをリスクアドバイザリー業務へ論理的に接続して説明できるか

  • どの専門領域に興味があるか(会計・GRC等)

    面接官が見ているポイント

    GAU(General Advisor Unit)で幅広い領域を経験してから専門を見極める制度を理解した上で、自分の言葉で志向を語れるか

  • 最近気になるニュースへの見解は

    面接官が見ているポイント

    社会・経済のリスク動向への関心と、構造立てて自分の視点を説明する力があるか

  • 金融や再生可能エネルギー分野のリスクをどう見るか

    面接官が見ているポイント

    業界特有のリスク構造を深掘りされた際に、表面的でない理解を示せるか

  • サステナビリティに興味を持った理由は

    面接官が見ているポイント

    ESGや非財務リスクへの関心を、自身の経験と結び付けて語れるか

  • Risk Advisory Poolで経験したい領域は

    面接官が見ているポイント

    公認会計士がアドバイザリー業務未経験でも専門領域を限定せず経験し選択できる制度を理解した上で、キャリア観を語れるか

  • 東京以外(中京・関西・西日本)の配属は可能か

    面接官が見ているポイント

    地域別採用枠を持つ同社の体制を理解し、勤務地への柔軟性・覚悟があるか

  • リスクに気づいて行動した経験は

    面接官が見ているポイント

    職業上求められる「リスクへの感度」を、日常の具体的な行動エピソードで示せるか

  • 人生最大の挫折経験と乗り越え方は

    面接官が見ているポイント

    困難への向き合い方と、そこからの学習・改善行動を具体的に語れるか

  • 誰にどんなインパクトを与えたいか

    面接官が見ているポイント

    自己満足でなく他者・社会への影響を意識したプロフェッショナル観を持っているか

  • 幸せな時間は何か

    面接官が見ているポイント

    一見雑談に見える深掘り質問を通じて、価値観の一貫性と素の人柄が伝わるか

  • 入社後どんな人になりたいか

    面接官が見ているポイント

    リスクアドバイザリーの専門性を積んだ先の人物像を具体的に描けているか

  • 10年後どんなプロフェッショナル像を描いているか

    面接官が見ているポイント

    GAUでの幅広い経験を経て専門性を確立するキャリアパスを理解した上で、長期的なビジョンを語れるか

  • 最後に何か質問はありますか

    面接官が見ているポイント

    逆質問の意図を問い返されることもあり、単なる情報収集でなく志望度の高さと自走力が伝わるか

インターンシップ

Assurance 3daysインターンシップ等を実施(正式名称・コース詳細は媒体経由の情報のため要確認)。本選考優遇(書類選考免除等)の記載が就活メディアにあるが年度により変動するため、最新の時期・内容は公式マイページで確認。

公式採用ページを見る →

選考は「Webテスト(言語・非言語・英語)→複数回面接→内定」という流れが基本で、公認会計士向けにはRisk Advisory Poolという専門未確定の応募枠もある。

  • 「なぜ監査ではなく非監査(アドバイザリー)か」という質問がある通り、監査とリスクアドバイザリーの職務の違いを自分の言葉で説明できるようにしておく
  • GAU(General Advisor Unit)の仕組みを理解し、入社後にどの専門領域を経験・選択したいか語れるようにしておく
  • サイバー・ガバナンス・サステナビリティなど、志望する専門領域の時事ニュースには一歩踏み込んで説明できる準備をしておく

編集部

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーだけに絞って対策するのは危険!選考と並行して、持ち駒を増やす仕込みもやっておこう。就活サービス17個をカテゴリ別に比較したまとめを置いておくね。

よくある質問

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーは今も別会社として存在しますか?

いいえ。2025年12月1日、姉妹法人のデロイト トーマツ コンサルティング・デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーと合併し、法人としては「合同会社デロイト トーマツ」に統合されています。「リスクアドバイザリー」は現在、同社内の事業ユニット・採用ブランド名として使われています。

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの年収・初任給はどのくらいですか?

初任給は公式募集要項で学士卒549万9,996円・修士了以上579万9,936円(固定時間外手当月33時間分を含む)です。平均年収は合併後の合同会社デロイト トーマツ全体のクチコミベースで約942万円(OpenWork・回答者1,621名・平均年齢32歳・体験談)とされ、職位による差が非常に大きい水準です。

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーの選考難易度・面接は?

就活メディア(ワンキャリア)のユーザー評価では本選考総合4.19/5.0・選考難易度4.00/5.0(非公式)とされます。選考はWebテスト(言語・非言語・英語)と複数回の面接(2〜4回程度、年度で変動)で進み、公認会計士はRisk Advisory Poolという専門未確定の枠での応募も可能です。

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーは激務ですか?評判はどうですか?

月平均残業はクチコミで約48.8時間、有給消化率は約64.2%です(合同会社デロイト トーマツ全体・OpenWork・体験談)。総合評価は4.21/5.0と高水準で、専門性へのアクセスや成長環境を評価する声が多い一方、部署による負荷差や縦割り構造を課題に挙げる声もあります。

デロイト トーマツ リスクアドバイザリーのインターンは選考に有利ですか?

Assurance 3daysインターンシップ等が実施されていますが、正式なコース詳細・優遇の有無は公式一次情報での確認が難しく、就活メディアの記載も年度で割れています。最新の時期・内容は公式マイページで確認してください。

基本情報

上場区分非上場(合同会社)
グループ合同会社デロイト トーマツ内のリスクアドバイザリー事業ユニット・採用ブランド。デロイト トーマツ グループの一員(監査は有限責任監査法人トーマツ、税務はデロイト トーマツ税理士法人が別法人として担当)
沿革旧デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社として運営(設立時期は二次情報のみで一次資料未確認)/2025年12月1日、3法人合併により「合同会社デロイト トーマツ」内の事業ユニットへ再編
本社東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 丸の内二重橋ビルディング
代表者合同会社デロイト トーマツ 代表執行役 鹿山真吾(2026年6月1日付で木村研一〈発足時代表〉より就任)
資本金要確認(合同会社デロイト トーマツ全体で300百万円との情報があるが一次資料未確認)
従業員数合同会社デロイト トーマツ全体で約11,000〜12,000名(2025年12月時点)。リスクアドバイザリー領域単体の人数は非公開
売上高個社・部門別は非公開。デロイト トーマツ グループ業務収入3,907億91百万円(FY2025・前年比+8%)
事業領域ガバナンス・内部監査・サイバーリスク・フォレンジック・第三者リスク管理(TPRM)・規制対応・サステナビリティ保証など企業のリスクマネジメント全般

同業他社と並べて見ると、その会社ならではの強みや立ち位置が浮かび上がります。志望理由づくりの比較材料にどうぞ。

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最終更新: 2026-09-10