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就活がうまくいかないのはなぜか|どこで詰まっているかを見分ける【27卒・28卒】

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就活がうまくいかない理由は人によって違います。選考結果が出ているのか、そもそも動けていないのかで分け、どの段階で詰まっているかを見分けたうえで、次に読むべきものを示します。

読了目安 約11

「就活 うまくいかない」と検索したとき、いちばん困るのは自分が何につまずいているのか分からないことだと思います。

先に結論を書きます。うまくいかない理由は人によって違い、まず「選考結果が出ているか、そもそも動けていないか」で対処がまったく変わります。

この2つを混ぜたまま対策を探すと、動けていない人が面接テクニックを読み、面接で落ちている人が「まず動きましょう」を読む、という遠回りが起きます。この記事は原因の切り分けだけをします。具体的な対策は、切り分けた先の記事に置いてあります。

まず分ける:選考結果が出ているか、動けていないか

同じ「うまくいかない」でも、状態は2つに分かれます。

自分がどちらかは、直近1か月で選考の結果通知を受け取ったかどうかで判断できます。受け取っているなら前者、受け取っていないなら後者です。

選考結果が出ている人:どの段階で落ちているか

落ちている段階を数えてください。段階によって原因の範囲が変わります。

書類で落ちる

ESや履歴書の段階で止まっているなら、原因は書類の中身か、そもそもの提出数です。

書類の中身に不安があるならESが通らないを読んでください。書く材料そのものがないと感じているならガクチカがない自己PRがないが対応します。

一次・二次面接で落ちる

一次で落ちる人と二次で落ちる人は、詰まっているものが違います。 一次は伝わり方、二次は内容の解像度の問題であることが多いです。

詳しくは一次面接・二次面接で落ちるにまとめています。

最終面接で落ちる

最終まで進んでいるなら、書類も面接の基本も通用しています。それでも落ちるときは、別の要因を見る必要があります。最終面接で落ちるを読んでください。

どの段階も通らない

書類も面接も通らないなら、個別の対策より先に受ける企業の選び方を見直す段階です。就活で全落ちしたとき、早期選考で全落ちしたなら早期選考全落ちが対応します。

編集部

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その症状の裏に、別の原因があることがある

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。

落ちている段階と、本当の原因は一致しないことがあります。 症状だけを見て対策しても直らないのは、そのためです。

面接で落ちるとき、疑うべきは志望動機かもしれない

面接で落ちるからといって、原因が話し方や受け答えとは限りません。志望動機が薄いまま進むと、面接の深掘りでそれが露呈します。

自社への熱意が2番目に来ています。 面接対策を繰り返しても変わらないなら、面接そのものではなく志望動機を疑ってください。

書類で落ちるとき、疑うべきは提出数かもしれない

書類で落ちる人が全員、書類の質に問題があるわけではありません。母数が少なければ、通過ゼロは普通に起こります。

5社出して5社落ちたのと、20社出して20社落ちたのでは、意味が違います。前者はまだ判断できる段階にありません。応募先の数については持ち駒がゼロのときを読んでください。

大学名で落ちていると感じるとき

同じ調査で、大学・大学院名を重視すると答えた企業は21.9%でした。ゼロではありませんが、人柄93.8%や熱意73.4%と比べれば下位です。

大学名を理由にすると、変えられないものに原因を置くことになります。 先に変えられるほうを見てください。

動けていない人:何で止まっているか

ここからは、選考結果がまだ出ていない人向けです。

まず言っておきたいのは、動けていないことと能力は関係がない ということです。止まる理由はたいてい仕組みの側にあります。

何から始めるか分からない

就活の全体像がつかめていない状態です。この場合、自己分析から始めると高い確率で止まります。

就活何もしてないのは手遅れ?で、何もしていない状態を4つに分けて整理しています。出遅れの自覚があるなら就活に出遅れたときも対応します。

自己分析ややりたいことが決まらない

「やりたいことが分からないから動けない」は非常に多いパターンです。ただしやりたいことは、選択肢を知る前には出てきません。

自己分析ができないときを読んでください。

気力が出ない、疲れている

これは対策の問題ではありません。休み方と再開の仕方の問題です。就活に疲れたときの休み方に、応募先の絞り方と再開の手順をまとめています。

応募数が足りないだけかもしれない

自分の活動量が平均とどれくらい違うかを見ると、判断材料になります。

この数字を大きく下回っているなら、うまくいかないのではなく、まだ試行回数が足りていないだけの可能性があります。

逆に大きく上回っているのに通らないなら、量ではなく選び方か中身の問題です。

SNSを見て焦っているだけかもしれない

選考結果自体は悪くないのに、SNSで内定報告を見て「うまくいっていない」と感じている場合があります。

実際の結果と、感じている不調がずれていないか を確認してください。判断材料は、直近1か月で選考が前に進んだかどうかです。進んでいるなら、うまくいっていないのではなく、周りと比べているだけです。

情報収集そのものをやめる必要はありません。企業の採用情報を見るのは続けていい。人の内定報告を見るのはやめていい。 分けられます。

数字で見る現在地

焦りの多くは、自分の位置が分からないことから来ます。

27卒(大学4年)の場合

マイナビの調査では、27卒の7月末時点の内々定率は83.7%、就職活動を続けている人は30.9%でした(2026年7月25〜31日調査)。

継続者には内定を持ちながら続けている人も含まれるため、単純に「17%が未内定」とは読めません。ただし7月末の時点で3割が動いていた ことは確かです。10月以降も採用を続ける企業はあります。時期を変える選択肢は秋採用にまとめています。

28卒(大学3年)の場合

本選考の広報活動が始まるのは大学3年の3月です。いまは準備期間であり、結果が出ていないのは当然です。

この時期に「うまくいかない」と感じているなら、それはインターンの選考結果か、周りとの比較のどちらかであることが多いです。

就活は平均9か月続く

就職白書2026では、実質的な就職活動期間の平均は9.13か月でした(就活終了者、n=1,078)。

数か月単位で結果が出ないことは、この期間の長さから見れば異常ではありません。

まだ受けていない会社がある

「うまくいかない」と感じる原因が、受けている企業の幅の狭さ にあることもあります。

知っている会社が数十社しかない状態で志望先を決めると、落ちたときに次がありません。業界の広がりを知る取っ掛かりとして、次のような会社を見てみてください。

企業業界どんな広がりが見えるか
岩谷産業商社産業ガスやエネルギーを扱う専門商社。総合商社以外の商社の形
JCB金融国際カードブランドを持つ決済事業。銀行・証券以外の金融
IHIメーカー航空エンジンやプラントなど、消費者から見えない重工業
伊藤ハム米久HDメーカー食品の製造と流通。身近な商品の裏側にある事業
アバントグループIT・通信企業の経営管理を支えるソフトウェア。BtoBのIT

よくある質問

複数の段階で落ちています。どれから手をつければいいですか?

いちばん手前の段階からです。書類も面接も落ちているなら、まず書類を通せる状態にしてください。

面接の練習をしても、書類が通らなければ面接の機会自体が来ません。

原因が分からないまま応募を続けてもいいですか?

続けて構いません。ただし、落ちた段階だけは記録してください。

書類なのか、一次なのか、最終なのか。10社分たまると、どこで詰まっているかがはっきりします。原因の特定には、ある程度の試行回数が必要です。

Webテストで落ちている気がします。

Webテストは対策すれば結果が変わる領域です。市販の問題集を1冊、繰り返し解くのが基本です。

なお、企業が採用基準として能力適性検査の結果を重視すると答えた割合は30.7%でした(就職白書2026)。重視する企業とそうでない企業があります。

まとめ

「就活がうまくいかない」は、症状であって原因ではありません。

まず選考結果が出ているかで分ける。出ているなら落ちた段階を数える。出ていないなら、着手・自己分析・気力のどれで止まっているかを見る。そのうえで、症状と原因がずれていないか(面接落ちの裏の志望動機、書類落ちの裏の提出数)を疑う。

この順で切り分ければ、次に読むべきものが決まります。全部を一度に直そうとしないでください。 詰まっている場所は、たいてい1つか2つです。

よくある質問

就活がうまくいかない原因はどうやって見つけますか?
まず「選考結果が出ているか」で分けてください。書類や面接で落ちているなら、どの段階で落ちているかを数えると原因の範囲が絞れます。まだ応募自体をしていない、または応募数が少ないなら、選考の技術ではなく着手や母数の問題です。この2つは対処がまったく違うため、混ぜて考えると遠回りになります。
対策しているのに落ちます。何が足りないのでしょうか。
落ちている段階と原因が一致しないことがあります。たとえば面接で落ちる場合、面接の受け答えではなく志望動機の薄さが深掘りで露呈しているケースがあります。就職白書2026では、企業が採用基準で重視する項目は人柄93.8%に次いで自社への熱意が73.4%でした(n=1,182、複数回答)。面接対策だけを繰り返しても直らないなら、志望動機のほうを疑ってください。
周りは内定を持っています。自分だけ遅れていますか?
27卒の場合、マイナビの調査では7月末時点の内々定率は83.7%、就職活動を続けている人は30.9%でした(2026年7月25〜31日調査)。内定を持ちながら継続している人も含まれるため単純な未内定率ではありませんが、7月末で3割が動いていたことは確かです。28卒はまだ準備期間で、焦る段階ではありません。

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